ネタバレ・感想あり白い虎侯爵と子狼の親愛なるガーデナーのレビュー

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ウルウル!!
ネタバレ
2025年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小狼のリヒトが可愛い〜!!泣けました。今回の攻めは、自分大好き自信家だったので、カッコいいのかそうでないのか、半信半疑ながら読み進めました。獣人姿や獣姿が見られて、もふもふ楽しめました◎主人公の夢が叶えられたし、ラストのネタバラシに驚愕!!なんと!!全然予想してなかった〜!!的な展開で、また涙でした。面白かったです。
人も植物も愛情でもって育つのだなと思った
2025年1月21日
最近よく読む作家さんです。異世界・獣人ものが多く、どれも設定や展開が凝っているなと感じます。一冊にまとまっているのに読後感はそれ以上で、満足感が高いものが多い気がします。
今回の設定は、獣人と人間が混在する架空の現代です。主人公の新太郎は、植物にしか興味がなく、本物(貴族という意味)のスパダリを見ても1ミリも靡かないどころか、NOをハッキリ伝えられるし、嫌なら事をされたら一切の我慢も躊躇もなくぶん殴ってでも逃げる…全く保身に走らない真っ直ぐな性格が楽しかったです。それと、そんな新太郎にぞんざいな扱いを受けて呆然とするヒューゴが、滑稽で面白かったです。
一見、タイトルのガーデナーとストーリーと全然関係がないように思えるけど、発芽率と不登校を並べて考える発想が凄いし、子育てとの共通点みたいなものを感じさせられたりして、水面下で密接に絡み合ってるのが分かりました。理人の名前の由来や薔薇・宝石の名前など細かい設定まで考慮してあって、一つ一つがパズルのピースのように、小さいけど重要な役割を持っていたと思います。
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まさかB L小説で泣かされるとは…!
ネタバレ
2025年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 滝沢晴さんの作品でちみっ子が出てくるものはハズレがないです。ちみっ子の描写がとてもとてもお上手で、読者に媚を売ったわざとらしいものではなく、ひたすら可愛いです。
他人とコミュニケーションがうまくとれない植物を愛する主人公が雇用主のセレブに見そめられて、というシンデレラストーリーなのですが。庇護欲やひたむきさから愛される、という少女漫画チックなものでは全くなく、植物以外興味のない職人気質な性格がいつのまにか攻を惹きつけて、というわたし好みの主人公です。ちゃんと芯があって、むしろ人との接し方に難がある主人公が攻めによって少しづつ心を開いて、愛に繋がっていく過程がたまらんです。
そして第二の主人公であるちみっ子(子狼!)
トラウマのせいで喋らない子狼が主人公になついていく様は本当にぎゃん可愛です。そして全身で愛情を伝えるようになっていく様子に、主人公きみがママだよ!と何度心で叫んだことでしょう(笑)
そして何度きゅんきゅんうるうるさせられたか…!
他の方のレビューにもありましたが、後半泣かされます。もううるうるです。色々と事件が起こりますが、それを乗り越えて3人が家族になっていく姿に最後はスタンディングオベーションです。必死なプロポーズも最高でした。
今回の作品のテーマである庭が色んな言葉で散りばめられていて、最後もとても綺麗にまとまって終わったのも素晴らしかったです。まさに庭から出会いが始まって家族(家庭)になっていく、あたたかいお話でした。
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読み易く楽しめる
2024年8月5日
『保育士は獅子親子に愛される』に続き、獣人がすぐ隣で生活している様を楽しめ、庭園造りと共に育っていく3人の心情が描かれていました。
植物にしか興味のない新太郎を、拒まれたことがない虎獣人ヒューゴがいきなりベッドに誘った時は、なんだこの獣は‥あ、獣人だったわ、とひとりごち、オケラのエピソードも楽しかった。
お子様かわいい
2023年10月31日
お子様が純真で健気で可愛いすぎて満点です。セシル文庫の真髄をみたり。子供描写の得手不得手は如実にわかりますけど、滝沢先生は凄いですね。お子様出てくるの好きな方は必読だと思いました。
最高!
ネタバレ
2023年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと気になっていたこちら、もっと早く読めばよかった!感情を揺さぶられ涙しながら拝読しました。すごく面白かった!
