ネタバレ・感想ありロゼと嘘 ~大嫌いな騎士様を手違いで堕としてしまいました~のレビュー

(4.0) 16件
(5)
7件
(4)
5件
(3)
2件
(2)
1件
(1)
1件
おすすめです
2025年9月8日
しっかりしたストーリーで飽きずに最後まで読めました
溺愛のところが特に楽しめました
続きあったら読みたいです
作者さん買いです。
2025年6月9日
好きな作者さんは数人いて、碧貴子先生はその1人です。あらすじや感想の高評価に惹かれて適当に買ってしまう本はありきたりで、読むのに5日とかかかってしまうのですが、碧先生の作品はさすがです。初めから終わりまで、無駄や無意味がなく、行間を読むこともでき、「なるほど」と思わせて、面白いから一気読みしてしまいます。
ロゼと王太子妃の行いと、したかしないかと、その結果が本当に面白かったです。
この本は、お勧めできます!
いいね
0件
視点が変われば
ネタバレ
2025年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分のものの見方は年齢や経験によって裏打ちされて決まってくる。ただ新しいものの見方は家族、友人、恋人等によって気付かされる事もある。公爵令嬢として育ち皇太子妃候補として教育を受けてきたヒロイン。そして皇太子近衛騎士として護衛するヒーロー。本来身分差で結ばれる事は無い、筈だった。家同士の確執、政治的思惑等が複雑に絡む中、見方を変えれば味方も敵に、敵も味方になりうる。父親の愛情を感じる事が出来て良かった。なかなか深いお話です。
タイトルから伏線回収まで秀逸でした!
2025年5月18日
最初から引き込まれる展開で最後まで一気読みでした!タイトルのロゼ「と」嘘というのがどういう意味かなって思っていたら読んでみてああこういうことかと納得でした。主役二人もとても魅力的でしたが私はヒロインと父親の話がとても印象的で、最後まで読んでじーんとしました。新しいレーベルということで期待していましたが、期待を裏切らずとっても面白かったです!!コミカライズも楽しみです。
いいね
0件
横糸は父と娘の物語
ネタバレ
2025年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いですが、イラストの美しさに発売を楽しみにしてました。
別作品の「私は選ばれない」を彷彿させるストーリーが嬉しいです。大好きな作品なので。
聡明で、それでいて人知れずコンプレックスを抱えるヒロインを描くのが上手な作家さんだなと思います。ヒーロー側の執着さやヒーロー父の動機をもっと突っ込んた描写があれば良かったです。ヒロイン側の家族関係がお話のベースにあるのですが、ヒーローとの恋バナはともかく王太子が悪役令嬢?に何故あんなに執着するのかも書いてほしかった。
とってもおもしろかった〜
ネタバレ
2025年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊の案内であらすじを読みお試しを読み、お高めだったけどクーポンがあったしで異例の速さで即購入。先が気になり夢中で読みました。最後近くまで全容が見えず、結果、いろいろな人々の思惑が複雑に重なり偶然ではないけれど奇跡的に2人は結ばれる事ができたという感じですかね。本当この2人で良かった。
ヒーローもヒロインもそれぞれ自分では己の気持ちに気づいていなかった、でも、薬の存在があったとはいえお互いに惹かれあっていたからの結びつきなのですよね。だって、同じく薬ありの王太子妃はヒロインと同じ気持ちにはなってなかったから。薬を手にした2人の女性の行く末はそれぞれがその薬をどうしたか、どう考えたかで、ヒロインになれる人、なれない人で分かれるのでしょうね。ヒロインもヒーローも高潔な人で良かった!先が気になり読んだけど、読み終わってしまったらもっと2人のお話しを読みたかったと名残惜しい気持ちになりました。そのくらいおもしろかったです!王太子と王太子妃のその後も知りたかった!またすぐ読み返すと思います。
作者買いです。
ネタバレ
2025年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 碧貴子先生、大好きです。
発売日を楽しみに、即購入、一気読みしました。
今回も面白かった!
