ネタバレ・感想ありパラスティック・ソウルのレビュー

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自分、ケモミミを好きになるなんて…考え…
2025年4月29日
長らくケモミミは私の専門じゃないなと、感じておりました。そのため、私の愛してやまない木原先生の作品でありながら、うむ〜手は出さん!といった感じでした。しかし、やはり木原先生でございます。見事でございます。あっぱれ!面白いな〜面白いな〜と読みました。続き買ってきマース!
1巻のみ読了
2025年4月16日
blcd お気に入りシリーズ 出ている 原作小説気になり購入 積読今のところ 1巻読了これまた関係が いろいろありそうとかなり 期待
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壮大なストーリー
2025年1月2日
積んでましたが、年末年始に読みました。じっくり読むにはよかったです。ひとまずここにある4巻まで読みましたが、ネタバレなしでは細かいところは語れない壮大なストーリーでした。伏線も多くて、たぶんいろいろ見逃しているような気がします。が、巻が進むにつれ分かってくる新事実! BL小説といいながら、完全なBL小説ではないようなですね。ミアの話とか。でも、その話があることで、その後に起こる事柄にもつながっていく感じですね。最初は何がなんやら感があって、少し読み進めにくいかもしれませんが、後のストーリーを読むまで頑張ってほしいです。実質本編は3巻まで。4巻からは世界観が同じの別のストーリーです。
究極の『愛』の話
2024年11月9日
4巻まで読了。これはBL小説枠でいいのですか?「BL」だから…で読まない方がいたら勿体ない!
読み出したら止まらない!SFファンタジー満載の素晴らしい愛の話でした(涙)
人は相手のどこを愛するのか…容姿?魂?性格?…精神とは何?魂とは何だろう?…愛するとは何か、幸せとは何か…登場人物達を通して自分の心に語りかけてくるような作品でした。
答えは人それぞれあって、きっとその人にとってはそれが正解で…自分ならどうするのかな…と自問自答し、きっと自分の最期の瞬間に答えが分かるのかもしれないな、と思いました。
とてもとても素晴らしい作品なので、ジャンルに囚われずに全ての方に是非読んで欲しいと思います(^^)d
凄い!!
ネタバレ
2024年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄い作品に出会ってしまった…一言で感想を言うならこんな感じでしょうか。
願いの叶う薬を渡された四人のお話から始まるのですが、その薬とはなんなのかが明かされた3巻からの展開が鳥肌モノでした。面白くて読む手が止まらない。
4巻は仕方ないとはいえとても苦しかった。3巻での芭亜斗とライヴァンとの種族の壁を越えた壮大な愛の物語を読んだ後だったのでその温度差にやられます。
でも最終巻に向けて必要な過程であったと最後まで読むとわかります。
愛とはなんなのか、それをとことん考えさせられるそんな作品でした。
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面白い!
2024年10月1日
作家さん買いです。SFでもあり、ミステリーもありの独特の世界観です。ストーリーも繋がっていくようで楽しみです。面白いです!
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愛の物語
2024年6月28日
登場人物がこれだけいて、物語もあちらへ行きこちらへ行きして絡まり合って進んでいくのに、こんがらがる事もなく読ませるのは流石としか言いようがないです。
3巻までは、それでもハピエンだと思えたけれど、4巻は切なすぎて苦しいくらいでした。
でも木原作品の中では優しいお話だと思います。
BLシリーズ小説として間違いなく最高峰
ネタバレ
2024年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ケモミミ近未来SFBL小説。ただひたすらに愛の物語。
買ったのに絶対好きだからもったいなくて積読だったシリーズで、6巻で完結とのこと、このタイミングで一気読みできてほんとうに良かった!
