ネタバレ・感想あり初恋の君に、永遠を捧げる 一途な公爵は運命を超えて最愛を貫く【イラスト付き】のレビュー

(3.8) 28件
(5)
11件
(4)
8件
(3)
3件
(2)
3件
(1)
3件
正統派ラノベ
2024年7月26日
こういう正統派ラノベはいいですね!魔法のような飛び道具もないし、悪役令嬢にも感情移入できるし、ヒーローとヒロインの心の動きが丁寧に描かれていて楽しめました。ヒロイン姉の旦那がえらくカッコいいと思ったら、姉夫婦の物語が先にあって、こちらがスピンオフなんですね。
苦しい展開に…
2024年7月11日
身分違いの恋。毎年夏にだけ会える関係。初めはまだ子供で、キスをした場面にきゅんきゅんしました!1年ごとに二人の仲が深まって愛し合う仲に。婚約者からの妨害ですれ違ってしまい、胸が苦しくなる展開に悶えました…とっても読み応えがありました!
すごい
ネタバレ
2024年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 身分の違いの恋愛からどうやってハッピーエンドになるのかと、誰かの養女になるとか想像してましたが、まったく違いました。ハッピーエンドでは、公爵との結婚してキレイにおさまっています。努力のおかげですね。
文章の構成もうまく、400ページ超えですが、引き込まれて一気読みでしました。オススメします。
幼い頃の出会いからスタート
2024年1月25日
なかなかヒーロー、ヒロイン其々の立場をどこに重きを置くかで、読む印象が変わるように思います。悪い方に転んでしまった苛立ちと寄り添って欲しい希望と読み手が右往左往させられるのですが、何より幼い頃の初恋をお互い大事にしている好みのシチュエーションなので、私的にはまた読み返したくなる一冊でした。
良かったです(^^)
ネタバレ
2024年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ スパダリ好きとしては「おいおい、さっさと問題を片付けんかい!」「さっさと性悪婚約者の本性を暴かんかい! 」 と思うこともありましたが、ハッピーエンドだったし、幸せになってからのイチャイチャも堪能できたのでたいへん良かったです(笑)
「一途な公爵は運命を超えて最愛を貫く」とあるから、頑張ってヒロインと結婚する話だと思っていたのに(まあ、最終的にはそうなんだけども)、まさか途中、二人とも両想いなのに性悪婚約者のせいですれ違いが始まるとは...しかも性悪婚約者に嵌められて結局愛のない結婚をする展開になるとは...。え、マジ? となりましたが、ヒーローが繊細だったので良かったです。ヒロイン以外の女性とは子作りができない身体になっておりました...。後継ぎを作るのが義務だとしても、反応しないからできなかったらしいです...。良かった! 愛のない子作りしていたら、いくら最後はハッピーエンドだとしても嫌になってたわ(笑)
ヒロインと一線を越えたのも、最後かもしれないと思ったヒロインにグイグイ来られたからだったので。ちゃんと迎えに来られるまではと自制してたヒーローも、そりゃ、好きな娘にそんなされたら負けちゃうよねと思えました。自分は結婚するつもりなんだから尚更だよね。
ある意味、あの時一線を越えて子供ができていたからこそ再会できたし、性悪婚約者が嫁になっても性悪だったおかげでヒーローとヒロインは結婚できた気がしないでもない(^^;
それにしてもお義兄さんの情報操作、最高でした(笑)
この作者さんには好きな作品がいくつかありますが、このお話と繋がっている作品は読んでいなかったので、これから読んでみたいと思います(^^)
元凶はヒーローの弱さ
ネタバレ
2023年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 身分差の純愛がとても切なかったです。結果的にハッピーエンドで良かったです。ヒーローは成長過程で、両親も相次いで亡くして若輩で領主になり、仕事が思うように行かなくて苦しい時期だとは言え、ヒロインの忍耐に比べてかなり弱って軟弱でしたね。ヒロインが全部包み込んでくれるのに甘えて、一線超えてしまったのは本当に残念でした。なんやかんや言い訳しても中途半端な状態でやることヤっちゃったんだからヒーローがそもそもの元凶ではないかと思います。なのでヒーローよりもお義兄さんの方がカッコよかったです。
