ネタバレ・感想あり天馬の貴公子の箱入り花嫁のレビュー

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スピンオフもいい!
2025年2月27日
本編の貴公子もすごく良かったけど、こちらも面白かったです!ニヤニヤしたちょっと嫌なタイプの攻めかなと思ったけど、実は裏では…なギャップが最高。受けちゃんはツンデレで素直になれなくてでも純新無垢…という大好物な設定でした。佐竹先生面白い!
健気受けと一途攻めが良い
ネタバレ
2025年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 佐竹先生の作品は情景描写がとても繊細で大好きです。
所謂オメガバースの設定ですが作品の世界観に合わせて言い回しがちがうのも良かったです。
スピン元の1作目はまだ読んでませんがこの一冊だけでもとても良かったです。
健気で芯の強い美人受けの思雨がちょっと強引な一途攻めの優飛に愛を囁かれて人となりを知り次第に惹かれていく様子がとても良いです。
好きなのになかなか素直になれないところも可愛く最後のデレはたまりません!!
もっと2人のラブを見たいです。
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「永遠の花嫁」とのセット読みがおすすめ!
ネタバレ
2024年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピン元「〜永遠の花嫁」ではファンタジー色強めであまりハマれませんでしたが、どっこい今作では前作があったからこその面白さ意外さがありとても楽しかったです。なのでスピン元とセット読みがおすすめかと。
今作は緩急のあるストーリー展開と読むほどに意外性が増していくキャラが印象的でした。仕事ができて泰然自若としてどこか憎めない人たらし、将来をより良くしたいと頑張る誠実な攻めと前作ではひ弱で儚げな印象だったのに意外にも芯が強く思いやり深くちょっと意地っ張りな受け、他にも狐、鼠、熊など多彩なキャラが活躍して最後に秘密が明かされて、と前作より練りに練られたストーリーだったので最後まで飽きず、気付けば大いにハマっていました。
前作を星3にしていますが今作は文句なしの星5!この世界観にようやく頭がついてきたのでw、父親sの昔話があれば読みたい。イラストはカバーのみ
じれったい
2024年1月18日
佐竹先生が好きで既刊を徐々に読み進めてますが、今作の2人、めちゃくちゃ好きです!!!攻めも受けも序盤の印象とはどんどん変わっていき、ファンタジーながら地に足のついたストーリーでもどかしくて最高です。攻めの優飛が恋愛に不器用なのも、受けの思雨が意地っ張りなのも、まとめてギュッとしたくなるような、陰でじーっと見てたいような(笑)もっと続きが読みたいです。
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優飛と思雨に惚れます(^^)d
2023年12月14日
「…永遠の花嫁」のスピンオフ、青流の友人の黄羽:優飛のお話。
私は前作よりこっちが好きだな~♪青流よりも役職が高いのも頷けます!
優飛の優しさや強さ、仕事に対する信念や責任感などがすごく伝わってきました。思雨に対して一途で(そうみえないけど)必死な想いとか、飄々としてるように見えて実は…な優飛が可愛くてカッコよくて、惚れます♪
思雨がなぜ「箱入り息子」なのかが分かるこの作品。数年前からの事故や事件との関連性、謎に包まれていた真相などが今回明らかになり、ハラハラドキドキしつつ、恋の行方にもキュンキュンして…文句無しに面白かったです♪♪
思雨についてあまり書けないけど、真面目で一生懸命で前向きであろうとする姿が大好きです(^^)d
※青流さん、またしても失言野郎でしたね!あの場で軽口であったとしても、言う??親しき仲にも礼儀ありじゃないかな…と思ってしまった(^^;
よかった!
ネタバレ
2023年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフ。スピン元のcpもでてくるかなと期待したけど、青流しかでてこなかったのがちょっと残念です。ストーリーはとても良かった。スピン元で気になっていた朱家の謎もとけ面白かったです。
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一作目より好き
ネタバレ
2022年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一作目に出てきたサブキャラたちのおはなしです。
私的には一作目よりもキャラたちが好きで萌えでした!一見軟派な感じの攻めが美しくて世間知らずな受けを溺愛します。攻めがほんとにいい人!惹かれてく受けが良い。どんどん受けが強くなってて応援できます。最後の方の獣化してのバトルがちょっとイメージが難しかったかな…。でも好きです。また読み返します。
パワーアップした構成・展開に引き込まれる
2022年12月14日
『天馬の貴公子の永遠の花嫁』スピンオフです。前作で親子でやっちまった感があった思雨でしたが、あの時のことは父親主導のフライングだと分かり、今回、色眼鏡で見ずに済みました。先生の書かれるキャラは、ギャップが魅力的だなと思います。軽薄でチャラそうな優飛が、実直で子供に好かれる(良くも悪くも子供は正直)人柄もよく部下にも尊敬される人物だとか、箱入りで主体性がなくたおやかで従順なイメージの思雨は、思いの外頑固で意地っ張りだとか、特に思雨がいなくなった時の優飛父の乙女チックな寂しがり方が可愛くてキュンときました。ストーリーの主軸となる二人の恋と陰謀の数々が、前作以上に凝っていて作り込まれているのが分かりましたし、どちらも読み応えがありました。天馬に翼が生える条件?にも工夫があって楽しめました。欲を言えば、青流だけでなく志遠にも登場して欲しかったなぁと思います。勝手に子供ができていて…みたいなアフターストーリーを期待していたので。先生の中にはまだまだ構想があるようなので、ぜひともシリーズ化してほしい作品です。ささいな事かもしれませんが、スピンオフには挿絵がありませんので、気になる方はお気をつけて。
美形でかわいい!
2022年12月11日
スピンオフですが、こちらの方が好みでした。思雨のツンなとこ優飛との会話、楽しめました。話が進むと、いろんなことが出てきて、驚きがいっぱいです。
面白いです
2022年12月10日
「天馬の貴公子の永遠の花嫁」が面白かったので、スピンオフと言われているこの本を引き続き読んだ。
世間知らずで素直な性格なのに意地っ張りな所もある主人公が好ましく、起伏のあるストーリーに引き込まれ、夜遅くまで読み耽り一気に読了。初めての作家さんだったが読みやすい文章で、更にもう一冊別の作品を購入しこの後読む予定。本当は、志遠や思雨のその後をもっと読みたい。何気ないのに後を引くのだ。
キュンとして切なくて甘々です。
ネタバレ
2022年11月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家様のファンです。説明しすぎない文章で情景や心情が細やかに表現豊かに綴られていて没入出来て大好きな作家様です。
心が疲れたときなど、読み返しています。
思雨ちゃんのツンツンしつつも素直で可愛くて健気で無自覚な感じに、優飛がメロメロな感じも良いです。
続編ないのですかね?勝手な希望ですけど、続編のこれでもかって糖度が高めのもの期待しています。
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なにこれ最高
2022年10月25日
前作より良かった。思雨が儚げ健気かと思ってたら強気美人なとこも優飛がチャラそうなのに一途でストレートに愛情表現するところも全部が最高。そして、優飛の父上格好いい惚れる。登場人物が本当に魅力的です。

