少し前のセールで作者さん買い。あらすじとレビュー少し読んで、絶対好きな作品で泣くとわかってたので、体調整えて一気に読みました。2組のCPが運命に抗い愛を見出すオメガバースもの。
元々プロット段階では中学時代の1巻で終わる予定だったそうで、α性、Ω性への少年たちの葛藤と絶望と救いが描かれて上手く纏まってます。普通の幼なじみや友達に戻りたかった瞬間に見上げた空。あとをついていくと交わした約束はどんな時も生きていて。とにかく1巻だけでも読んでもらいたいです。。そして10年ほど年月を経た2巻以降、もうひとりのΩが予想しなかった運命の番として現れてまたストーリーは大きく動きます。3巻では愛を見出したαの姿に更に泣けます。繰り返し名前を呼んでほしい、自分が覚えているから。どんな時でもそばにいるから。2組のオメガバースCPの生き方を描き切った全3巻。オススメです。