ゲイの男が、失恋した夜に色情霊に襲われ、そのおばけに気に入られるが、実は現実で絡み酒に付き合ってもらった相手だったというお話。
失恋すると誰彼構わず絡み酒をする雄二。そしてたまたま絡んだ康祐に生霊を飛ばすほど気に入られ、最終的に恋人になるというストーリー。現実世界での魔訶不思議なファンタジー設定にイマイチ入り込めず、サラッと読み終わってしまった印象です。生霊を飛ばしている康祐も、そんな生霊に気に入られた雄二も、その状況をあっさり受け入れお話が進んでいくので、疑問を抱いたままの読者は置いてけぼりになってしまう気がしました。
とはいえ、設定が色情霊ということで、早い段階からえちシーンは多めです。この設定を楽しめれば、えちたっぷりの作品としてハマる気がします。