ネタバレ・感想ありキスのレビュー

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高校生の軽い淡い恋愛じゃなかった
2024年12月21日
胸がギュッとなって涙が出そうになるくらい切ないのに心が温まるシーンもたくさんあり今作も最高でした
あまり良いとは家庭環境の受け、苑
地元の有力企業の跡取り息子の攻め、明渡
苑は家でも学校でも居場所のない子でネガティブで受け身ですが、ウジウジした感じは全くなく、自身ではどうにもならない事で酷い扱いを受けているということから自分を守るためにいろんなことを諦めて嵐をやり過ごすような方法をとっているタイプ
ネガティヴですがオドオドしてないので好きなキャラクターでした
攻めのいとこの女の子カナコの前でクラスメイトに揶揄われ、揶揄われた辛さでなく自分はこういう扱いをされても良い人間だとカナコに気づかれたことを恥ずかしく思う
こういう心理描写は流石だなと思います
単純なカプの好きだの嫌いだのだけでなく、キャラクターの背景がしっかり作り込まれてるのが一穂さんのすごいところ
後半とんでもない展開になりますが、わたしはキャラの気持ちにも展開にも納得できました
ただ消化不良というかここからもっと見たい!という気持ちがあったので、続編のラブキスが楽しみです
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途中は
2024年10月17日
読み続けるのしんどいかも、と思ったけど、なんだかんだでハピエンだったので良かった
続編もこの後読みます
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何度かこの話から逃げ出したくなった
ネタバレ
2024年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一穂ミチ先生初めましてこんにちはな読者です。一番有名な某シリーズは受けの性格が受け入れがたく、今のところ手にしておりません。これはなんか、冒頭の図書館に通っているどこにも居場所のない受けの様子が気になりました。この子はどんな大人になるのだろうか、攻めはこの地元のボンボンなんだろなーというぼんやりとした、一抹の興味からです。この作者さんの本は何となく好きにならないような気がしていました。そういう勘みたいなものは外さない質なので、きっとこれと続編のラブしか読むことはないでしょう。逆に言えば、きっと自分とは合わないだろうなと思い続けていたにも関わらず、購入する気になった稀有な作品です。結果的に買って良かったのかもしれません。やっぱりこの胸を抉られるしんどさは性に合いませんでした。真っ先に攻めの手術後どうなったのかまで飛び、ラストまでを薄くさらった後にようやく読了しました。こういう攻めはハッキリ言って好かないです。嫌いだと言ってしまえれば、むしろ楽になれるのですが、それはわたしの気持ちに一番近い言葉ではありません。受けが自分のことをすきになるように、たくさんの飴を用意して、2人の愛の巣まで作り、戸籍上も法律で認められた家族になったというのに、この仕打ちはBLにおける攻めとして、最低だと思います。しかも、二年ぶりに再会した受けに正直言って重かった、身軽になったとか言ってしまうタイプの攻めです。それを正直に開示してしまうのがこの攻めなのはわかりますが、受けが不憫でなりませんでした。出自が恵まれない受けはすべからく攻めに愛し抜かれて欲しいと思っているので、攻めの身勝手さに納得がいかないというか…また東京に戻ってきて、受けとより戻すつもりなら、半端な覚悟で近づいて来ないでほしいんですが、どうなる次巻…という感じです。思っていたより、ストーリーの運び方とかこの作者さんの文章の流れは好きな部類だと思ったのですが、攻めへの不満が多いです。受けには幸せになって欲しいんだ。受けこそ、攻めからの呪縛から解き放たれて別の人見つけたって良いと思った。大人になった苑は何にだってなれるんだから。
2人の軌跡。
ネタバレ
2024年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 苑とアキト。
2人の出会いと、過ごした時間。
互いの家庭環境から、つちかわれた性格もあり、なかなかアキトへの気持ちがはっきりしなかったものの、アキトの病気から、一気に加速する苑の気持ち。だけど、手術後の状態で、またうしろめたさがあって、苦しいながらも離れるところは、切なかった。でも、やっぱりまだお互いが好きで、でもアキトが動かないと苑をつかまえられない。
アキトの行動力でむくわれる恋再燃。続きがあるので、気になると思う作品です。
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続編のラブもあわせて読んでください
ネタバレ
2024年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ イエスかノーか半分かで一穂ミチ先生を知って、他の作品も読みたいと思い購入。でもレビューをチラ見すると明るい話ではなく、悲しい、切ないみたいな単語が並んでて、「手術」って単語まできたから、あれもしかして死と隣り合わせのお話しなのかなと覚悟して読んでみたら愛の形が素敵すぎます。。イエスかノーか半分かでも思ったんですが、それぞれ愛情表現が違って、でも相手のことを想ってることが強く伝わってきて、今作でもこういう愛し方もあるのかとハッとさせられました。
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ネタバレなしで読んで
2024年9月24日
初めて読んだ時、こんなbl小説があるなんて!と衝撃を受けました
もう何度読んだかわからないぐらい繰り返し読んでます。ストーリーはわかりきっているのに読む度に涙して、心に染み渡る文章が好きで好きでたまりません。
ネタバレしないで読んで欲しいので、内容については敢えて触れませんが、一穂先生はどうしてこんなお話が思いつくのでしょう。気持ちが落ちている時に読みたくなります。飽きることのない1冊です。
そして、確実にキス2も読みたくなります
すごく良かった
ネタバレ
2024年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 苑も明渡も両方ともすごく好感の持てるキャラクターで、どちらかに感情が偏り過ぎることなく、2人の選択や行動に自然に感情移入しながら読むことが出来ました。購入時にネタバレを少し見てしまったのもあり、後半の明渡の変化にも心の準備をしていたけど、苑の気持ちを思うと辛かったです。今作は一応の結末を迎えているけど、今作で完結ならちょっと消化不良でモヤモヤが残ったので、続編も一緒に購入したので、2人のその先を読むのが楽しみです。イラストも作品に合っていてすごく素敵でした。
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引き込まれました
ネタバレ
2024年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の時から人生を諦めた思考の苑と、苑と正反対な皆の中心になる存在、明渡。明渡の執着するかのような苑への態度、二人に起きた明渡の手術とその後にもう目が離せなくて、苑に幸せになって欲しいと願いながら読みました。
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そんなことあるんだ!脳の不思議
2024年6月26日
親にほぼ育児放棄されてる苑の様子や思考は読んでいてとても悲しい気持ちになります。親って選べないもんね。辛い。明渡の存在が本当に救いです。中盤から一気に話が盛り上がり、ぐいぐい引き込まれました。タイトルからキスしかしないのかな?と勝手に想像してたけど違いました!明渡がグイグイきて、おおってなりました!いろいろ考えさせられるお話で、読んでよかったです。続きのラブもオススメです!
切なさの向こう
2024年5月27日
お勧めの1冊です。
ただ切ないエピソード満載で何度涙したことか。
特に明渡の手術後の2人の様子を読むと心が砕け散りそうになります。
苑に幸せになって欲しいと祈りながら読みました。
幾多の試練を乗り越えた2人には安堵しました。
万事塞翁が馬とはこのことですね。
最高でした!
2024年5月25日
苑の子供時代が辛く苦しいと思い読んでいて、一穂先生の物語の信頼を元に読み進めて行けば行くほど引き込まれていきました。
苑の不器用でもどかしい人物像、反対に明渡の情熱的な人物像その二人に惹きつけられます。
心揺さぶるストーリーですがラストの再会後の二人の様子をもう少し見たかったと思ったら、なんと続編あるではないですか〜ほっとしました。一穂先生流石です!あと表紙が凄く美しい。
⭐︎5なんだけど、なんだけど😩
ネタバレ
2024年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 滝かな?ってくらい泣けましたし、泣いてるんですけど、続編あるのでそちらで回収出来ればいいのかな?文章などは流石でとてもいいんですが💦ツライ、、、、
うまい凄い面白い
2024年2月25日
作者買いです。イエス・ノーが番外編含め面白い作品で、技量というか全てにおいて頭一つ抜けてる作家さんだなと改めて思い、ユーチューブでオススメされてたこちらを次に読もうと決めて購入しました。一穂ミチ先生の作品は正直面白いけど攻めにも受けにもキャラクター的に沼ることは無いのです。多分好みのタイプじゃ無いのです。でも読み始めたら面白くて文章も上手くてサブキャラも魅力的で読む手が止まらないです。ホントに不思議です。天才作家の客観性が私に共感を覚えさせてくれないのかな……。でも続きも読みますよっ。面白いもん。
一穂ミチ先生の文芸作品も大好きですがBLの新作もずっと待ってます。
一途なキス
2024年1月27日
あまりにも苑の両親が自分勝手で酷くて悲しくなった。両親や友人達からの罵声や叱声や愛情のない冷たい態度によって、消えてしまいたいとまで思っている事に胸が苦しくて涙が出ました。そんな苑に執着する明渡が、一途でいつもそばに居てくれる唯一の存在でよかった。凄くシリアスなストーリーなのでアニメ化して観てみたい。イラストも繊細さが作品に合っていて素敵ですね。
最後まで苑が心配で心配で苦しくてハラハラしました。ラストでの、まだ大丈夫…と自信を持ち始めた苑の自問自答に、ウゥ〜大丈夫だよ〜幸せになって!とまた涙が出ました。
良い
2024年1月11日
幼馴染の恋愛で、2人が魅力的で良かったです。営みも書かれており、読み応えがあります。皆さんに読んで欲しいと思いレビュー書きました。
ぜひぜひ読んでみて下さい。
この先も重要ポイントを見落とさないでいて
ネタバレ
2024年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私の拙い文章では、全くと言っていいほど良さを伝えられないのが残念でならないくらい、本当に素晴らしい作品だと思います。ぜひ『ラブ・キス』も続けて読んでほしいです。読みやすさで言えば『イエスノー』シリーズだと思いますが、人間関係の複雑さや深すぎる人物設定、過去と現在の絡みなど奥行きと重厚さはがこちらかなと思います。
あらすじでは、「ターニングポイントではいつもキスがあった」と紹介されていて、幼馴染み二人の可愛らしい恋物語…的な話を予想していたので、全く違う現実を突きつけられた衝撃は大きかったです。点(キス)と点を繋ぐ線(二人の人生)、正直、見失ってしまうくらいに遠い点同士だと思うのに、よく繋げられたなと思います。高く厚い壁に阻まれたり、危険物並みの障害に邪魔されたりの二人だけれど、この先も遠くても小さくても、大事な点を見落とさずに線を繋げていってほしいと思いました。
作家買
2023年6月29日
一穂×yoco♪最高かww読むのが苦しくなんのよね~でも読んじゃうんよね~wwなんなの?中毒?素敵イラストも手伝って一気読みでしたww
胸が痛くなるお話
2023年6月22日
同級生物ですが、一穂先生のお話なので、もちろん単なる同級生物ではないです。主人公と攻とに家庭環境に大きな差があり、そこがリアルで胸が痛くなるお話です。続きがないとつらすぎる、と思っていたら無事に続巻も発売されて安心し、けれどまた胸が痛くなりながら読みました。人によっては単なる日常になってしまうかもしれないお話を、一穂先生は本当に丁寧に書かれる作家さんです。
またまた、一気に読みました。
2023年3月12日
苑と明渡の関係が、何年か毎に綴られ、その都度の二人の関係にどきどきしました。そして、大人になり揺るがない関係かと思いきや…ズドンと落とされます。さすが、作者様です。もう、私の胸もキリキリして、物語の最終に向け一気にかけました。きゅんとしたい方、おすすめです。
良いです
2023年1月27日
新聞社シリーズとか他にもいくつか読んでいて、重めの作品ほど好きだなと思う作家さん。受けの設定がまぁまぁ酷くて、でも十分に存在しうる家庭環境だったりするのが真に迫って読み出したら止まらない。途中の大きな転換点の出来事は、予測できる範囲だなと思いつつ読んでいたらその原因が予想外で、うーん!やられた!と思いました。その後の展開がもう泣ける泣ける。良かったです。もちろんラブの方もすぐに読みました。
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実質上巻
ネタバレ
2022年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ すぐにラブキス2、を読みました!
もう絶対これは2冊をまとめて読まねばですよ!!

