ネタバレ・感想ありいつも覚悟はできている【イラスト入り】のレビュー

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倫章には及ばずも初めて真崎をいいと思えた
2023年7月19日
私は変にビビリな所があって、辛そう・悲しそうな結末が予想される場合は、なるべくレビューを読んで備える性格です。予想に反して「純愛・博愛精神いっぱいのいい話」でした。
前作まででも「時代の流れや行き先を見極める先見の明のある作家さん」だと思っていましたが、今回も素晴らしかったです。精子提供について「倫理観なんて千差万別。珍しくもなんともない時代がすぐにやってくる」というセリフには、未来の今読んでいるからこその(本当にそうなってるよっていう)感動がありました。真崎と倫章の愛に、縁のある人々それぞれの愛が加わって、大きな括りでの家族愛を教えられた気がします。
レビューや星の数から考えるに倫章派の人多くて、倫章の気持ちや立場を思うと…ってなるのでしょうけど、私も倫章派ですが、この展開・ラストがベストかなと。こういうのは損得勘定で測るものじゃないけれど、どこからどう見ても誰にとってもウィンウィンの関係だと思えました。
シリーズ通して真崎をいい人と思ったことは一度もなかったけど、倫章に本心を隠し続ける姿勢を見て、初めてカッコ良さを感じました。真崎なりの愛の深さを知った感じです。それでもやっぱり倫章の聖母のような慈愛には勝てないと思いますけど、最後の産みの儀式はとても彼等らしくてお似合いだなと思いました。
真崎がむかつく男だからこそ面白かった
ネタバレ
2023年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューも賛否別れてしまう程の真崎の暴虐武人ぷりが際立った感じの巻でしたね。真崎への罵詈雑言は本編で倫章が言い尽くしているので割愛しますが、これほどふざけた男と身勝手な女の存在があったからこそ、倫章の苦悩と愛の深さに涙し心打たれました。最後の妄想出産プレイは人にはよってはしらけると思いますが私は好きです。シリーズを読み進めるごとに好きになった作品です続編あれば読みたいですね。
続編を希望します
2022年11月11日
余りにも賛否両論なので、すっごいドロドロを期待して読んでしまった…。ドロドロ度は薄いと思います。真崎が彰彦に嫉妬しまくるのが読みたいので、続編希望…真崎めっちゃ面倒そうなんで、濡れ落ち葉みたいな真崎が読みたいです。
結局、倫章しか勝たん!
ネタバレ
2022年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「いつも」シリーズ第6弾。
真崎と倫章リターンズということで、前回最後のブッ込みエピソードに相当な反響があったせい(おかげ)かと思われます...。
でもそこはホラ、綺月陣先生ですから笑。
誰もが望む展開ではないかもしれません、読み始めに躊躇したというお声もチラホラ...。

倫理観を問うレビューが多いですね。
子供を産み育てるという「命」に関することですから。
それぞれ価値観が異なるのは当たり前、そこをどうやって埋め合って一緒に生きていくかが全体的なテーマかなと思いますが、どうやら一方的に倫章が受け入れる(させられる)感じが一定数の拒否感に繋がっていると思われます。

真崎と頼子は相変わらず現存の習性に拘らない独自の見解を貫きます。
そしてそれは先回りして不安要素を潰し、生活を満たすという倫章のためでもあるんだけど、なんせ横暴すぎる...。
断ることができないプレッシャーを強いる四方固め作戦の連続。
2巻レビューでも書きましたが、もう一度声を大にして言います。
「先に言えよーッ!!」
2人の大事なこと、一緒に悩みたいし一緒に最善を見つけたい。
それに命が関わることだもん、心の準備をして、誕生を待ち、ようこそと笑顔で迎えてあげたかったのにね。
置いてけぼりというか蚊帳の外扱いをされてる気がしてならない。
正論が聞きたいんじゃない、だれか1人でも倫章の気持ちに寄り添ってあげてほしかった...。
弱くて脆くてまったく使えない真崎が見られたのが救いかな。

倫章流の「覚悟」の決め方。
おおらかな彼らしく、ほっこりにっこりさせてもらいました。
誰に対しても愛情深く包容力のある倫章の、人との関わり方が本当に素敵。
倫章の元にやってきた章彦は100パー幸せになれるだろうな。