シリーズものって途中で息切れしたり繰り返し多かったりつまらなくなることがありますが、この作品は、全く飽きることがなくシリーズ全体としての繋がりや構成も素晴らしくてBLシリーズ小説として間違いなく業界最高峰ですね。
章ごとに時間軸も変わりメインCPは交代するけどどこかで繋がってるし、1-3巻は特に序章で書かれていた、望みが叶う薬を得たひとたちがどうするか、その薬は何なのか、誰がどうやって作ったのかっていう謎ときもあるので、3巻まではとりあえず息もつかずに読むとよいですよ。

フォローしてる方のレビューに夜通し語りたいってあって、わかるわかる!っていいねを連打。私も転がっていった1粒の行方が気になる〜あれどうなったんだろう。

いま読んでるCPが最悪だろうって思ってたらオムニバスだからどんどん辛いCPが次々でてきて、木原先生よくここまで容赦ない酷いこと考えつくな、って感心しちゃう(褒め言葉)。4巻にいたっては、著者目線の目安で「覚悟」ですからね!みんな覚悟して!
全6巻、読んだ人同士で夜通し語りたくなる
ネタバレ
2024年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんがこれで完結とされたシリーズ6冊目「unbearable sorrow」が今年配信され、6冊ノンストップで一気読みできたことがとても幸せです。
凄い設定!凄い世界観!そして木原先生が変わらず突きつけてくる「愛とは何か」というテーマ。

この読後感を1人で抱えるのはたいへん辛い。
ハイハイハイ〜、飲み物とクッション持って集合!
年表作った?作ったよね〜(笑)どのキャラが一番好き?私はジョン!どのカプが一番好き?私はバート。1人だけモフモフできるなら誰にする?私はライヴァン。すんげー怒られそうだけど(笑)ワクワクして楽しかったのは5巻だねぇ〜。一番あれこれ考え込んじゃったのはハルという人物。ハルについては特に語り合いたい。他の人の意見を聞きたい。私は、ハルの考え方、数々の選択肢、そしてあの未熟で利己的な心も、読み終わったときには不思議な愛おしさを感じた。ひたすら愛を欲するけど、愛を与えるってことにはなかなか気付けない。

各キャラの結末も、ハピエンかメリバかとかより、歴史小説であらゆる人物が本懐を遂げたり無為に死んだりするのを読んだ域に達してる。でも、前述と矛盾してるかもしれないけど、これは看取りの物語ともいえる。パートナーを看取る時、相手が長く植物状態だったら?認知症で人格が変わってたら?自分のことが分からなかったら?相手より自分が先に逝きたい?そんなことも考えながら読みました。
あと、とても気になってるのですが、8粒のうち1粒だけさ……だよね…?
この世界が大好き
ネタバレ
2024年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原先生は地雷が入ってる作品が多いと勝手に思っていてこの作品も購入に躊躇していました。実際何回かセールを見送っていたんですけど、えい!と購入したはいいけどなかなか読めずにいました…1巻読んでなんですぐに読まなかったんや~って思うぐらいおもしろく好みの世界が展開されてました。
2巻が1番好きでニコラスが好き、残念な事に他のキャラに比べて登場回数が少なくかなしい、でもどのキャラの話も読み応えもあり、あ~ここがここに繋がるんだなぁって引き込まれる作品でした。
心を抉る
ネタバレ