BL脳に染まっていた頭をガンと殴りつけられたような作品でした。ほんとつらかった……
でもほんと読んで良かった作品です。
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最後まで 一気に読んだ
2022年12月4日
紙の本で読んでいると 左手
がどんどん軽くなって
ここで終わり がわかりこのまま終わって欲しくないのにと思うけど
電子だと ページ数を確認しないと残りページがわからないから
幸せで終わらせたるなら
もう少し先があるはず…。
と 最後は少しハラハラした。
ネタバレ読まずに読んで欲しいです。
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願いが叶った
ネタバレ
2022年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいて、苑が不憫すぎるので幸せになって欲しかった。後半は、苑の元に明渡が戻るのをずっと待ちながら読みました。はぁー、感無量です。読みごたえのある1冊でした。続編もあるので、苑がもっと幸せになれるのを期待して読みます!
表紙に惹かれて
2022年9月15日
表紙に惹かれて購入。じんわりしんみり。いい話でした。二人の性格が読んでてよくわかって感情移入してました。途中辛かったけど最後は夜明け。それにしてもこういうことって本当にあるのかな。ありえるのかもしれないよな〜と思いつつ、じっくり読みました。ラブキスへ続く!
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切ない
2022年8月24日
神様のいたずらかという展開にこのラストは喜んでいいのか悩みました。
過ぎていく時間の中でいろんな気持ちが重なり離れてどこに行きつくのか苑の気持ちで見届けたそんな物語です。やるせないって感情が1番あてはまりました。
この気持ちを持ったまま続編を読みたいと思います。
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次作までしっかり読みました
2022年8月6日
非常に申し訳ないけどこの作者さんの人気作は苦手だったので、この作品もどうしようかな悩んで購入しました。
読んでよかった!!!いや、他の作品も読んでみようかと考えています。
引き込まれる作品
2022年8月6日
「イエスかノーか半分か」で好きになった作者さん。読み始めたら、先が気になる文章で、最後まで愉しく読みました。苑の育った環境や考え方など、それぞれの人物像が上手く文章になっています。ラブキスの方も買ったので、読みます!
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キス、ラブと纏めて読んでください。
2022年5月30日
キス、続編のラブまで読みました。
初一穂ミチさん作品読みです。
何かオモロイ小説ないかなぁ〜とグルグルとググってて、何となくパブリックスクールの絵師さん(パブリックの方はシーモア何故かリンク付いてないけど…)で検索して出てきた作品を見てて気になり、あらすじや試し読みレビュー見て、ポチりました。

