ネタバレ・感想ありあやまちは紳士の嗜みのレビュー

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待っていました
ネタバレ
2023年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 発売されてるの気づかなかったぁぁぁぁなんてことだ。
そしてめっちゃ続き気になるーどっちにするんだジョナサン。

そしてポール!!!めっちゃヤ◯◯ン野郎なのにジョナサンにガチ恋…どんな魅力的なボーイズと体を重ねても、家族は別物で守ってきたのにまさかの決断。

逃げるジョナサンだったから、余計欲しくて仕方なくなっちゃったんだろうよ…どんな決断を下すのかめちゃめちゃ気になります。

次作は2年くらいだとありがたい…7年は長い(泣)
前作よりシリアスな展開…最高に良かった😩
ネタバレ
2023年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作から7年振りの今作だった事を知り、直ぐに読める幸せを噛み締めました。

今作はポール教授、医学生ジョナサンそれぞれのトラウマを見た様に感じて、人生のままならさを想いました。

以下ネタバレです。

ジョナサン。
読みながら物語の始まり…そもそも何故彼は教授の誘いに乗ったんだろう?と思いました。合法なあれを学部内で売っていたジョナサン。その事を見逃す代わりに…とポール教授の誘いに彼は乗った。場所はちゃんとしたホテルで…。

彼の父は海軍士官。家庭環境はいつも母と息子、2人だけだったのだろうなと。誇れる父だけど、海に出たら遠洋漁業の様に半年くらいは帰ってこないのかなと。それが戦地だったら、1年以上は最低でも帰ってこないのかなと。そんな事を想像したら、母親の背と母が夫を待つ姿を見ながら彼は育ったのかなと。

そんな母が事故で亡くなり、葬儀には父の恋人が来ていた(後々再婚)。ジョナサンはその事をサラッと話していたけど、それは父が不倫をしていたという事を母の葬儀で知ったのかな?と。なのでその後義母とは一緒に住まず、高校は寮のある所にしたのかなと。そして物語冒頭を振り返ると、歳上教授の誘いに乗るジョナサンに、彼の心の中心にある、絶対的に足りない何かを見たように感じました。

父親が大佐に昇進したからセレモニーに、という義母からの電話。女性的な意地悪さがセリフにありました。…三日後😉 このセリフから、義母がどんな性格の女性なのかを表す作者。上手い😩

ポール教授。
青い州の名家=イギリス保守の一族と…。紳士だから愛人などいても良いんだけど、正しくないといけない。だから兄は自分に正しくとカミングアウトし、勘当された。そして末の弟ポールは、一族的に正しくあろうと紳士的に生きてきた(彼もカミングアウトをしようとしたのだけれど…。)ファミリーネームが途絶える(男系)を憂うのは、どこの国にもあるんだなと。

海辺のシーン。
ジョナサンはホテルからのウェルカムカードを海に捨てながら、母さんごめん、と😩。自分も母を苦しめた様に、妻子ある男性を求めてしまったと。ポールに愛を言葉に出来なかったのは、彼にとってはあまりにも重たかったからかなと(年齢的にもまだ若い)

