今回も楽しく読ませてもらいました。序盤で1つ、今の日本には無い制度に「ん?」と思う点と、両家の母親に共通する奇妙なノリに「それは無い…」と思うところはありましたけど、終始軽快な会話と展開に笑ってしまいました。理央の父親の「話もしないで両想いになろうなどと図々しいですし、まして両片想いのままやっていこうなんて、恋愛といいものに対して失礼極まりない行為」というセリフには、恋愛至上主義のような…頭の中がお花畑の人特有のオーラを感じないでもなかったですが、恋人でも夫夫でも「話し合う」ことは大事だよなぁと、思いがけず考えさせられました。出番も重要も低めだった銀行員の松丸と理央の会話は、真面目な相談事という名のもと…天然同士の邪気のない貶し合いみたいな内容で楽しかったです。