私はもう何年もこのシリーズをリピ読みしていますが、個人的には時代の変化とともに捉え方も違ってくるのかもと思っています。
なので、この作品を読んで嫌悪感を抱いた方もいつか再読してほしいな。
(2016年12月/233p)
素敵でした!!
ネタバレ
2021年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実はこの巻を読みだすのに少し戸惑っていました。
前回の最終巻を読み終えて、明かされた真崎さんのお子様誕生の衝撃が物凄く強くて…

なんで!どうしてそうなったの?!って思いはじめて真相が知りたくて手に取ったのはいいのですが、持ったモヤモヤが消えてくれるのか不安で中々読む勇気がありませんでした。だけど、もう一度ゆっくり最初から読み直して出てくる人達の人柄、価値観、気持ちの変化を読み取って感じてみたら、大丈夫読める!
と、2人と2人を取り巻く人達を信じるよ!などともうこの世界の住人になりきって読み始めました。


出生の詳細、2人の気持ち、ご両親の気持ち。
心が震える場面がいくつもありました。
一般常識が正論という考えの押しつけ。それによって人を気付かずに傷付けているかも知れないと受け止め歩み寄れる柔軟な心へ変化していく模様が感じられました。
納得出来ないことも、納得出来るところも全部含めて読んだ甲斐がありました、大満足です!

この物語全シリーズの誕生に感謝しています。
完結!
2020年10月3日
とうとう、終わってしまうのですね涙
残念ですまだまだ続きが見たいです
次回は、章彦の20年後お願いしまーす!