母の死が事故なのか…もそのカードと共に捨てたのかなと思ったら、どこかまた彼の人生が始まった様にも感じて…とても良かったです✨
前作から7年
ネタバレ
2023年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 経って出された続編。自分に素直に、周囲に嘘をつかず生きているハスキンスの兄。真実を言う事も周囲を傷つけると知った17歳のハスキンス。言えなかったのだろう。ゲイのまま女性と結婚し子どもが生まれた。子どもはかわいい。人として妻も愛しているのだろう。だけど、ジョナサンに恋し愛する気持ちをそのままにもできない。家、周囲の望みや期待に応えることを貫き通せないなら。ジョナサンが愛人ではいられないなら(まぁ、そうだと思う)、ジョナサンにも嘘をつかせ続けるなら、理想を壊すことを考えたハスキンス。兄の同性婚を機に自分の間違いを見つめ直す。本当に間違いだとは思えないけれど、かなり辛いことだろう。本当に離婚するかどうかまでは描かれていない。この先に2人がどう選択するのか。現実は楽しいことばかりではない。自分に大事な人に正直に生きることはたやすくない。
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素晴らしい読後感!
2023年1月8日
良い映画を見終えた時、その余韻にしばらくは浸っていたいと思う気持ち。素晴らしい作品と作者に出会えてとても幸せです。最後の方は、読み終わってしまうのが勿体無くて、ずっとこの世界が続いて欲しいと願いました。その後の2人のストーリーも是非とも読みたいです!続編希望。切に願います!
良かった〜❗
2022年12月31日
前作も面白かったのですが、本作も良かった〜❗高レビューどおりの作品だと思います!ジョナサンとポールの今後の人生が気になるところなので、出来れば続編を強く希望します‼
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はいはい順調に生え際後退してますよ〜
2022年12月19日
前作に引き続きポールがクズっぷりを発揮。でも過去や家族関係が明らかになって、クズ男を形成した経緯は理解できました。物語はいよいよここから修羅場となって生え際もじわじわ後退していく事でしょう。でもそれでいい、それがいい、と思ってしまう2人の不倫物語。ポールはキングオブクズ男。同時にいつかきっと幸せになってほしいキングオブ色男であることも間違いないのです。
読後の印象がガラリと変わった
ネタバレ
2022年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何回か読んでその話の印象が変わるということはままあると思うのですが、自分はこの作品は本当にガラリと180度変わりました。
一番最初に読んだ時は、ハッピーエンドだと思いました。(不倫ということはとりあえず置いといて)。二人がくっつくとかくっつかないとかの次元ではなく、明るい朝を迎えたような、明るい方に向かうのだと思いました。とりあえず明るい気持ちになって読み終わったのです。
しかし、しばらくして再読して、印象は180度変わりました。やるせない気持ちになり胸に重いものが残りました。
ポールにとっては良い話でした。彼にも彼なりに過去があった。しかしそれを昇華した。自分のけじめもつけることにした。前進したのだと思います。
しかしジョナサンはどうなんだろうか。
彼はポールといる度にジョナサンをジョナサン足らしめているものが消え失せていくように見えてしまうのです。
ポールはジョナサンを愛しているのだろう。ジョナサンもポールを好いているのだと思う。けれど、ポールはジョナサンを消費しているように見えてしまうのです。どうしてポールはもっと早くにジョナサンの欲しい言葉をあげなかったのだろう。
いやどうしてってこともない。彼らにとってのタイミングがそこだっただけなのだと分かる。分かっているけれども、ジョナサンの最後の表情がとても苦しい。ジョナサンはこれからもポールの願いを叶えるのだろうか。叶える度にあの表情をしているのだろうか。
彼らはやはり一緒になるべきじゃなかったんじゃないかと思う。だからポールは出会った時結婚してたんだ。そう思ったのです。
嗜むスマートさ
ネタバレ
2021年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『嘘つき〜』の続編。7年という時間を経ての作品とのことで、こうやって続けて2作品読めた事に描き続けて下さった先生、その間も作品のファンとして応援していらっしゃった方々にまず感謝です。

前作でもちょっと泣きそうにはなりましたが、続編がここまでとは…。ラストにかけての教授の心の動きには他人事とは思えない位に共鳴してしまいました。
余りに良すぎて、フォローさんが仰っている読み切り後日談が掲載されたOPERA vol.64を、大事に取っておいたクーポンを利用して購入しました。

不倫です。
完全なる不倫です。
しかし節操がないドロドロしたものではありません。
それにこの続編を読むと、不倫が正しいとか正しくないとか、そんなことよりも心に届くものがありました。

人生はままならない。
慮らずとも、自分の立場や周囲の幸せに敏感に生きてしまったという人間には、この作品に堪らず沁みるものがあると思います。

本作が下衆な不倫話に堕ちないのは、教授がエゴイスティックなだけの人間ではなく、それを打ち消してしまう程、愛と品格とスマートさを持った人物だからだと思います。

ジョナサンとの関係も溺れるのではなく嗜む。
どこまでも教授はスマートで高貴な人。
ジョナサンも全部分かってる。
返事をしないし聞かない2人。
騙したフリと騙されたフリ。
嗜むという姿勢を崩さなくとも、隙間に見える2人の想いが切なくも美しい…。

