ネタバレ・感想ありあおに鳴くのレビュー

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これはハッピーエンドの一瞬前のはず!
ネタバレ
2025年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「イルカの耳骨」がとても良かったので作家買いです。灼先生の作品は文学的で、丁寧に読み直すことですこしずつわかってくるのが本当に面白い。初読の時はえ、ここで終わるの?とびっくりしましたが、何度も読み返した今は、あの後菊次郎さんと落とし前をつけたコウさんが、司郎と生きるために、司郎の願いを叶えるために戻ってくるのだと信じています。自分の全てで司郎の側にいるための一時的な別離のはず!小冊子はその先を描いたものではなかったけど、幸せでとっても良かったです。
ご想像にお任せENDなので想像してみた
ネタバレ
2025年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ っっっっっああああああ~~~!!!
読み終わってから、グワッと悲しさが込み上げました。

なので
想像してみましたが、、、、、、、

悲恋の場合、、
菊次郎の遺灰を海に撒き自分の中の想いを整理して
特攻機を戦線離脱させて、(相当うまくいかないと、戻った事で懲罰で死…とかになりそうだけど)
菊次郎と決別というか話をするために家に戻る。
菊次郎が家庭を作って子供も奥さんも愛せるようになって、
両親に愛される司朗も生まれて………
鴻が老人の状態で会いに来る…みたいな過去改変な状態。。。。。


ハッピーエンドの場合、、
鴻と生活していた記憶はそのままに、
大きな過去改変は起きず、記憶が少し書き換わってて、両親は自分に優しかったという記憶があるものの
亡くなっており司朗は司朗のままで、
鴻が消えた場所で、おもちゃの飛行機を飛ばした所で、
さっき別れたばかりの状態な若い姿の鴻が現れて、
ただいま!って言うのを想像してしまった。。。。。。。


作者さんが、
自分は最後こうなると思うんだ~みたいな方向性を、あとがきとかで明確にしていないので
悩ましい終わり方でした。
自分はハッピーエンドで2人が幸せになると良いなと思いました。
こんなにレビューを読み漁ったの初めて!
ネタバレ
2025年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻・あら?そこまで不穏じゃない?道着かっこいいわね、2巻…ちょっと待って?!もう一度1巻から…号泣。平和な日常のやりとりの中で愛を知らない少年と愛を捨てた男が惹かれあっていき、待っていたのは怒涛の展開とあっけに取られた静かなラスト。こんなに泣きながら皆さまのレビューを読み漁って「答え」を求めた作品は初めてです。私の信じるそれは、ふたりは再び巡り合う、です。
転生もの
2024年12月31日
まず、絵がとても綺麗で惹かれました。ストーリーもしっかりと構成されていてストーリー重視のわたしとしてはとても刺さる作品でした。最後どうなったかは明記せず、読者にゆだねられていますが2人にとってハッピーエンドであればいいなとおもっています。
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信じます
ネタバレ
2024年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ あのあと司郎が飛行機を投げ、鴻さんが戻ってくると信じてます。ストーリーとてもきれい。絵も素敵。出会えて感謝。
パラレルワールド?パラドックス
2024年11月7日
世界は、同時に存在するとことなる世界が存在している。
司郎×菊
時々お叔父さん
そのココロの模様は、好意出あり行為になっていく。
剣道DKかっこいい
大好き
2024年10月16日
シリアス一辺倒ではなく、バランスの取れた良作。
とにかく灼先生の絵が好き。
皆さまのレビューを読んで読み返して新しい発見もしたり。
ラストは分かってるのに、読み返す度にあーーっ!と心の中で叫んでしまいます。
灼先生の作品では一番好きです。
あ〜そういうことか
2024年9月29日
終わり方…素敵です。ネタバレしたくないので詳しくは書きませんが、このラストで良かった。こんなドラマティックなお話はBLでなかなか無いと思います。傑作だと言われる理由がわかる。灼先生のお話は本当に唯一無二ですね。
もうね、本当に。。😌
ネタバレ
2024年9月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ どこかに希望が落ちてないかと、コマの隅から隅を探す様に読んだ作品も久しぶりで、作者の新刊発売を機にこちらも読んでみました(ネタバレしてます)

あおに鳴くin the flow time(時の流れの中で)タイトル左に…alone in the deep. It leads to anywhere of this blue(この青いどこへでも繋がる深海でただ独り)タイトルから鴻さんは生きてというより、幽体として司郎の所に現れたのかなと…。

学があった鴻さん。ラジオから流れていた曲は昭和12年に作曲された「海ゆかば」その頃に志願。
正装のコマから海軍将校だったのかなと。乗っていた戦闘機は(胴体下が見えない構図なので不確かですが)二式水上戦闘機。その戦闘機が使われたのはアリューシャン、ソロモン、中部太平洋戦線だったと。当時の通信はモールス信号で、「あおに鳴く」と鴻、菊次郎さん、双方の気持ちだったのかな?と思ったら、菊次郎さんの人生を思いました。
鴻さんが帰ってくるのをずっと待っていた菊次郎さん。家族を作っても鴻さんだけを想っていた。そんな菊次郎さんを理解し寄り添った妻。生まれた息子(司郎の父)その父と母は…(この女性達の気持ちは、作中で出てきた幸田露伴「五重塔」と重なるのかなと)

菊次郎さんを愛していた家族は悲惨で。鴻さんが自分と似ていると言っていた叔父さんはまた、鴻を想い続ける祖父の苦しみを共有してきた人生だったかもしれず、そう思うと彼は自身の人生を生きていなくて。
そんな司郎家族を鴻さんは知って、菊次郎さんに会わないといけないと(パン屋のお婆さんだけが、鴻さんを現実には居ない人と分かっているのも良かった)

司郎が自分を呼んだと鴻さん。としたら、菊次郎は今もモールス信号を送りつづけているのかな?と。だから遺骨を持って行く必要があったのかなと思いました。菊次郎さんと再会しお別れをするシーンが、司郎との暇乞いのシーンと重なる様に描かれていた様に思います。

