期せずして読むことになったこの作品。
2周、3周してもこれだという終着点にたどり着きません。
あのセリフは、あのコマの意味は…。
てっちゃんの真意は?幸太郎の表情はどう読み取ればいいのだろう。
私の拙い推測で出たストーリーならば、苦虫を嚙み潰すような、題名のごとくめまいのようにぐわんぐわんとやり切れないエンディングになってしまう。
そこに至るまでのてっちゃんのこともわからない…。
最後の幸太郎は、直前のカットと対照的過ぎてどう捉えればいいのだろう。
結局、わからないんです。
先生の頭の中にはすべての答えが詰まっているのでしょう。
悩ましい、悩ましい。
読んだら最後、ずっと噛み続けていないと気が済まないような作品を読みたい方にお勧めです。
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