間違いなく名作。
続け!
2021年6月29日
久々に読み返して、またグッと心に染み込む作品です。これで完結とは思えない。思いたくない。教授のウィット満載の上流階級なトークがたまらないのです。今回は教授のご生家の事情がわかったりして、ますます二人の仲は深まっていくように見えました。でもどうなるの?このままふわふわするの?関係に形を与えてしまうのが目的ではないけれど、なんとなく皆が幸せにおさまるところにおさまってくれたらいいと思いました。ですので、続きをどうかお願い致します。とっても上質で気品のある作品で、他にない魅力があると思うので終わるのはもったいないです。
迷路
ネタバレ
2021年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「嘘つきは紳士のはじまり」の続編です。前作から7年も経ってからの発刊とか。でも、まさに前話からの続きなので、「嘘つきは紳士のはじまり」は必読かと思います。そして、本作で、教授の過去、家族のことなど、教授の「今」に繋がることが紐解かれていきます。前作に登場したエンジェルやジョナサンの”友達と恋人の分水嶺”に立つエヴァンのエピソードもいい感じに絡んでいて、前作同様にセンスの良さが散りばめられています。擦り切れたジーンズの裾とか、やたら萌える・・。ただ、肝心の教授とジョナサンのことについて、どうレビューを書いたらいいのか、考えあぐねています。読んで、それぞれに落としどころをつけるしかないのかなと。それくらい、幅のあるラストです。雑誌に後日談20ページの描き下ろしがあるらしいのですが、高くて買えなーいし、ひとまず、このラストの余韻に浸ろうと思います。あとがきにあるように、簡単に答えを出せることでもないから、考える。時に誤魔化す。流される。そしてまた考えて、あるいは、直感的に選択する。何が自分にとっての幸せなのか。何が自分の大切な人の喜びなのか。深いです。
紙媒体でも読みたい作品!
2021年1月22日
綺麗な部分だけではなく、BLならではの葛藤や苦悩も描かれています😩
形は違えど、自分の気持ちに正直に生きるって本当に難しい事だな〜って考えさせられます💦
イケナイ恋とはわかっていながらも、2人の幸せを応援したくなる、そんな一作です♦☘
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ポップでおしゃれな不倫BL
2020年11月19日
医学生ジョナサンと教授のポール(妻子あり)の紳士シリーズ続編です!時にブラックでアダルトなラブコメ色が強いのですが、シリアスシーンには毎度苦しくなるほど人物の背景や心理描写が巧みです。二人の未来は結局どうなっていくのか、神のみぞ知るといった所でしょうか。
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完結なんですが...
ネタバレ
2020年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「嘘つきは紳士のはじまり」の続編です。7年ぶりの続編がすぐに読めたのはとても幸せでした。今回は次男のデイヴィッドが現れて、この人は学生時代に親にカミングアウトして勘当されて長らく消息不明だったのですが、ハリウッドスターとして成功して同性婚します。デイヴィッドのことはずっとポールの心の中にあって、彼が女性と結婚して子供を授かったのもデイヴィッドがいなくなった影響もあり、その彼が成功して自分を偽らずに同性と結婚したことはポールにとっては衝撃で、母親から2人目の子供を望まれていたポールはある決心をします。このお話で完結なのですが、できれば続きが読みたいです。というのも長男のマーティンという人がいて3人の娘持ちなのですが、こちらもゲイじゃないかな?男なのに3人ともってポールが言っていたので(はっきり書いてないですが)。ポールとジョナサンのその後もどうなるのか気になります。OPERA vol.64で後日譚があったらしいのですが。いつか松尾先生が1冊通しで描いてくださったらいいなって思います。ハスキンス家のことがもっと知りたいなー。2017年8月 総228ページ 修正は白抜き、ざっくり白抜き。
良かったわー
2020年4月25日
7年も待たずに読めた私はラッキーですね。
非常に良かった!皆さん良い通り、映画のようですね。
もっと評価が増えてたくさん方に読んでもらいたい一冊です!
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最高かっ!!
2020年4月13日
前作から7年経っての続編ということなんですが、前作もすごく面白いのは全然間違いないんですけど、この続編あっての完結で読んで頂きたい!!教授とジョナサンは不倫関係なんですけど〜この続編で更に教授の過去を知っていくと、自分を幸せにする事と周りの幸せを優先すること、その選択の難しさを考えさせられます。そしてどの選択も間違っていないと思わせてくれる教授が愛しいです〜涙。
人生や人間模様は一筋縄ではない
2020年3月1日
「嘘つきは紳士のはじまり」の続編。
一筋縄ではまとまらない大人な感じの作品です。