鴻さん、すぐに戻って来るよね、と。そしてその時、あの家は家族が集まる温かい家だったらなと…希望ですが😩 帰ってきた鴻さんがもしかしたら司郎にしか見えない形だったとしても、2人変わらず一緒に生きいく…てくれと願いました(写真 凧を司郎が持っているものに変わっていたのが良かった。沢山父親と遊んだんだろうなと…)
続でボロ泣き
2024年9月17日
1巻目はなんとなく察しがつきながら読み進めて、でもあれ?意外と愉快なお話なんじゃ……と思ったのもつかの間。続 を読んだら切なさしかなくて急降下しました。これがハピエンなのかメリバなのかさえよく分からないです。多分人による。スッキリはしないけれど、イチャイチャエンドだったらそれはそれで拍子抜けだった。何も明記されていなくて、個人的にはとても好きな作品でした。途中どこで恋になった!?と思ったけれどそれも日々を共に過ごしたらそうなるのかなと。読み終わったあと考察して、また読み返したら何か変わるかも。そんな不思議な作品でした。切ないお話が好きでしたら、是非!
個人的にはハピエン
ネタバレ
2024年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ない。本当にラストは色々な含みがあり色々な解釈ができるお話しですね。ラストは、「落とし前って、??え??本当に戻っ。。。」ってなりました。。それじゃ司郎がかわいそすぎじゃない??本当に戻って平気??親殺しのパラドクスにならない??大丈夫??なんて感じで一瞬焦りましたが、鴻は「司郎といたいから俺は戻る」と言っている。なのできっと大丈夫。司郎の事を何よりも大切に思っているからこその決断なんだよね。そして司郎の「次は俺の番だろ」発言ですよ。くぅ~この男は!!きっとやってくれるでしょう。どんな形であれ、絶対に2人は一緒にいてくれると思うし、そう願います。このお話しは、叔父さんも含め割りきれない感情を抱えていて気持ちと行動がチグハグだったり、どこかアンバランスな関係だけど上手くいっているようでもあったり。。ファンタジー作品ですが、白黒つけられない感情表現がリアルだな~と思ったりもしました。「末永く幸せに暮らしましたとさ。」とはっきりとわかるハピエンではありませんが、個人的にはハピエンだと思います。ストーリー重視の方、この作品を読んで何を感じるか、是非体験していただきたい。そして、出来ればレビューで共有して欲しいですね。また読みなおした際にレビューも覗いてみたいと思います。
定期的に読み返す、大好きな作品。
ネタバレ
2024年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み手によって評価が分かれる作品かなぁと思いますが、私は大好きで何度も読み返してます。その時の自分の心持ちで理解の深度が深まったりして、読むたびにこの作品が好きになります。はっきりとした結末ではないのでモヤモヤする人もいるんだろうと思うのですが…。最初の海軍(当時は航空機は海軍が運用していた)のパイロットとして敵機と対峙しているシーンがありますから、どこに戻ったか?で結末はかなり変わりますよね。最後の写真を見て、司朗とコウさんの結末をどのように思い描くか?は読み手次第、それでいいと思います。あまりレビューをしませんが、最新レビューが不完全燃焼された方のレビューでしたので、それを読んで読まず嫌いの人が発生しないように書き込んでみました。
切ない......。三白眼好き。
ネタバレ
2024年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず絵がすき。司郎の三白眼良い。そして菊さんの純黒髪受け。さらにタイムスリップラブというSF要素も入り、切ない物語がとても沁みます。食べることは生きること。誰かと共に生活をすること、家族とは。普遍的で大切な基盤を思い返させてくれる。菊さんが眠れるようになったときの、驚きと安堵が混ざった司郎の表情がとても好きです。叔父さんの手を握り、うなされ菊さんを見たときの嫉妬司郎も好き。ラスト、はちゃめちゃに好きです。想像して、静かに泣きます。
ふんんんんんん!
2024年5月22日
これで終わり?!
続きは?この終わりの続きは??
帰ってくるの?!

2人の絡みはかわいくてなごむけど、続きはよ!
悲恋とも違う
ネタバレ
2024年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去から現在へタイムトラベルした主人公が記憶喪失な話しは始めてで新鮮でした。過去の記憶を取り戻しはじめた頃から何となく先が見える感じですがコノ終わり方は……悲恋ではないと思いたいけれど、司郎の願いが未来に叶うのを願えば良いのか?連鎖する待ち人達にならない事を願います。
二人の続きを信じる
ネタバレ
2024年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 菊さんの願いを叶えた後の「次は俺の番だろ」と言うシロウの言葉を信じて、この先二人がどんな形であれ邂逅できる時が来るんだろう、という解釈をしました。(解釈は自由ですから!)
菊さんが元の時代で生き残り、おじいちゃんと一緒にシロウの成長を見守るかもしれないし、手紙だけのシロウに宛てたメッセージを残すだけかもしれないし...それでも個人としては、また一緒にご飯を食べ、一緒に眠るような二人の幸せな時間に続いてることを願います。

悲しいけれど晴れ晴れとした気持ちになる最後に、何回読み直しても号泣します。
あ~そうか
2024年2月14日
生きる道をさ迷うがあまり出会い
分かれ道は 何処行くにしても色んな疑問や想像が膨らむ
切なくても 仕方ないと納得しつつ 先に何かあるような気がして作者さんの作品を色々探してしまいました。
あらがいたい
2024年1月22日
途中から過呼吸気味になりがなら読みました。
最初からどうしようもないんだと分かっているからこそ愛しくて、苦しくて、切なかった。それぞれの思いのやり場のなさがもう堪らないですのですが、私はメリバとは思わない。
こんなに美しいメリバがあるのか
2024年1月21日
試し読みで気になり軽い気持ちで購入。読後にゲロ吐きそうなくらい感情移入からの、助けを求めて慌ててレビューを読み漁る。これは、、、すごい、、、!
泣ける
ネタバレ
2024年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者様の作品をはじめて読みました!
性的な表現が少なく巻数も少ないのでとても読みやすい作品でした。内容はメリバです!もう2人とも幸せになってほしい!それだけです!好きだからこその選択をしたとわかっていてもつらい!2人が大人すぎました
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感動
2023年12月31日
タイムスリップして主人公のもとにやってきた菊だが、菊にとっての現代と主人公の現代が大きく離れているのが悲しい。
切ない
2023年12月18日
ストーリーがとても良かったのですが、後半は心がぎゅっとなりました。これで終わってしまうのか、、と思ったけど作者さまの考えもあるでしょうし、この先はどうなるのか想像しています。
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映画のよう
2023年12月12日
胸がぎゅっとなり、切ないですが愛に溢れた物語でした。作画もとても綺麗で、ストーリーはまさに映画を観ていたのかと思えるくらいに、読み終えた後エンドロールが流れたような感覚に陥りました。素敵な作品に出会えました。
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深い!
ネタバレ
2023年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ メリバはメリバ。
ハッピーエンドが好きな私には、結構きつかったけれど、確かに救いのある話でした。
それでも、未来……というか、現在というか、生まれ変わりを期待したい。
何度も読み返すのはメンタルやられそうだけど、夏になると読みたくなる話かも。
半額セールでお得に購入出来たのは、ラッキーでした。
久しぶりに頭と心の両方を使った作品でした。
そうかそうか…
ネタバレ
2023年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛。そこにあるのは不器用な程純粋な愛でした。
ただ愛する人の幸せを願っての選択が、とてもとても痛く青く。
司郎の達観振りがどこからくるのか不思議でしたが、沢山の諦めを抱えた少年なんですね。愛情が全く注がれていなかった訳じゃない。だからこそ中途半端で苦しかったと思います。
いやぁ…メリバと聞いていましたが、何故か暖かさもあり、希望もある。しみじみ迫る作品でした。
わかっていたさ…
2023年11月17日
なんとなくわかっていたのでコンディション整えて読んだけど、やっぱりしんどくて愛おしい。
読むのに勇気がいるけど読んでよかった。
これで…おし、まい…?
ネタバレ
2023年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終わった瞬間はあれっ?これで終わっちゃったのっで不完全燃焼というか呆気なく感じてしまいましたが、他の方のレビュー読んで読み返すと、所々「そうだったのか……」となる箇所があり時間が経つと深みが増してより引き込まれる作品だなと思います。

