ネタバレ・感想ありなれの果ての、その先にのレビュー

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いろんな要素てんこもり
ネタバレ
2024年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一応、枠組みとしては、社会派BL小説なのかな?そこにいろんな要素がてんこもりで、よくまとまったなぁ、と思う。ストイックマッチョ攻(乳首、後ろ開発済。でもバックバージン、著者のサイトでリバあり)と、離婚したてのシークレットゲイ官僚の純愛が、楽しめます?
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沙野風結子先生×小山田あみ先生=最強
ネタバレ
2023年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 水彩画風の絵が好きな人にこの表紙と口絵は嬉しかったでしょう。沙野先生もこの表紙がお気に入りのようです。私はいつもの小山田あみ先生のイラストの方が好きなので、15ページのイラストの高瀬基彬とタスクを脳内再生して読み進みました。
この二人はお互いに遠目に見た瞬間にもう恋に落ちてしまったようです。心と体の距離が近づいていくあれこれを読んでいくのが面白かったです。
高瀬は国家官僚でタスクも元自衛隊員なので、中盤から終盤にかけて、話が手に汗握るものになり、生命の危機までも感じさせられて、映画でも見ているような思いがしました。
お互いが相手を強く深く思うがゆえに危機を乗り越えて、身も心も生まれ変わり、『なれの果てのその先に』、人間としての力量が増し、生涯の伴侶を得るというものでした。
沙野先生のブログで後日談が読めるので、付録のようで、楽しいです。
先が気になり止められない
2022年10月15日
沙野先生の作品で、初めてファンタジーでも特殊能力でもない本でした(笑)
「なんで?」「どうして?」「どうなるの?」と読んでいましたが、伏線がまるっと回収されてスッキリでした。
お話面白いし、えっちいし、買った自分グッジョブ。
タスクの前職は早いうちにわかりました。
大人だ
2022年7月29日
登場人物が大人でした!ヨシアキもきっと美人だったんだろうしタスクもまた男前だったんだろうな…と想像できます。ヨシアキの塞がれた自己が開かれてよかったしタスクの闇も克服できてよかったです。ハッピーエンドがいいなって思いました。男娼と官僚という組み合わせもセクシーでよかったです。
大好きなシチュ!
ネタバレ
2022年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大人な物語でした。受けの仕事柄難しい言葉が羅列されていますが、落ち着いた大人達の物静かなエロスに目がくらみました!とにかく視線がいやらしくてたまりません!大好き!出会うべくして出会った2人が幸せになれて良かった。
ブログで後日談まで読めて大満足です
ネタバレ
2022年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さんですが、色々と強烈でした。まずタスクの設定…そんな職業あるの?と思いましたし、その後判明する真の職業(正確には任務)にも驚きました。そしてカップリング…主人公のエリート官僚との職業ギャップがありすぎて、全然先のストーリーの予想ができませんでした。正直、読み始めの辺りでは「このまま一風変わったカップルの奇妙な恋愛話だけで一冊終わるのだろうか」と思ったり「恋愛に軽く仕事を絡めて山場を作るだけ?」と思ったりしましたが、何だろう…気づいた時には時既に遅しで、壮大な陰謀にハマっていました。ストーリー展開が素晴らしくお上手で、その気のなかった人まで夢中にさせるパワーがあると思います。BLですから、もちろんそっち方面の描写も作家さんごとに色々ですが、好きで慣れてるとは言え初体験くらいの衝撃はありました。これから読まれる、特に地雷持ちの方は、レビューなどである程度確認を取ることをオススメします。あとがきで「ブログで後日談が読める」と知り、そちらも読んで大満足です。後日談の方は、作家さんより直々に「地雷注意」の勧告がありますので大丈夫かと思いますが、本編が大丈夫だからといって流れで読み進めないようにお気をつけ下さい。
すごくよかったです
ネタバレ
2022年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ オナクラキャスト タスク×経産省官僚 高瀬基彬
客が自イできるネタをキャストが提供し、キャストが客の自イを見るサービスをするオナ〇ークラブデリバリーのタスク。本番なし、じかの奉仕なしなのですがこれがエローい!謎めいたタスクの存在と経産省内の不穏な動き、相次ぐ政財界の重鎮の事故と沙野先生は陰謀のからむ社会派BLを書かれるのが本当に巧みだなあと思いました。高瀬の複雑な家庭環境も含め読みごたえアリアリです。2人の深まっていく関係性も素敵。他では読めないストーリーですごくよかったです。
沙野先生の描かれるキャラのイメージに小山田先生の挿し絵が合います。「獣はかくして交わる」の続編が雑誌に載ったようで、こちらも楽しみです。
2021年12月 総266ページ 挿し絵あり
生き直す
ネタバレ
2022年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 個を否定されてきたモトアキ。それでも望まれる自分である為に努力しつづけてきたんです。そんな事、いつまでもできるわけなかったんです。破綻した生活。そこに滑り込んできたタスク。タスクのサービスに戸惑いながらも惹かれてしまった元同僚の事よりも、タスクが気になってしまうのは必然。きっと、モトアキが生き直す為に必要な助けになってくれると感じていたんでしょうね。大人の2人が色っぽい駆け引きをしながら、互いを巻き込むように寄り添い合う。モトアキとタスクが一緒にいられるようになってよかった!読めない展開に驚く事間違いなし。小山田あみ先生の挿絵もセクシーで美しいです。大人の男たち。リバでもありだなぁ。この2人なら。