家族のいるゲイ教師ポールと、ノンケ学生ジョナサンのお話。
全然甘々でなく、
ストーリーも他のBLにはない軽快さと打算さを持つ展開です。

読んでしばらく経つと何が良かったのか忘れるのですが
(たぶん読んでいて甘いいい気分にならないから忘れるのかも)、
読むと複数の人間模様の中に深いものがあったりして、
やっぱり良い作品だったと思う、不思議な作品です。

人生や人間関係って一筋縄ではいかないよね、
という現実性を盛り込んであると感じる作品です。

スピンオフでなく続編なので、前作から読むこと必須です。
総228ページ。
「嘘つきは〜」続編。オススメ!
2020年2月5日
後書きを見たら、前作から7年も経っているのですね。まとめて読めて幸せでした!この巻では、もっと深く教授の心情、生き様に迫ります。ジョナサンも自分の気持ちを自覚するようになる。お兄さんの結婚式エピよかった。私もジョナサンと一緒にもらい泣き。その後、教授の言葉通りになるのか…。
2冊読んで大好きになりましたが、教授が何故そこまでジョナサンを好きなのかは謎かなぁ、個人的には。
寡作な作家さんのようですが、もっと作品を読みたいです。是非!
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まず何より
ネタバレ
2019年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続編の今作が出てから前作を読んだので7年も待たずに読めてラッキーでした!!エンジェルの事とか、教授の過去の事とか、クローズドゲイとして生きてきた理由とか気になっていた事が回収されてスッキリでした。教授が離婚しようと決意した事で、これからのジョナサンとの関係も見えて良かったです。普段は飄々としているジョナサンが兄弟のシーンでもらい泣きしているシーンと、波打ち際でジュディとアビーに思いを馳せて罪悪感を感じているシーンが凄い良かったです。全体的に前作よりも更に良かったです!
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オシャレな映画みたい
2019年6月1日
他の方のレビューにもありましたが、本当にオシャレな映画を観ているみたいでした。教授が良くも悪くも魅力的です。ジョナサンは普通の医大生ですが、二人はとても相性がいいのですね。教授のさりげない執着もいいです。ストーリーも素敵でこのラスト?以外なラストにまたまたやられました。
続編とかなくてここで終わりがいいのかも?とにかくおススメです。
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「嘘つきは紳士のはじまり」続編!
ネタバレ
2019年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「嘘つきは紳士のはじまり」~「あやまちは紳士の嗜み」と続くシリーズもの。大学教授×医学生。教授は既婚者。



今作では教授のハイスクール時代がチラリ。誠実であることの大切さを教えてくれた兄との別れ、そして再会に、教授がそうして生きてこなければならなかった背景がわかり切なさが増します。嘘つきな関係からはあやまちにしかならない…。本来は重い内容ですが、コミカルで軽快なテンポがそれをあまり感じさせない。難しい関係の二人のなんとも言えない余韻がたまらない作品です。

「Missing Ring」
前作、最終話から2日後。
エンジェル再び。

「How to Fly an Egg Over Hard」全3話
教授、実家にて。
ジョナサン、エヴァンと出会う。

「Family Maze 」全3話
教授、兄との再会。

「Quicksand」
描写は2箇所のみ白抜きにて。あとは見えない感じで。

「あとがき」2ページ

★最終話 後日談が、スペシャル読み切りとして「OPERA vol.64」に20ページ掲載あり。
珠玉継続ー!
2019年5月12日
前の話を読んで、あまりにも良かったので、そのまま次を購入。
前巻に引き続き、とても良かったです!!!
前巻、あの終わり方でもフランス映画っぽくてアリだと思ってたけど、教授の過去話や二人のその後を読めて、そして相変わらず雰囲気のある作品で、大満足でした。
前半と合わせて是非とも、読む価値ありです。
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映画のよう♦
2018年9月10日
「紳士〜」の2作でいうと、こちらは完結編です。
外国を舞台にしたストーリーは絵柄と合ってて、オシャレで、この作家さんにしか出せない味と言いますか…とにかく好きでした!
ラストもいい。私はこういうの好きです。漫画というより映画を見たような気分になりました。また外国ものを描いてくれるといいのになあ。
待ってました
ネタバレ
2018年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ポールが切なかった…前作でも一つ恋愛を諦めていたけどもっと前から色々悩んでいて。先にお兄さんにカムアウトされて家があんなに揉めたら自分もなんて言えないよね(涙)

