ネタバレ・感想あり聖邪の蜜月【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】のレビュー

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泣けた
ネタバレ
2025年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく良かったです!安西先生の現代社会の穏やかな恋愛物も好きだけど、ダークファンタジーの世界観にも引き込まれて一気に読みました。アシュもサージも、2人とも魅力的過ぎます。アシュは聡く勇気があり、サージは素直で逞しく陽気だけど頼もしい。サージが初めて人型になった時の、拙い「あしゅ」呼び、可愛かったです。後半、残りページ少ないのに辛い場面が続き、もしかしてこのまま終わり?ってドキドキしたけど、本当に良かったです。2人が唯一の番として、どこにいても幸せに暮らしていると感じさせて貰えて幸せでした。繰り返し読みたい作品です。
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泣けるファンタジー
ネタバレ
2024年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 聖職者に“愛し子”として飼われていたけれど逃亡し、今も逃げ続けているアシュと、彼に発見された卵から孵化し、育てられた聖獣サージのお話。

物語前半は、生まれたばかりの聖獣にモフモフ感を堪能できます。
とにかくアシュの後をついて回ったり、指を甘噛みするサージの可愛いこと。
近くの村の人間に追われ、人間の姿になったサージもまた良いです。

駆除対象でもある聖獣ゆえ、居所を転々として暮らしていくことになりますが、みるみるうちに大きくなり、青年となったサージが大人になるまでの何だかんだも可愛らしく微笑ましいです。

それ故に、物語後半悲劇に一直線な流れが本当に辛い。
正直アシュが聖殿に捕らわれた子供を助けに行こうとするのを、心の中で何度引き止めようとしたことか…。

命の期限が迫るアシュを変わらず優しく世話するサージが本当に切ないです。
この辺りでティッシュ何枚必要になったか分からないくらい泣きました…。
サージの卵を発見した辺りに埋葬して欲しいと頼むアシュと、アシュを埋葬したらすぐにアシュの元に逝くというサージ。
とても切ないけれど、2人は唯一無二なんだということが伝わる素敵なシーンでした。

ラストはこの流れからは考えられなかったけれど、まさかのハッピーエンド。
途中諦めていたので、喜びも一入でした。
サージに自分は子が産めないと教えるアシュに対しての、サージのセリフが秀逸。
このシーンを見るための作品だと思えました(セリフは本編で是非!)。

読んで本当に良かったと思える良作でした。
ただ、最近子が産めるBLを読み過ぎてて、ファンタジーなんだからワンチャンいける気しかしていなかった自分に反省w
心洗われる。
ネタバレ
2024年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 静謐な世界に魅了されました。イラストとストーリーの世界観がここまで合致していることも珍しいと思います。聖邪というのも読了に納得しました。伏線の回収も分かり易いけれど自然な感じです。アシェの強さ、心の美しさに、そしてサージの獣らしい潔さに心打たれました。ありがとう。
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チートが物足りないけど、良かった
ネタバレ
2024年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界ストーリーなのに、最後の最後でチートなし?
ってびっくりしました。
涙の力で子宮が出来て、卵産んで、、え?
まさかの子沢山エンディング!?
、、が良かったなぁ!っていうね。願望。
良いお話です。読むことはおすすめ。
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泣ける
2023年11月21日
出だしからひたすら不幸なのに、強くて優しい主人公。
穏やかな幸せの日々も不幸の前の静けさだというのが読み手にはわかるので、幸せになれ…と祈るように読み続けました。
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美しい表紙に彩られる作者異色ファンタジー
2022年12月18日
yoco先生のイラスト表紙が目を惹くBL小説。安西リカ先生の作品で初めてファンタジーもの読みました。ほのぼのハッピー作品が多い作者さんなので、かなり異色の作品かも。冒頭、子どもの頃に聖職者たちに買われて性虐 待されていたアシュが主人公。その後の展開もかなり覚悟してましたが、それほどキツい描写はないので、地雷心配な方も大丈夫かと思います。今まで生きるのに必死で孤独に生きてきたアシュが、自分の全てで庇護する存在、サージに出会い、そして小さかったサージは成長して、、yoco先生の美しいイラストも相待って、愛することの深さを知る素敵なファンタジーに仕上がってます。一巻だけで終わるので読みやすいですし、安西先生お好きな方だけでなく、初めての方にも読んでもらいたいな〜
泣いたー
2022年10月13日
めちゃめちゃ尊いです。受けが美しくて毅い。安西先生のファンタジーは初めてでしたが、今まで読んだ安西作品の中で一番好きかも。イラストもイメージとぴったりで大満足です。
ファンタジー
ネタバレ
2022年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんには珍しいファンタジーですが、こちらも素敵な物語でした。
ムゴイ設定もてんこ盛りだけど、切ない中にも救済がある。やっぱり好きだなあ、この作者さん。