男の色気にやられる
2022年2月20日
細マッチョ(ガチムチでなく)が脱ぐシーンの描写だけでこんなにもドキドキするものなのかと。最近露骨なエロ小説ばかりだったので、文章で魅せられた。とってもよかった。
ラノベはまだまだ昔ながらの美少年BLが多数なので、こういうお話は貴重。
壮大
ネタバレ
2021年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 内容盛り沢山でどこから感想を言えばいいのか難しいのですが、とにかく良かったです←
最初の設定から特殊だなと思ってはいたのですがそこからどんどん壮大なスケールになり国を巻き込んだ展開になっていって、途中あれ?何の小説読んでたっけ?と迷子になりかけましたが最後しっかりBLで締め括っていただき安堵しました。
カプ的には攻めと受けの役割決まっていますが、攻めが自らをあれこれしたりされたりするシーンもあり個人的には一番そこがよかったです。ある意味受x受というかメンタル的に危うい攻めだったのでそういう行為がとてもよく似合っていて(?)最高でした。
引き裂けない二人
2021年12月14日
出逢った瞬間、天啓の如く、唯一無二と感じる二人に怖いものなし。けれど、そこに辿り着くまでの苦難の多さにドキドキハラハラ…。トラウマも自己破壊も乗り越えた二人へのご褒美に、超極甘イチャラブを堪能させてあげてください(読者へのサービス?!)
相変わらず…
2021年12月12日
きッッツー!!アレが…デカいのが… 沙野さん小山田さん買いなのですが、イラスト少なかったぁ。でも表紙凄い素敵~。内容えぐいけど。沙野作品のハラハラドキドキキリキリヒリヒリが割と癖になってます(笑)好きな職業なんですよ、官僚。良かった。国家権力怖い。隠蔽…隠蔽… ※追記 先日報道番組で、タスクの仕事○○群の話題が放映されていました。タイムリーだったので興奮しました(笑)
すごくいいです!
2021年12月10日
あっという間に一気読みしてしまいました。本当に面白いので、ぜひぜひ他の方にも読んでほしい。主人公の二人が好き過ぎる。続編出してほしい〜
スケールが
2023年3月14日
大きいんだか小さいんだかってお話しです。国家を巻き込むような事件があり、そこにエロい男娼ですから。物語の途中からの展開先が読めなかったです。国家かエロかって選択肢が凄いですし。裏テーマである双頭は最初から最後まで受けの自己に関連しただけでなく、しっかりエロにも絡んできて、それは楽しくお見事でした。
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スケール大!
2022年11月13日
男らしい硬質な色気のある攻めと、清廉な大人の受けが本当に体を繋げるまで、その過程がとっても良くて楽しめました。色っぽさを堪能しながら読み進めましたが、だんだんと話の規模が大きくなり、少し疲れてしまいました。身近な内容ではないと知った上で読むと良かったのでしょうね。
ハードボイルドBL
2022年8月24日
政治とテロ、自衛隊等色々男臭くて面白かったです。
なかなかの癖のあるプレイも読んでいて面白かったです。
ただ達川さんと特に塔坂!!この主要キャラの最後がもう少し読みたかったです。
読み応えあり
ネタバレ
2022年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初はびっくりするサービスの内容だったのですが、お互い内に秘めるトラウマみたいなのがあって、くっついて良かったと思ったら、更にストーリーがありました。まあ、ありえない話なんだろうけど読んでて楽しかった。
そんなサービスあるの?
ネタバレ
2022年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ タスクのお店のサービスに、そんなのあるの?となりましたが…コミックで題材にされていたなぁと思い出しました。
攻めがtkbに敏感で受けにイジられている様が読んでいて楽しかったです♪
攻めも受けも受け入れる事のできる2人だから、リバに発展することもあるのかなぁ?などと思いながら読み終えました。
ストーリーがすごい
2022年3月16日
見せて興奮させてという商売がヘンな感じと思いつつ読みました。ネコだと思ってるのにタチなの?と戸惑いつつ ちゃんと想像通りの立場にで一安心して ストーリーの面白さに入っていけました。
エロからラブ
ネタバレ
2021年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです。相変わらずエロはエロでねっとりエロかったです。作家の裏設定がわかるエロさでした。溺愛や特殊設定、ファンタジーがない作家特有の社会派ストーリー仕立ても良く、続きが気になって一気読みする内容でした。挿絵が少なかったし、キャラの魅力がネタバレで半減してしてしまったので繰り返し読むほどではありませんので星一つマイナスしました。
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衝撃的デリバリーサービス!!
ネタバレ
2023年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ (BL小説)沙野さん小山田さん買いです。写実的な表紙の惚れ惚れする美しさと、変態進行とのギャップが憎い笑。

