ネタバレ・感想ありラブシーンのあとでのレビュー

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スカッと、そしてしみじみと沁みるお話
2024年12月24日
碧は二世俳優で品行方正、周りの敷くレールに乗って進んでる様子が小説の中と同様に面白みを感じなかったです。それが森田と最悪な出会いをしてから、どんどん人間味が増して魅力的になっていくのが良かった。
色んな経験をして自分の意思を持って、前に進んでいく姿にスカッとしたし、しみじみと心に沁みました。
2人の関係性も素敵で、読んでいてとても楽しかったです。
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恋は本当に…
ネタバレ
2024年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 資格試験勉強で当面、読書から離れるはずが安西先生の新作はガマンできなかった。読みやすく読後感も良いはずと期待し、やっぱり信頼と実績の安西ブランドです。特別素晴らしい名文があるわけでなくストーリーもごく普通(失礼)なのに魅力的なキャラクター達が生き生きと恋をするのを追いかけて最後にはほっこり満足できちゃう安西マジック。今作は碧が可愛い。華やかな芸能一家に生まれながら普通の良識を持ち、普通の学生生活に憧れ「恋は本当にスペシャルだ」という碧が可愛い。そして最後に黒木を悪者にしなかった作者の品の良さがほんとに好き。ただ碧が黒木と関係を持っていたのは未成年の高校生の頃ではなかろうか。カミングアウトはまずいのでは、と気になりました。ドラマチックさはほどほどのさじ加減なのが私的に疲れなくて良かったです。漫画になっても良さそうですが作家さんによっては物足りないことになるかも?さらりと気持ちよく読み終えるのにちょうど良いです。
地味さがいい
ネタバレ
2024年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても面白かった。芸能人一家の末っ子受け。子役から長く細く役者を続けていて、大ファンな監督から出演オファーが来る。攻めはデリバリーピザの配達員バイトの大学生で、監督に一目で見初められて映画に出てくれないかと熱烈オファーされる。そんな攻めに嫉妬してしまう受けだけど、受け自身にも攻めの存在感や立ち振る舞いが映画にピッタリだと納得していてそこから恋に変化していく様子が丁寧に描写されていて良かった。映画に興味ゼロなイマドキ大学生な攻めを口説き落とすために、オーディションに来てくれたら日当出すから!ちゃんとギャラ出るしセリフとかほとんどないし、映画に出たら記念になるよ!と必死なのが面白かった。作品自体も映画好きが見るようなアート系の邦画だしで攻めの友達達も本当に出るんだ!ヤバ!くらいの軽さで、映画大好きで芸能界で生きてきた俳優の受けと若者一般人との認識の差がちょくちょくあって面白かった。その差が二人の関係の亀裂になったりもするんだけど、攻めが受けのファンのことも好きになってくれて、この熱心に応援してくれている人達のことを大事にしないとだよなと覚悟を決めてくれるシーンが好き。ケンカした後や、距離が出来ていた後に一言「会いたい」のメッセージが次のきっかけになるのも好きだった。芸能人との秘密の恋に、好きだけど、どうせだめになるんだろうなって予想しかできないのにそれでもどうしても好きだと諦められない攻めが良い。
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爽やかで清々しい!
2024年8月31日
イラストのイメージ通り、爽やかな物語でとても読後感が良かったです。
攻めで彼氏の一般男性が男前でめっちゃ格好良かったです。
スパダリよりも身近で好感が持てました。日常に溶け込む非日常が何とも素敵な作品でした。
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忙しい時のBL栄養補給にぜひ。
ネタバレ
2024年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、新刊作者さん買い。芸能界もので、芸能一家に生まれて乳児の時から芸歴20年、役柄を広げたいのになかなかできずパッとしなくてもがいている俳優の碧くん(また碧だ!続けて碧くんもの読んでる〜)、ドラマの現場に来たピザ屋のバイトの森田がいきなりスカウトされるのを見て、モヤモヤして初対面なのに喧嘩吹っかけてしまう、、という始まり。
森田くんは元々ノンケのはずなんですが、お話が碧くん目線なので、なんだか唐突にくっついてしまうのが、いいのかそれで?!とは少し思った。。思い切りがよいところが森田くんなんですね。安心安全のリカ先生なので、どんなに忙しい時でもBL栄養補給したい時にぜひ!
今回は、あっさりめ
ネタバレ
2025年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 芸能人二世のアオが、ノンケの大学生拓斗と恋をします。拓斗がノンケの割に、あっさりと自分がアオを好きだと認めて告白するので、展開の速さにちょっとびっくり。アオはもう少し高嶺の花感が欲しかったかもです。アオは芸能人だけど、地味に頑張るけなげな子と言うキャラで、お話としては私にとってはあまりキュンはなく、サクサクとあっさり進む感じでした。でもこの作家さんなので、安定の面白さです。拓斗の友達の「サク」や「干しミカン」がフラットでオープンでいいなぁ。
安西先生流芸能人もの
ネタバレ
2025年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日常のふとした作品に気持ちをやんわりともっていかれる安西先生ですが、今回は芸能界作品という事でどんな世界になっているのか…と読み終わりました