ただ1点。サージが聖獣としてDNAに刻まれた様々な記憶(?)を持っている設定なのに、(それらの生態を殆ど知らない設定の人間たちにすら、広く知られている設定の→)涙の秘密だけは知らないことに違和感があった。アシュは薬で朦朧としていたから仕方ないかもだけど、いや、だからこそ思い出せよサージ‼︎って思ったし、カーリンは何しとんねん?と。苦痛が強く長く続くだけに、そこを読んでる間じゅう、クラクラ目眩がした。
まぁ、ちょっとした理屈や設定ひとつでクリア出来る問題だとは思うけど、色んなクリア方法が考えられるだけに、そこの処は後付けでもいいからクリアにしといて欲しかったです。
大人のおとぎ話のよう
ネタバレ
2022年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『神の愛し子』として聖職者の慰みものにされていたアシュが、命懸けで逃げ出し、セージを見つけ、育てる事で自分の命よりも大切だと思えるものが出来た。セージもアシュを慕い、それは愛情へと変わりお互いが唯一の存在となる。
昔の自分と同じ境遇の男の子を逃がす為、王都の聖堂に戻り、アシュが犠牲になってしまった時は、命が助かって良かったとホッとしたものの、火傷が酷く衰弱していってるとわかったときは、切なくて堪りませんでした。セージの躊躇いのない想いに胸をつかれ、セラの曾祖母の話の『ドライトンの涙は万能な薬』がここで繋がるのかと『王子様の涙でお姫様は元気を取り戻しました』みたいなおとぎ話が浮かびました。
一時はどうなることかと思いましたが、2人が幸せになれてホントに良かった。『そして2人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ』
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美しい
ネタバレ
2022年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんが大好きで作者書い。大事に読みたかったのに読むのをやめられず、まさに一気読み、幸せに浸れるエンドに今もちょっとドキドキしてます。
泣けたーというお話も数々読みましたが、ここまでぐぅっと胸にきたのは初めてでした。
主人公のアシュは強く美しく勇敢で愛情深くてステキ。
脇キャラも人間味があって、物語に拡がりがあります。
ありがちな、想いが通じて終わりではなく、そこからが本番でドキドキハラハラ。
もちろんハピエンなので、ご安心ください。2人の穏やかな日々のショートおかわりください。
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「アッシュが声を出して笑ってた」
ネタバレ
2022年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 聖職者に犯されていたアッシュは自分の力で抜け出し、たまたま見つけた絶滅した聖獣の卵から孵化したサージを育てるのですが…。生まれてからずっと大切に育ててきたサージがどんどん大切な存在になっていく様子がよかったです。
狡くて、卑怯な大人が憎かったアッシュ。人生で思い残したことで行動を起こした後、心穏やかになった時にサージにとってアッシュといることが幸せだと気づく描写が好きです。
yoco先生の挿絵も相まって印象的です。
サージはアッシュが笑うところを見ることが幸せで…ずっと2人で幸せに過ごしていくラストが素敵でした。
泣きました
2022年4月24日
必死に生きてきて、自分の人生を全うした、と考えた瞬間に、そうではなかった、と分かる…切な過ぎて泣きました。
わかっていても涙
ネタバレ
2022年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過酷な状況から脱出する知恵や気概を持ち、人を騙してでも生き延びるしたたかさのあるアシュ。怒りや憎しみが原動力で、生き延びることだけが目的だった人生が、サージとの出会いで変化して愛する喜びを知る。少年の死はやりきれない思いになりましたが、聖職者たちに立ち向かう決意をしたアシュは強かった。聖獣の設定は頭に入っていましたが、アシュが重傷を負ったときにはハラハラしてページをめくる手が止まりませんでした。最後の最後で明らかになったサージの愛の深さに、涙が止まらなくなりました・・。多くの方がここで泣かされたことと思います。読み終わった方とネタバレ気にせず感想を熱く語りたいほどの良作でした。
美しい、大好き!
2022年4月20日
美しく気高いアシュと可愛く逞しいサージ。ふたりの絆に涙が止まらない。心洗われた〜!大好きなyoco先生のイラストがまた盛り上げてくれました。リカ先生の他の作品も好きですが、1番大好きです。ファンタジー好きにはお勧めです。
美しい世界と深い愛
ネタバレ
2022年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終えて、なんて美しくも遠大な御伽話だろうとため息が出ました。
幼い頃から大人に虐げられ、自分の中の怒りだけを支えに生きていたアシュとそんなアシュに拾われ、ヒナの時から慈しんで育てられた聖獣サージの物語。
二人の先行きが読めなく不安で、心臓をバクバクさせながら読みましたが、ラストは未来を感じさせるもので良かったです。
終盤はアシュとサージの強い絆と深い愛に涙が止まりませんでした。