ネタバレかビミョーなラインてすが…キスは、ハピエンかそうじゃないか、と聞かれたら、そうじゃない?って思う人が多い気がします。
自分は、むしろもう少しバッドエンドを感じるぐらい?作者がハピエンと言ってても読者はバッドエンドやん?って思うくらいの作品の終わりも好きなので、もっと振り切ってもエエんやで?と思いつつ、かなり楽しく読み切りました。

いっこ、ただ気になるのは作者のあとがきは、ストーリーの文章と同じページにしないで欲しいなと。文章の余韻に浸れなくイラッてします。せっかく楽しく読んどったのに。ページの都合なのか編集の都合なのか分からないですけど、これは直して欲しい。
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恋のきっかけ、恋のカタチとは
2022年5月18日
幼馴染みの苑(受)と明渡(攻)の一言で言い表せない関係が、子ども時代〜高校生くらいまで(地元)と社会人になってから(東京)と舞台を変えて、丁寧に描かれています。
苑が不遇な子どもで陰の存在なのに対し、万事に恵まれた陽の存在明渡。前半はその明渡の執着とも言える押せ押せ展開です。一方の苑は終始受け身。それは生まれ育った境遇も大いに関係しているのですが、なんというか心の奥が閉じているというか、受け身なんですが別にナヨナヨしたキャラじゃないんです。自己防衛のためもあって淡々と受け止める、受け止めようとするキャラなんですよね。
執着攻めとほだされ受けの話のような説明をしましたが、このお話、単なるそういう幼馴染みBLじゃないんです。前半と後半で世界が反転するような出来事がおこります。
えーっ!そんな展開!と、初見のときは胸が痛くてギュッと抑えながら読みました。
計算された物語の設定と、卓越した心理描写で感情を揺さぶられます。
そこからお互いが自分の気持ちとそれぞれ向き合って、また新たな一歩を踏み出すまでが本作。
完結はしていますが、続編『ラブ キス』があるので『キス』を読んだ方は『ラブ キス』もセットで必読です。
たぶん本作のみだと人によってはハッピーエンドなの?とモヤモヤが残るというか、明渡ーーー!そりゃないよ!と思う人もいると思いますが、『ラブ キス』まで読むと安心できると思います。

余談ですが一穂先生のBL小説は濡れ場がいつも官能的で好きなのですが、本作もすごく良い。
しっとり湿度を感じるような色っぽさで素敵でした。

普段わかりやすいハッピーエンドが好きで切ない系はほぼ読まないのですが、このお話はすごく好きでラブキスまで含めて何度も何度も読んでいます。
イエスノーに比べると大衆向けではないですが、一穂先生は心理描写が丁寧なので何度読んでも引き込まれます。
溶けてまた固まったアイスの例えが秀逸で好きでした。
蛇抜
ネタバレ
2022年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の苑の苗字の蛇抜。昔からの言い伝えで蛇抜とは土砂崩れの事でその苗字のために嫌な思いをしてきます。家庭にも恵まれず諦めるくせもついてしまい、読んでいるのが辛かったです。子ども時代から大人時代へと変遷し、やっと!と一歩踏み出し喜んでいただけあってその後のくだりは涙が止まりませんでした。終わり方がハッピーエンドだけどハッピーエンドだよね?と確認したくなる感じでした。他の方のレビューで続編?があるとのことなので読みたいと思います。
たくさんのキスとひとつの愛
2022年3月27日
今は一般小説で有名になられた一穂ミチ先生のBL小説。17年出版。キス→ラブキス のシリーズ。表紙やイラストも静かで切ない作品内容に合っていてとても素敵です。この作品では家庭環境が違う幼なじみのふたりの成長と共に、全て一筋縄ではいかない切ない別離と再会が書かれています。このラストはあまりスッキリしないので、続編書かれて良かった〜。ラブキスも読んでください。BLならではの、幼なじみの関係が一線を超えるシーン、お好きな方ぜひ。
諸事あってしばらくレビューも読めない書けない状況で悶々としてたのですが、久しぶりに小説を読んだら、ミチ先生の書かれる世界が目の前に鮮やかに広がり、私はそこにいないはずなのに確かにそこにいてふたりの成長と葛藤をつぶさにみてましたよ。胸熱くなりました。ミチ先生ありがとうございます、元気出てきました。
えげつないストーリー。
2022年2月7日
はっきり言って『キス』ってありきたりなタイトルだし
yoco先生の素敵な表紙だし、高校生の甘く切ない初恋のストーリーとかかな?
と勝手に想像していた私を殴ってやりたい。
今までに漫画で泣いたり、小説を読んで泣いたりとかは今まで生きてきて本当に数回ぐらいしかない。今までにBL作品で涙を流したことは1回もない。
けどこの作品はタイトル・ふんわりした表紙からも全く想像できない。
読んでいてしんどくて、後半は本当に泣きながら読んでしまった。えげつないストーリー。
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続編出た後に読んで良かった!
ネタバレ
2021年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ものすごく中途半端でしかも今からって時に突然ストーリーが終わったので、続編出た後に見つけれてほんとに良かったー!っと思いました!