今回は本当の家族になったって感じです
頼子さん凄すぎ!やる事かわ男前です
あちらもこちらもハッピーでよかったです!
いいね
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傷つけちゃだめ
ネタバレ
2020年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ わかるはずだの真崎さん、今回ばかりは言葉が足りなすぎますわ。二人の未来に多々ある難関を乗り越える為の手段が「子ども」だったとしても、頼子さんの倫章さんへの愛ある思いからだとしても、倫章さん、傷つけちゃだめw
💗パパ倫、パパ彦は可愛いです。
大好きなシリーズ
2020年2月2日
いつもシリーズ、完結編のラストに出てきた真崎と倫の子供がやってきた時のお話でした。真崎には、結婚式の時以来の腹立ちが湧き上がりましたが、倫が「あかちゃんができた」と伝えるシーンは胸が熱くなりました。後は怒涛の幸せいっぱいオーラに、ただただ嬉し涙が溢れました。倫と真崎を通して、家族(母子、父子、夫婦)の愛情が細やかに描かれています。恋人、家族、友人、関わる人全ての人との関わりの大切さが描かれてきたシリーズの続編、最高です。
シリーズで一番面白かった
ネタバレ
2020年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャンペーンでシリーズを読みはじめ、二人の関係性にモヤモヤもありつつ、面白くて一気読みしました。その中で、この作品が一番面白かった!一つは、いつもは真崎に丸めこまれたり、自分の考えを手放す倫章が、自分の考えを貫き、迷う姿がよかった。二つめは、子供のできないカップルが、一般的でない方法で子供をもつケースについて考えさせられたからです。スッキリはしないけど、新しい家族の形をみた物語でした。
この作家さんは上手!
2019年12月21日
とても面白い!
話が良く考えられています。
文章の組み立て方も大変お上手です!
また会えた
ネタバレ
2019年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 倫章と真崎にまた会えるとは思っていなかったので嬉しかった。シリーズ完結巻で真崎の息子と娘が加わって両家の祖父母共に仲良くしてるラストは分かっていたけれど、今巻での倫章の衝撃を知り切なく心痛しました。倫章の懐の深さに頭が下がると自覚しながらも何度も傷つけてしまう真崎は本当に幸せモンだと思う、倫章を想うが故とは云え問題起こしては倫章が折り合いつけて解決してるーのは一生涯続きそう。
そりゃ怒る
2024年5月29日
突然子供を連れて帰ってきた真崎が 自分たちの子供だと言ったら そりゃびっくりもするけど事情を聞くと怒りますよね。でも頼子さんの指摘通り円満に事が進んでいくことになって 本当に良かったです。
終わり良ければまあ良いかなあ…
2021年1月18日
さすがに真崎は勝手過ぎるだろう、もっと反省しろ!と思うのだけど…。倫章にべったりの少年の章彦が見たいです。番外編でも良いので、出してほしいなあ。
愛の結晶
ネタバレ
2020年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 妊娠、出産してしまいます。倫くん。でも、さすがの流れで受け入れられました。
真崎家に嫁として認められ、家族になるターン。ラブラブは控え目でちょっと残念。
前巻でキレイに終わってるので、そこまででもいいと思います。
シリーズを一気読みしました!
ネタバレ
2020年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ とっても面白くて一気に全部読みました!
ただ、今シリーズ、倫が大変不憫に思えたのは…私だけではないのでしょうか(涙)真崎のした事を、実親ですら誰一人として同情してくれないのが可哀想。本当の理由を話した方が傷つかなかったのでは(苦笑)個人的には頼子と倫の最期のシーンが好きでした。
真崎を捨てなかった倫に拍手喝采とともに、倫の器が半端ない!倫がもう少し大切にされるところと、倫と真崎と章彦3人の家族団らんシーンをもっと読みたいですね!
(*≧ω≦)
ネタバレ
2018年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ いつもシリーズ!ついに続編ww二人のbaby誕生秘話♪いやぁ~倫クンの産みのシーンは笑えるやら感動するやらでwwホントに史クンはいい嫁もらった(*T^T)
子供
ネタバレ
2023年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ を作るという決心をする時ってもっともっと単純なものだと思う。決心なんて言葉も要らないくらい、純粋に子供が欲しい、そんな気持ち。でもこの2人は何だかんだと“事業提携”の理由を付けて子供を作る、それが最大の違和感の原因かな。それこそ彼女が母になりたい、女性として、産める性として妊娠、出産を経験してみたい、親として子育てをしてみたい、パートナーなんて煩わしい関係のある人無しに自分だけの子が欲しい。そう願い、だから優良そうな精子を入手する。その交換条件、お礼として同性カップルの子供を産む、そのいう方が自然に思える。攻めが受けに事前に何も言わない、それもあまりにも変。なし崩しが一番ってそれは無いでしょう。子供が欲しいなんて少しも思ってない人間が色々な理由を並べられただけでそれに賛同するものなのか?愛する人がそれを望んでいる訳でもないのに?それも私には大いなる疑問。受けの母親の姿勢は、浮気で出来た子供だと考え、どうせこんな事もあるでしょ、と瞬時に状況を受け入れる潔さ。だけれども少しは受けの為に憤慨してあげてもよかったのでは?攻めと受けの妊活、赤ちゃんが出来た、そして出産のごっこは馬鹿らしく滑稽で喜劇そのもの。横から見ると子供を作り産むってそんなものなのかも、と妊娠&出産経験ありで子持ちの私は冷静?にそう思ってしまう。攻めの父親ぶり、離乳食を食べるような幼い赤ちゃんに学習能力が無いって何よりも先にそう思う彼、その考え方がよ〜く判ってしまうわたくしです(笑) 子供を作る、子供が欲しいって思いは原始的、本能的な欲求であり、ある意味とてもシンプル。だからこそ根が深く複雑。色々な事を考えさせてくれるという意味ではこのお話しはとても良かったと思う。でも違和感の方が勝ってしまうので星は3つです。
タイトルどおり
ネタバレ