2023年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛。愛する気持ちとは、一体なんなのか。形がないから形にしたい。見えないけれども、そこにある。願いが叶うと言う小さな丸いクスリ。手に入れた4人の物語は大きなうねりで一つにつながっていく。マッドサイエンティストとビルア種の青年。タイトルに現れてます。八尋たちの近づき方が切ないけれど少しずつもう一度近づいていく温かい温度を感じるのです。願いが叶う薬は八尋とジョエルを強く結びつけました。芭亜斗とライヴァンの長い長い物語。ライヴァンが愛を感じるようになって、選び取った結果。そればハイビルアにとっては敗北に見えるのかも知れませんが、互いに支え合っていた2人なのだから、当然の帰結。2人のデレが甘くないんだけどちょっと甘さを醸し出す感じに読んでる方がニヤニヤしてしまう…。ニコラスとジョンはもう、なんと言っていいか。犬として生きていくと言う決意が泣けてきます。ミアとスタンリーはずっと幸せに生きるに違いない。ミアの知るプラチナブロンドの美しい猫が一番怖いです。ハルは愛を選んだために生き地獄を体験し、絶望します。愛とはなんなのか。愛することって…。心のありか、心とは。どの物語も心を抉るシーンがありますが、先まで読ませる流石の木原作品。一気に読む事をお勧めいたします。読了後の達成感が凄まじいです。カズアキ先生のイラストがとても素敵です。
BL
2023年9月12日
と言うよりかはSFだと読んでて思ってました。でも4巻読み終わった後で考える事は「愛」とは何?です。人は何を愛するのでしょうね?その人の心/魂とそしてその器である身体でしょうか。でも魂が消えたら?器だけになっても愛は続くものなのでしょうか?もし器が消え魂だけになったら、やはり魂だけを愛する事って出来るのでしょうか?人は変わるものです。変わったその人を愛し続ける事が出来るのなら、その人は何を愛しているのでしょうね?
全てが結び付く壮大な物語(追記あり)
ネタバレ
2023年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー書くのに大変時間がかかった。どうしてもまとめきれなかった。巻ごとに受ける印象が違うのと、自分の中でこれはこうです、と簡潔に言えない凄い作品でした。ただ間違いなく面白いです!皆さんのレビューをざっと拝見して、体調良い時にしか読めないかも、バッドエンドは辛い…と迷いしばらく寝かせていました。それでも犬の話だけ気になり順番違うのですが、読み出すと止まらなくなり一気に全部読みました。しかも、まだ本にまとまっていない連載も追いかけました。最高過ぎた…。ある人物の話では最後の最後に号泣しました。それまでが全て最高だと思っていたのですが。(ネタバレになるので誰かは書きません)連載含めて全てのパラスティックソウルを読み終わった時、SFですが、壮大過ぎて宇宙ものではないのに、時間空間を飛び越えたような次元まで変わるような、小説だけで終わらすには勿体ないストーリーだった。木原先生日本に同時代に生まれて下さってありがとうございます。日本人の役者だけではこのストーリーの世界観を実写再現不可能だと思うのでアメリカがドラマ化してくれるか、アニメ化で全世界にNetflixででも流せないものか。最初読み出した時、そこまで思ってなかったのです。連載を追いかけるうちに宇宙が広がるのと同じ感覚で自分の中でこの作品がどんどん広がり、え、これマジで凄すぎん?と感動していったんです。各々の巻で感想が違うのですが、何度も反芻して忘れられない作品になってしまった。木原先生の作品はどれもがおすすめ作品なのですが、これだけは世界に飛び出して欲しい作品です。本当に読めて感謝です。このタイトルを見ただけで起こる胸が何ともキュッと締め付けられるような切なさと感動を出来るだけ大勢の方と共有できればいいなと思います。おすすめです。(追記)レビューの中の連載と書かれているのが2023年12月に発売になります。本当に嬉しいですー(涙)(追記)連載から加筆修正されていて書き下ろしで読後感変わりました。読み終わって嗚咽する程泣いたのは連載。書き下ろし必見です。大傑作だと思います。只これを読む前に今までの知識が必要なので単発で読まず今までのを読んでおく事をお勧めします。