のんびり苑と明渡の距離が縮まってきたなと思ったら、やっぱりそんなスムーズな展開にはならないですよね。
血腫で明渡が倒れて手術することに。
手術は成功するもの予想と少し違う方向への展開に。そして苑の決断に心が痛くなりました。
苑がキスをねだって明渡が目をつぶっている間に姿を消し、タクシーの中で号泣する場面が本当に辛かったです。
元気な時に読んだほうが良いです。
2021年9月14日
「イエスかノーか」の対極にある作品です。だから気分が落ちている時には避けた方が良いと思うほど重く暗い話です。そして後半は辛く切ない。心揺さぶられる作品だけど、それ故に読み返すのに勇気が必要でした。
深い話でした
2021年8月19日
苑の子供の頃からの価値観、大人になってもそのまま。ひたむきに、おおらかに、そして強引に明渡はそんな苑と一緒にいることを望む。
2巻では2人の感情が、いや感覚かもしれませんが変化します。そこがまた良くて、とにかく登場人物の感情の描写がとてもうまく涙を流しながら一気に2巻まで読みました。ぜひ、この作品の中に入って体験して欲しいです!
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辛い…
ネタバレ
2021年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ いつか報われる、いつかって思いながら読み進め、まさかの展開に声が漏れるほど泣いてしまいました(泣)なんで…本当にこの一言。でも子どものときより自由だし、できることも増えて良い方向に進んでるんだろうけど…。お父さんのことは何とも言えないです。自業自得な最後なのかなって、奥さんにも出て行かれた男の人って弱いから…。どんなに自転車磨いても、子どものころのことは消せない!
続きがあるようで、この先に期待します!報われて欲しい。
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苑に幸せになって欲しい…
2021年6月18日
割引しているときに購入しました。
幼馴染モノの作品が好きで色々読んでいるのですが、溺愛甘々ではなく作品の中にリアリティがあって面白かったです。一穂先生流石です(TT)もともと明渡が裏表のない面倒見が良い性格なのもあるんだろうと思います。夏祭りの時に事故出来た脳の腫瘍が圧迫した為の執着「好き」でも、明渡が一緒にいてくれたから例え手術で気持ちがなくなっても苑は「ありがとう」しかないところに泣けました。2人の関係が元に戻るのかハッキリしないままご想像に…で終わっているので続きが気になります。
続編も読みます。
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すごく引き込まれた
ネタバレ
2021年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 半ば過ぎまで不思議な小説だなと思って読んでました。主人公の苑が喜怒哀楽の薄い子で、とにかく何があっても感情が揺れない。BLを読んでいるはずなのに相手を愛しく思ったり切なくなったり全然しない。恋愛感情がこれ程見られないのも珍しいと思いました。だけどそれが詰まらないわけでは全くなくて。苑の掴みどころのないふわふわした語りが何か胸に引っかかり、どんどん読み進んでしまう。気付けばすごく引き込まれてました。
途中この話はどこへ向かっているんだろう、どうなったら決着がつくんだろうと思っていたら、中盤に衝撃が。ああここに繋がるのかと目眩がして思わず一度閉じてしまった。ただ切ないとか哀しいとか一言では言えない苦しさがあって、この辺りの描写はさすが一穂先生だなと思いました。しかし最後はちょっと急ぎ足でまとめてしまったような気も。明渡がもう一度苑を求めたのにもう少し説明が欲しかった。終盤まですごく面白かっただけにあっさりに感じてしまいました。でもこの辺は続編を読めばスッキリするのかもしれません。続いてラブの方も読んでみます。
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ネタバレ
2021年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです!
イエスかノーか半分かを買ったのをきっかけに何作品か読みましたが相変わらず凄い、繊細かつ流れるかのような文章、、イエスノーみたいに少しコミカルな作品も良いけど、こんなせつない作品も良い、、他の、高評価だけど、あれ?みたいな作品とは違います。
あといくつかまだ読んでない作品もありますが追いかけたいと思います。

