ネタバレ・感想あり【全1-6セット】転生竜騎士は初恋を捧ぐ【イラスト付】のレビュー

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戦争はやだね
ネタバレ
2025年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 転生ものでは一般的な、中身まで同じという設定ではなかったのが良かった。過去の自分ではなく、今生きている自分を愛して欲しい、なんて!
きれいな展開で見事にスッキリ解決したその流れを、主人公だけでなく私もストンと納得できたのがよかったです。なんだか訳が分からないうちに収まっている話もよくあるので。
あとがきではWeb版では終戦してないと書かれていました。が、戦争が終わり平和の中で永遠を誓ったのがまた良かった!
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好き
ネタバレ
2025年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ すみません、初めての作家さんで、こんな良いストーリーだと思わなかったのですが、作品に引き込まれました。
読んで良かった!
他の作品も読んでみたくなりました。
皆さんにも、もっと読んで欲しいなぁ。

ハッピーエンドで良かった〜、😊

出来たらアーベントの過去と70年前の二人のストーリーも読みたいです。
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めちゃくちゃ好き!!
ネタバレ
2025年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世の記憶と戦争がテーマの長編ラブストーリーで、すっごく良かったです。胸がギュンとなって切なくてずっとドキドキしていました。お互いに惹かれ合う気持ちの盛り上がりが丁寧に描かれていて、ハピエンで大満足です。エチシーンは少なめですが、エロい。懐いてくる竜が可愛い。
いっきに読破!その面白さに大満足
ネタバレ
2025年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。転生モノの竜のいる世界。その転生が2人がいる時代の70年前、帝国が滅ぼした小国の最後の竜騎士と竜師のものだった。竜師ルインは16のときから70年前の竜師フェリの夢を毎夜見る。自分はフェリではないのにまるでフェリに戻ったかのような感覚にとらわれることが嫌だった。そんな時黒い竜アーベントを駆るジグルドと出会い、その中にフェリの愛しい人レオンの魂を持つものだと直感する。前世に引っ張られないように抗うルイン。ものすごくわかる。
とにかく蒸気機関が目覚ましく開発されていき、2人を巻き込んだ大戦争は竜の時代から戦闘機へとまさに変わろうとした時。リアルに差し迫る爆撃戦闘シーンの描写が臨場感増し増しでずっとドキドキしてた。めっちゃ面白かった。そしてその最前線で戦うジグルドの苦しみも痛いほど感じた。そしてフェリを探し続けてレオンの記憶が少し戻った2人。喜びの中、心を締め付けるほどの痛み。ルインとジグルドそれぞれが今のそのままのお互いを好きだと確かめ合う。フェリではないルインだから…、レオンではないジグルドだから…。そうだそのとおりだよと、ついつぶやいた。いったい2人は前世の自分たちをどう収めて前に進んでいくのか……。2人の出した解答が私は最高に幸せだと思ったし、そうでなくちゃとも思った。もう影も形ない国の忘れ去られた歌を紡ぎ合いながら、たまにアーベントを高く飛ばせる許可をもらって、今の2人と1頭で心穏やかに優しく愛おしい日々を重ねてもらいたい。私としては最高のラストに、作者様に足を向けては寝れない思いです。イラストもとっても素敵で大満足でした~
読んでほしい。映画のような長編小説
ネタバレ
2025年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何よりよく練られた設定と圧倒的な描写力で引き込まれた作品でした。中でも戦争の傷ましい描写は胸を掻き立てられました。傷つきながら、それでも戦いに飛び立つ男たち。決死の無謀な作戦による被害。その中で交わされる2人の想いとすれ違い。美しい風景の描写も素晴らしく、映画を見ているように、あっという間に読み切りました。