だけど、本音を言えば少しアッサリ過ぎたかな。もう一捻りが欲しかった。
登場人物がわりと多く、設定も細かいのに、さらっと終わってしまった。
ヒーローの執着はもっともっと重いハードなのが良かったし、ヒロインはヒーローを即受け入れることなく振り回して欲しかった。
王太子妃の奸計とギャフンは振り切って欲しかったし、ヒロイン兄の優秀さとか、ヒロイン父の愛とか、ヒーロー父の悪巧みとか、色々もっと詳細が読みたかった。
でも面白かったことは間違いないし、挿絵も綺麗だったので星5で。
もう少し続きが欲しい
ネタバレ
2025年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去から現在まで全ての事の発端だったヒーロー父が最後まで出てこなかったのが意外でした。意図的なのだと思いますが、出来れば若い頃のエピソードのヒーロー父目線を読んでみたかったです。
ライバル令嬢の結末は後味の悪さが残ります。彼女を完全に叩きのめしたのは王太子では無くヒロインでも無く、実質彼女に何もしていないヒーローです。
ヒーローは主君と職務に忠実で超理性的な男性です。たとえ彼に媚薬を盛ったとしても主君の想い人である自分に手を出さないだろうと思っていました。でもそんなお堅いと思っていたヒーローは、ヒロインを自分のものに出来るチャンスにはすぐに動いたのです。それも彼は媚薬を飲んでいない完全に普通の状態で、です。彼はお堅いのでは無く、ヒロインだけには情熱的だしヒロインを手に入れる為なら卑怯にもなれる男なのだと目の当たりにさせられます。そしてそのチャンスを与えたのは他ならぬ自分なのです。これ程の敗北感があるでしょうか。
それにしてもここまでヒロインしか見ていないヒーローを、なぜヒロインはライバル令嬢に片想いと思い込んだのでしょうか?わざとそう思わせていた事実は無いし、ヒロイン以外誰もそう思っていません。ヒーローとしても妹的な親しみとかも無くただ仕事で護衛対象に接していただけです。ヒーローsideでも一切何の感情も向けていなくて気の毒になる程です。
「私だけは分かっている」と聡いつもりだったヒロインは思い込みの強すぎる性格で自分を追い込んでいきます。
そこを踏まえて書き下ろしのSSを読むと「そうそう、そうやって疑問は直接聞けばいいんだよ」と思わず頷きました。疑問の答えが納得できるものだったので余計にそう思います。
いいね
0件
あっという間に読んでしまった
ネタバレ
2025年6月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初はヒロインの嘘が発端ですが、読み進めるうちに誰が誰をはめているのか、嘘が錯綜する内容でした。
誠実なヒーローも実はそうでは無かったけれど、ヒロインへの愛は本物で、あっという間に読み終えました。
作者様買いですが、相変わらず面白かったです。
いいね
0件
裏の裏があり、真実はどこに?
2025年5月29日
貴族は恐ろしい…

いや、これ、脚本か?!ドラマチックで劇場で演劇を観ているかのようでした。
ヒロインの場面、ヒーローの場面、そして、ライバル等の脇役の場面もそれぞれ舞台があって、共感したり謎解きができたり新たな疑問も出たり、と読む手が止まらずあっという間に読破。舞台で演じる登場人物が見えました。場面の切り替え、人物の心のうちを表す場面。作者さまの力量を感じました。ほんと、このまま演劇にしてほしい。

間違いから始まった主人公2人だけど、知らず知らずのうちになるべくしてなった、真はあったということ。
家門に振り回されて貴族は大変で、そこへ人の思惑までが妬み嫉み憎悪までも絡む。
あまりに複雑すぎてネを上げそうだったけど、それぞれのシーンがあったからその人たちに心を沿わせることができ納得もできたので、作者さまは凄いと思います。
そして、何よりヒーローのブレない想いが全てを救ったと思えました。ヒロインも安心して頼られそうで良かった♡
いいね
0件
腹の中
ネタバレ
2025年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 王太子妃候補筆頭だった二大公爵家の令嬢ヒロインと、ヒロイン家と犬猿の仲な公爵令息で王太子護衛騎士のヒーロー。