勝手な私見ですが異世界ファンタジーBLって最初はコミカルなの急にシリアスになって長々と紆余曲折があり最後にちょろっとイチャラブで終了なものが多くずっとコミカルでイチャラブが読みたいのに!って裏切られた気分になります。ですが佐竹先生は常にコミカルとイチャラブを提供しつつストーリーもしっかりある作品を執筆される稀有で素晴らしい作者様だと思います。
スピンオフも面白い
2022年10月23日
前作を読んでいなくても面白いですが読んでいた方が納得のいく一冊になると思います。奥が深いストーリーでスケールが大きいです。優飛が軟派な大人なんだけどジェラシーが垣間見えてキュンキュンするし思雨は恋に恋しちゃってる感があるけどホントの愛を知って精神面が大人になるし笑。こちらの作品も魅力満載で最高でした。
前作ででてきた2人。
ネタバレ
2022年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作では、接点はないけど、遊飛が恋に落ちる瞬間から、2人が番うまでが描かれていてよかったです。
青流に片想いしてた思雨が、こんなはっきりものがイエル性格だったのかと、遊飛とのかけあいがおもしろかった。ケンカップルな感じで。
そして、遊飛の 真面目なところと、私塾をひらいてる意味とか、表の顔とのギャップがあってよかったです。
スピンオフ、最高
2022年10月6日
ツンデレ健気受けの王道でしょうか。天馬の貴公子シリーズ二作目も最高です。ストーリーの屋台骨がやっぱり太い。そこにラブと可愛い癒やしと笑いと挟んできて、読みやすくて大満足。安易で都合の良い展開ではなく、きちんとした結末なのもいい。作者買いすると決めました。
登場人物が魅力的。
2022年10月5日
背景が細かく丁寧に設定されていて、ストーリ自体がとても面白いです。

