ストレートに言葉で表現出来る無邪気な20代赤坂くんと、平和主義を拗らせた猫かぶり40手前の八木さんのお話。猫かぶりを剥がしてハッピーエンドなんて王道展開なのにこれはすごく面白い。初コミックだったなんて。
厚かましい狂犬赤坂くんも意識し始めると可愛いワンコになり、同時に一人グルグルする八木さんのお色気溢れる苦悩が切なくも楽しい。私も「どっちだろうね〜」のあのシーンは良かった!お互い認め合うまでの展開が丁寧でいい。くっついてからの八木さんのエロさに嬉しい戸惑いを見せるのは赤坂くんだけじゃないはず。八木さんがこれから赤坂くんと二人で生きやすくなるのは嬉しい。
映画タイトルやショップ名のもじりのセンスも好き。赤坂くんのキーホルダーがヤギなところもやられた(笑)キーマンの誠治さんのスピンオフ作品「僕のおまわりさん」あります。