貴族の腹の中は、見た目や行動とは違う複雑なものですね。そしてヒーローヒロインの恋愛感情もストレートじゃなくて、嫌いだと思っていた所にビヤクが入った途端に好きだと自覚。嫌よ嫌よも好きのうちって事ですかね。急激な感情の変化についていけず、いつの間になんで?となってしまいましたが、後々色々な人の実は〇〇だった的な展開の中で、ヒーローはずっとヒロインを気にしていたりしたんですね。
ヒーローSideあり、ヒロインへの気持ちが少し分かりますが、他の人たちへの気持ちももう少し語られると良かったかな、と思います。
ヒーロー父は物語の要かと思いますが出てこず、価格に対してのページ数も少なめかな、と感じました。
いいね
0件
なかなか
2025年5月9日
面白かったです。ただ、ざまぁが強烈すぎて読後モヤっとしました。墓穴を掘ったとはいえ、あそこまで貶めなくてもよかったのではないでしょうか。策士なキャラが多数登場して、裏の裏を掻い潜るようなストーリー展開には楽しめました。
途中まで面白かったですが…
ネタバレ
2025年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 色々な人の思惑・謀略が絡んでるストーリーで途中まで面白かったのですがラストがちょっと駆け足であっさり終わった印象。え、これで終わり?と思いました。なんかいつの間にか事態が丸く収まっててハッピーエンド。ヒロインほとんど何もしてない。
何度も名前出ててある意味黒幕ポジ(?)のヒーロー父がラストしか登場しないし台詞もなかったのがびっくり。悪役令嬢ポジキャラが引き下がるのも早いから話の盛り上がりにちょっと欠けた印象。結局ヒーロー父が何でヒロイン父にそこまで執着してたのかよく分からなかったです。
全体的にまとまりに欠ける
ネタバレ
2025年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同じ著者の「どうせ捨てられるのなら」は良かったが、今作は微妙。他の作品と同様に自己肯定感を持てないヒロインだが、今回は周りに翻弄されるばかりで、たまに行動を起こしても空回り感が。結局ヒロインだけ清い清いと褒められてヒーローや周りのお陰で幸せになっていくさまは最後まで読んでもなんだかなぁ、という印象。ヒーローは不安定なヒロインを無条件に愛するだけで造形に深みが無いし、横暴な父親と昔からの家同士の因縁も中途半端だし、ライバル女性もナニソレ?という腰砕けな退場で、全体的に物足りなかった。
なお、この著者の登場人物は身分相応に言葉遣いや振る舞いが上品なのが良い(他の作家のラノベは身分設定を弁えず下品だったり下働きに加わったりするので)一方、「というはずもなく。」「なわけで。」など不自然な止めを多用する文体がいつも気になる。
元凶者達もっとバッサリ切られて欲しかった
ネタバレ
2025年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一筋縄ではいかない色々な思惑に翻弄される物語が好きな方におススメです。
個人的には思惑に次ぐ思惑でなかなか恋愛部分に集中できませんでした。
あと父親が家と自分の思惑の為に娘の尊厳を無視した計画実行して愛があったとは思えませんでしたし、愛があったといい感じにまとまるのも納得がいかず…
父親バサッと切り離すぐらいが良かったのにと思いました。
引っ搔き回した父親たちこそもっと厳しい鉄槌が下されて欲しかったのに地位や性別で守られて大した傷手を負わなかったのでそこがスッキリしませんでした。
王太子妃の行いは褒められたもんじゃないですが、それにしたってその報いがかなり気の毒です。
彼女もまた踊らされていた一人でもあるのにこんな仕打ちなのがあんまりで…欲を出したばっかりにとはいえ…
王太子妃にろくな未来が予想できなくて後味わるい読後感でした。
いいね
0件
予想外の結末
ネタバレ
2025年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後のタネ明かしが予想外過ぎました。だいぶ後味が悪いです。私的には、もう少し平穏なハッピーエンドになって欲しかったです。途中まではとても面白かったのですが…。
レビューをシェアしよう!