でも何より魅力なのは、登場人物。人物描写が丁寧で、主人公2人がとても魅力的です。

人間の弱い部分、人には見せない悲しみや苦しみ、人の愛し方、どれもが惹きつけられました。

シリーズ前作も面白かったけど、こちらの作品の方が人間的魅力がより増しています。
何度も読み返してしまう
2022年10月3日
前作が面白かったので最初は正直「え、あの2人の続きじゃないの?そんなぁ」って思いましたがこっちはこっちで最高というかこっちを何度も読み返してしまってます。悩んでる人いたら是非読んでください。
攻めも受けも長所も短所も書いていて、その全部が魅力的に感じ取れるのは本当に作者さんの技量だと思うのですが素晴らしいです。ダレる箇所もなくずっと面白かったです。
あと容量が他社は1.7Mだけどシーモアさんは1.8Mなので、限定SSの有無だと思いますけどシーモアさんで読んだ方がいいと思いました。
もう一つ言うと作者さんのツイッターからその後の2人の大変えっちなSSが読めるので本当に愛と2人の性癖で最高でとんでもないのでまだ読んでない人がいたら早く読んだらいいと思います。幸せになります。
個人的にはあと1000pくらい読みたいです。
スピンオフです。最高!
2022年6月1日
1冊目の志遠と青流かわいかったけどこちらの2人もたまらないですねえ。内心焦ったり怒ったり悶えたりする姿が愛らしい。恋愛以外のストーリーもしっかりしていて読み応えがあります。呂静モフりたい。このシリーズ続くといいなあ。好きな作家さんをみつけると全作品読んでみたくなるタイプなので佐竹さんの他の作品にもいってきまーす!
こちらも面白い!
2022年5月26日
前作から2冊一気に読みました!暫くこの世界観に浸りたいので、また読み返します。好きな作品に出会うと、読後なかなか他の作品に手が伸びなくなるのが困っちゃいます。なので、ぜひシリーズ化して貰って、どっぷり世界観にはまりたいです。欲をいえば、挿絵があったら尚良かったです。
この作品も面白い!
ネタバレ
2022年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作ではそんなに活躍してなかった黄羽さんが主役のお話。え、こんなにかっこいい人だったの!?って感じです。前作の主役、青流さんよりかっこいいかも?前作では苦労知らずのいいとこのボンボンだと思ってました。
なかなかくっつかないからジレジレしましたが、最後はハッピーエンドです。もう少し甘いイチャイチャが読みたかったな。
また続編orスピンオフが読みたいです。
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全245頁、ツンデレ受けと熱い攻め
ネタバレ
2022年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今作も良かったです!前作で謎だった部分が明らかにされ、色々スッキリしました。思雨には前作のことがあって、あまり良い印象がなかったですが、後半からは好きになっていました。思雨の父が、息子を思う気持ちや過去の恋愛には涙しました。なかなか素直になれない思雨にモダモダしましたが、ハピエンで良かったです!あとがきにありましたが、志遠の兄CPのお話もぜひ読んでみたいです。イラストは表紙のみ。
シリーズ化希望
2021年4月6日
前作の攻め青流の食えない親友のスピンオフ。そのお相手になる受けは青流に体で迫り振られたあの零の種とは。前作も良かったが本作もかなり面白かった。コジャレたり難解な文体はなくストレートな表現は入り込み易く、なのに練られた設定や予想もつかない展開にはハマります。続編といわずこの世界観は是非シリーズ化して欲しい。
意外に熱い馬
2021年3月30日
前作「永遠の花嫁」から待望の続編。なかなか二人の仲がうまくいかずじれったいのですが、どーなっちゃうのこの二人…。意外に熱い馬でした。面白かったです。
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スピンオフ
2021年3月9日
前作の続きで事件の真相も出てくるので2冊合わせて読むのをおすすめします。
前作の青流もチラッとでてきます。
前作も好きでしたが今作もすごく良かった。思雨もいい子で優飛も見た目より一途で、事件と絡み合って面白かったです。
面白かった
2021年1月24日
この作品はスピンオフだそうですが、こちらを先に読んでしまった。でも問題なく読めたし、面白かった。
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面白い!