追記
読み返していてレビュー書く場所を間違えました💦
切ない・・・
2023年10月23日
 攻めが無表情なのに すごく可愛くて良い! 受けも変人なのかと思いきやすごく良い! 背景は重い戦争が入っているけど、だからこその話の重厚感?があって切実さも伝わってくる。

 菊さん帰ってくるとは思うけど・・・どーやって? 菊さんが過去に戻ったら 人生がかわって、シロが居なくならないのかな? 心配。今後の展開が読めない!続きがきになるぅー 
受け入れなきゃいけない運命かな
ネタバレ
2023年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ないストーリー。作中の水面そのままのイメージで静かな中に熱い魂のぶつかりというか、漫画を飛び出して映画を観終わったかのような、独特の世界観だった。これが完璧なラストでもあると思うのですがわかりやすいハッピーエンドが好きな自分としてはもう1巻欲しい、そして別れ際の言葉を実現して欲しいです。せめてもう一話だけでもお願いします。ラスト何度か見直して完結が至るところにあるので本当に終わってしまったのだと虚無になりました。菊が当初思ってた人物かどうかでも意外な展開でストーリー全体ははとても楽しめたしイケメンばっかりで好きです。兵隊さんとかこの時代の必死に生きなければならなかった日本人と現代人の組み合わせとか何かとても緊張感があり好きでたまらない組み合わせだった。着飾りもせず素朴な格好でただいるだけで凛として美しかった。読者の想像も楽しいけど灼先生の見解を一行でいいので知りたいです。
切ない…
2023年7月30日
さみしい…
続きがあって欲しかった…とも思うけど
これが自然な結末なのかなとも思う
この作者さんを知らずに購入しましたが買って良かったです
もう少し知りたいなと思うところも何ヵ所かありましたがある意味個人で想像を膨らませることも出来る…そんな良き作品でした

他の作品も読んでみたくなりました!
えっ…!?
ネタバレ
2023年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不思議な話だとは思っていましたが、そう言うことだとは…。何も知らないお菊さんが可愛かったです。
事実がわかってもふたりなら幸せになれるのではと思った故に、最後の選択は、けっこうしんどかったです。
続くと信じたかった。
それでも、いい作品でした。
私は好き
ネタバレ
2023年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後までストーリーの展開が丁寧で読みやすかったです。私的にはこの終わり方で良かったなって思いました。その場の雰囲気を感じながら読めるBL作品なのでぜひ読んでみて欲しいです!!
メリバofメリバ
ネタバレ
2023年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最ッッッ高に素晴らしいメリバです。正直最終話でえっ…そんな選択しなくても…となったんですが、そこに愛があるが故の行動だったんだな、って思います。とにかく読んでみてほしい!
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うああ…我も鳴く
ネタバレ
2023年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃ絵が好みなんです。『ハレとモノノケ』を読んで灼先生好き!でこちらも前知識なしに読んだら…もう本当にこれ早く治まっても三日三晩引きずるやつ…しばらくは胸が痛い…。でも嫌いじゃないから困る。好きだからこそ感情移入が凄すぎて、最後の水辺のシーンがとても綺麗で余韻引きずりまくり。気になる節が色々あるからまた再読したい。そしてメリバについて思いを馳せよう…
達観した高校一年生
ネタバレ
2023年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんと男前な15歳!時折り子供らしさも垣間見れるけど、最後まで男前!
最後親子の写真に変わったということは、やっぱり…。当時を生きた人は覚悟が違うし、犠牲になることを美徳と考えている人が多い印象。知覧を思い出しました。
本当に話をつけるだけで戻ってきたのなら、それはそれで良き。
妄想で二度おいしい。
切なくて美しい、近代小説を読んでいる様な
2023年5月13日
タイムスリップで高校生の司郎のもとに、戦時中の記憶喪失の男性が降ってくる。司郎は祖父の名前から「菊」と名付けて一緒に生活するのだが…
謎めいた冒頭から繰り広げられる美しく切ないストーリーに釘付けになり一気読み。セリフが含みを持っており文学的で綺麗なので、菊さんの時代背景からか、まるで近代小説を読んでいるような感覚に陥った。
その後の2人がどうなったか結局わからないが、司郎が見上げる空が蒼くて、希望のある終わり方だと感じた。
灼先生の作品は初めてだが絵も好み。とにかく司郎の目がいい…司郎が剣道で構えて対峙した時の姿に見惚れた。
なんと
2023年5月11日
予想外の終わり方をしてしまった。
続きは無いのでしょうね。
この終わり方であとは想像の世界へ……
私はハピエン厨なのでこの後自分なりのハピエンを妄想して幸せな気持ちに浸ります。
それが許される終わり方だと思います。
せつなさみしい
2023年5月7日
人の思いが時を超えて交錯する感覚。
余韻に浸る。よい。
最後、が本当のさいごではない。まだあると信じたい。
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心がぎゅっとなりました。。。
2023年4月15日
基本ハッピーエンドしか見ないタイプで
絵がいいなと言う理由で読み始めると、、、
やられました、、、
読み始めると手が止まらず、続編も購入。
最後を見て、え?まあ、この続きもまたでるのかな!
と思いましたがここで終了。
心だけ取り残された感ありましたが、もう一度読み直したり、他の皆様のレビューをみて色々な考察を読んで
もう心臓がギューッと締め付けられてます。
ハッピーエンドでも、バッドエンドでも、
続きの絵がないから色々考えてしまう、、、
2人が幸せでありますように。
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やばい
ネタバレ
2023年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは泣く。涙なしでは無理。この作品に出会えてよかったしこれはぜひ読んでほしい作品の一つ!!絶対読んで!
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次は俺の番だろ
ネタバレ
2023年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結末は読者の好きに解釈できる不明エンドになっていますが、「一緒に生きてくれ」に対して司郎が抱き締めて応えたあとに、「次は俺の番だろ」で締めくくられているので、もしかしたら、時代を超えて救いに行っちゃうエンドもあんじゃないの~!!!?とまで考えました。

描かれていない所で感動を増幅させられた
ネタバレ
2023年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 描かれていないけれど想像できてしまう「事」があまりにもエモい作品だと思いました。

例えばカバーデザイン。モールス信号でタイトルが入っています。そして巻頭のカラーでは飛行艇の操縦士が切羽詰まっています。
第二次世界大戦での特攻隊は、突撃命令のモールス信号を受け取った後、激突するまでキーを押しっぱなしだったそうです。音が途絶えた時が息絶えた時なんですね。
本編では特攻隊員であったとは言及されていません。しかし表紙でのモールス信号で想像してしまう。捨て身の命が時を超えて救われるほどの『何か』があるのだと一気に想像できてしまう、とても見事な導入部です。
そして特攻隊だったであろう事が全編を通して「菊」という人物の立つ瀬を危うく儚い土台として読み進めてしまいました。

最短69年の時を跨いで出会った2人のやり取りが、可愛らしくて楽しげです。しかし切なさがずーっと付いてまわります。
それと剣道。初めて菊が竹刀を構えた姿に剣道着を着た姿をダブらせたり。司郎の構えを正面から受けた時とか、とにかくたまんない。刄に向かって身一つで相手の懐に攻めに行くのが特攻隊と被ったりてしまいました。