2022年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方のレビューで敬遠してたのですが、このシリーズが好きなので覚悟して読みました。倫はタイトルどおり覚悟ですね。正直この2人はもう出来上がってるわけです。それでもこれでもかと爆弾が落ちてくる。ラストはこう来たかで、許せる範囲をかなり飛び越えてしまってますが、最後はこれで良かったのかなと納得です。
(^O^)/
2019年11月24日
いつもシリーズの続編
産みのシーンもあったけど
いらないんじゃないかな💦
納得できないとこもあるけど
ネタバレ
2019年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ一気に読みました。おもしろかった。
一つ前ので子供の存在はでてきてたけど、こんな紆余曲折があったとは…でした。自分なら周りが何と言おうと納得できない成り行きで子供を授かるわけで、正直、何とも…です。切なすぎます。だから、子供が倫にべったりで周りの大人たちを蹴散らす続編が読みたいです。
怖いもの見たさ
ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ で読んでみたが、やっぱ無理だった。
頼子は最終的に良い人で、皆でキャンプ!?
そんなんしたらよそ者は倫じゃないか。
子供たちがいない父母を求めたらやっぱり邪魔者は倫。でもご都合主義で歪んだ親子関係もハピエンになっている。皆、倫が大好き。
中途半端な非現実。
もう二度と読み返さないだろう。
無理。
ネタバレ
2021年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューを読んで、嫌な気持ちになることを覚悟して買いました。それでも結末が知りたかったので読みましたが、やはりむかつきました…。頼子に同情の余地なし。というか、嫌いになりました。言い訳してるようにしか思えません。親族の受けの心情無視も酷い。受けの苦しみをもっとフォローしてほしいです。
最後の疑似出産に至ってはお笑いでした。なんじゃこりゃ!息子が受けを愛して育って攻めを脅かしまくる話でもないとダメです。
相手への気持ちが問題
ネタバレ
2021年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 倫理的な問題、私は誰が子供を育ててもその子に愛情があれば良いとは思うけどこの話で何が気分が悪いかって倫章と倫章の両親(史彦の肩を持つのはどうかと思うけど)以外みんな自分勝手。誰が育ててもって言うけど倫章が育てなかったら誰が愛してくれたの?本人に知らせないまま勝手に当てにして、子供を作った本人たちは子供に愛がないなんてふざけんな。子供を作る作らないは夫婦の問題。どんな事情があっても倫章と話をして決めるべきだし倫章を説得してたら時間がかかるからっていうのはないな。頼子と決めた事って…お前のパートナー誰だよ。了承もなく子供を作っておいて育てろってどうなの?子供が成人するまでどれだけ相手の時間と労力を使うかわかってるのかな?って思ってしまって全然倫章への愛を感じられなかった。自分の子供だって育てるのが大変で放置してしまう親もいるのに倫章は偉い。葛藤があっても子供と周りの人のために自分の辛い気持ちになんとか自分で蹴りをつけて愛情を持って育てて。章彦が倫章にしか懐かないのも当然。あと倫章との和解を頼子に頼むのも最低だわ。そこもどれだけ時間がかかっても自分でやれよ。史彦の母親が子供が産まれてはしゃいで倫章を傷つけてる時になんかフォローあった?頼子のフォローしかしてないし、この話頼子と史彦が一番の理解者って感じでずっと書いてて胸糞悪い。頼子って倫理観にこだわらないみたいなこと言ってるけど史彦に吹き込んでる内容なんだよ。倫理観だらけじゃん。それにそんなに倫章との子が欲しいなら頼子が倫章との子を産めば良いんじゃない?別に史彦に愛があるわけじゃないんならできるでしょ?史彦のお母さんにも言ってたじゃん、何人でも産んであげるって。史彦の子と頼子の子って作るくらいならそうすれば良かったのに。今回史彦にいい所あった?結局謝っただけで倫章が葛藤してる間なにもしてない。今まで自己中ではあったけど倫章に対してスパダリだったはずなのにこんなのが最後の話なんて最悪すぎる。
どうせなら続編欲しい。このままじゃ倫章がかわいそう。結局倫章と章彦に血の繋がりはないわけだからその状況でこんなに愛情持って育てさせたら将来史彦の最大のライバルになるだけだと思うけど…その脅威を後々感じて史彦のヤキモキする話も書いてくれれば少しは終わりが良いかな。このままだと番外編読まなきゃ良かったわって思う。
大好きなシリーズだったのに残念。
ネタバレ
2020年6月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 倫理観の強いタイプは読まない方がいいかもしれません。私は最後まで切なさが消えなかった。真崎の身勝手さも含めて、倫章が愛していくと決めたことは素晴らしいと思うけど、子供を道具のように扱っている事に変わりはないように感じる。何ともご都合主義。純粋に愛してくれる人が親になってくれたのが救いか。大好きなシリーズだったけど、もう読み返さないだろうな。
つまらないシリーズにしちゃったよね
ネタバレ
2022年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの身勝手さが許せないと思うのが普通かなと。
これ男同士だから何となく読んじゃってるとおもうけど、子供の出来ない女の人と結婚するってなって同じ事したらって考えたら許されないと思うのだけど。
そもそもできない事なんてわかりきってて、それでも選んでるのにその解決の仕方はないよね。
子供がうめない女は企業トップの嫁にはなれ
2022年1月10日
ないって話だな。うめないならよそのオンナにうませろと。それが美談か…。うめない本妻はつらいな。頼子の子が後継ですか(笑)倫、托卵されちゃったね。今どき、親族企業の為って(笑)史彦の遺伝子、史彦の遺伝子って頼子さんはゆーけど、史彦と頼子の遺伝子の行方がみたいだけだよね。怖いおんな。赤ん坊がいなけりゃ、家族とは認めてもらえなかったね。倫章。なんかどーなの?納得いかない。
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作家名: 綺月陣 / 周防佑未
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 海王社
雑誌: ガッシュ文庫