2021年1月5日
こちらは「天馬の貴公子の永遠の花嫁」のスピンオフです。オリジナルを読んでいた為、思雨に感情移入できるか心配でしたが問題なし。オリジナル以上に素晴らしい作品でした。
メインの2人の忌憚なく言い合える関係性が楽しい。ただ本心は意地を張ってしまって言えない、なんて所がもどかしかったです。
間違いなく面白いのでオススメです。
色んな意外性があった
ネタバレ
2020年12月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 色んな意外性があって、最後まで楽しませていただきました。一見チャラそうな優飛(黄羽)が、一途で、仕事人で、五大家の出なのに清貧なとろことか。儚そうな印象の箱入りな思雨が、意外とはっきりと物を言い、しっかりしてて、男らしかったところとか。キャラクターの言葉一言一言に説得力があって、魅力的でした。
前作のスピンオフとのことで、志遠の幸せな姿がちょこっとでも見られるかと期待しましたが直接的な登場はなしでした。でも、前作を読んでいなくとも十分に楽しめるお話でした。満足!
スピンオフ
2020年12月2日
前作が面白かったので、スピンオフを期待して読みましたが、期待以上で面白かったです。前作の主役の親友の黄羽と主役に思いをよせていた思雨の話でしたが、黄羽というのがあだ名だったので、前作にでていた親友とは違う人物かなと何度も読み直してしまいました。ほんとうは優飛という名前でした。
今回の飄々としていて心で泣いている攻めと一途な思雨ちゃんのカップルがすごく良かったです。大満足でした。
一途攻め
2020年12月2日
一見飄々としてるけど超一途な攻めと、ツンデレで美人な受けの二人がお気に入りです。前作の悪役との決着がつきます。謎解き要素もありでおもしろいですよ
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失恋からの溺愛
ネタバレ
2023年6月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ しぶしぶお嫁入りしたけど、心を通わせるようになって…というお話。飄々としていた攻めが、ヤキモチを焼いてしまう場面が切なくて、何回も読んでしまう。
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よかったです
2023年1月20日
シリーズ買いしてたのに、またしても読む順番を間違えてしまいましたが、予想外の展開もあり、面白くて一気読みしちゃいました。
溺愛ものってやっぱりいい...
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イラストは表紙のみ。スピンオフ
ネタバレ
2022年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 可能であれば前作から読んだほうがいいです。というか思雨がこういった性格だったとは😊前作だとあまり出てこないですが、したたかなどちらかというと悪役なのかなって感じでしたので。二人のラブラブ編も読みたいです!
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スピンオフ
ネタバレ
2022年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピン元の青流の親友・黄羽と、青流に失恋した楊家の思雨のお話。こちらもすごくおもしろかったです!思雨が健気でいじらしくて頭も良くツンデレでかわいかったです。呂静をはじめとした子供たちもかわいかった。ただ、結婚したあとにいきなり「家に60人程の子供たちが下宿しているので面倒をみてほしい」と言い出すのは結婚詐欺のようなものでは…。しかも結婚前に言ったら破談になると思ったからって確信犯ですよね。家格からいって思雨から離縁することもできない状況で。私だったら許せないです。思雨えらすぎる。楊家当主はスピン元では、ただ家の利益の為だけに息子を青流に嫁がせたいのかなと思っていましたが、こちらを読んでただのいい父親だったとわかり安心しました。
面白かった
2022年10月9日
世界観、ストーリーしっかり出来ている作品。面白く読ませてもらいました。欲を言えば、もう少し二人のラブラブな場面が後日談としてでもあればなぁ…と思いました。
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こちらの方が好きかも
2022年10月9日
スピンオフだけど、こちらだけで読んでも大丈夫。

