高校時代に付き合って疎遠になった男…。そっから20年近い年月を経ての再会は遠く感じるけど本当に忘れられない人ってどんなに昔でも関係ないと思います。
そんな感じで復縁モノ大好物なんですが、再会してほぼ過去の残像に惹かれてるだけって感じにしか見えないので、現在のお互いに惚れてまうやろー!な過程をもっと感じたかったのと、絶対2人ともこの20年で多かれ少なかれ経験あったろうに初めてのベッドの上の行為がその雰囲気があんま感じられず寂しい(笑)もちろんただ名前呼び合うだけで精一杯なのも20年越しの歓びが伝わってくるんだけどね…。これからは安定感バッチリなカップルになりそう(^^)
2人のすったもんだ以外は割とギャグのような展開で気軽に読める感じです。
同録のお話も表題作と合っていて、性被害によって自分の中で芽生えてしまったセクシャリティへの戸惑いや鬱積したものが軽々しく語れないけど興味深く読めました。
猫様が可愛いです。