恵まれなかった子供時代を過ごした受の苑(その)と、周りから大事にされて育った正反対の攻です。
始め攻からの→→→受の猛攻がツボにハマりました。スパダリっぽいけど全然違います。
途中ちょっと無理矢理なエッチシーンがありますがめちゃくちゃ興奮しました。
BLでなかったら読んでいたかわかりませんが、めちゃくちゃいろんな人に勧めたい作品です。
良かった
ネタバレ
2021年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中盤でやっと2人の思いが重なったと思ったら…すごく切なくなって、可哀想で…。続きがすごく気になって、すぐに読んじゃいました!ハッピーエンドで良かった、!
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切ない
2021年1月22日
不吉な名字や邪険にする親から逃げるように息を潜めて生きる主人公の苑と恵まれた人生を溌剌と生きる幼馴染みの明渡。ようやく想いが重なった後のあんまりな種明かし的展開のやるせなさ。落差のある作品で面白かった。
恋心が生まれた時
2020年12月27日
対照的な苑と明渡の子供時代が豊かな表現力で書かれていて行く先を追わずにいられない。苑の目線で語られる心のうちが読んでて苦しい。非力な子供だった苑が成長するにつれ強くなろうとするのではなく諦める心のクセを育ててしまうのはけっこうリアルかもしれない。後半、二人に降りかかった困難はもう泣けてしまう。まるで違う話ですが木原音瀬さんの「パラスティックソウル」を思い出しました。愛だと思っているものが本物か、この恋心がどこからきたのか、切ないほど愛しい気持ちがあるのに愛することができない苦しさ。前半にふたりの人物像がしっかり伝わっているから後半の展開がもどかしく、やるせないです。あっという間に読みきりました。あーまた貢ぎ作家に出会ってしまった(本望)
すごく良い!!!
ネタバレ
2020年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一気読みしました!中盤までなんの問題もなく二人の距離がゆっくりゆっくり近づいていくのを微笑ましく読み進めていたら、後半ガツンとやられました。そんな、、、、。苑が可哀想で可哀想で。。。ラスト、ハッピーエンド?で終わっているので、続きを読みます!
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作者は天才
2020年8月3日
一穂先生の作品、かなり読んでますが、ハズレが無いのがすごい。この作品も情景が浮かんで来て入り込めました。2番目に好きな作品です。おすすめ。
作者買い
ネタバレ
2020年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ イエスノーからドハマりして著書を買い漁ってます。こちらの本もすごく良かったです。小学生から27歳くらいまでの長い期間の2人の関係性を丁寧に描いていて、途中、せつないしどうなるんだろうと思うこともありましたが、2人がまた同じ道を歩むことができて良かった。
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すごくよかった
ネタバレ
2020年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 苑の不幸な家庭環境がとても悲しくて切なかったです。でもそんな苑にずっと付いていてくれている明渡がとても頼りになったし心強かったのに、ようやく苑も恋に目覚めたのに…と、苦しくなりました。作者さんの感覚的な表現力がリアリティがあって、すてきです。作者さんの作品の中でもかなり好みでした。最後はなんとかハッピーエンドでよかったです。続編も読みます。
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一筋縄では行かない恋路
2020年6月19日
終盤に突然ジェットコースターみたいに振り回された後、てっぺんから振り落とされた気分になりました。さすがのストーリー展開で、スパダリ執着攻めが好きな方にはおすすめです。
途中窒息しそうになりました
ネタバレ
2020年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛するとか、愛されるとかいう感情を全く自分の中に持っていない苑のモノローグが時々理解しづらく、でも苦しくて、一方で俺様なのに苑にまっすぐ好意を向けてくる明渡の強さとスピードが強烈で苦しかった上に、一見大円団で盛り上がったのに、手術後に明渡のあの熱さが怪我のせいで、本物ではなかったという流れになり、もうどうなってるのー!!!!と。落ち着くところに落ち着きそうな感じで終わりましたが、一度愛情を認知してしまった苑が秋渡の変化に苦しむ様子は苑自身、酸素が足りなさしうでしたし、読んでるこちらも窒息しそうでした。
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ないものはないものとして生きる
ネタバレ
2020年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ あれも欲しいこれも欲しい、自分にないものを探して不幸を探す。ついやってしまいがちなことです。
求めても意味のないことと悟ってしまった主人公とあらゆるものを与えられて選ぶ権利をもった相手の人生ドラマで、読むとそういう自分に気づかされます。
登場人物の会話や情景で色づけされてどんどん読み進めてしまう作品です。
苑は必要だと思われることもなくなったらどうすると考えたとき「ないものはないものとして生きるだけ」と。
そこに運命とも神話とも偶然ともつかないようないろんないきさつとある意味理想的な相手である明渡が居て長いドラマが続きます。
一穂さんの大ファンでしたが、題名から勝手に推察して当初そこまで期待してなかった部分がありました。最初に読んだときもそこまで残らなかった。
でも少し経ってふと再読したときに涙が止まらなくなりました。
1度目より2度目の方が美味しいなんて、コスパの良い作品ですよね~
今後BLに興味がなくなったとしてもこの作者さんは追いかけると思います
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よかった
2020年2月9日
これ、好きですね。
辛い境遇に育った主人公は、割と小説でも、定番ですが、表現力はやはり作家さんにより変わりますね。苑の
なんともいえない寂しく寒い環境は、リアルに伝わり またこういうの、あるだろうなと彷彿させられました。
甘いだけの二人じゃないのもよく、ほどよく勝手な明渡がよかった。勝手じゃないと苑とは進まない(笑)非常に読みやすく 魅力的な作品でした。
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途中辛くなりました
ネタバレ
2019年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の存在が価値のないものだと思う苑を幼い頃から見守ってきた明渡とのお話ですが 苑のあまりにも潔い引く様に胸が押しつぶされそうになりました。
もし親に愛されずに育ったら
ネタバレ
2019年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小さい町に生まれた幼馴染、一人は町の名士の家に生まれて、もう一人は金銭的に恵まれず虐.待気味に育った二人の話。暴力的な描写はないけど読んでて胃がキリキリする辛さなのでその辺りが地雷な人は注意。虐.待児の自尊心のなさもあって攻めの愛情が伝わらないもどかしさや、”陽”である攻めがどうなってくのかが、読んでる最中もハラハラし通しでした。続きは次巻!
面白い
2019年8月5日
機能不全な家庭で育ち自己評価とは何かも考えられない主人公。他作と違うのは、不憫受けの感覚が麻痺したように気持ちがないこと。普通はスパダリ攻めに縋りそうだけど、真逆な様が面白い。逃げるから追う男性心理をうまくつき、攻めは追いかけ続ける。こういうジワジワメンタル系のお話は大好き。途中からまたジワジワ不幸の変調が始まって…泣きますが、強い。去り際潔くて強いんだけど、2度目はノーと言えないんだなぁ。明るい未来を予感させる終わり方でこれもありかと思いますが、続きあるなら読みます笑笑
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心理描写に引き込まれます
2019年8月3日
物語の前半と後半で雰囲気がガラッと変わります。前半は小学生~高校生で、苑の不遇が苦しくて切なく、明渡の陽に救われる感じがします(救われるのは読者であって苑自身はそう思ってないですが)。社会人編の後半は、上げて落とされる展開がほんとうにつらくて涙が出ました。全体を通して心理描写がとても丁寧で、苑の生きづらさや息苦しさを感じて心臓が痛くなります。最後の最後、明渡はやっぱり陽ですね。続編のラブも合わせて、ぜひ多くの人に読んでほしいです。
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評価の良さと
ネタバレ
2019年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんの書くリズム感が好きで購入しました。小5の苑の視点で語られる幸せではない日常と明渡とのヤリトリ、陰陽差があるのに苑の心情に不自然ないし、20才になってからの後半はまさかの展開と父親荼毘後のラスト「あぁ上手いなー」と引き込まれました。
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やっぱり凄い
2019年7月2日
作者様に全幅の信頼を寄せつらつらと読み進めてみたものの、ん?まてまて少し暗過ぎないか?と心配になりましたが、受け君の苦境がどんなに辛いのか感じる事が出来ます。つくづく作家さん凄いなあと感心する心理描写です。受け君が言う蛇の神さまの伝承の様に、ひとつの恋愛がハッピーエンド、しかも永遠とか奇跡の様な気がします。が、やっぱり気持ちが強い方に引っ張られるんですね。この攻君がどうにも多幸感溢れるポジティブな人で幸せの予感でいっぱいです。
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タグ付けは薄幸、執着攻め、一穂先生すごい
2019年6月30日
物語の温度は低めに進んでいきます。主人公の苑と同じ感じで読んでいるこちら側には観察者的な視点を求められているようで、共感とかグッとくる、とかはないままだからこそなのか少しの変化や苑の気持ちが熱くなったところに「どうなるの?!」を掻き立てら読み切ってしまう感じです。一穂先生の文章で読ませる力がないと淡々とした感じに飽きてしまうような気がします。 挿絵と物語の雰囲気がとても合っていて物語に浸れてよいです。
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素敵な綴り方
2019年6月29日
物語は二人の小学生の頃から始まり、幼馴染みもので大人までストーリーが続いて。途中の出来事とか心情の綴方とか繊細で感動で代入感あります。涙脆くなります、素敵な物語ですが二人のこれからの続きが気になります!続編出たので早速みにいきます!(´∇`)
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自己評価低い受大好き
2019年6月5日
前半、ものすごく心地のいい文章、時の流れで主軸部分が丁寧で引き込まれた。どうなるんだろうと思っていたら半ばで青天の霹靂。これは無理、泣ける(つд⊂)
最後は、んんん?次巻があると聞いてよかったと思う最後でした。
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泣ける~(。>A<。)
2019年5月22日
久しぶりに一穂先生の作品にドカンとやられました!キスという題名に、高校生同士の可愛い恋愛かな、と高をくくっていたらもっともっとすごい話でした。
一穂先生は、小学生のなんとも言えない心情を表現するのがすごく上手で、感情移入しちゃいます。
小学生の時に神社の境内で見たキスから話が動き出すのですが、何よりお祭りの後の事故が二人の運命を変えます。これがあったから歪な関係ができてしまったともいえますが、これがなかったらきっと苑は救われなかっただろうと思います。ずっと地元で空気のように生きていたかも、と思うと苦しくなります。
ようやく苑が恋(愛?)を自覚した後に起きた出来事が、読んでて可哀想ですごく切なくて泣けます。でも、ここからが二人にとっての本当のスタートになって、歪だった関係からようやく対等の関係になれたのだと思うと感慨深いです。
ネタバレせずに、是非読んでもらいたい作品です。
すごく辛いところもありますが、終わりはスッキ リします。(スッキリしなかったのは今のところoff you goだけかな)