でもヒロインの切ない気持ちで久々に感動しました。イラストも素敵でした。
読み応えあり
ネタバレ
2023年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーロー、ヒロインの成長に伴う感情と性への関わりの変化がよく描かれていました。お互いを思いながらも、周りの状況や矜持が邪魔して、別々の道を歩く事になり。結婚後のヒーローが、純粋なだけではない大人になったのは悲しかったですが、それがまた現実的で引き込まれました。
久々の心の痛み…泣いた(T . T)
ネタバレ
2023年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の頃に出会った2人が幼いながらも惹かれあい、8年の月日をかけてゆっくりと愛を育みながら大人の階段を登り、途方もない運命に翻弄されながらもようやく手にした愛の物語。ヒロインは身分差に慄きながらいつかは別れが来るものと覚悟をし、ヒーローはヒロインの身元を知らないまま毎夏にしか会わない愛しい人に愛を捧げる。ずっと守る。と誓いながら。そして、年に一度の逢瀬での2人のささやかな幸せはヒーローの婚約者によって絶たれることになり、別れが訪れる。その別れも、残酷なほど打ちひしがれるヒーローの姿に胸が痛む。別かれに自棄て婚約者と愛のない結婚をしたヒーローの悲惨さ。そして、別れたあとヒロインは妊娠を知る。どうするの?!どうやって2人がまた巡り会えるの?と、胸がかきむしられるほど切なくなる。2人の文通が突然絶たれてお互いの心変わりを思い諦めた日々。それがヒーローの婚約者の策略と誤解が解けたのも束の間、ヒロインが婚約者に襲われるのを庇ったヒーローが刺されたままヒロインに愛を告げるシーンが感動で胸が震え泣けてきた。丁寧に丁寧に2人の心情が書かれていて、幼い頃から成人するまでの心の移り変わり、そして2人を巡る人たちの心境も読んでいてそのシーンが目に浮かぶほどでした。ぜひ読んでみてください。
^_^
2023年11月27日
試し読みをしたら読む手が止まらず…新作ですが購入しました^_^478ページとボリュームがありますが、すれ違いや思い合う場面などあっという間に読み終えてしまいます。初々しい2人が成長する過程も読めてとても満足しました^_^
すれ違いが素晴らしい
ネタバレ
2023年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドアマットヒロインってはじめて知りました。
わたし、ドアマットヒロイン系好きなのかも!
作者様も言われていましたが、ヒーローが本当に等身大のおとこのこで、それを一途に追いかけるヒロインが本当に可愛くて、最高でした。
2人が終始お互いが大切に思い合っているのにすれ違うんですが、その描写が細かくて自然な流れなのでのめり込んでしまい、あっという間に読み終えました。
一途な2人が眩しい
2023年11月25日
ストーリー、Rシーン共に濃厚で良作でした。

リリィが思春期の時点でなかなか官能的な内容でドキドキしました。いや、ローレンス、いたいけなヒロインに何を教えているんだ!笑
1年、2年…とじわじわお互いの心と体が近づく過程の細かな描写と、ヒロイン達2人の成長を追って盛り上がっていくストーリーはとても素晴らしかったです。
終盤ややとんとん拍子に好転する状況がご都合主義だったかもしれませんが、個人的には許容範囲内で一途な2人にふさわしいエンディングでした。
波瀾万丈
ネタバレ
2024年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皆さんレビューで書いてありますが、確かにヒーローにもやっとします。ただ彼もまだ若く、父の病の為にいきなり担ぎ出され、海千山千の重鎮たちに翻弄され、理想と現実に打ちのめされていたからだとは思う。それでもヒロインに癒され救われて居たのも事実。ヒーローの目指す政治は奇しくも婚約者との婚姻で新しい局面を迎えたのでは無いかと。ヒロインの待ち続ける愛は、長く苦しく我慢を強いるものだった。特に離ればなれになり再会した後に、我が子を抱いて欲しいと懇願するシーンは涙が止まらなかった。相思相愛なふたりが紆余曲折あって漸くおさまるべき所に落ち着き、良かった。ヒーローの後継ぎとなる弟君の詳細も知りたかったなぁ。