人を憎み環境を呪っていたアシュが、サージに出会ったことで、過去に立ち向かい打ち勝つ勇気を持てたところが素晴らしかった。ここからアシュの生き方が変わったことがはっきり伝わり、心がすっきりと晴れるような清々しい気持ちになりました。
二人で見た自然の風景の描写もお見事。色鮮やかに、草木の匂いまで感じられるほど瑞々しく活写されていて、世界はこんなにも美しいと感動するアシュに共鳴して、こちらまで心が震えました。

二人のこの先がもう少し見たかった気もしますが、後引く美しいラストで良かったと思います。今頃彼らはどうしているだろうと思いを馳せ、しばし余韻に浸ることができました。
表紙も美しいのですが、裏も素敵
2022年3月9日
美しさ故に搾取され、虐げられた者が種を超えて強く結ばれる物語。背徳感と幸せな気持ちがサージが空を駆ける描写の如くずっとドキドキ、バクバク続きます。壮大なファンタジーです。後半の達観したサージの愛が泣ける。挿絵の持つ力も凄い威力だなぁ。クリムトっぽくてすごく好き。
泣きました
2022年1月10日
久々に小説で泣きました。
素敵な作品をありがとうございました。
いつまでも2人の幸せを願っています。
もっと読みたかった
2021年12月21日
最後はこうなるだろうなって想像はつくのにめっちゃ号泣事件になりました(T^T)
サージの一途さと男らしさに惚れ惚れします!
終盤当たり前のようにさらりと言うセリフに思わず涙でした。

yoco先生の挿し絵好きだなー
良かった😩
ネタバレ
2021年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな作家さんとイラストレーターさんの組み合わせだったので迷わず購入。ダークファンタジーということでなかなかに辛い場面も多いのだけど、どんどん話に引き込まれてしまい(伏線を忘れてて)泣きそうになった。

神の名のもとにやりたい放題の聖職者達はほんとに胸クソなんだけど、歴史的にあながちフィクションでもないのではと思ってしまったり。
幸せなときのサージ×アシュ、このままずっといられたらいいのにと思ってたのに、予想以上に大変な展開になった😢