読み返せない
2023年3月22日
1番最初の話読んだとき、重って思ったのにそれ以降もハードすぎて…
ほんとキツイけど読み始めたらハラハラで止まれないのはさすがだと思う。
買う前にしっかり確認を!おもしろさは、保証します。買って後悔はしてません、が、読み返すと落ち込むのでなかなか読み返せません笑
やるせなく切ないSFオムニバスストーリー
ネタバレ
2022年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原先生の作品は大好きでかなり読んでいるものの、SFが苦手なため購入したまま長いこと読まずにいました…もーなんで早く読まなかったんだ!!読み出した途端、ページを捲る手が止まらず寝る時間も惜しむほどハマりました。BLというより異種、精神体を超えた壮大な愛のストーリー。そして諸手を挙げてのハッピーエンドというものはなく、ただただやるせなく切なく、愛おしい。美しさと醜悪さが入り混じり、でもとても尊い。ライヴァンの愛を貫いた思いに泣けました。4巻はホント胸が痛かった…。個人的にはニコラスとジョンのその後を見たかったな。もっともっと世界観に浸っていたかったです。
ケモミミで甘々ファンタジーかと
2022年9月13日
個人的嗜好として甘々よりも痛い、切ないが大好きなのでケモミミで可愛らしい感じなのかな?と購入を見送っていましたが、木原先生らしい、切ないお話が詰まっていました。白い玉を食べたら何で願いが叶うのか?がよく分からなかったです。
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世界観が天才
2022年9月11日
ケモミミS Fファンタジーというと世界観がわかりにくいかなと思いましたが物語は分かりやすく木原先生の魅力が全開でした。一話ごとに主人公が変わり物語がリンクしていたり謎が気になり寝不足になりながら一気に読みました。過酷な過程の結果が満足のいくものや後悔先に立たずな展開など心を揺さぶられまくりです。3巻のライヴァンの覚悟と4巻endless destinyは特に心に残ります。是非オススメです!
近未来SF&ケモ耳BL
2022年8月16日
本編のケモ耳種族の成り立ちは、今流行りのウイルスがモチーフなのかなと思いきや、刊行がそれよりもずっと前になるんですね。近未来の予言書のようで、少しゾクッと来ました。主人公がそれぞれ別の短編で構成されていて、独特の世界観に最初は読みづらいかなと思いましたが、流石は木原先生。どんどんストーリーに惹き込まれました。エロは少なめですが、私のようにBLばかり読んでいる人間は刺激に慣れてしまっていて、心理描写やシチュエーションがしっかりしていないとエロがどんなにたくさんあっても萌えないので、全体的な流れの中に必然的にラブシーンがあるという構成がとても好ましく感じられました。1巻よりは2巻、2巻よりは3巻と、巻を増すごとに面白くなっていくところも素晴らしいです。この設定で描きたいものがたくさんあるんでしょうね。今のところ一番好きなのは4巻です。
すごく引き込まれます
2022年1月26日
一作目から4作まで一気に読みました!個人的に4作目が切なすぎて,ある意味怖くて、辛かったです。でも切ないストーリーは好きなんですがハッピーエンドが一番なんでそこがほんとに絶望的に辛かったです。3作まではライヴァンからの白い玉からそれぞれの話で八尋のとこも試練を乗り越えれたし、バートも,ミアも幸せになってくれたんでよかったけど、やっぱり4作目でずーーーんとします。なんだかんだいいましたが、とてもおもしろかったです。
!!
2022年1月13日
耳尻尾系 苦手な人にも是非読んで欲しい!!
胸を掻きむしりたい気分になる程、うわーって叫びたい程の話。
他の方が書いてるレビュー、本当に正しいです。
是非読んで欲しい!!