主人公2人は程よくすれ違い、程よく拗らせていて良かったです。これ以上すれ違うとストレスが溜まるので、ここ!というところでルインが男気を見せてくれて安心しました。幸せになったふたりのSSも読みたいな…
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リアルっぽいファンタジー
ネタバレ
2024年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世のフェリの記憶持ちのルイン。最強の黒竜の騎士で同じく前世のレオンの記憶持ちのシグルドとの、2人の偶然の再会にドキドキしました。前世では戦争で引き離され帰りを待ち続けるフェリの悲しみが悲しくて辛すぎて涙が出ました。
前世から何十年経っていても戦争は終わらない。敵国との緊張感はピリピリ。戦闘の激しさや出陣のため飛び立つ竜騎士の緊迫感など、読んでいて怖くてハラハラするほど臨場感あふれまくりな中で、2人の両片想いのやりとりやツンデレやイチャを楽しみ、周りが良い人達ばかりなのは安心できてよかった。
シリアスでもエチはある、けど切ない。愛しさより戦闘後の恐怖からくる興奮が悲しいです。ラストでやっと心からの笑顔と開放感ある愛しさからのエチに癒され、お互いの未練になれてよかった!と嬉しくて涙出そうになりました。挿絵も迫力があってカッコよくて素敵でした。
読みごたえがありました。
2024年10月30日
最初は、独特の世界観と設定で、感情移入するのに、少し時間がかかりましたが、読み進んでいくと、どんどんはまってきて、最後まで一気に読んでしまいました。初めて読む作家さんでしたが、面白くてファンになりました。新しい作品が楽しみです、
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前世から来るすれ違いが切ない。
ネタバレ
2024年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最近はBL小説もハイファンタジーやゲーム転生ばかりなのに、あえて蒸気機関と竜のスチームパンクの世界に挑戦した作者に大感謝です!
物語は、戦争で死に別れた2人が転生、戦時下で再会して惹かれ合うお話。主人公ルインには完全な前世の記憶があり、前世とは違う人格を持つ今世の自我を認識している一方、竜騎士のシグルドは記憶が曖昧で前世と認識できないため、前世の記憶が現在の自我に影響しています。このあたりの設定が、すごく面白かったです。
今の自我を守りたいルインは再びシグルドに惹かれる自分を受け入れられず、会いたい人がいるのにルインに強烈に惹かれるシグルドは自分の気持ちに戸惑う。このすれ違いが切なく、2人がようやく前世に折り合いをつける場面では、シグルドの包容力が最高に素敵でした。
戦況の悪化や敵軍の侵略など戦争の描写が詳細で、苦しい展開が最後まで続くため、平和な日常で2人が幸せに暮らす結末に、胸を撫で下ろしました。

WEB連載時にも読んでいましたが、改めて読み返してもこうして感想を書きたくなるほど魅力的なお話です。
転生ファンタジーすれ違い完璧ハピエン
2024年9月18日
BL小説、なぜか単話1-6が連続発売されてましたが、単行本でこの1-6セットで買う方がかなりお得です。
フォローしてる作者さんのXでツイノベ(今はなんていうの?)連載小説読んでます。毎回続きが気になるところで終わるし、ファンタジー多くてCP設定がいつも好みで、特に両片思いすれ違いを書くのが上手な先生ですよね。私もジレジレ両片思い好きなので、趣味合うわ〜と思ってたら、この作品も焦ったくて、切なく辛い過去シーンもあって、そいで完璧ハピエンのファンタジー転生もので面白くて一気読みしましたよ。ネットで読める連載ものだったそうで、単行本に収録されてない番外編2編(完結その後話と、ラルフ視点話)が、作者さんXのプロフィールから飛べるムーン◯イトノベルズで、今なら無料で読めて満足度上がるので、単行本読了後にぜひ。
楽しみな作家さんです♪
ネタバレ
2024年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さま。小説サイトに投稿されていた作品の書籍化とのこと、おめでとうございます♪投稿作品の方も合わせて読みました。書籍版はSSは入ってないけど、本編のラストが追記されていて。あとがきにある通り「戦争が終わった後の2人」の姿を垣間見ることができます。互いに過去生の記憶を持つ2人。過去にとらわれず自分の生を生きたいルイン。過去の約束を果たしたかったシグルド。そんな2人の運命の出会い。アーベントは、私ももしかして…って思います。竜騎士といえば魔法とファンタジーなイメージですが、なかなかに硬派な軍事ものでした。竜に騎乗するけど魔法はなく、闘いは散弾銃や爆弾などの銃器を使う。戦闘の最前線で常に死と隣り合わせの世界。だからこそ大切にしたいもの。そして時代は変わっていく。空襲されてるシーンとか映画のワンシーンを見てるようで。ナウシカっぽくてよかった。私はこういう世界観めっちゃ好きです。今後が楽しみな作家さんと出会えました♪
こちらがいわゆる単行本でした
2024年8月12日
1-6巻セットって何?普通に単行本がいいんだけどなって思ったんです。後日にいわゆる単行本出たりするなら待った方がいいか迷ったんですが、こちらがいわゆる単行本でした。早く読みたかったのでポチってよかったです。
お話は作家さんの前作とはちょっと雰囲気違います。切なさいっぱいの前世が本当に切なくて悲しい。けれど主人公が拗らせキャラなのに真面目なのでお話もまっすぐな感じです。読み応えありました。
サイトであった親友サイドのお話が入ってなかったのが残念だったので、ぜひ番外編とかで電子化してほしいです。
焦ったい最高!
ネタバレ
2025年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世界観がなかなかに面白いです。

