ネタバレ・感想あり異世界で仙王の愛され猫になりましたのレビュー

ナツ之えだまめ石田惠美

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ピカニキさん

(女性/－) 総レビュー数：1565件

不遇のDK仙界で猫になって愛される

ネタバレ

2025年3月13日

このレビューはネタバレを含みます▼ 10歳の時に両親を亡くした伊波カナメは､親戚をたらい回しにされて孤独なまま18歳になった高校3年生です｡カナメの持つ遺産目当ての親戚達から解放されるべく一心に勉強に励んでいたカナメは､ある日大切にしていたスケッチブックを同居する親戚の子供にめちゃくちゃにされて家を飛び出します｡心を落ち着けようと歩き回るうちに神社の境内に出ただカナメは､ひとりぼっちの悲しみに泣きながらふっと｢猫になりたい」と思い､不思議なウサギを追いかけるうちに猫の姿となり異世界に転生するのでした｡そこは百葉界と呼ばれる仙界の一つ•青龍国で､仙王であるロンユー真君が宴を催していました｡ロンユーは空から降ってきた魔物を捕らえようとする人々からカナメを取り上げて､ご飯をくれます｡美しい翠雨苑で､ぶっきらぼうで怖い顔をしたロンユーと子猫になったカナメとの暮らしが始まります｡30歳ぐらいにしか見えないロンユーが､73年前に人間から仙王になりずっと孤独を託っていたこと､そのロンユーが子猫のカナメがやって来てから生き生きと変わったこと､やがてカナメが人の姿に戻ります｡百葉界の設定が良くできていて面白く､そこにいきなり放り込まれた猫だけどDKらしいカナメの反応も楽しいです｡ロンユーを取り巻くキャラクター達もそれぞれ愛嬌があって良きでした｡

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もーちゃんさん

(女性/－) 総レビュー数：39件

異世界中華風BL

ネタバレ

2025年3月8日

このレビューはネタバレを含みます▼ 現代日本から何故か猫の姿になって異世界にくる主人公。仙王の飼い猫的立ち位置になるのですが、仙王は普通の王様では無い、人間とは違う存在だという事がわかります。途中から元の人間姿に戻り言葉が通じ、猫の姿の時と同様に溺愛される姿が見てとれ、相思相愛じゃないか〜！って思いますがお互い思いやるせいかすれ違う様子が見られて涙腺が緩みます。

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Chroe さん

(女性/50代) 総レビュー数：813件

とても新鮮

2025年2月20日

オリジナリティ溢れているので、既視感がなくてワクワクします。カナメの可愛さ言動の端々から溢れていて、、ロンウーの唯一無二な感じと重なって、押すしかない！と思えるカップルでした。

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プリンさん

(－/－) 総レビュー数：5028件

猫と人と

ネタバレ

2025年2月17日

このレビューはネタバレを含みます▼ 猫として異世界にきたカナメ。でも、仙王ロンユーが一見こわそうなのに、とても優しい。
ロンユーといたい、ロンユーを守りたい一心で毒味をしたときに人に戻り、そこから、人と人の話に。
もう、ロンユーは、猫だろうが人だろうが、カナメが大好きすぎます。カナメもロンユーが大事すぎて離れようとし、自分も瀕死、ロンユーも死にそうになってるときに、何がなんでも会いにいくという心意気がたくましい。
両想いになってからの二人の会話は、もう誰の入るすきもないくらいです。エッチのときも想像以上のイチャイチャです。カナメがエロいです。
イラストもあっていて素敵でした。

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もなさん

(女性/40代) 総レビュー数：1176件

すごくいい！

2025年2月3日

イケメンたちに目が喜びました。ストーリーもドキドキしてしまう展開で、最後まで楽しめる作品でした。子供でのスピンオフあるといいな。

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ひなたさん

(女性/－) 総レビュー数：825件

とても読みやすい中華小説

2024年5月1日

先生曰くなんちゃって中華だそうですが、先生の中華の世界観がとても面白かったです。やっぱりいいですよねぇ、中華。衣装とか髪型とか名前とか。日本とは違う昔らしさがワクワクします。異世界転生のストーリーがとても読みやすくて300ページ超えとは思えないです。カナメの語りで進むのも可愛らしくて良かった。ロンユーがめちゃくちゃ優しくて包容力あって超絶スパダリで安心感がありました。

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しましまさん

(女性/－) 総レビュー数：720件

猫に転生!

ネタバレ

2024年8月11日

このレビューはネタバレを含みます▼ 受けが猫に転生して、出会った攻めに愛でられます。猫と戯れる様子がほのぼの癒されました。2人の想いが通じていよいよ結婚!というところで、自分がいると攻めの寿命が縮むと知り、結婚やめて帰る!となりますが、やっぱり帰るのやめて戻ろうとして刺されるという展開必要〜?!グダグダやん〜。当人同士で話し合えば良かったのでは…と思っちゃいました。そして無事にくっついて、いよいよ初夜!というところで、3日の禊を経ないとえっちできないって…焦らしすぎやん〜、焦らしプレイが過ぎる〜。とツッコミながら読みましたが、猫ちゃんが可愛かったので。そして赤ちゃんができるっぽい設定も良かったので◎第一秘書的な側近と、九尾の狐が良きキャラでした!

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もきゅ子さん

(－/－) 総レビュー数：813件

猫ちゃんにメロメロな攻めが良い

ネタバレ

2023年12月31日

このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。家庭環境の悩みから、猫になって誰かに飼われて甘えてゴロゴロするだけになりたい…と愚痴ったら本当に猫になって異世界の王様に拾われちゃう。不慣れに猫ちゃんを可愛がる攻めが可愛かった。そして猫ちゃん生活を満喫している受けとのほのぼのした様子も好き。あと王の側に置くには猫ちゃんにもそれ相応の身分が必要だと受けが「攻めの一の従者」に出世するシーンも好き。攻めの秘書が「これはたいした出世なんですよ子猫くん」って猫ちゃんに話しかけているのがのんびりしていて可愛い。猫ちゃんの一日駅長みたいなほのぼの感。受けが無事に人の姿に戻ってからは受けを元の世界に戻す準備が始まるんだけど、本当は引き止めたいけど受けの幸せを思って身を引く攻めのいじらしさが切ない。人間から仙王となり長い年月を一人で生き続けなくてはならない攻めが、その生活に嫌気がさしてきた時に現れた唯一の光の受け。攻めにとって受けが何物にも代えがたい存在だということがひしひしと伝わる描写も良かった。攻め苦手な楽器と歌を練習して受けにラブソングをプレゼントするシーンも愛情に溢れていて好きだった。中華ファンタジーな世界観も楽しかった。

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作家名：ナツ之えだまめ / 石田惠美

ジャンル：ライトノベル BL小説 > 異世界・転生(BL小説)

出版社：幻冬舎コミックス

雑誌：幻冬舎ルチル文庫

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