道ならぬ恋
ネタバレ
2024年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 姉の結婚で裕福な生活ができるようになったヒロインと、夏の時期に素晴らしい庭の屋敷に訪れる公子ヒーロー。
思春期前の出会いから始まり、毎年逢瀬を重ねて想いを深める二人の心情が丁寧で、道ならぬ恋の二人をつい応援したくなってしまいました。しかし、目線を変えれば無責任すぎる2人。物語としては楽しく読めましたが、悪役扱いされてる婚約者も可哀想に思えます。
ヒーローSideあり、未熟で実力も伴わず、ヒロインの無知な純粋さに逃げてしまうような残念な男でしたが、作者様の技量なのか不思議と嫌な奴には感じませんね。
元令嬢〜のスピンオフのお話でしたが、これだけでもしっかり楽しめます。
いいね
0件
大人への階段
2024年7月28日
なかなかシリアスで、いつもラブコメを好む私には途中キツかったです。何度、幸せになるだろう後半を先読みして、テンション回復したら続きを読もうかと…とりあえず一気に読み進めて耐えました。
子どもから大人に成長する過程のもどかしい感じ、青々としてむせ返る夏草の匂い…エアコンが効いた部屋ばかりにいると忘れがちな、ノスタルジックなエモさがジワジワ来ます。
なにはともあれ大団円におさまって良かった。
良かったです。
2024年7月15日
長い時間をかけてゆっくりゆっくり愛になっていく様子を楽しめました。悪役のご令嬢は安定の感じで良かったです。
いいね
0件
良かった☆
2024年7月11日
読み放題では好き嫌い無く濫読しております♪今回のお話も当たりでした☆
好みのお話では無かったけれど、作中違和感なく楽しめました。最後はめでたしめでたしで終わるのは判っていても、途中は、何とも言えず割り切れない気持ちになりました。
いいね
0件
お互いに惹かれあっているのに
ネタバレ
2024年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の頃に出会って、徐々に大人になっていく二人。ヒーローは、特に丁度成長期で、ヒロインも一年にワンシーズンしか会えないとなるとその成長具合に驚きで一杯。全体的に、体のつながり(丁度そういう好奇心もある時期だし?)ばかりで、最初の方こそ読んでいて微笑ましかったけど、大人になるにつれ、ヒーローのヒロインに対する場所とかが、ローズの言う事もあながち間違いでは無く可哀想に思えて来ました。気の弱いヒーローが、時々挿絵で出てくるヒーロー像とはイメージが違うので、(挿絵の方がカッコよくて、しっかりしてそう)ヒーローのダメっぷりに少しイライラしました。
いいね
0件
年月重ねて
2024年4月23日
何も知らない少女の頃から短い逢瀬を重ねて愛を紡いで。跳ね除けて障害を超えるには幼くて遠回りしたけどやっと幸せになれて良かったです。ちょっとヒーローが弱かったかな。
いいね
0件
長かった(笑)
ネタバレ
2023年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 478ページでボリューム満点!出会いから毎年逢瀬を重ねてる描写がとても丁寧で映像が浮かぶ感じ。少年少女から大人になって性に目覚める感じも初々しくて良かった。ヒーローの許嫁が出てきてヒロインに余計な事を言ってたけど、その後のヒーローの態度が良くなくて(照れ隠しなんだろうけど、ヒロインには避けられるように見える)それは誤解しちゃうな…と。ラノベを読んでると、その展開は強引やろ…って思う事があるけど、この作品はそれが無かったから良かった。凄く丁寧な作品だったなぁ。ただ1つだけ…セリフの最後に読点があるのがなんか気持ち悪くて(笑)あれはなに?「…」みたいに読めば良いのかな?