それにしてもやっぱりファンタジー系のお話×yoco先生の相性は最強だな。
優しいおはなし
2021年9月9日
おぞましい暴力から命からがら逃げたアシュ。逃亡中に出会ったのは絶滅したはずの聖獣ドライトン。逃亡生活と聖獣の存在が物語に緊張感を持たせハラハラドキドキ。アシュの勇気に涙し、サージの覚悟に更に涙。読みごたえがあった上に、電子限定のSSで欲しかったハッピーエンドも得られ大満足でした。
記憶に残る
2021年8月17日
間違いなく記憶に残る一冊だと思う。
美しいゆえに不遇なアシュと人間の欲の為に害獣になった聖獣。旅の行末を冷や冷やしながら夢中で読み進めました。
ページ数の関係なのか、アシュとサージの成長するまでの旅道中がなくて、盛り込まれてら良かったかも。
物語感を広げる挿絵が秀逸!さすが!
涙が止まらない
2021年7月14日
後半は読みながら涙が止まりませんでした。これはファンタジーで作り物だ。だけどこんなにも心を激しく揺さぶってくる。いつの時代でもどんな世界でも関係無く、人を愛する事は普遍なんですね。もともと大好きな作者様ですが、とんでもないもの書いてくるなぁ。心に突き刺さりました。
泣けました…
ネタバレ
2021年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです。安西さんのファンタジー、楽しみにしてました。最後の方、サージの揺るがない想いに胸を打たれます。泣けました。受けの境遇が痛すぎますが、安西さんの作品で1番好きな作品になりました。
とてつもなく美しいお話
ネタバレ
2021年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自らの力で自由をもぎ取ったアシュが愛する仔サージと出会い、愛する事愛される事に満たされ尚且つ命をかけて信念を貫く、とても美しいお話。共に死を迎える日まで、睦まじく幸せに暮らしていくのだと思うと胸がいっぱいになる。良かった。この先何度も読み返すと思う。あとがきの「タイトルが「竜は聖者に恋をする」系になるところだったのがyoco 先生のイラストのおかげで救われたというのは一読者としても感慨深い。本当に良かった。
とても良い
2021年7月4日
読み終えてしばらく現実に戻ってくるのが難しいほど、物語の世界に没入したのは久しぶりのことです。
みなさんのレビューに違わぬ素晴らしい作品でした。
物語の中途から後半にかけては涙無しには読めませんが、あたたかな優しい読後感に包まれることまちがいなしなので、ぜひ沢山の人に読んでほしいなあと思います。
主人公のふたりが互いを想い合う姿はとても美しいです。
良いです……
2021年6月16日
物語は淡々と進んで行き気が付くと主人公のアシュの心情に引き込まれていました。
読みやすく読後幸せな心地にさせてくれます。
号泣!!
ネタバレ
2021年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ とっても悲しくて美しく幸せなお話でした。途中からほぼ泣き通しで読むのが辛かった…幸せな最後で良かったぁ!!
神の愛し子…
ネタバレ
2021年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ☆の数と好きなyocoさんのイラストでしたので、あらすじやレビュー見ずに購入。禁欲的な司祭達の欲望。神の御加護云々。子供が犠牲になるシーンはちょっとキツいですけど、初めての作者さんで面白かったです。すぐ物語に惹き込まれます!
あっという間に。。。
2021年6月2日
作者買いでしたがどんどん話に引き込まれていき気づけば泣いて終わってしまった。。。
夜空をみやげて降るほどの星を見たいと思う。
すごく引き込まれた!
ネタバレ
2021年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 辛い生い立ちに負けず、慈しむものが見つけられ生きていけて本当によかった!
久しぶりに
ネタバレ
2021年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素晴らしい文章の小説に出会いました。
他のかたも書かれてるように
辛く悲しい物語でしたが、引き込まれて
あっという間に読みきってしまいました。
文章力が素晴らしいといえば伝わるのでしょうか、
映画の様に頭に映像が浮かび、
ふたりのやりとりに涙が浮かびます。。
素敵な作品をありがとうございました!
(*T^T)
2021年5月24日
久々に泣いたww嗚咽ww泣いた後の清々しさも久しぶりww二人で駆けてっかなぁ~と夜空を仰ぐww安西×yoco先生最強っす♪
自由に空をどこまでも
2021年5月19日
泣いてしまった。夜空を駆ける聖獣の美しさそのもののような切なく崇高さすら感じるファンタジーです。自分の力だけで人生を取り戻したアシュがサージのために生きサージの幸せだけを願い慈しみ、サージもまたアシュをとてもとても愛していると言う。物語も言葉も文章も何もかもシンプルでなおのことまっすぐ心に届きます。後半のアシュの憤りとその後の悲劇は涙なしには読めない。互いを唯一というふたりに別れが迫ろうとする時、運命を静かに覚悟するアシュとサージがあまりに清らかで切ない。yoco先生のイラストも素晴らしい。ぜひ美しい寓話のような世界にひたってください。