他に、菊が最初に食べた食事は、菊次郎が最後に司郎と共に植えた野菜だったのかなぁとか。
菊次郎は鴻と心中するつもりで失敗したか思い切れなかったのか、とか。そこまでの気持ちがあったってことはヤってたんだろうなとか。
ただ妻子を愛せないだけではなく他に全身全霊で愛する人を思う旦那と一緒にいるってかなりキツいよなぁとか。在らぬ想像で頭パンパンです。。。

司郎、菊次郎、重澄の気持ちが重くて湿気っているのに対し、鴻はひたすら真摯で真っ直ぐに感じます。時代を超える軽やかさが重力を感じさせないのかもですが。

さて、鴻の落とし前はどうやってつけたのでしょうか?突撃命令を無視した形で戻った鴻を優しく迎える時代では無かったと思います。そこから、司郎と両親が笑顔の写真を残せるように菊次郎を変えるのは、相当の苦労や努力、信念があったに違いありません。それはひとえに司郎への愛ゆえだとしたら、このお話は素晴らしいハッピーエンドだと思いました。(戻ったのが冒頭の時空だったとしたら…なのですが、それ以前に戻ったとしても色々と想像できるのが良きです。)
10月再読…新たな答えがわかったかも…
ネタバレ
2023年2月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ フランス映画でもよくある最後は人それぞれの考えで…みたいな展開がこちらの作品もあり明確な答えはわかりません。それはそれで好きなので問題なかったのですが…――

しかしこちらの作品、所々ヒントが分かりにくい為か物語の途中からもう答えは各々でがおきます。なので絵や文を色々読みおとしてないかと3回読んでみたり…―――
オジさんの司朗の接し方や司朗のおじいさんに対しての言い方からおじいさんとの関係性はこうだったのかな?とは思って読み進めているけど、オジさんの記憶や話し方では物語はまだ途中なのに確信出来ずに読み進める事になり何かモヤッとしたまま読んでました。―――

言葉も接し方もフワッとしてる所が多々あるので、せめて過去の場面で笑いあってるのか?会話はしてた?口論してた?みたいな絵がひとつでもあるだけで2人の関係性はこうだったのかな?とかもっと考えられそうなので話の途中で答えは各々で…だったとしても難しくなかったのかなとか思ったり―――
でも菊さんがオジさんに言った言葉や**と**の写真をオジさんがとってたりしてる所から想像させる所もあるんですけどね…―――

先生の中では話が出来上がってる内容だからこそ削ってる部分もあると思うのですが、この作品を何もない所から読む側としてはもう少し途中のヒントはほしかったなぁ~なんて…―――

星5をつけてるのに色々言ってて星3にもとれるレビュー内容になってますがこの作品、購入してよかったです。モヤッともあるのに司朗の顔が色気があってカッコいい所や話の内容や空気感がよくて不思議と何かまた読みたくなります。―――

4回目ともなるとオジさんとおじいさんの関係性と司朗への接し方理由は自分なりに答えは出てました―――

それにまた読み返した時に今回の感想と違う捉え方かもしれないのでレビューはやっぱり残しておきたいなと思いました。―――

でもやっぱり最後はどんな解釈をしても今の司朗の事を考えると心がぎゅっとなりますね、本当に…―――

10月久しぶりに再読してよかったです…鴻さんが何故戻ろうとしたのか…おじいさんは鴻さんの生死がハッキリしないまま結婚したのだろうけど、それでは悲しい思いをしてる人達がいる事、鴻さんが戻って生死のケジメをつけに行く事によっておじいさんがその後、司朗の家族への向き合い方が変わってくるとも思ったのかな…って………………違うか?
凛とした美しい作品
ネタバレ
2023年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第二次大戦の航空兵が空中戦の間際に現代にタイムスリップした。由縁ありそうな司郎と菊の穏やかな日々は、終わりを見透かすように切ない。竹刀を構える端正な姿、清らかな後姿や襟足に胸を打たれる。透き通った狭間で叶った逢瀬の潔さが愛おしい。希望を失わない凛とした作品だった。
余韻が残る作品
2023年1月25日
出来れば鴻さんが過去に戻って気持ちの決着を付け再び現代に戻り、司朗と幸せに暮している場面を見たかった。余韻が残る、読み手の解釈に委ねる終わり方で、切なくて悶々としていたところに小冊子を読んで、2人幸せに過ごしていた時を見て更に切なくなってしまった😓今度は自分の番だと司朗が言っていた通り、幸せな結末だと信じたい...!過去の時代背景や現代での日々の暮らしもとても丁寧に描かれていて、凄く好きな作品です😊
この気持ちはなんだろうか…
2023年1月13日
1.2まで読み、とても言葉にならない気持ちになりました。悲しいようななんて言うんでしょうか…
2で終わらないで欲しかった私は3巻は無いかなと、覗いたところ小冊子があったので即ポチ
よく分からない感情だったのが、とても幸せそうなふたりで少し晴れました(チョロ)
皆さんのレビューをみてまたいい意味で病みました(悪循環)
ハピエン、スカッと終わるのがすき、普段読むって方は私のような感情になるかと思います。笑
ただ言いたい。2人に幸あれ!!!!!
結末について語り合いたい作品
ネタバレ
2022年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで気になっていて、思いきって購入しました。描写は丁寧なのですが、心情を全て説明するわけではないので、人によって色んな捉え方解釈ができる作品だと思いました。菊次郎さんの事も、登場人物各々捉え方が違っていて、、、現実でも同じ人物と接しているのに人によって捉え方が違ったり、その人が接する態度が違ったりとか、見え方が違いますもんね。菊さんが司朗の元に来た設定自体はファンタジーだけど、それが浮かないのは淡々と進む日常を描く灼先生の見せ方の素晴らしさなんだろうなぁと思いました。結末について色んな人と語り合いたい作品です。
時を超える話
ネタバレ
2022年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続も読んだけれど終わり方ー!!泣
これだからいい気もするけど、不完全燃焼な気もする!!時の超え方は案外そんなに困らずに帰れるんだなとも思ったけど、お菊さんは再びこの世界に帰って来るだろうか。それとも司朗はお菊さんのところに行けただろうか。どちらにせよ2人が本当にハピエンになれたのか、その先どうなるのかが気になってしまう!
でも、お菊さんが元の世界に戻って、過去を変えれば当然その先の未来は変わるわけで。その為に帰ったお菊さんではあるけれど、今が幸せなのだから生きる時代なんて気にしないで欲しい。時を超える事自体が奇跡なのだから、本来の生きた時間が違ってもそれが運命だったってなって欲しかった。ただ、菊次郎さんの事を思えば、誰かの長い苦しみの上に自分達の恋情だけを持ち合わせていいとも思えず。レビューでたくさん考察が飛び交う理由がわかる。
自分の生きるべき場所
2022年9月26日
作者買いです。灼先生の作品はどれも独特な雰囲気があって好きです。
まあ察しの通りキクさんは過去からタイムスリップしてきた人物なんですが、司朗のところへ来た意味はなんなのかを読みといていきます
いちいち切なくて目頭が熱くなります。
司朗がかっこいんだよ高校生のくせによぉ、、、
何回読んでも泣ける
ネタバレ
2022年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は何回読んでも泣けるし読む分だけ考察が広がると思います。私の考察ですが、鴻さんは司郎が幸せになるために過去に戻ったと思ってます。菊次郎さんにどんな結果でも鴻さんの状態を伝えてあげたら菊次郎さんは家族を愛することが出来たし司郎も家族3人で幸せに暮らせたのではないかと思います。司郎と鴻さんは是非来世で幸せになって欲しいです。
色々な解釈が出来る作品
ネタバレ
2022年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイムトラベル物でとても切ないです。
何の為に未来に来て何の為に過去に
帰ったのか。色々な解釈が出来て正解は
読み手の中にありますね。
中途半端と言われるとそうかも知れませんが
私は良い着地点だと思いました。
ただ、出会ってしまった事実は消せないので
その後の司朗が気になります。
過去が変わって未来も変わっただろうから
そもそも出会い自体が無くなるのか?
出来る事なら2人で幸せになって欲しかった。
キャラクター達がとても魅力的な作品でした。
結末が秀逸過ぎて・・・・
2022年8月17日
1度読んで結末に泣かされ、もう一度読んでその結末の秀逸さに再度泣かされる。1度目には気付かなかったところで2度目に救われる。そんな素晴らしい作品です。最後の小冊子まで読むとホッとする・・・・。何か凄い作品に出逢っちゃったな〜。
素敵過ぎる
ネタバレ
2022年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私の解釈を書きます。
ラスト、過去に戻った鴻はそのまま戦死したため、菊次郎は鴻を待ち続ける事はせずに家族を愛することができた。戦死する前に菊次郎に手紙を残したり、夢枕に立って想いを伝えたり出来てたらいいな。
現代の司朗は鴻が去った後、今までの記憶に加えて家族に愛されて育った別の記憶を得て、鴻がやるべきことを成功させた事とやるべきことが何だったかを知る。
別記憶内で菊次郎から小さい頃に鴻の戦死を大切な人の話として思いを聞いていたりするかもしれない。
過去は変えられても、両親は別の事情で同じ頃に亡くなっているのだと思う。両親が亡くなった後菊次郎に育てられた事は新過去でも同じで、菊次郎が一週間前に亡くなった事も同じだと思う。
それらの記憶を得た司朗は鴻が司朗を思い願いを叶えた事に対しての「今度は俺の番」と
鴻を思い願いを叶えようと飛行機を飛ばして、特攻する直前の鴻を呼び戻す。
呼び戻された鴻にはその瞬間に司郎と過ごした日々となすべき事のために自分が死んだ事を思い出し、司朗が呼んでくれて戻ってきた事を理解する。
司郎の過去の為にできる事を済ませて、約束通りに司郎との未来を一緒に生きていく。
こんな感じの妄想をしています。