弱いヒーロー
ネタバレ
2024年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんて弱いヒーローなんだろう。ヒロインには手を出しまくるくせに、婚約者のこともどうにか出来てないし。だから、婚約者によって、引き裂かれるはめに。しかも、失恋のやけとはいえ、婚約者と結婚してるし。ヒロインとは再婚だし。
ちっとも、ロマンチックではないし、どこまでも、痛々しい生々しい現実的なお話である。
読み手によっては、ヒーローはゲスな男である。
成長物語
ネタバレ
2024年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 青臭い恋愛から苦難を乗り越えて成長していく話。子供時代は甘酸っぱい感じでほっこりする恋愛未満な序章。徐々に思春期に入りTL感をだしつつ若気の至りから、成長とともに環境の変化と身分差に葛藤と、当て馬令嬢の妨害で終始切なさとハラハラしかなく、ヒロインが身を引いた事からヒーローが当て馬と結婚しちゃった時はどう決着着くのかと思ったけど、お互いが相手を一途に想いすれ違いながらも成長していったのが良かった。ヒーローはスパダリではなく等身大な男性像で、でもヒロイン一筋で良かったです。当て馬令嬢はどこか同情票が入りそうな描き方になっており作者の方があとがきでスピンオフを書きたいと言ってましたが、幸せになった話を読みたいと思わせる悪女でした。挿絵が素晴らしかったです。
いいね
0件
う~ん
ネタバレ
2024年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインが寝取り側って珍しい。
幼い恋(といっても10才こえてる)から段々性に目覚め
ヒーロー婚約者居るのに…まぁ、婚約者側も遊んでる風な描写あったし、同情心少し薄れる
大筋は名作だけど
ネタバレ
2024年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 身分差故に、悪意ある人間や縁者達から引き裂かれる2人のお話です。
ストーリーとしてはTLだけど、ヒストリカルなハーレクインのような感じで面白くはあったのですが、如何せんキャラクターが好きになれなかった。
子供だったから仕方ないとはいえ、嘘を付き、隠し事をする、知性のないヒロインと。(姉の結婚で財政は改善した筈なのに、常識も教えられず)
しかも、愛人として日陰の身でいる気満々なのには、好感が持てませんでした。
ヒーローは、若さ故に環境に押し潰されそうになっていて、ヒロインを助ける余裕もないし、悪妻にまんまと騙されてるし。
悪役は良い感じに活躍してくれた上に、成敗もされたのでスッキリはします。
後半は、ヒロインの庶民的なのが功を奏して(賢い領主の妻ではないけど)民に愛されるので、幸せ感はあるし、ヒーローも落ち着いて主っぽくはなったけど。
ヒーローがヒロインを救う為に活躍したのは、悪妻から庇った瞬間だけだったかと。(頭脳で奪い返したのではなく)
これが恋愛重視のハーレクインなら良かったんだろうけど、TLならもう少し賢い2人であれば良かったなぁ。
イラストは美麗で素晴らしかったです!