言葉では言い表せない
2021年5月13日
泣きました。シーモアではたくさん本を買っていますが、初めてレビューさせていただきます。
サージとアシュの、誰にも入れない絆と愛情の深さに、心が震えっぱなしでした。壮大な世界観にどっぷり浸かってしまい、読んだ後はしばらく現実に帰ってこれません。
散々泣いて、読了後は、言葉では言い表せない感動に包まれています。この作品に出会えて幸せです。
泣ける
2021年5月12日
終盤は泣けて泣けて。
でも、悲しく終わる話ではないです。
生まれながらに不憫な人生を逞しく切り拓いて、最愛の番を見つけた、美人の話です。
なんと言えばいいのか…
ネタバレ
2021年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 言葉にできない、というのが感想です。レビューを読んで、ある程度辛い話は想定していましたが、酷い扱いから逃げ延び、生きるために罪を重ねて、追われる立場のアシュと、宝石より美しい鱗と万能薬になる涙のために人間に食い物にされ、人間を襲うようになり、絶滅に追い込まれた聖獣の生残りサージ。もうこれ、絶対悲しいこと起きるやつ…。わかっていても、アシュがサージを慈しみ育てるようになって、サージが健やかに逞しく育ち、どうかこのまま幸せに、と思ってしまい、なかなか読み進められませんでした。怖くて。祭祀の日は怒涛の展開で燃え上がる炎が見えるようでした。司祭が全滅したのは胸がすいたのですが、アシュが…。心臓に悪い展開です。アシュの最期が近づく日々を丁寧に綴られていて、サージの献身と明るさと一心に涙涙。もうとにかく読んでほしいです。途中重くて、しんどいですが、その分幸せを取り戻した2人の姿もきちんと書いてくださっているのが嬉しかったです。カーリンがいいヤツでした!
よかった
2021年5月5日
久しぶりにいい作品に出会えました。
途中からは涙が止まりませんでした。
読み終わって余韻に浸ってます。
ダークファンタジーな純愛
ネタバレ
2021年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 安西先生の繊細な心理描写が好きで、作者買いしましたが、今回もとても素敵な一冊でした。劣悪な環境から飛び出した芯の強い主人公が聖獣を育み、また愛し返されることを通して、自身の信念や愛に向き合っていきます。聖獣がいい男に育ちます。真っ直ぐな愛で無自覚な孤独を包み込んでいきます。
何度も読み返したい一冊です。
とても良いお話でした
ネタバレ
2021年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ アシュは自分の辛い境遇を自分の手で変えることができる逞しく、精神の強い子です。サージと出逢い共に旅をすることで、さまざまな感情を持ちます。
アシュが自分と同じ境遇の子どもを救えず、聖職者と対峙する場面では涙がとまりませんでした。死ぬまでのカウントダウンが迫るなかのサージの献身的な場面もずっと、涙が溢れてとまりませんでした。
どのような展開で最期を迎えるのだろうと、読んでて全く思いつきませんでしたが、子どもを成すことはできなくても共に生きられる奇跡を貰えたのは、本当に良かったです。ふたりとも幸せになって良かった。
とても美しい物語でした♦
2021年5月3日
これはふたりの世界、ふたりだけの物語なんだなぁと思いました。怒りの噴火のような残酷な出来事が起きますが、それでも静かで清らかな印象です。しみじみと美しく、夜空を見上げたくなりました。
美しすぎる
2021年5月3日
現代物の作者さんのイメージでしたが、ファンタジーはどうかな?と思って購入しましたが、圧巻よかった!!!割とありがちな不憫受け、年下ワンコせですが、やはりお上手で読ませます。泣きました。読後感も少し切なく美しかった。でも続きも読みたい!身悶えます。
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まさしく蜜月でした
ネタバレ
2021年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんというか…圧倒されます。先にレビューされている皆さんにひたすら同感です。表紙を含めてイラストも素晴らしい!番の死をも受け入れる愛の深さに心がぐらんと揺れました。すごかった…!もう、その先に死が見えている大切な人の側に寄り添い続けることがどれほどのことか。その姿に涙がこぼれます。
挿絵も素晴らしい
ネタバレ
2021年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ どんなに物語が良くっても、挿絵が台無しにする事があるけれど、この話にこの挿絵はピッタリでした。
よくある物語と言えばそれまでですが、それでもきちんとした世界観があり、誰にとってもハッピーエンドになっているので(司祭以外は…)読んでみる価値はあると思います。
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読了後の余韻が
2021年4月29日
久しぶりに素晴らしい話しに出会えました。