これだと物理的な鴻が現代の墓の中と湖に二人分存在してしまうけど、SF的には辻褄合わせるにはどうしたらいいんだろう…
あと、叔父さんは菊次郎に思いを寄せていたから菊次郎に似ている司朗を気にかけているのだろうか。
菊次郎の代わりにしようとしている自覚があるから、司朗と距離を置いているのかな。
鴻との違いは、叔父さんにとってはやっぱり司朗じゃなく菊次郎なのかもしれない。
菊次郎は叔父さんの思いを知っても応えなかったのかな。だから叔父さんは菊次郎にちょっと手厳しいのかも。
姉の旦那の父なんて、冠婚葬祭や法事くらいでしか関わる事がないだろうけど、どうやって親密になったのか。整体に菊次郎が来たとか、姉が菊次郎を整体院へ連れてきたとかかな。そこから話をする内に惹かれていった、みたいな。この二人にも一本描けるくらいのドラマがありそう。
生きることの意味 死ぬことの答え
2022年7月31日
人の数だけの解釈、結末があると思います。
私は、皆愛に生きた物語だと感じました。

おそらく戦時中、航空隊の菊さんが現代へタイムスリップし、記憶喪失になり司朗と出会い、お互いの気持ちを胸に、人生についての答えや司朗にできることを導き出すストーリーだと考えます。

時空とか世界線とか本来越えられないものを越えたとき、その場所や出会いからでしか得られないものがあり、自分の使命、いるべきところ、帰る場所を見つけるのではないだろうか。