モフモフSFファンタジー
2021年4月19日
どんよりとダークな世界観ですが、エアカーが飛ぶ近未来的な都市や開きすぎた格差社会の描写が本当に将来あり得そうでおもしろかったです。ハピエン展開もありますが……なんとも言えない切なく苦しいお話もあるので、他とは一味違うBLだと思いました。
考えさせられるストーリー
ネタバレ
2021年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 買ったまましばらく寝かせておいてやっと読み出し、そして一気に読み応えました。なぜ寝かせておいたかと言えば先生のお話は非常に痛い内容のストーリーが多い為、私自身の心の準備が必要なのです。でもこちらは今までの「痛い」とは違う質のもので、今の地球上で起きている様々な事象ともリンクして心に刻まれて離れなくなってしまった凄いお話でした。貧困や差別、あって無いも同然の人権、でもその中で精一杯生きる人々が「生き生きと」というのは可笑しな表現かもしれませんが私にはそういう風に受け取れました。たくさんの登場人物が脇役を含めて出てきますが、その全ての人達がとても感情豊かに描かれている素晴らしい作品でした。
読んでて悲しくなる話が多かったです。
2020年11月18日
主人公が章ごとに変わるため、登場人物が多くて名前や人間関係を理解するのがちょっと大変でした。またお話の背景にある設定も、私には少し難しいなと思いました。表紙がネコミミでファンタジックな絵柄だったので騙されてしまいましたが、基本的にはほとんどが悲恋のバッドエンド。他の方もおっしゃる通り4巻は特に読んでて悲しかったですが、私はすべての巻で泣いてしまいました( ;∀;)
全部好きなのですが繰り返し読むほど好きなのは、1番最初のジョエル×八尋のfake loversという話です。もうずっと涙が止まらなかったです。
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今後の話しが早く読みたい!
2020年11月13日
ファンタジーと思いつつ読み進めると切なくてシビアでした。1巻の時点ではさほど「面白い!」とは正直思わなかったのですが、2巻読み終わってから再度1巻を読み直してハマりました。
4巻の後書きに「このシリーズには行き着きたい場所がある」との事なので楽しみでなりません。
愛の正体を問う物語
ネタバレ
2020年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読むのが止められないのに一話終わると放心して先に進めないという…この世界観にとらわれたまま仕事する羽目に。四冊で終わりですよね?続きが欲しいようなもう読むのが辛いような。ウイルスの世界的流行もコロナ流行の今となってはリアル。願いの叶う薬をめぐり時に人生が交差する群像劇です。「賢者の贈り物」のようながら残酷な結果の、さらにその先の衝撃。目をそむけたくなる人間のエゴと醜さ、弱さ。そして読者が赦しかけても罪なき子を死なせた人間には罰が下る。作者は容赦ないけれど根底に人の愛を信じる気持ちがあると思います。最期の話は「ポーの一族」を思い出しました。永遠の命があっても叶わない願い。色々なことを考えさせられレビューではとてもまとめきれません。凄い小説を読んでしまった。
BLというジャンルを超えた傑作
ネタバレ
2020年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL的欲求を満たす内容は全体のごく一部ですが、どこの際とでも高評価を得ているこの結果がすべてですね。近未来の世界観、謎解き要素、恋愛要素、倫理観への問いかけ、すべてが詰まっています。3巻・ライヴァンの最期がすごく儚く美しかったのに対し、4巻のハル(に続く面々)が欲望に忠実で、生き続けなきゃいけないのも業だなぁ、作者さんすげぇ、えげつない……と思ってしまいました(笑)
ところで……。3巻で薬の正体やハイビルアの謎が解き明かされ、そういうことか!と納得はしたのですが……じゃあなんでこの薬を飲むと願いが叶うんだ?わかるような、わからないような。
願いが叶う薬に纏わるオムニバス。
2020年10月7日
木原先生ファンは大丈夫ですが、その他の方は気合を入れてから読まないとメンタルやられます…!1〜3巻は願いが叶う薬を手に入れた四人の人間の生き様が描かれています。次第に解けていく真実と絡み合う運命、BLの枠に留まらない良作です。
4巻は『種族O』という生き物側から見た世界。色々考えさせられますね。
4巻は涙なしには読めません
2020年9月28日