まだスタートラインにのったばかりの二人ですので、続きは「キス2 ラブ」を楽しみにしたいと思います。
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キスだけ?
2019年5月22日
タイトルがキスということで、まさかのキス止まりのカップル⁈と思いきや、そんなはずはなかった。
ラブ キス2が出たのを知りこちらを購入しました。2冊一気読みの二回読み。続きがあると思うと安心して読める。
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ながされ侍的な
ネタバレ
2019年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私の父も攻と同じ手術を2回しました。血が頭に溜まって圧迫すると、動作がおかしくなったりして、まわりの人におかしいから病院いきなといわれてわかったみたい。最初の手術から15年以上たつけど元気です。攻が脳腫瘍じゃなくてよかったです。
わたしはずっとながされっぱなしの受の気持ちに結構感情移入しちゃって、半日かけて一気読みしました。
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切ない…!
ネタバレ
2019年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初から最後まで切なくて透明ででも幸せになれて良かった…!
後日談が読みたいです!
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究極のすれ違い
ネタバレ
2018年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ お互い好きなのに、というパターンはありがちですが
こころの矢印がすれちがう、こういうすれ違いは初めてでした。すれ違いがお好きな方がいらっしゃるようで、そういう人にはおススメです。表紙の雰囲気がぴったりな、一穂先生独特の情緒が楽しめます。
大好きです
2018年3月3日
文章の隅々まで美しくてみずみずしいです
一穂先生の文章は湿度や匂いが伝わります
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ある意味リアルなのかと。
ネタバレ
2018年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きなんだけど相手のことを思って身を引こうとしたり、もだもだする感じの駆け引きがリアルです。一穂先生の文章のみずみずしい感じほんと好き。境遇が全然違う2人が成長して関係や気持ちが変化していく様が面白かったです。
しっとりゆっくり。
ネタバレ
2024年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結構じっくり時間かけて読みました。時間かけたというより、読み切るのに時間がかかったって感じです。タイトルが、キスだったのでお決まりのパターンの恋愛物語かと思いきや、攻めがウケを好きじゃなくなるという展開が目新しかったので良かったです。ほぼ苑の一人称なので、苑と思考パターンが似ている私としては、良かったです。同じような発想します私も。私は別に毒親育ちじゃないけど、人との距離感が分からなかったり、自分の意思が無かったり、何に対してどうでもいいような感覚はあるので共感出来ました。苑、生きててくれてありがとう。ネガティブな思考が1ミリも理解できない人は、面白くないかもしれません。
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美しいお話し
2023年10月23日
誰かを好きになるって脳のトリックなのかしら?でもそれで脳がずっと騙されてその感情に慣れ親しんでしまったら?その気持ちは本物?人の抱く情って愛情であったり友情であったり同情であったりします。でも情はやはり情で、その人への心の働きで、色々な情は愛情なのかしら?
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このラストはせつない
2022年12月6日
やっと2人の気持ちが重なり合った。。と思ったら、これですか。。なかなか虐めてくれますね。これから、どんな展開が待っているのかなと楽しみにしています。
yoco先生のイラスト、透明感があって綺麗ですね。一穂ミチ先生の作品初めて読みました。ずっと気になっていた作家さんです。
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号泣…
2022年10月20日
苑がやっと幸せを掴んだかと思ったら、そこから一気に落とされて…。最後の方は号泣しながら読みました。続編も読みます!
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失くなったもの
2022年2月24日
攻めの、すっかり失くなった恋愛感情がそんなに簡単に戻るとは思えないので攻めとはバッドエンドの方がなんだか納得いきそうな展開でした。まぁバッドエンドは嫌のでこれで良いのですが。
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辛い
2022年2月4日
描写が丁寧だからこそ、そこかしこで辛さが。
一冊以上の読み応えはありました。
うーー。
辛い。