残酷な人生を自ら断ち切りそこで出会った唯一の存在。

とても美しい日々と内に秘めた苛烈な怒りが爆発する対極をなすストーリー。
その後の再び美しい日々とそこに今度は静謐さが加わり紡ぎ出され神聖さが感じられる。。。

圧倒されました。そして久しぶりに泣きました。
健気とか不憫で泣くのでは無くあまりにも美しい物語に泣きました。

GW間近、余韻に長く浸りたい方是非購入して欲しいです。
美しい物語
2021年4月27日
試し読みをした時はこの主人公は心がひねくれているのか? 全く期待せず読んでいくとなんと純粋で美しい物語でした。途中、泣いて泣いてこんな悲しい終わりなの?ハッピーエンドにならないの?鼻が詰まって涙でぐぢゃぐぢゃになって… 二人を分かつものはなにもない それが判って良かったです。
珠玉の人外×不遇受け!
ネタバレ
2021年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不遇の受けが好きな方には珠玉の作品です。頑なに誰にも心を許さず、甘える事さえしたことか無かった主人公が、伝説の聖獣と出逢って、愛と生命力溢れる人間になってゆくお話しです。
風景描写や感情表現が細やかで、切なくなるシーンがたくさんありました(涙)健気に子育てするアシュの一挙一動に目が離せなくなり、不眠不休で読破。伝説の聖獣の生態が謎に包まれているので、そこが心和む不思議な魅力になっています。余韻に浸れて満足でした。
綺麗なお話です
2021年4月26日
他の方も書いておられますが、とてもきれいなお話です。
欲にまみれた汚い心の人間も沢山登場しますが、背景は満天の星空の夜みたいです。
二人はこの後、転々としながらお互い離れず、ひっそりと生きていくのでしょうか。先々でのお話も読みたいです!
きれい
ネタバレ
2021年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ お話は悲しみのある暗いものですが、背景がとても綺麗でした。作者のたとえがすごく好きです。久しぶりに涙が出ました。読後感も良かったです。ただ感じ方は人それぞれ。特殊だとは思います。私は好きでした。
泣けた
2021年4月25日
良かった!泣けたっ(><)全体的に切なく、でも綺麗な話だった。レビュー評価も高く読む前から期待感MAXだったけど、読んでも期待を裏切らない作品だった。yocoさんのイラストと世界観もマッチしててどっちも良かった!読後感もよく、買ってよかったです!!
感動の嵐
2021年4月25日
もともと作者様の作品は大好きで、シーモア作品は全部読んでます。中途半端な所がない、せいせいするほど突き詰めている文体が大好きです。他の方も書いてらっしゃいましたが、後読感がすさまじく、なかなか現実に戻れませんでした。洋画大作を見終わった感じです。「あーやっぱり凄い作家さんだな」と痛感しました。後半は涙が止まらず、鼻をかむ間も惜しくてダラダラと垂らしながらぐしゃぐしゃで読み進めました。エロ、ラブシーンでなく、物語で何度も読み返させるBL作家さんだと思います。もちろんエチもうっとりするほど素敵です。
美しいイラストにうっとり
2021年4月24日
過酷な境遇に負けることなく強く生きぬく主人公(受け)がとても素敵です。エロ場面としてよかったのは養い子の攻めの精通と童貞卒業シーンですね。
あわわわ
2021年4月23日
これは、ちょっとすごかったですよ!?
うつくしい、ざんこくな、すばらしい物語でした。
読み終わったときには、目を見開いて、電車の中で、心臓ばくばくいわせて、この感動をどう伝えたらいいのか、とはあはあしてしまいました。
すごくよかったです。
いやほんとに。
おすすめです。
ぜひ。
寿命問題は異種間でいつも発生するよね
ネタバレ
2023年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ メリバは好きじゃないんですけどね、最後、アシュはあのまま亡くなってサージが後を追う結末のほうが美しかったんじゃないのかなと。
読みながら、ああ、これでいいよねって思ってしまったんですよ。
だから快復後の事はちょっと蛇足に感じてしまった。
ということで美しいお話だけど☆4で。