文庫版、発売されている分まで全て読ませていただきました。
全体を通してSFチックな世界観で私たちは愛を何で判断しているのか考えてしまうような内容です。
徐々に明らかになるハイビルアの秘密。3巻ではっきり分かりますが秘密が分かってから読み進めると、とても切ないです。4巻は涙が溢れ呼吸が荒くなってしまうほど主人公に感情移入してしまいました。ハッピーエンドとはいえない話もありますがどの人物にも愛が感じられて素敵な話ばかりだったかなと思います。
2巻まではまだハイビルアについてよく分からないままま読んでいたので分かった状態でもう一度読み返そうと思います。
愛しいを形にしたような小説
ネタバレ
2019年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読者の言う作品の良し悪しは、作者様の感情表現に共感できるかどうかに大きく影響されると思っています。私はただ、甘々ラブラブな作品が苦手です。(批判ではなく好みの問題です)その点、木原先生が書かれる人物は癖持ちばかりで、元々大好きな作家さんです。ですが、今回の作品に関しては好きを通り越して尊敬致しました。物語の構成が非常に秀逸です。さらにアクションシーンの切迫感や、怖気がくるような闇の深さなど、読後もその世界から抜け出すのに時間がかかるほど引き込まれました。また、この物語の主軸の主人公、芭亞斗とライヴァン。二人の愛情の深さに泣かされました。自分がライヴァンだったら同じことを求めるだろうな…と。芭亞斗の精神的な脆さは母性を刺激するタイプで、とても一人にしておけないですし。そして、もう一つ印象に残っているのが、ジョンがニコラスの靴に口づけするシーンです。清くて尊いです。この世界観と構成、そして数々の伏線とキャラの濃さ。先生、天才です。
めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ良い
ネタバレ
2019年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻を読み終えた所です。
2つの話が入っていたのですがどちらも号泣ものでした。
八尋のお話はほんと最高でした。ジョエルの必死さに愛の深さを感じました。でもその愛は本物なのか悩む八尋の胸の痛みも伝わってきてもうもう… 最後は薬無しで愛を確かめ合えて本当に本当に良かったです。
バートとケビンのお話も号泣しました。愛の形が切なすぎて美しすぎて。。。鼓動が動き出すのを待った…とか…涙
まだあと3冊楽しめるのでゆっくり大事に読もうと思います…!ああでも一気買い一気読みしてしまいそうです
こんなに先の気になるBLは初めて!
2019年8月31日
ケモミミには全く興味はないし、特にSFが好きなわけでもありませんが、本当に面白くてページをめくる手が止まりませんでした! 章ごとに1人の人物やカップルごとに焦点を当て、深く掘り下げていくうちに謎が解かれていく書き方は見事という外ありません…!
ミステリー要素のあるSF恋愛ものといえばいいのでしょうか。あ、男女の恋愛パートもあるので苦手な人は注意です。
大好きなおはなし
2019年8月28日
良いです。読んだ後なんども思い返していろいろ考えてしまいます。あとがきですが、先生、「ブロマンス」はたぶんそういう意味じゃないです(笑)。
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最高です
2019年8月25日
先生の作品の中で1番好きです!ケモミミ モフモフ 近未来ファンタジー。大好物です!複雑に絡み合ったCP達のどの話も面白くて切なくて夢中で読みました。この作品は他の作品に比べるとソフトに感じました(痛いのが)。勿論木原先生ですから精神的に苦しい辛いははあります。またそこがたまらなく良いです。それぞれのCPの想い合う気持ちが切なくて涙が出てます。本当に大好きで何回も読み返してます。出来ればnext ageのその後が読みたいです。もうずっと続いて欲しい!
素敵な作品
2019年8月15日
BLとかのジャンルを超越して面白い作品。いつも、絶対に恋愛しそうにない二人が、いつの間にかこれ以上はない程、どっぷりお互いに嵌ってしまっているという木原先生マジックを今回も堪能させていただきました。ちなみに、私にとって、木原先生の作品は、大好きな作品と痛すぎて読めない作品に分かれるのですが、今回は大好きな部類で楽しんで読めました。
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やっぱりケモミミはいい!