幼少期の苑の辛さたるや…。
「期待しない」苑が痛々しくて可愛くて可愛そう。

一穂先生の作品にでてくる女の子は、嫌な子じゃなくていつも素敵です。それが好き。安心して読めるのです。

でも今回の作品は最後まで見てもまだちょっともやもや。次回作も読みます。苑が幸せでありますように…。
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どきどき
2021年10月22日
レビューを拝見させていただいてから読むかどうしようか迷っていましたが、続編が出ていてその後のフォロー(?)がされているようなので購入。連続で読んでボリュームたっぷりを楽しめました。表紙のイラストも素敵です。
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予想を超えた深いストーリー
ネタバレ
2021年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小学生、高校生、成人、と時を経ていく過程は大分ゆったり進むのでいつくっつく!いつなんだ!ともだもださせられました。明渡の不調から何かが起こるな…と予感はしていたものの、予測は全て裏切られ術後からの展開に空いた口が塞がらないです…イエスかノーかシリーズが大好きで少しずつ作者買いを始めましたが、この作者さんは思いもよらぬやり方で驚かせてくださるので本当に読み応えがあります。
最後は上手く収まった2人ですが、最終局面の明渡の心の変化だけが単調でもう少し何か!欲しいな!いやでも明渡ならこうか…?と個人的に若干物足りなさを感じたので★4にしておきました。すきです
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こんなすれ違い
ネタバレ
2021年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなか予想外な方向にお話が進み…どうなっちゃうのかと心配になりました。
全く気持ちが無くなった後に、どうしてまた好きだと思ったのかちょっと納得いかない感じはしますが、細かい事言わなきゃ楽しく読めます。
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どうなる
ネタバレ
2020年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人の性格は反対なのに惹かれ合い明渡が苑を追いかける一途な所や苑が好きを自覚して短い間の両思いなどは良かったなと思いましたが、幼少期の話や手術した後の2人のすれ違いはウルッときて泣けました。
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ラブも読んだ方がよい
2020年6月1日
ここで終わるとえっ終わり?ハッピーとは言えないエンドじゃない?となります。続編まで読んでほしい。不遇な受けの内面をひたすらに書いて、太陽みたいな攻めの心を描いて、一穂先生さすが…。レビューで読むの躊躇ってたのですが、読んでよかった。でも苦しい。
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薄幸さと透明感がある
ネタバレ
2020年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み初めて導入部分あたりで、主人公の性格や家庭環境と真逆な攻めの設定から、よくある正義感ある性格の攻めに精神的に救われる話かなーと思っていましたが違いました…
絵と相まって透明感があり、良い意味で?考えさせられるお話です。
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対照的な二人
2020年1月26日
一旦愛がなくなって(変質して)からまた復活するまで、もどかしく思いながら読みました。
さすが一穂先生。
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あー…
ネタバレ
2019年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ うーむ…攻めが記憶をなくしてしまって愛を忘れる話は大好物なんですが、これはなー…なんだかなー…なぜこんなにすっきりしないのか…わからないので続きを読んでみます。
幼馴染みとの友情から恋に変化するか?
ネタバレ
2019年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼少から大人になるまでの節目には、太陽のような幼馴染みの存在。気がつけば、いつもそばに。それは、幼馴染みがいつも努力してそばにいようとしたため。

明渡が絶え間ない愛を薄々知っていて、苑は時折試していたのかもしれない。自分をどこまで許してくれるのか。苑は、「こんな良いことがいつまで続くわけがない」という自己肯定が低いから、いつも何かを諦めている。手術後は「まさか」と思いましたし。

初作家さんでした。お名前は有名なので、いつかはと思っていましたが、挿し絵がyocoさんだったので、早速読みました。この作品は、苑の感情描写が細やかだなと思いました。挿し絵も話の場面を切り取ったようにイメージが膨らむものでした。さすがです。そして、歴代作品の挿し絵も繊細な絵を描く人ばかりなので、なるほどと思いました。