ストーリーはわかりにくさや説明臭さはあるけど、それでも一途に受けを思う攻めが可愛かったので、溺愛攻めが好きな方には良いと思う。
スピンオフ
ネタバレ
2022年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフも面白かったです!本編ではただチャラそうな攻めでしたが、ものすごく素敵な男でした!そんな攻めになかなか答えてあげない受けにイライラしてしまったぐらい、攻めが一途に大きな愛で宇気を包み込んでいます!両想いになってからが短いので、この後復縁するまでの二人も書いて頂きたいです!
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イラストがない!
2021年9月10日
あれ?前作はありましたよね。なので☆−1ですが、お話は面白かった。誰かと思ったら『黄羽』さんの話。しかし完全に思雨に感情移入してしまいました。見合いの席での父と優飛や、婚姻の儀の時は腹が立ち過ぎていたたまれなかったです。思雨可哀相!!なんてデリカシーのない、気の利かない男共だ!!でも、良かったでーす。その後続編希望!
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シリーズ化で続編希望
2021年8月8日
天馬シリーズで続編希望です。前作の永遠の花嫁が良かったので、今作がスピンオフというレビューを読んで購入しました。前作からの世界観も人物設定もしっかりしていて楽しかった。攻め受けのキャラが前作と違うのも良かったです。挿絵を期待していたのに無かったので☆−1で。作品紹介に挿絵無しの注釈が入っていて購入時に分かっていれば良かったのに。作者様の力量とは関係ない部分でのマイナスですみません。作家先生には申し訳ないです。
男前で不器用な攻め
2024年12月27日
優飛の仕事に対する清廉潔白さや情熱が伝わってきました。仕事に夢中になれる男っていい。でも恋愛方面になると途端にダメで、素直になれなかったり変な牽制をしてみたり。そこもかわいいのですが、お相手の思雨があまりにもケンカ腰なので、2人して不器用な回り道をするパターンでした。思雨が初恋の人が大好きすぎて、優飛に対して本当にかわいくないんだな、これが。優飛は魅力的でしたが、今作は思雨の性格が全く好きになれずこの評価です。2人の「初めて」がアレというのもどうなんでしょうか。全体的に「うーん」と首をかしげるような場面が多かったです。
キャラが好きになれませんでした
2023年7月31日
こんなデリカシーの無いお相手はどんなに仕事が出来て、さらに立派な社会活動をしていようが私には無理です。結婚式であんな事を言うのも絶対に許せないですし、婚家での初めての朝とかも酷いものです。そしてお互い心が通じ合い、本当に初めてそういう事を致す時も、あれは考えられないです。大切にされているなんてとても思えないでしょう。飄々とした性格のそんな人から毎日愛の言葉を告げられてもたちの悪い冗談で嫌悪感しか無いでしょうね。オメガバースだともスピンオフだとも知らずに読みました。色々な種族で成り立つ複雑な設定ですが、そんな込み入った世界が必要な物語展開とは思えず、無駄にややこしい感じです。
キャラクターを好きになれるかどうか
ネタバレ
2024年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの新刊が好きでしたので、これも読みましたが非常に後悔しています。
和風?中華風?のオメガバースファンタジーもので、飄々とした優男×箱入り息子です。
話の筋としては大変よく練られていて、とても良かったのですが、とにかく受けも攻めも好きになれなかった。
攻めは常に掴めないことばかり言う男で、信用出来ないし格好よくありません。また受けは15歳くらいの精神年齢のような言動で、特に無理でした。ずっと反抗期のように怒っているし、そのくせ自分は何も出来なくて、と言っていたと思えば意地っ張りでつがわない、相応しくないからと突っぱねる。
この受けの何が良くてこんなに攻めは好きなのか?という気持ちにしかならなくて、無理でした。

受けを好ましく思えるか思えないかで、作品の感情移入度合いが大きく変わります。結果として後半読む気もせず、話の筋だけ追うために流し読みしました。最後の最後まで意地を張って句読点を付けまくって怒っている受けと、何が言いたいのか分からない攻めの掛け合いを見て、最後結ばれるところ以降読んでません。

多々ある商業作品の中で、小説も漫画も数百冊以上読んでますが、これほどまでに苛立つキャラクターは初めてでした。精神が幼いキャラクターは苦手なんだということを改めて知れました。

話や書き方自体は素敵でしたので、このキャラクターや掛け合いが面白いと感じる方には問題ないと思います。私には心底無理でした。
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作家名: 佐竹笙 / 新井テル子
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: KADOKAWA