ヒューゴは完全無欠の英国貴族で白虎獣人、新太郎は植物を愛し人付き合いが苦手なガーデナー。最初は水と油だった2人が不器用ながら距離を縮めていく様は初々しくて微笑ましい。そんな2人のキューピッドがヒューゴの養子で白狼獣人の理人。感情を失っていた彼が新太郎に懐き心開いていく様は感動する。距離が縮まっても最後の壁を超えられず苦しむ2人に涙涙でした。邸の使用人達の後押しや何より理人のおかげで想いが通じた時は本当に嬉しかった。理人の「ふぁみり」には嬉し泣きでした。
恋人になった2人が甘くて可愛くてこちらも大満足。見守る周りの使用人達も温かくてほっこり。師匠とお祖母様のお話も夢があって良かった。最高の1冊でした。
泣く
2023年2月8日
獣人と人間。これは泣きます。お互いの想いはそこにあるのに。あるのに合わさらない。理人。可愛い〰️可愛いすぎる(*≧з≦)
良かった
2023年1月15日
前作もいい話でしたし、今回も違ったタイプの話で、良かったです!攻めがイケメンなのに、可愛い部分もあり、楽しく読ませていただきました。
泣いちゃいました
2022年10月23日
子狼の健気な姿に泣いてしまいました。
ハッピーエンドで良かったよかった。
主人公のタレ眉童顔なのに、気が強い所もギャップが可愛くて好きです。
関連の前作があるようなので、そちらも購入しようと思います。
途中、本気で泣いた
2022年8月4日
理人の心を思うと、胸が張り裂けそうで堪えきれませんでした。あとがきで、喋らない理人の可愛さをどう表現するのか悩んだと書いていらっしゃいましたが、読後の感想としては、もはや文字だったことが信じられないくらい伝わってます。私も理人を守り抜く!と思いました。恋愛部分もスペック的には超絶スパダリであるはずのヒューゴの完璧になりきれない愛すべき二枚目半ぶりが、植物オタクの新太郎のズレたところとファスナーのように噛み合っていくところがとても良かった。ジャンルとしてはよくあるパターンのお話ですが、作品の良し悪しを決めるのは、そういった細かいところの描写力なんだろうなぁ…と思います。良かった。
可愛い〜
2024年5月19日
全226ページ。チャラ貴族イケメン獣人×人付き合い苦手真面目庭師。攻めの属性が盛り盛りですが、コレにプラス「養子付き」! 物語展開に盛り盛り盛り設定が上手く絡んでいて良かったです。
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安定感!
2023年8月2日
作者買いです。こちらがどんなテンションの時でも読める有難いお話。ただ一つだけ残念な点が…、バラ好きのかたは気になると思います。エマは、オレンジのあのバラのイメージが強すぎる。笑。エマと白バラが結び付かなすぎて、そこだけ残念です。
獣人たちはそばにいる
ネタバレ
2023年2月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ホレ、宇宙人がすでに地球人の間で生活しているって都市伝説に似てますね。でも、獣人たちはかなりのセレブリティです。
イギリス貴族の日本邸の庭を任された受けクンが、貴族攻めさんより見初められました。ですが、モナコ王室がらみの婚約者がいるとか。同じ獣人で、同族のホワイトタイガー。減少する獣人族のためには、同族で番、繁殖しなければならず…と、受けクンが思い込んで、身を引こうとしました。雨降って地固まりましたが。
ごめんなさい、カプの話しより、養子のお子ちゃんに興味津々。ものすごく可愛らしい。もう、有罪です。リアルはこんな聞き分けよくない!ですが、ファンタジー級に愛らしい。メロメロです。
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👑だいすちよ
2022年11月15日
鈴倉先生のとても美しく可愛い表紙に誘われて試し読みしたら、ぐいぐい引き込まれて購入。
植物バカの新太郎と超セレブのヒューゴ&幼子の理人。前の職場で仕事を適当に出来ない真面目すぎる新太郎…「集団=調和」「はみ出したものは不要、排除」を当然とする日本人特有の習わしに悩まされていた新太郎が住み込みでセレブの荒れた庭の手入れ、育て作ることで俺様セレブ、不遇な生い立ちの理人を明るく温かい光さす方向へと導く…新太郎とヒューゴの2人じゃなくて、理人がいる、この3人の出会いは偶然じゃない…必然…運命。
🐣幼い理人の舌足らずな言い間違い、言葉遣い、動作に、…“きゅん”が止まりません。
『しんたおだけ……』可愛すぎです!
最大の防御『にぱっ』に生まれたての心を守ってやりたくてギュッと抱きしめたくなります。
器用で不器用な攻め
ネタバレ
2022年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの印象がどんどん変わって行って楽しいです。受けが自分を認めてくれるバショを見つけられたのも良かった。邪魔者が最後に出てきたのはちょっと中途半端かな?と思いましたが、処分されたのはスッキリします。
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ヒューゴのキャラ設定が・・
2024年6月1日
スパダリのはずのヒューゴですが、すぐに赤くなったり身を引いたりで、強引攻めが好きな私としては物足りなかったです。ガーデナー・新太郎も名前のイメージ通りの受けで、色気がかなり足りてない。お話としてはいいのですが、好みの問題でイマイチでした。
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作家名: 滝沢晴 / 鈴倉温
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: コスミック出版
雑誌: セシル文庫