あとがきで地味になったと書かれていますが、地味というよりこれが安西先生の芸能界作品だね、と納得する内容でした
キラキラしいキャラというわけじゃなく、イメージ通りの役をこなしながら努力の人だけど何故か一般人の方が目を引くというこういうキャラを主役にしながら芸能人なのにやっぱり日常作品になる(笑)ここが先生の作品らしいです

両想いが思ったより早くてえ、もうかい!って思ったぐらい碧くんの片想いのきゅんきゅんした気持ちに共感してたらくっついてた(笑)先生、もうちょっときゅんを味わわせてくださいよ~

森田くんも俳優?なにそれキャラだし黒木くんもひっかき回さないし、有名俳優の両親はサラっと登場だし姉はほとんど出てこない、いい意味でやっぱり芸能界でも安西先生は安西先生だった!!
これからも2人だけの世界の日常のきゅんを届けてください!
優しい
2025年2月2日
森田が優しくて男気ある人で良かった…碧も彼のおかげで自立できそうだし
芸能界って怖い世界だけど、森田がいれば大丈夫
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大学生ノンケ攻め
ネタバレ
2025年1月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイ二世俳優受け。攻めは女の子にモテるが、男は初めてらしい。なんか、嘘くささがぬぐえなかった。受けを好きになる要素はあまり無いんじゃないかな?と思うけど、どうなんでしょ。
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新しい価値観的な
2024年10月25日
BLでの「障害」設定が、現代の舞台では難しくなっていく中、地に足のついた貴重な現代社会もの。現代社会の価値観がupdateされていくので、小説の価値観もupdateされていました。
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やっぱりいい!
ネタバレ
2024年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。
安定の文章の上手さ。日常の中で人との出逢いによってお互い良い影響を受けて人生が変わっていく様にハッとします。さりげなく優しい文章でスラスラと読み進め、あっという間に読了。さすが!です。
バイトで撮影スタジオにピザの配達に来た、大学生の森田×芸能一家の二世俳優なのにいまいちパッとしない、若手俳優の碧。
作家さまの描く、心根が素直でニュートラルな感じの受けが好きです。少しだけ強引だったり、秘めた情熱の感じられる攻めも好き。
今回は芸能界が舞台でしたが、いい意味でそこまでの派手さはなく、真面目で一生懸命な碧が仕事は頑張りつつ、森田との恋にドギマギしてるのがピュアで良かった。
お芝居とか好きなのですが、碧が自分の立ち位置に悩んだりするのもリアルだなぁと。
碧がいい子だから、周りの人達もみんな優しくて。
碧が『芸能人だから』と付き合うことを隠す隠さないとかで揉めることも、元カレに嫉妬するのも自然で○
BLはファンタジーだとは思ってるけど、『こんな人いそう』『こんなことありそう』な日常に潜むお話を書いてくださるので、読んでいてホッとします。
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受けがベタ惚れ
ネタバレ
2024年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 安定の安西先生。
攻めも受けも誠実で真っ直ぐな子たちなので気持ちよく読む事が出来ました。
攻めはノンケだけど、安西先生、片方はノンケのカップルが多いですよね。
でもそのほうが、それほど好きっていうことなんだなと思わせて貰えるのでやっぱりいいパターンなのかも。
ただ、売り出し中の俳優さんでゲイを公表するのは本当は難しいだろうなと。
普通に女性と恋愛する役が回ってこないような気がする。
ファンにしても夢が見られなくなりますしね。
でも嫌な女に取られるよりはいいんだろうか。
まあそこだけちょっと苦しいなと思ったので☆1コへってます、すみません。
ちょいエロあっさり系
ネタバレ
2024年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ くっつくまでから最後まで一応何やかんやあったけどサクサク乗り越えてあっという間にハピエンで読み易かったです。
さらっと読み終えてしまいましたが、最後らへんの主人公が仕事でラブシーンをやった後は攻の子のエッチが激しいという話には何それ!もっと見たーい!!ってなりましたw
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作家名: 安西リカ / 楢島さち
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館