蒸気機関車だし、対竜兵器として、立体機動装置の方が出てきそうだと思いきや、、、、。全然違いました。

その辺も、意外性というか予想を裏切ってくれたので良かったです。

記憶があるものの、曖昧すぎて金髪に碧眼しか特徴を捉えてなくて、その容姿に囚われてるジグルドが愚直すぎるというか盲目的というか。やきもきさせていただきました。ご馳走様です。
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戦いシーンのヒリヒリ感
ネタバレ
2025年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 竜師ルインは前世の記憶があり、前世の人物の感情も追体験している。恐らく、前世の「フェイン」はどちらかと言えば天真爛漫な素直な性格だったのではないかと。前世の自分(とルイン自身は敢えて思わないようにしていた)と線引きするためにあんなひねくれた性格になってしまったんだな、と苦笑してしまいました。
どんなにルインが前世と線引きしようとも、魂までは分けられず、フェインの想い人レオンの魂を持つシグルドに惹かれていく。
それ自体はまあ、そうなるだろなと思っていたので驚きはなかったし、ルインのあまりの無愛想っぷりがやや心配なだけでしたが、圧巻なのは戦闘シーン。
何頭もの竜が暗い空を飛び回って、地上では明々と炎が上がる様が容易に想像出来てハラハラとヒリヒリの連続でした。
正直、チラッと今世でもルインは想い人を喪うのではないかという考えもよぎったので、予想以上のハピエンに読後しばらくふわふわしました。
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恋愛というより…
ネタバレ
2025年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世戦争で引き裂かれた2人が生まれ変わってまた出会うというロマンチックな設定ですが、恋愛要素はどっちかというと控えめで戦争の描写が多かったかなと思います。(自分の中では…)でも、その戦争の描写がとても丁寧でそれだけで面白かったです。ハッピーエンドになって良かったです!
作者さん買いのはずでしたが。。
2025年5月22日
あとがきにもあったように、なぜこの作品なんでしょうか。作者さんの他作品が好きなので購入したのに、これはハマれませんでした。二人の恋愛にドキドキというより、前世の自分か今の自分か、どっちを好きになったのか、相手はどっちの自分が好きなのか、が焦点になってる話。読者としては、正直どっちでもいい!どっちも本人でしょうよ。と私は思うので、一冊通して受ちゃんのグダグダに付き合わされた感覚でした。
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近代社会への転換期の物語?
ネタバレ
2024年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは分冊版の加減なんだろうか。
次の章へいくと、前章のおさらい的な文章があるので、通して読んでる分には重複してめんどくさかった。
そこはもういいからと言いたくなる。
そして主人公だけど、前世の記憶があり前世に愛した相手をまた愛しているのに、前世とは人格が全く別だというのがなんかよく分からなかった。
魂が同じなら見た目は違っても少なくとも精神は同じだと思うのにそうではないという。
じゃあ前世と同じ男を愛してしまうのはなんでなのか?
なんかその辺ちょっと飲み込みにくかった。
あと、攻めが戦争において敵を殺すことについてかなりの鬱屈を抱えていたけれど、そういうのはやはり別ジャンルの作品で突き詰めた方がよいと思う。
封建社会なのに子孫を残さない同性同士の婚姻が許されてる世界でそんなとこだけリアルに描かれてもなーと思ってしまったので☆3ごめんなさい。
読めはするけれど
2024年10月22日
ありきたりな設定で、あたりまえの成り行きを、ただなぞったという感じ。
構成や表現力等々、全てが足りてない気がします。
登場人物が極端に少ない割に、どのキャラも脇はただの添え物という感じ。上役にしても同期にしても、本来なら主人公を形作る重要なファクターになり得ると思うのですが、、、。
高評価が過ぎると気になったので、率直なレビュー上げたくなりました。
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