小田ヒロ先生がご逝去されてもう続きが読めないのは哀しいですが、何度も読み返してます。
ひたむきなヒロイン・ピア。
スパダリ・ルーファス。
乙女ゲームのシナリオに強かに抗いながら、堅実に地盤を固め、愛も育んでいきます。
前世の記憶(大学院生)を活かし今世は博士に。
コミカライズから入りましたが、本作も読みやすく、何よりワクワク感があります。
サスペンスな展開(マジカルパウダー)やシナリオその後の悪事など、乙女ゲームのシナリオに出てこない部分の裏話、的で構成力高めだと感じます。
恋愛的なイチャコラは少ない時もあり、ひたすら溺愛!スパダリ力!高位貴族の力!な時もあり、その辺りの甘めな部分は私はさらりと読み流してしまいます。
(悪い意味じゃなく、ラブラブね、と微笑ましくて(笑))