時空を越えた彼らのお話、ぜひ見てください。

ストーリー◎トップレベル。シリアスな話もいいですね。
画力○表紙のモールス信号や英文もいいですね。
キャラ◎司朗の大人びた包容力に圧巻。
エロ○白抜き。少なめ。

戦争を考えさせられる作品です。
戦時中、様々な人間ドラマがあったんだろうな。

青い空を見て、彼らは同じ時を生きたことを思い出すのだろうか。
なるほど〜…
ネタバレ
2022年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 確かにこのラスト、賛否両論あり考察も華ざかりなのがわかりますねぇ…。●っと、それはそれとして、個人的には、司朗(攻)の、「祖父の代わりは無理」だから「しょうがないから、二人目ってことで手を打つから…俺への好きをちょうだい」の台詞からのキスからのエチへの流れが、大好きです🖤子宮にひびく感じがするんだよなー。●別れの予感がする切なさ…刹那さ…が交わりをより漏情的にするのか。(身体のデッサンもどの角度から見ても正確で美しい)●ラスト、菊(鴻)さん(受)が元の時代に戻る時の「心中するくらいなら、俺とともに生きてくれ」の意味は測りかねるが、●自分が戻って、やるべきことをやったことで変わるであろう、司朗の過去と現在と未来の中に自分を感じて生きてくれということなのか…何だろう?難しい。●故にいつまでも美しい余韻が残る。●個人的には、鴻さんと司朗が何らかの形で、できればあの鴻さんのまま邂逅して幸せに歩んでいってほしいと切に願う。ホント、「次は俺の番」(by司朗)で。(その台詞の意図も解釈難しいが。鴻さんと一緒にいたい、と推測して)●マンガでこんなに、問答のような、行間を読ませるような作品は初めてですが、ありっちゃありだけど、深いなぁ〜。
⋯余韻が⋯切なくて愛しい
ネタバレ
2022年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語の冒頭から、タイムスリップものとわかるので、どう展開して行くのか、司朗と菊さん(鴻)の日常が愛おしい。
なぜ、菊さんが司朗の元に来たのか、司朗が菊さんの剣道の構えを見た時の既視感や、かよこさんの呟きで想像がつくのですが、菊次郎さん(司朗の祖父)と鴻の過去が切なすぎました。
鴻が元の世界に戻った後、物語の最初は司朗の小さい頃の写真が、菊次郎さんと一緒だったのが、両親と笑っている写真に変わっているので、鴻は菊次郎さんときちんと話してから戦争に行ったのでしょう。出来れば、鴻さんもあの時の空で、諦めずに戦っていて、今でもどこかで生きていて欲しい。
司朗と鴻が一緒に生きている未来が見たかったけれど、元は違う時代に生まれたので、こういう終わり方になってしまうのは仕方ないのかもしれない。でも、一緒にいた時は、司朗がとても幸せそうだったので、それは残念だけれど、余韻の残るとても良いお話でした。
凄く良いけど再読はまだ無理かも
ネタバレ
2022年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結末に関して、これはハッピーエンドとは言えないなぁという自身の気持ちがあって、もう暫く再読は無理かな。司朗の幸せの為に菊は帰ったのだろうけれど、菊が帰ってしまったら、もう色々過去は変わってしまうだろうし、その先の未来に菊と幸せになる事は無くて、菊の存在も知らず、ただ平穏に幸せになる司朗の未来があるだけなのかと思うと、本当に幸せだったのはどっちなんだろう?とモヤモヤ。いや、知らないなら司朗はそのまま幸せだろうけどさ。報われて欲しいと願わずにはいられないのです。
アニメ化されたらうれしい作品
ネタバレ
2022年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 静かにすすむストーリーが胸に染みました。タイムトラベルものだったので、結末はそうなるだろうと覚悟はしていたのですが、やはり泣いてしまいました、、、願わくば続編で幸せな二人を読んでみたいです。
切ない
2022年6月8日
涙無しではとても読めません、一本の映画を観ている感じでした。愛が深い素敵な作品です。この本に出会えた事に感謝です。
2022年6月5日
はじめから暗い感じはしないのに切なくなるような雰囲気。出てくるキャラがみんないい。2人の未来が幸せだといいな。
切ない…
ネタバレ
2022年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鴻がとっても芯のしっかりとした格好いいthe日本男児で、違う未来も選べただろうのに…。司郎の為に、おじいちゃんの為に選択したラストが切なすぎます。
ネタバレ
2022年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ どちらかしか選べないって切ないですね…でもどんな形であれ、しろうの未来を選んでけじめをつけたって事ですよね。愛故に;;完全に世界観に呑まれてますわ
最後は?
2022年6月1日
すごくよかった!!とても静かなんだけど、気持ちの揺れ動きがあって。幸せを感じたり切なかったり色んな感情があって、とっても素敵なお話だった。けど、ハッピーエンド好きの私にとっては最後にもうひとつ、ふたりがただただ幸せそうにしてる姿が見たかったーって思います。
面白かった!!
ネタバレ
2022年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄いFS映画見てるみたいな感覚!面白かった!!でも最後がぁぁぁあ!!鴻が過去に帰っちゃうとは!!司朗の為とはいえ…泣けちゃう~。ずっと二人ラブラブでいてたら良かったのに~なんて思っちゃいました(泣)
くるしい
ネタバレ
2022年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去に戻ってお祖父様へ気持ちを伝えられてしまっては、司郎はいなくなってしまう可能性があるので、そうなると戻ったときはきっと飛行機の中なのだろうなあと思います。特攻前にお祖父様の遺灰を海へ撒いて、死ぬのかと思うと、司郎を置いて結局お祖父様を取ったのかな…と苦しくなります。現代で司郎に寄り添っていてあげてほしかった。
タイムトラベルの宿命
2022年5月23日
タイムトラベルならではの結末なのですが、そこに至るまでの様々なやり取りが本当に丁寧に描かれています。ネタバレとかなしで読んでいただきたい。切なさと暖かさが残る素敵なお話です。
切なすぎる
ネタバレ
2022年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皆さんのレビューを見てから、購入したので、ハッピーエンドではないのだろうな。と思いましたが、やっぱり悲しくなりました。想像にお任せします的な感じなので、何年後か何十年後かにコウが司郎の元に戻ってくる未来を信じたい。
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あああああ
2022年5月22日
この作品の冒頭のページを捲った瞬間、青く美しい絵に惹きつけられ、またその絵から連想される始まりに心がざわりとしました。1巻はざわりとした気持ちを抱えながらも微笑ましい2人の生活を見守って、2巻では胸が押しつぶされそうになりながらも夢中で読みました。切ないと言う言葉が陳腐に感じてしまうくらいのストーリーでした。この作品の始まりにも惹きつけられましたが、終わり方にも圧倒されました。こんなに壮大で圧倒される結末…余韻が物凄くてまだ消化しきれない…。2人の願いは叶ったのでしょうか。(写真は変わってた)こんなに号泣しながらも、作品全体からはどこか爽快な空気を感じました。表紙から目次のデザインに至るまでどのページも素晴らしくて何度も大切に読みたい作品です。「鳴く」という言葉には「物がきしんで音を立てる」という意味があるようで、このタイトルの鳴くはこちらの意味なのかなと思いました。
3巻にあたる小冊子は全29ページですが、2巻で号泣した後に読むと尊みがヤバヤバのヤバババです(?)
切ない
2022年5月18日
レビューで泣けると書いてて今日泣きたい気分だなと思って購入。本当に切なくて、考えると考える程切なくて、苦しいけど温かい。そんな作品でした。最高です。
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タイムトラベル物の秀作です。
2022年5月18日
タイムトラベル物のエンディングは、やはり元の世界に戻ってなんぼです(^_^)
ハッピーエンドがいくら好きでもそのエンディングでないとタイムトラベルの意味がありません。
そして、読者はその後の物語を想像して楽しむのです。
戦争物も好きなので私は大好きな物語でした。
私はハッピーエンドだと思っています(^_^)
余韻が…
2022年5月15日
他の方のレビューでずっと気になっていた作品でした。
レビューではハッピーエンドだけど気持ちよく終わるわけではなさそうだな。と覚悟して読んだので納得なのですが…。これは続きが読みたい作品です。綺麗な終わり方なので満足と言えば満足で、完成されているのですが
短編でもいいからその後の2人が読みたーい‼︎
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4.7☆
2022年5月13日
じわじわ込み上げてくる良さ、読み終わった後にずし~んとくる。最後を読むと言いたいこと山積みになるけど、言葉に詰まるっていう。どう捉えたらいいの。SFファンタジーってこういう所がまたいいんだよね...いろいろ気になって余韻が残る。絵もすごく好みで良いのです、顔の感じ好き。綺麗だしかっこいいし。キャラの魅力もあるし、切ないというか悲しいというか...なのに儚く美しい。ラストがね...評価は分かれるかもしれない。何て罪な作者さま...わたしのこの何とも言えない気持ちどうしろとっ。評価は4.7☆
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なんだこれ!!!!
2022年5月11日
なんだこれ!!!!めちゃくちゃ最高じゃなイカ!!!!
すごく好きだ、、、
バイト中も続きが気になって仕方なくなるくらいにハマれますわよ、、、!!!♡
初っ端のカラーページから神漫画なのが伝わってきます、、
濡れ場ないです!!!
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しみじみと良いお話でした
ネタバレ
2022年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙の書籍の方が手元に残したくなる感じの日本映画のようなお話だと思いました。タイムスリップもので飛んだ先の時代に残る展開があまり好きではないので個人的にはあのラストで良かったと思っています。なんで二度の奇跡が起こったのかは分からずそこだけがモヤモヤしますがタイムスリップにそういう理屈を求めてはいかんのでしょうね…
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とても良かったです
2022年5月8日
作者さんが好きで、でも読むのに躊躇いがある作品でしたが
読んで良かったです。何度も読み返すと思います。
とてもいい作品だと思います。
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答えを求めちゃダメな作品
2022年5月8日
読み終わって一番最初に思ったことは、もう一度でも二度でも三度でも、読み直したくなる作品だなぁ〜っということと、読む回数を重ねるごとにエモさや切なさが増していくお話なのではないかな、と思いました。純文学の雰囲気すら孕んでいる。でも「絶対に最後はハッピーエンドを求めます!続きは読者のご想像にお任せしますとか勘弁してください!作者側で描いてください!」の人たちにはマジでお勧めできない。寧ろそういう人たちは、この作品を買わないでくれ…。一生交わることができないだろうからさ…。これはそういう作品なんだよ…。因みにメリバ厨の私にはエグエグ刺さりました(☺️)
号泣 、凄い作品に出逢えました。
ネタバレ
2022年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ モヤモヤして最後の場面を読み返したり、色々なレビュー見たら、何と「菊が過去に無事戻り菊次郎と再会を果たした事により、司郎と祖父菊次郎の写真が司郎と両親の幸せそうな写真に変わった。自分の過去を幸せにしてもらった菊に対して今度は司郎が再び戻って来た菊を幸せにする」という意味の終わりというレビューを見つけました。
本当にその通り写真が変わっていました。全く気がつきませんでした。