ネタバレ
2019年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻〜3巻までは2作品+α、4巻は表題作丸ごと+αでした。現時点で中篇、長篇作品は7作品ですが全てがBLというわけではないです。1巻はBLと非BL?(ブロマンス)2巻は異種間の友情物語と男女の恋愛物語、3巻は共にBL、4巻もBL作品といった形でジャンルは混在しています。単品で読んでも面白いかとは思いますが全作品を通して一つの作品にもなっているので順を追って読む方が絶対におすすめです。(3巻は丸々BLですが、1巻の非BLと登場人物が同じなので読まないと少し内容に入りづらいかと思います)
全てが全てハッピーエンドというわけではありません。そもそもハッピーエンドは作る側がどこで物語を終わらせるのかだな改めて思い知らされる作品でした。ただどの作品にも共通する事は「幸せな時間は必ずあった」という事です。そして必ずあるモフモフ、最高でした。
4巻の感想
2019年3月3日
1巻~3巻分は本も電子も持っていて4巻が新しい話なので購入しました。ハッピーエンドではありませんがバットエンドかと言われると違うと思います。私としては自然な終わり方だと思いました。長い年月のとても切ない話で何回も泣かされました。また別の話で続編希望です。
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ファンタジーかと
2019年2月26日
「始まりの章」をまず読んでてファンタジーなのミステリーなの?とどんどん引き込まれて「終わりの章」待ちだったのが文庫に変わってるし…。重複しながら読み直して、1~3巻やっぱりSFファンタジーのBLで落ち着きました。4巻はおまけ?と言うか「ある種族」側視点の話で、読んでも読まなくても?が素直な感想ですね。「ある種族」は1~3でも充分語られていたし、生存するための生き方の選択みたいな事は感じられていたので、その確認に過ぎなかったです。
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胸にグッとくる
2019年1月7日
ストーリー展開が素晴らしくぐいぐい引き込まれます。愛すること、生きること。何度も考えさせられました。近未来の世界でその設定だから、際立つ心情。切ない場面も多いけれど、幸せな場面もあり最後はほっとします。木原作品の中で私の中では上位に入ります。次巻が待ち遠しいです。
独自の世界観が見事!
2018年12月30日
なかなかしんどく悲しい話も入っていますが、幸せなカプの話もあり、安定の木原音瀬さんワールドに浸って読める作品です。ジョエルと八尋カプのイチャイチャをもっともっと読みたい。。。薬の 謎が3巻には解明されるとの事で、早く読みたいです。シーモアさん早く電子書籍化お願いします。待ちきれなくて紙の本買っちゃいそう〜
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描き下ろし追加!の新装版。全6話+α。
ネタバレ
2018年12月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 完結後、追記>
小説、現在計5冊。全4巻完結後、別で番外編love escape1冊有り。
(旧版で読了t)。
追記終わり>>

現在新刊でまだ1冊のみの発刊ですが、まだ続きます。
旧版の書籍、はじまりの章&おわりの章の全2冊組で読みました。
旧版では3話ずつ収録でしたが、本作は目次タイトル(試し読み)で見るとメイン2話のみ+追加描き下ろしのtrue lovers。
そうなるとこっちの新装版は全3冊になるかも??

近未来を舞台とし、構成が非常に面白いストーリー。
1章ごとに主人公たちがかわりますが、全て読んでひとつのお話です。
最後の章ではまた違った意味合いが出てきます。

最初のプロローグがきっかけで起こるそれぞれの人物にまつわる物語。
どれも皮肉とも思えるような愛情が絡むお話で、その哀愁に読んでて心にぐっときます。。

BLの人達もいるけどそうじゃない人達の話もあり、BLの枠にとらわれない幅と深みのある作品なのが作者さんらしい。
腐読者だけではなく広い読者層が読んでも楽しめそう。

わかりやすいハピエンじゃなくてもいい、BL問わず意味の深い読み心地のガッツリある、長編どんとこい!という本大好きの方、
絶対!超絶!!オススメです!!!