ドキドキわくわくは感じない作品
ネタバレ
2024年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラノベ読んでいて過去一魅力感じないヒーローでした。
で、ヒロインは…過去一頭悪すぎる(知識が無さすぎるという意味)でした。姉の結婚により境遇改善され家庭教師から教え受けているはずなのに、領地知識がここまで乏しいヒロインは私は初めてで呆れました。
これまで多数のラノベ読みましたが、学に恵まれなかったヒロインだとしても自身の領地知識はもっていましたよ。

暇だったし頑張って最後まで読みましたが、読んだ後に2人が正式に結ばれてもスッキリ爽快感がいっさいありませんでした。
無知なヒロインと意志の弱いヒーロー
ネタバレ
2024年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインとヒーローが出会った子供の頃は身分の差なんか気にせず、純粋に会いたい、楽しい、だったのに、成長するに連れ、大人になるとはどういうことなのか、甘酸っぱいだけでなく、苦々しい部分も見せつけられたストーリーでした。貴族の中でも身分の高いヒーローの家。夏の一時期、別宅にいる間だけヒロインと過ごし、ヒロインの前でだけは自分らしくいられました。元貴族で平民のヒロインは底辺とも言える暮らしを経験し、今はそれなりの暮らしをしていたけれど、自分の家のことは隠していました。やがて思春期を迎え、二人は性にも目覚めていきます。ヒロインは一途で健気とも言えますが、無知で危なっかしいとも言え、ハラハラしました。ヒーローは貴族社会の自分を取り巻く事情を理解していたために、良い息子の自分と素の自分、理想と現実、決められた婚約者との間で、最善の道を探ってはみたもののまだ力もなく、自分だけの意思では身動きがとれなくなっていました。そんな状況でもヒロインに会えば恋心と欲望は膨らむばかり。ヒーローの婚約者の登場もあり、お互いに好きなのに少しずつすれ違いが生じていきます。はっきり言ってここからの数年間は苦々しい気持ちで読みました。辛いことに蓋をして、感情に溺れ、自分の行動の責任を取れるのかと、ハラハラしっぱなしです。身体ばかりが大人になっても、心や行動が伴わないことによる結果がなんとも苦しかったです。無知とは怖いことで、自分の意志を貫くには相当の勇気と覚悟と説得力がないとだめだということを、二人は長いこと遠回りをし、それ相応の苦労をして、身を持って学んだのだと思いました。やっとやっと結ばれた時にはホッとしました。どうしても保護者目線になってしまい、読んで楽しむという感覚になれませんでした💦
刺されても文句は言えない
2025年1月30日
こんなアホ男結婚するなんて、ヒロインは正気?
夫としても父親としても不甲斐なさすぎて不安しかないです。まさに恋は盲目ですね。
こんなヒーロー元嫁に刺されても自業自得としか言えません。全て自身の思慮の浅さが招いた事態です。
いいね
0件
メンタル弱々のポンコツヒーロー
ネタバレ
2024年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 優柔不断でヒロインを選ぶ覚悟もなく、
己の弱さのせいで性悪婚約者にまんまと騙され、
ヒロインとお腹の子をドン底に突き落とした男が
悲劇のヒーローぶっていて引く。
しかも、やけくそで性悪婚約者と愛のない結婚をしたものの、家のためにと切り替えもできない。
覚悟のない男のせいで、ここまではみんなが不幸せ。
刺されたから挽回できたみたいで
イマイチすっきりしない。
再婚だし生まれてくる子どもに説明しにくいわよね笑
視点を変えたら。
ネタバレ
2024年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 478ページ挿し絵あり。没落令嬢ヒロインは姉夫婦の庇護下で何不自由ない生活をしていた。とある日、公爵邸の庭先で知り合った男の子と惹かれ合い…という話。長めのお話ですが端的に言えば格差のすれ違いでしょうか。パッと見は主役ふたりが可哀想かもしれませんが、ローズ視点で見ると、急に現れた平民に許嫁を寝取られ、子供まで儲けられ、夫はイン〇…こっちの方が可哀想で仕方なかったです。それにヒロイン結構酷くないですか。子供が出来る行為を自分からお強請りして、子供が出来たら一方的に別れて、逃げたくせに再会したら我が子だと気づいて欲しい素振りを見せて。一方のヒーローも仕事もロクに出来ない立場で、許嫁がいる身でありながら他の女に入れあげて。まぁ愚鈍ではありますけど、事情も知らせずに勝手に去られて姉夫婦にこっぴどく責められて…あんまりだなと思いました。これ、実はwebで冒頭を読んでいまいちだと思ってた作品で、それの書籍化だと知らずに買ったのですが、最後まで読んでみてもやっぱり面白くなくて評価が高いのが分かりませんでした。ローズ視点で読んでみてください、評価が分かれます。
レビューをシェアしよう!
作家名: 桜しんり / 小島きいち
出版社: MUGENUP
雑誌: Ruhuna