重め
2023年3月11日
あらすじ読んでわかってはいたけど、けっこう重たい感じ。のんびり楽しく読みたい時には向かない。でも面白かった。
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良い話
2022年5月13日
ですが、特に泣けはしなかった。というのも主人公がつらい境遇ですが、強い人なので、読んでいて気持ちよかったです。
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純粋
ネタバレ
2022年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 哀しい描写や胸が痛くなる展開はありますが、綺麗で優しい世界観で良かった。
読み進めるうちにバッドエンドかと思いうるっとしましたが、きちんとハッピーエンドでどことなく胸が温かくなる読後感を味わえる作品です。
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不憫なだけじゃない
2021年10月22日
成長する攻めが好きなので、前半もっとゆっくり進めてほしかったと残念でしたが、不憫で美人な受けの後半の行動が、予想外に男前です。
ラストの結末は、伏線から予想がつきますが、良かった。わかっていても、だんだんと死期が迫ってくる様子が泣けます。
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素敵
2021年5月3日
作者さんの作品がいつも大好きですぐ購入しました。
そしてやはり素晴らしかった!
イラストも素敵で最高です♦
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怒濤の展開。
2021年5月2日
アシュの行動にビックリされましたが、サージの獣の本能というか純粋さ強さに心が洗われました。
死をおそれず、穏やかな気持ちで迎えようとしていた時の涙の意味が・・・深い(´;ω;`)
最後は心が温かくなるお話でした。
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美しい純愛
ネタバレ
2021年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ アシュに育てられた聖獣サージ×薄暗い過去を持つ美しいアシュ。この物語、序盤と比べるとサージの身体面、特に精神面の覚醒具合がとにかく凄かった。
展開的にかなり辛い場面があって、読んでいる途中悲しみでしんどいが、強く賢く育ったサージが静かにアシュに寄り添う姿には号泣。ハッピーエンドで良かった。
文章もとにかく美しく、情景が頭に浮かぶ。聖獣姿のサージの迫力ある描写は毎回ドキドキします。
1つ言うとすればアシュが主人公なので彼自身の過去の因縁を断つようなストーリーが盛り込まれていますが、過去と対峙するときのアシュの行動が無謀というか、、色々思う所があります。
サージが何を思うのかもっと知りたかったのでサージ視点も読めたら最高でした。
yoco先生の挿絵も最高!この作品の雰囲気とよく合ってます。愛し合う2人、究極に美しかったです!
てっきり・・・
2024年6月14日
絶滅したと思われていた聖獣の涙は万能の薬になると最初の方に書いてあったので 多分治っちゃうんだろうなと思っていたら案の定でした。亡くなる結末でも良かったんじゃ無いでしょうか? 看病しているサージの終わりを悟っているような表現がとても良かったのにと思いました。
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そこまでかな。
2021年4月26日
レビューが良かったので読んでみたけど、読み返したくなるほど物語に引き込まれなかったなー。
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作家名: 安西リカ / yoco
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 心交社
雑誌: ショコラ文庫