とりあえず、作者さんファンには間違いない。
(ただし、お時間ある時に)

各章、」時間軸は一緒なので横のつながりもちゃんとあります。
全章読むとそこそこ量もあり、時間を置くと前にチラッと登場した人物が忘れそうになる。
読むなら全巻、間をおかずに読むのをオススメしておきます!

そして読むなら旧版ではなく、絶対コッチの新装版で!!
旧版にはない、描き下ろしが沢山追加!!
物足りなかったあの話の続きが読めるんだろうな!と(悔しく)思いました。。
いつか内容を忘れかけた頃にでも、、、
この新装版が全巻そろった後にリベンジしますわ!!!
SFです。
2021年6月27日
1〜3巻は、沢山の人達の物語が出てくるけど、皆が知らない所で繋がっていて、パズルがパチパチはまっていくようで面白い。自分が想像していた以上の謎が隠されていた。全く分からなかった謎が、3巻で明らかになった時には…っえー!となり、凄い納得した。
4巻だけでも読める。4巻を試し読みすると謎が分かるので、1巻から読みたければ、試し読みもしない方がいい。
全体的にLOVEが少ないけど、3巻まではいちを皆ハピエンだと思う。
彼等の謎が解けると、愛が強いほど辛くなる設定だったので、4巻なんて辛かった。現実世界ではありえない設定だけど、読後がモヤモヤする。どうしようもない…。悲劇だなと思う。この悲劇は終わるのかな?5冊目がまた新しく出たので、そちらも読んでみたい。
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面白かったけど
2021年6月6日
面白かったです。願いが叶う薬にまつわる4人の話ですが 読んでる間も読んだ後も結構心にズシっとくる感じです。
切ない恋
2020年7月7日
同じ魂を移し替えて生きる種族との恋。読んでいて切なすぎて苦しいです。
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面白い
ネタバレ
2019年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 個人的にはdear brotherとGirl and Dogが好きです。
拗れた兄弟愛。少女と稚いおじさん。
3巻で謎が解けてすっきり。
4巻は蛇足かと感じました。
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新版にはおまけがつくの?
2018年12月26日
旧版で読みました。もう読んでて切なかったり、怖かったりだけど途中で止められない!ああここでリンクするのか、と、お話のクオリティは最高です。BL の狭いジャンルに置いておくのが勿体ない。
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近未来ケモミミ
2018年12月5日
近未来、奇病のワクチン血清をキッカケに、一部の人類がケモミミ化したというファンタジー設定です。
いつも以上に暗い雰囲気なので序盤はジトジト進みますが、勢いづいたら操られるようにテンポアップ。さすがです。終わってみればそのジトジト感が、作品の世界観を表す大事な感覚だったと気付きます。
その世界での、一組のカップルのお話と、一組の兄弟のお話。主に2篇です。カップルのお話は甘い後日談も有り。強烈な痛みや痛烈な哀しみはないものの、淡々と切なくて。特に兄弟の方は救いがなくて、可哀相です。ぜひ救済ストーリーを!
~追記~
2巻読了。2巻は濡れ場一切ナシ。ヒト×犬のお話と、ヘテロのお話。1巻では謎だらけだった部分が少しだけ解けてきます。3巻があるそうです!楽しみすぎる!
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うーん
2024年11月26日
話の内容は奥が深くて、面白そうなんですが
読みづらいのがね・・・
もう少し、改行とか改行とかあってもいいのでは

なかなか1冊目から進まない。
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1巻だけ購入
2020年9月27日
重い、暗い、辛い…どシリアスです。
人間の、本来隠したい汚い部分をさらけ出す作品は苦手です。
救いがあっても、更に裏切られる気がするので。
読後はモヤモヤ。
ポイントに余裕があったら、いつか続きを読もうかなーと思います。
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作家名: 木原音瀬 / カズアキ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館