ハッピーエンド!と思った直後に菊の残した言葉が重く刺さる。う〜ん。まんまとはまりました。灼先生ずるい。
すっごくちゅきめろ
ネタバレ
2022年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ ワクワクドキドキキュンキュンなsfラブストーリーでびっくりだどん!
お話がどんどん一転二転してとても楽しめました。2人の心がゆっくり通い合っててとても素敵でした。うーんバッドエンド‼︎
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切ないと分かってもやっぱり良かった
2022年5月5日
戦争時代と絡むものだったので、切ない感じがあるだろーなぁて予想しながら読んだ。やっぱり、切なかったけど、本当に読んでよかったです♪『ハレとモノノケ』を先に読んで、すぐ、こちらも買いましたー。この作者さん、本当にストーリーがうまい。自然に余白や余韻を残してすーっと幕引きをするところが素晴らしい。何でも、ハッキリと白黒説明してしまう昨今、こう言う詩的な表現が出来る作者さんは尊い。また、この作者さんの描くえっ◯とっても色気と臨場感があって良いです。他の作品も即買いします!!この作品も、何度も読み返すたびに味わいが変わっていく、ステキな作品だと思います。オススメです!
完結編が欲しい
ネタバレ
2022年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ あのラストが作者様の描きたかった世界だと思います。
それでもその先が欲しい。。。私は欲しいです。生きることはつらいから、マンガの中くらい、甘くてもいいじゃないですか?
愛が過去にならないように、触れて与えて与えられる愛が常にあるように、希望を信じるだけで生きれるほど人は強くないのだと彼が知る前に。。。愛に来てほしい。共に生きる意味を教えてほしい。



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全員幸せになって欲しい、、、
ネタバレ
2022年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦時の特攻隊の子が現代に記憶を無くしてタイムスリップしてくるストーリーなんですが、本当に泣きます。どちらの時代のカプも推せるけれど、切なくて涙無しでは読めない作品です。
読み終わる頃には、どうかみんなが幸せになって欲しい(号泣)となるようなストーリーです。ぜひ手に取って読んで欲しいです。
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ちょっとだけジブリ感があった
2022年5月4日
時代が違う2人がタイムスリップ?て出会って一緒に生活するってだけなんだけどなんかこの2人のの空気感が独特でなんか起きそうで起こらないっていうのがはがゆい!
2人とも顔いいです!!
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いけない本に出会ってしまった…
2022年5月4日
どこか純文学のような、先生の独特のテンポにすっかりハマってしまいました。
切なくて、これで終わってしまうのかと、かなり胸が痛いです。みんな幸せになってくれると嬉しいなぁ。。
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なんだこれー
2022年5月3日
ヤバいヤバい、泣いた!スゴい泣いた!!え、え?その選択をするの?愛する人のために自分の未來を絶ってしまうの?なんなの、その究極の愛!!愛なんだけど、、だけど、スゴく哀しい。
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切ない
ネタバレ
2022年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 綺麗な絵でストーリーもとても良かったです。 こうさんにはずっと司朗のそばにいて欲しかったなぁ。。 でもきっと司朗の元に再び戻ってきたと信じたい。 本当に切ないお話でした。
私達は最後独り、立ち尽くすでしょう
2022年4月30日
全ての結論を託されます。少しでも良い結論を導き出したくて、最初のページから一字一句、ささやかな表情までも見逃すまいと、何度も読み返すことになりました。悲しい解釈をしてしまいそうな自分の気持ちを励まして私は、「未来を良くするために帰ったんだ、全員が救われるただ一つの道だったんだ」と思うことにしました。ただただ心を打たれました。
2022年4月9日
ラストがかなり苦しい気持ちになる…
しかもこの後がすごく気になるって時に終わるので
色んな意味でメリバ。

司郎の顔もだけど中身が男前すぎるというか
言葉にも色気があってズルい…!!!

菊さんはとにかく顔がめちゃくちゃ好みでした

深いし難しくて理解できなかったところもあるけど
めちゃくちゃ良かったです
途中と終わりは切なすぎて本当に心が痛かった。

1本映画を観たかのような読了感
ストーリー重視の方にぜひ。
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泣いた…
2022年3月22日
難しそうだなと思い、なかなか手が出なかった作品でしたが、読んで良かった!深くて、ぐっときました。思うところはありますが、これはこれで良いんだと思います。思い出すだけでもうるっときます。
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あおに泣く
2022年3月15日
ラストに胸が締め付けられた。
切なく辛い涙なのか、喜ぶべき涙なのか、読み返すたびにグッとくる作品です。
ラストのネタバレ妄想しか書いてません。
ネタバレ
2022年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストについてだけ書かせて欲しい。
※その他も色々ありますが、ラストがとにかく色々考えてしまうお話です。
海にまいてくれ。そう言われた遺骨を、首からさげて戻った。それは撃墜され自分諸共海にその身を投じることになる事がわかっていたからだろう。そして自分の遺体は家に還り、祖父が報われない恋だったと終わりを受け入れ、祖母を愛する事ができたかもしれない。そして生まれてきたその息子を受入れ、愛情を注ぎ、その息子は生まれてきた子供を愛する方法がわかったのかもしれない。
かつて好きになった人の未来での唯一の願いを叶え、
未来で好きになった人のさらに先の未来や過去、そして全てを思い戻っていった男。
ラストは人によって捉え方が違うと思います。
何度も何度もあの水辺で戻って来ますようにと、飛行模型を飛ばすんでしょうね。祖父も、戻ってこいよと飛ばしていたのでしょうか?
そして彼は撃墜された瞬間にタイムスリップしたから、水辺に現れたんでしょうね。

