ネタバレ・感想あり罪深き堅物伯爵の渇愛【イラストなし】のレビュー

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やっと手に入れた
ネタバレ
2022年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 許嫁同士がボタンのかけ違えから別れ、その弟と結婚する。しかしそこには望むものは無かった。家督を守るためだけの結婚は哀しい結果を生む事となる。記憶を無くしたヒロインの為に弟になりきるヒーロー。そこには望む愛があった。遠回りしたけれど互いの1番求めるかたちになって良かった!
あのとき、あの場面で!
ネタバレ
2022年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ イヴァンの一言がなかったがために、全てが悲劇へと転がっていったのでは?でも、それはあまりにも2人がお互いを大事に思いすぎての結果。でも、言葉が足りなかったね。後悔しても2人の関係は元に戻らない。婚約を解消後シモンと結婚したティーナ。その後、事故でシモンが行方不明になりティーナが記憶喪失になり、イヴァンがシモンの代わりに公爵家とティーナを面倒をみることに。そうのちに2人の間に芽生えた気持ち。3年経っても白い結婚のままで良かったね。それを知ったイヴァンの気持ちが痛いほど伝わってきた。ティーナはイヴァンに心を残したままだったからシモンもそこは無理強いしなかったんだね。記憶が戻りシモンとイヴァンが入れ替わっていることに申し訳なさを感じ、別れることを選ぶティーナだったけど、その言葉を言う前にイヴァンからの告白。よくぞ言って入れた!スッキリー!それにしても、自分の不甲斐なさを人のせいにしてサツジンまでおかそうとするシモン。どこでどう間違ったのかね。隣の芝青い。と羨ましがるばかりでなく自分も努力しないとならない。ってイヴァンからのメッセージにも思えた作品でした。
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一途な愛
2021年8月10日
最初は、ヒーローのヒロインに対する態度に冷たいなぁと思いましたが、読み進めるとただ不器用なだけでした。ただその不器用さのせいで、ヒロインはヒーローの弟と結婚してしまい、事件にあって記憶喪失になってしまいます。
記憶喪失ものは多々あれど、夫に成り代わっての溺愛は面白い設定だなと思いました。
ふたりの心情が丁寧に描かれていて読みやすく、切なさも溺愛もあって、好きなお話でした。最後の終わりもよかったです。
不器用なヒーロー
ネタバレ
2020年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初はヒロインがかわいそうに感じたけど、途中からはヒーローがかわいそうに感じてきましたね。元々は許嫁どうしだったのにヒロインの意地っ張り、ヒーローの意気地無しのせいですれ違い、双子の弟とヒロインは結婚してしまいました。そのあとヒロインがヒーローのことを弟の名前で呼ぶようになるのですがその心境は辛かったのではないかと、思います。ヒーローは一途で良かったのですが、ちょっと気になった言い回しがありましたね。一途と言うことは、ヒーローは童貞だったのでしょうか? ヒーローサイドでヒロインとするまでは自分は淡白だと思っていた。という表現があるのですが、それってだれかとそういうことがあったから比べるものがあったからそういっているのかどうなのかがわからなくてそこがひっかかりましたね。そこが引っ掛かる以外はとても好きなお話でした
溺愛
ネタバレ
2021年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時間軸はそのままにティーナ視線、イヴァン視線の両方を読んで知れます。イヴァンが成り代わりの溺愛から真の溺愛になる過程が可愛いです。シモンは生い立ちを考えると可愛いそうですが、名実共に封印されたにちがいないですね。
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なかなか拗れていました
2020年11月15日
途中からストーリーが違う様相になり、嫉妬の恐ろしさがジワジワときました。心情を丁寧に描く作家さん、本作も主人公達のすれ違う想いが丁寧に描かれてました。
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残念〜
ネタバレ
2021年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶喪失の妻に、夫として過ごす(冷酷な)義兄という斬新な設定で、ワクワクもありましたが、いくらなんでも夫の愛人が自宅で我が物顔で暮らしているのを追い出して許しを請うとは、痛すぎる力技で、ヒーローが不器用過ぎてジレジレでした。真面目だし本当は一途だし、おまけにイケメンなのに、残念な空気が否めません。心の揺れ動く様は読み応えがありましたが、もういっそ真実を打ち明けてぶつかっていこうよ!と何度思ったことか。ヒロインも無理があると気づきながらも触れずに過ごしてしまうあたり、似た者同士だなと思いました。夫と愛人はもちろん最悪だと思いましたが、最初の選択を誤り、拗れに拗れ、うやむやなまま幸せを追い求めた二人もあまり好きになれませんでした。
作者買い
2020年10月23日
大好きな作者さんの新作ということで購入。記憶喪失ものは多数読みましたが、今作は捻りがあって斬新でした。しかしヒーローいくら何でも不器用すぎやしませんか(笑) ヒロインは嫌なことに目を背けて逃げてばかりでかなりでちょっとイラッとした。もうちょっと芯のある主人公だったら星5つでした。
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作家名: 宇奈月香 / 園見亜季
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: プランタン出版
雑誌: ティアラ文庫