これは、ハッピーエンド?含みがありますね。
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考えさせられる
2019年8月24日
賛否両論の本作ですがいろいろと考えされられるお話でした。幸せハッピーエンドではないけれどこういうのもいいなと思います。
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もやっと
2019年8月22日
自分に執着する攻めに流されるだけだった受けが、攻めへの気持ちに気づいて、やっと思いが通じあったと思ったのに、まさかの事実が判明して大ショック。。
最終的にはうまく収まった風だけど、なんとなく色々もやもや…
2巻が出たようなので、それを読んだらスッキリするかな?
美しい文章
ネタバレ
2019年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初から最後まですれ違いが切ないです。けど最後は良い形でまとまったんじゃないかと思います。賛否両論はありますが個人的にはこれはこれで有りじゃないかと。一穂さんの文章は相変わらず美しくて、今回は挿し絵の繊細さも加わってさらに洗練された作品の気がします。
続きはまだ読んでないので楽しみです。
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こんなこともあるんだなぁ
ネタバレ
2019年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ひとつひとつのエピソードが独特で、こんなこともあるんだなぁと。苑の逃げ癖はズルいけど、明渡もかなりえげつない追い詰め方してるので、「破れ鍋に綴じ蓋」カップルだなと、しみじみ思ってしまいます。甘さをほぼ感じないお話でした。
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賛否両論てすが。
ネタバレ
2019年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皆さんのレビューを読んで、恐る恐る読みましたが、思ったよりも面白かったです!どんな展開になるのか分かっていたのですが、脳と手術が関係していたので、それなら何が起きてもしょうがないと思いながら読みました。そもそも明渡が苑を好きになった原因が脳内の出血による圧迫だったのか、そんな事わからない。手術して、恋愛感情が無くなってしまったのかなんて、分からない。恋愛感情が無くなったのは、もしかしたら手術したショックでの影響かもしれない。記憶喪失物の話しは良くあるけど、それと似た事だと思う。だから、ラストにかけて明渡があいまいな感情や態度が沢山あっても、それは脳の問題が関係して混乱をしてるんじゃないか?苑を好きだというのは真実なんじゃないか?と信じながら読みました。私はこれは、記憶喪失物では無くて、恋愛感情喪失物だと思います。時間をかけて、回復していったんじゃないかな?回復といっても多分、怪我をした時の晴れ渡る感情が戻ったのでは無くて、根底にあった好きという感情が手術後のショックから少しづつ回復して、元に戻っていったのでは?、、、なんて、そんな風に思いながら読んだ!だから、なんで急にまた好きになったかというのは、元々好きだったからとしか言いようがないと思う。
難しい
ネタバレ
2019年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋愛感情がなくなったって言ってたのに、また好きになった過程がよくわからない。
ハッピーエンドなんだろうけど、モヤモヤする感じだった。
切ない
2018年11月14日
受けがあまり切なすぎる…。受け視点なので胸が締め付けられる思いでした。攻めにはもっと痛い目見て欲しいと思ってしまった笑。その後が気になるカップルでした。
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ふたりの幸せを願う。
2018年4月16日
色々あったけど、きっと2人は幸せになってくれるはず!思い合ってるのは本当のことであるはず!
絵が素敵。
ハッピーエンド?ネタバレ有
ネタバレ
2018年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不思議なお話。
レビューに迷う笑。

攻めは好きオーラだしてるけど、受けは無自覚。
やっと気持ちが伝わったと思ったら、、、、、


結果、ハッピーエンドといえばハッピーエンドなんでしょうけど、すっきりしない感じもあります。

こういう愛の形もあるんだなぁ。って思いました。
★3.5でお願いします。
続編があれば読みたいかもしれません。
BLに幻想を抱く
ネタバレ
2022年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 養子縁組とか病気という事象が現実味を帯びていて、自制してしまいました。術後に吐露した言葉にも冷めてしまって…。続編に期待します。
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もや
ネタバレ
2021年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 術前までは幸せな気持ちで読めていましたが、好きなことをわからなくなってしまったところが私には合わないのだと思いました。違うすれ違いの仕方だったらまだスッキリと読み終えられたと思います。明渡の愛情だけはどんなことがあっても揺らがないで欲しかったです……。今まであったものがなくなった後は同じものは二度と生まれないと思っているからこその感想だと思います……。別人のように思えて仕方なかったです…。
モヤモヤしてしまう…
ネタバレ
2018年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染の焦れったい恋愛が大好き!なので、期待していたのですが…思っていたのと違う意味ですれ違っていて、モヤモヤとしました。
幼馴染の二人の小学生時代から大人になるまでが綴られていて、最初は攻めの明渡が受けの苑を好きになるのですが、思いの一方通行が見ていて辛かった…お互いが好きだけどなかなかくっつかない「両片思い」は大好きなのですが、この時は本当に苑は何とも思っていない。そしてとあるきっかけで苑から明渡への思いが芽生えた時には明渡は…という状態が寂しすぎて、キュンとくるシーンがほとんどありませんでした。
明渡がなぜそこまで苑を好きになったのか?最後の明渡の心境の変化は何?とはっきりしない部分が多く、分かりやすく王道な作品が好きな私には難しすぎました…
一穂さんの作品で有名な「イエスかノーか半分か」シリーズのような頑張り屋な受けや甘々なストーリーを期待して読むのはオススメできません…
もやる(´-ω-`)
2018年2月17日
嫌な気分じゃないんだけど、とにかくもやもやします。やぱり攻にはいつまでも受を好きすぎていてほしいていうの?ラブラブになったもう少し先を読みたい。
作者買い
ネタバレ
2025年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ふったら、土砂降りがよかったので
作者買いをしてみたが、作風が全く違った。
あきとが手術した後、すぐに別れたのも
わからないし、1年後復活した理由も
意味不明だった。
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お互い何で好きになったの?
ネタバレ
2024年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 苑の思い、明渡の思いに共感したいのにいまいちよくわからなくて共感しきれなかったです。特になんの感情も持ってなさそうだった苑の明渡に対する心の変化が極端すぎて心が置いてけぼりにされてるような感じ。あとそもそも苑って一時でもカナコのこと好きだったんだ...とか。しかも明渡が手術した後記憶喪失になってしまうのかと思いきや苑への恋愛感情だけ消えてしまって...。蛇抜の例え話の伏線は面白いと思ったけれど、中途半端に記憶が残ってるよりはまだ記憶喪失になってしまう方が良かった気がします。結局苑のことが忘れられなかっただのなんだの言って迫ってくる明渡ですが、なんでそもそも苑のことを好きになったのかってことが分からず終いだし、最終的に苑も流されて曖昧な関係で終わってしまって今放心状態です。1巻目の「キス」は続編ありきでのストーリ展開なのかもしれないですが、続きは正直読まなくて良いかなという感想です。
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作者買いでしたが...
ネタバレ
2018年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一穂ミチさんの情緒溢れる文章が好きなので即買いだったのですが、今回は正直なところ期待はずれといいますか... 雑さが目立ったような...今までとは雰囲気が違う気がします
アダルトチルドレンの心理的な部分や生きづらさについて掘り下げて書いてらっしゃり、鋭いなと感じる部分も多いのですが
急な養子縁組の流れから周囲の反応、そして別れてから寄りを戻すまでが短絡的すぎてモヤモヤが残ります
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作家名: 一穂ミチ / yoco
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館