軽い感じにお話進みますが、すこぶる重たい内容が含まれてる作品ですし、深読みできる作品でもあります。
おにぎりの大きさと、それを食べる時の表情のくだりは可愛いですよ。
これはハピエンの余韻
ネタバレ
2022年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ メリバが苦手なみなさーん!こちら私の解釈によればハピエンです。ただ最後の美しい風景が「立つ鳥跡を濁さず」を想起するような終わり方なだけ。跡を濁さないために鴻さんはもう一度元の世界に旅立ち、そして必ず司郎のもとへ帰ってくる。だって鴻という鳥は渡鳥だもの…旅立っても帰ってきてくれるもん…。
タイムスリップしたお菊は全く記憶がなくて、2巻の後半で記憶が明かされます。その記憶の中の人物、司郎の祖父の"後ろめたさ"が自分のせいであると気がつき、鴻さんが好きになってしまった"さみしんぼ"の司郎を救うために過去へ戻ります。きっと鴻さんは菊次郎にちゃんとお別れを言って、菊次郎はちゃんと家族を愛せて、司郎はもうさみしんぼじゃない未来で再開することになると思う。お互い不意に垣間見せるような寂しさを埋めあっていたので、司郎が寂しくなくなったら鴻さんもう必要なくてメリバ?という解釈もできるかもだけど、最後に司郎が今度は俺の願いを叶える番、と言っているから、きっと鴻さんが1人で死んでしまうことがないように、過去に自分の祖父と関係があった鴻さんを取り戻すために、もう一度鴻さんを呼ぶのだろう。
切ないというよりは、2人の間に時間の隔たりも理由のわからない寂しさもない恋の始まりを告げるような終わりだと思いました。(小冊子まだ読んでないけど!)
本開いた瞬間の風景がジブリ映画のようで、コマの送り方が丁寧で1ページ1ページ大切に読みました。セリフも男子高校生の適当さとちょっとだけ古めかしい言葉の応酬が淡々としてて馴染む。女性の水着の写真だけでもんのすごい真っ赤な顔で「破廉恥!!!」と叫んでいた鴻さん、あなたの濡場の方がよっぽど破廉恥よ…。
切ない
ネタバレ
2022年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ TikTokでおすすめされてて気になり購入しました。最後の終わり方はあなたの解釈次第ですっておすすめされていたので完璧なはぴえんだとは思ってなかったけど切なかったです、、、。もし叶うなら鴻さんが戻ってきて二人で幸せそうな話もみたいなと思いました
ネタバレまみれの感想です
ネタバレ
2022年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思い切りネタバレなので注意してください。久しぶりに素晴らしい作品に当たって感情が決壊しているのでここに書きます。

「続」の152ページ、菊さんがソファでうたた寝をしているシーンが一番心臓がギュッとなりました。一見、ただ寝ているだけ。でも元々菊さんは眠るたびにうなされ、浅い眠りしか得られず、そのせいで倒れたこともあった。けど司郎と一緒に眠ると安心して寝れたため、それからは毎日一緒に寝ているのだと思います。ですが「続」の152ページでは菊さんは1人、うなされず、健やかに眠れていた。喜ばしいことなのに、司郎は苦しそうに側に寄ります。司郎は自分はもう必要ないんじゃないか、と思ってしまった。父に愛されず、母に選ばれなかった司郎はどこか人間関係に淡白で、結局人間は1人だと思っているような所があります。けれど初めて菊さんという自分を必要としてくれる人と出会い、満たされていたのでしょう。だからこそ、1人で眠れてしまうようになった菊さんを見て、不安や苦しさを覚えたのだと思いました。
そして最終話の菊さんの言葉です。
「司郎といたいから俺は戻るよ」
「司郎の今や未来や過去のためになることをしたい」
最後、飛行機が戻ってきて、また司郎が飛ばすシーン。司郎の元に再び菊さんが「菊さん」として戻ってくることはないのだろうなと思います。司郎はそれを分かっていても願って何度も飛行機を飛ばすのだと思います。
写真の中で、司郎は両親と共に笑っています。初めの頃、菊さんが見たがっていた司郎の喜ぶ顔を浮かべて、幸せそうに写っています。司郎の喜ぶ顔が見たいから動く菊さんらしい、優しい選択だったと思いました。
海も空も飛べる鴻さんは、空で散ってしまったのでしょうか。戻った時、どの時点に戻れたのでしょうか。空の上か、飛び立つ前か、菊次郎と過ごしている時か。いずれにせよ鴻さんは二度と菊さんになることはない。けれど、司郎の今も過去も未来も、菊さんはきっと見守っているのだと思うと心が暖かくなりました。
小冊子!
ネタバレ
2022年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編はかなり前に読んでいて、タイムスリップもの好きなのでいろいろ頭ぐるぐるして読んだのが懐かしいです。しばらく忘れていましたが小冊子が出てると知り、すぐポチり!読めて良かったです!
考えました…
ネタバレ
2022年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雰囲気のある素敵な画とストーリーでした。続では残りのページ数を気にしながら読んじゃいましたね。
以下私なりの結末の解釈です。
写真が両親と共に撮されたものに変わっているので、菊次郎にきっぱり別れを告げるかして、菊次郎が家族と向き合えるようにしたと思います。
で、鴻は司郎と別れる直前に「司朗に呼ばれて司朗に会いにきた」と言い「心中してくれるなら俺と生きてくれ」と言い残します。そして最後、司朗が「俺の願いをー」と言ってもう一度力強く飛行機が飛ぶシーン。お互い呼んで会いたがってる、ラストシーンの希望がある描き方から、再び鴻は現代にやってくると思います。
今度は畑とかに倒れてるんじゃないかな笑
願望ですけど。
作者様買い
ネタバレ
2022年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハレとモノノケが大好きでこちらも購入。少し難しく最後は読者の想像力によって解釈が変わってくる感じです。これで終わりだろうけど、個人的には続き、結末見たいー。ハッピーエンドになった2人もみたいです。
いいね
0件
ちょっと不思議な物語
ネタバレ
2022年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイムスリップものです。
戦時中〜戦後あたりから現代へタイムスリップしてきた青年と高校生の物語です。
菊さんの記憶が少しづつ甦っていくにつれて胸がとても切なくなりました。
いいね
0件
そうかぁ、って感じ
ネタバレ
2022年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ どんな選択でも「別れ」が正当な選択な時は悲しさが胸を打ちますね…
ずっと一緒にいて欲しかったし、誰かとの幸せじゃなくてその人とだけの幸せを生き続けて欲しかった
いいね
0件
切なくて苦しい
ネタバレ
2022年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読む前から何となく切なそうな物語だと思っていましたが、ラストは想像を上回る切なさと苦しさで胸がいっぱいになりました。BLを読んでこんなに泣いたのも感情移入をしたのも初めてで今も余韻が抜けません。何も言わずに居なくなった鴻を生涯死ぬまで一人待ち続けた菊次郎も、司郎のためケジメをつけるために元の世界に戻った鴻も、鴻のことが好きでずっと一緒にいたかった司郎も、ストーリーの外でみんなが幸せになってるといいなと願わずにはいられません。何回でも読み直したい、そう思わせてくれる物語です。
切ない
2022年1月2日
おすすめに出てきたので手に取ってみたのですが、すごく切なかったです。
まず設定的に、あぁ、これは最後までずっと一緒にはいられないのかなと思っていたので、読み進めるにつれて、少しずつ胸が苦しくなって行きました。
でも、すごく好きです。
主人公の大人びている感じがものすごく好きで、何より絵柄がめちゃくちゃ好みです。
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作家名:
ジャンル: BLマンガ
出版社: 一迅社