幼き頃から'完璧な自分'を維持しエリート街道を歩む男が、離婚で初めて'完璧'を見失った時突然出逢った謎多き男娼に依存していく始まり。

エリート官僚基彬課長補佐(32)×男娼タスク(29)の話。

オナクラデリバリーは初耳!!
冒頭から続く基彬の異常な成育環境は私の理解を超え正直挫折寸前だったところ、次々と明かされる風俗の非接触サービスが煽状的過ぎて更に引き気味に笑。でもそのエロさは'完璧'な人格を解呪するのに必要で…という濃い描写と展開が凄いです!!

でも凄すぎちゃって…二人の関係が各々自分を赦せた的な前半で充分でした笑。盛り盛り深刻で壮大な背景の割にスルスルと話は運ぶので、置き去り感がとても強かったです。

あとがきから裏テーマの為の構成と知り納得〜笑。
その裏テーマこそが苦手でそこまでの伏線も苦手だったみたい。
あと小山田さんの挿絵が少なくて寂しかったです…
重いが、エロい。
2023年8月12日
離婚したばかりのエリート官僚が不思議な男と出会いゲイの道に。と思ったら、後半にいくに連れてちょっとストーリーが重めに。そしてめちゃくちゃエロかったです。
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この滑稽さ嫌いではない(笑)
ネタバレ
2023年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親からは死んだ兄の身代わりのような扱いを受け、男が好きであるという自分の嗜好を自分自身受け入れられず、妻とは2年で離婚、などなど、いろいろ背負いすぎで精神的に追い詰められている経産省官僚の基彬(受け)が、男娼のタスク(攻め)と偶然出会い、彼との関係に癒やされはまっていく話、って風に書くとほんとシリアスで、実際物語に流れている空気みたいなものはシリアスなんだが。。。本気のがっつりシリアス展開を期待している人にはあまりおすすめできないかもしれない。
だってこの話、なんというか、シリアスに見せかけて本気の本気でふざけにいってるんじゃないですかってくらい、ふざけてる(笑)そして私はこういうおふざけが嫌いではない。
官僚とか日本の改革とか、連続して起きている”事故”とか、男娼だの自衛隊だの私設戦闘部隊だの、もりもりに盛り込まれたシリアス風味の設定も深みはなくて、お飾りのよう。タスクは男娼だが、仕事でも最後まではすることはないという設定で、頑なにそれを守っているように見えていたのに、ある瞬間に割とあっさり基彬と一線を超えて恋人同士になったように見えて、作者様の他作品でも感じた、唐突に好きあってなんか唐突に一線超える感じ、もはやお家芸のように思えた。

そんでこれらもりもりの設定をすべて吹き飛ばす「双頭のアレ」。
え、二人殺されちゃうかもしんないんだよね、めっちゃ痛いんだよね、わかってるんだよ、わかってるんだけど、このシーン、想像したらめっちゃ滑稽じゃない?なんか笑えてくるんですけど?いや、痛いのは絶対嫌なんですよ、でもでも、沙野先生、ここは笑っていいシーンなんでしょうか、だって、どうしても深刻には読めないんですよ、シリアスにとらえられない私が変なんでしょうか?ってちょっと不安になってたら、作者様があとがきで「裏テーマは双頭のアレです」「モットーは真顔で変なことをする」であると書かれていて、なるほどまさに真顔で変なことしてる話だし、なんなら作者様の別作品も、まさに真顔で変なことしてる人たちが出てきてたな、なんて妙に安心?し、沙野先生をとても好きだと思った。

とにかくも、もりもりの設定をあまり深く考えたりせず、基彬とタスクの滑稽際立つふるまいをエロスとして楽しむための作品です。(金曜日の自衛隊カレー)
受け×受け
2022年6月25日
攻めと受けのはっきりしている関係が好きな私にとっては、どういう見方をしても受け×受けのこの話はダメでした。作者さんはあとがきで「ストリップ攻め」と言っていますがストリップを超えている…。攻めがあそこにプラグを入れてもだえたり乳首だけでいっちゃうとかありえない…。話はかなりしっかりしていて、この受け×受けが大丈夫な方は、かなり楽しめるお話だと思います。
無理でした…
ネタバレ
2023年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読了したので☆1にはしませんでしたが、自分には合いませんでした。攻は攻らしく受は受らしいのが好きなので、攻にも受にもなる男娼タスクが受け付けられず。そもそも攻が乳◯いじられたり後◯でいったりするなどが無理です。攻が受を落とす攻専門なら良かったかも。前職のお固さからして、任務失敗の自責も、タスクが受役をせずとも同性を抱くという行為で自分を罰することができたのでは?けれどレビュー評価の高さからするに、自分には合わなかっただけだと思います。
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