恐れを知らない子供から社会に出て責任という重みを知っていく。その過程をオメガバで描いて、見事に伝わってくる。読み切った満足感、ちょっとすぐには他のコミックス読めない感。胸がいっぱいです。運命か愛か。果てしない論争がありそうだけど、当事者の選択が全ての答え。そんなことを考えます。幸せになりたいのは誰もが思うことで、幸せになるためにどうしたら良いのかは誰もが分かることではない、とも思う。軽い気持ちで読み始めたけど、ズシリとしっかり重心があって思いのほか、叩きのめされました。akabeko先生の作品は、他にはない読み応えで毎度興奮させられます。辛くきつい中にも、その人にしかない幸せがあることを気付かされました。自分も頑張っていこうと奮い立たせられます。