ネタバレ・感想あり官能童話シリーズのレビュー

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童話シリーズの新作
2025年2月10日
久々読みました、先生の童話シリーズ。今回はおやゆび姫ならぬおやゆび王子!のの先生の着眼点が最高です!おやゆびサイズなのにどこをどうやって?と不思議でしたが、うん!大丈夫でしたね(笑)また童話シリーズ増えるといいなぁ。楽しみにお待ちしております!
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童話6作目
2024年11月27日
面白かったです。このシリーズ大好きです。イラストもとても良いです。ミルフェが家具職人なのも良かったです。
ほっこり
ネタバレ
2024年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めがワインボトル程の大きさなんだけど、王子様らしい気高い立ち振る舞いとのギャップに萌えました。笠井先生のイラストも素晴らしかったです。いつもは笠井先生の艶っぽいシーンのイラストが大好きだけど、今作は、攻めが花の王国からぼろぼろになりながら命懸けで受けの元に帰ってきた夕陽のシーンや、2人が池のそばで腰掛けているシーンなど、特に印象に残りました。攻め視点もあるので、攻めが人間に戻っても、受けと市井で仲良く暮らしていきたい気持ちが偽りではなくちゃんと伝わってきて、安心出来ました。
待望の新刊
ネタバレ
2024年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今回はおやゆび姫ということで、おやゆび姫ってどんな話だったっけ?と思い出しながら読みました。
このシリーズは毎回切ない恋物語という印象が強く、読んでいて心がキュッとなる感覚を覚えますが、今回はファンタジー的な要素が強く悲恋ぽさはなく安心して読めました。2人のえちシーンの描写はエロいのはもちろんですが、それ以上に繊細で美しいもので秀逸でした。一気読み確実。
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青薔薇の王子は若き家具職人の愛で佳き人に
ネタバレ
2024年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『官能童話シリーズ』はどの作品も簡潔で主題は明瞭です。私たちが原作を読んで疑問に思ったり合点がいかないところを小気味よく裏切って引っ繰り返してくれます。此のような話の展開もあり得るのだと納得します。
今作の『おやゆび王子の初恋』についても其れは言えます。
主人公のミルフェ・ブラネットは孤独ですが、善良で機転が利いて謙虚です。魔法使いの危機に咄嗟に対応して自らの危険も顧みず野犬に自分の食事を与えて彼女を助けます。野犬にも知性と心がありますから、心優しいミルフェの手から食べ物だけを咥えて取ります。決して、彼の手を咬もうとはしないのです。
ミルフェは魔法使いからお礼に妖精を見る目と植物の種を貰います。願いを叶えてくれるというお約束ごとにも彼はすぐには貰おうとはしません。人助けは当たり前と思っているのでしょう。そんな彼だから魔法使いは問題な王子を託してみることにしたのでしょう。そして、彼女の願い通りにミルフェによって王子は本来の善良な姿を取り戻すことができます。自分の為に泣いてくれる人の為に清く正しく美しく生きようと決意した王子は彼と共に生きていく未来を掴んだのでした。めでたしめでたし。
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予想外のハラハラ展開!ラストは幸せ♡
ネタバレ
2025年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 青薔薇から生まれたおやゆび王子と暮らすほのぼのBL♪お世話するうちに二人の距離が近くなっていくのかな♪と思いながら読んでいたら、予想外にいろいろなできごとが起きる展開で一気に読み切ってしまいました。自分に自信を持てず気持ちを表せなかった主人公のミルフェが、ラストシーンではグレインロードに嫉妬したりふくれっ面を見せたりしていたのがしみじみと幸せでした。グレインロードも前世の立場から解放されて自分らしく生きられるようになり良かったです!
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官能童話シリーズ第5弾
ネタバレ
2025年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 家具職人のミルフェと、100年前魔女によって小さな妖精にされてしまった王子グレインロードのお話。

官能童話シリーズといえば近○相○(笑)と、明るく爽やかとは言い難いちょっとほの暗い世界観のイメージでしたが、この作品はいい意味で覆されました。
今までのシリーズとは一線を画す、展開は正反対の方向性と言ってもいいのではないでしょうか。
ミルフェとグレインロードはただひたすらに一途に想い合っており、純愛ストーリーでした。

途中、グレインロードは本家おやゆび姫に倣って(?)川に流され強制的に旅に出ることになるのですが、正直妖精王の魅力にハマり1年くらい帰ってこないかと思ってました。本当にごめんなさい。

旅から戻り2人は再び愛を確認し、改めて魔女に人間に戻してもらうようお願いに向かいます。
ここでもう一捻りくらいあるのかと思いきや、結構アッサリハッピーエンドだったのがちょっと残念でした。
他の官能童話シリーズを基準に考えると薄味なんですよね。
別に話自体が悪いわけではありませんが(むしろこっちの方が精神衛生上良い)、官能童話シリーズだと思って読み始めているものだから、もう少しエグい展開とかを期待していたわけで…(笑)
理不尽な不満だとは思うのですが、今までの官能童話シリーズのクセが強すぎました。
シリーズと銘打っていなければ別の見方が出来たかもしれません。

ところで、今回の作品で一番楽しめたのはドールハウス(好きなんです)。
小さなお家なのに精密! 家具は本当に使えるクオリティ! 心が躍りました。
ただ、伯爵邸の1階部分のみとはいえ、普通の家の部屋の中に1/6サイズの模型が入るのでしょうか?
この辺は私の想像力が乏しいせいで縮尺のイメージがつきづらく、単純に疑問でした。
おやゆび姫
2024年6月14日
おやゆび姫の話ってもうすっかり忘れてしまいました。なので きっとこういう流れではあったんだろうなと思いつつBLに完成させていく手腕に脱帽です。笠井あゆみさんのイラストも官能的で素晴らしく合っていました。
メルヘンで可愛いお話でした
ネタバレ
2024年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。受けは心優しく真面目で控えめな家具職人。老婆に親切にしたら願いを叶えてあげようと花の種をもらった受け。男の恋人が欲しかった受けは、たとえ恋人になれなくても話し相手になって欲しいとワクワクしながら種を育てる。そして生まれたのは元王子様の超イケメン攻め。受けの作ったドールハウスで優雅に暮らし、受けは王子様を敬い献身的にお世話する。この我儘プーな攻めがどう受けと結ばれるのかと思っていたら、親指姫のセオリー通りに大冒険することに。ヒキガエルと結婚させられそうになり、ツバメに乗って花の妖精の国へ、そして妖精の王子様に求婚されて…しかし最後はボロボロになっても受けの元へ帰ってくる攻め。童話をアレンジした展開が面白かったです。王子様な攻めは人間に戻れば自分の元から去ってしまうと自信なさげだった受けだけど、最後はやっぱり攻めを信じて探さなきゃ!となる展開も良かった。魔女に人間に戻してくれと嘆願しに行くシーンも好き。サクサク展開だけど萌える要点をしっかり押さえた王道ストーリーでした。
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作家名: 犬飼のの / 笠井あゆみ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: KADOKAWA