そのお兄さんと複雑な思いを抱えながら
の再会シーン…ポケットに片手を入れたままのハグ、家族からの伝言、涙、絵になる素敵なシーンでした。

ポールとジョナサンの恋の行方は…どうなるんでしょう、含みを持たせながらもハッピーエンドって事でオッケーですか?
これで本当にエンドなら私はポールがこの後一歩踏み出した、と妄想しています。でも続くならまた話は別ですけどね笑。

そして前作の不憫一途なエンジェルちゃんのその後も見られた〜。ドーナツ天使のコスプレ可愛いすぎ〜笑。あの後そんな出会いがあったのね…彼氏が誠実そうないい顔してる人で安心しました。アメリカンなドーナツめちゃ美味しそうに描く!

リーバイ○のもじりとかドーナツとか音楽とか小ネタもいいんですよねこの作品。
もっと作品描いて欲しい作家さんだなぁと改めて思います!
いい意味で思っていたのと違った
ネタバレ
2018年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作『嘘つきは紳士のはじまり』がすごくよかったので、続編も楽しみにしていました。前作のポールが大人の余裕でジョナサンをふりまわしていて、今作もそんな感じだと思っていたら、紳士なポールがまるで恋する乙女のようではありませんか。前作の不倫や薬物といった不道徳や犯罪などのアウトローな雰囲気はなくなっていて、互いに相手を思いやる優しい関係に変化していて、特にポールの心情を思うとせつなかったです。それにしてもジョナサンに振り回されるポールが見られるとは思っていなかった。これはぜひ続きを希望します。
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まさかの続編
2018年3月16日
前作から六年経ってやっと続編が出た。まさかの続編!相変わらずおしゃれな作品だなと思う。また続編あったらいいなー。
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もっと、もっと、二人を見ていたい😄
ネタバレ
2018年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作同様、大人の化かし合いのように、淡々とした、やり取りが、小気味良く面白い😄

今作では、常に生き方で、自分の先を行く、兄ディヴッドに触発されて、全てのしがらみを捨て、自分の生きたいように生きていくことを決めた教授。そう決めさせた相手ジョナサン。どこまで、本気か分からないような教授だったけど、こんな決断するぐらいには、ジョナサンに本気だった。何だか嬉しい😄

最後、ジョナサンが、教授の妻子を思う姿には切なくなりました。ジョナサンが、まっとうな心の持ち主で嬉しい。でも、私は、この二人が大好きだし、何より、どんな修羅場も乗り越える❗とまで、腹をくくった教授と共に歩んでいって欲しい。

7年の歳月を経ての完結になるのかな…。
この後、覚悟を決めた二人の進む未来を、もっと、もっと見ていたい😩そんな素敵な作品でした。
何とか、続き描いてもらえないかなぁ😩
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7年立っても忘れられなかった作品
2018年2月18日
まさか続きが読めるなんて!とても嬉しいです。
画面構成に独特の空気感があって、においとか風を感じられそう。
ふつうのBLでは読めないような人と人との関わりや歳月の重さが大好きです。
嘘つきは紳士の始まりの続編
ネタバレ
2018年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ やっぱり面白い。
この二人のコンビの行く末が気になっていたので
読めて良かった。チャラめの教授だけど、葛藤があって今に至るわけで……
お兄さんのように同性が好きだったけど、お兄さんの、それを知った両親が深く傷ついたのを目の当たりにして自分の気持ちを言えず、結婚して子供も生まれ、ゲイだという事実を隠して生きてきた。本当は自分も打ち明けたかっただろうに、それが出来なかった。
でもジョナサンと出会って変わったんですね。離婚するとまで考えてるんだから。奥様も子供も良い人だから、悲しませるのは辛いだろうなぁ~でも、本当の気持ちは隠しきれはしないだろうからね。
傑作です
2018年1月19日
7年の歳月を物ともせず松尾マアタは最高!と知らしめた一作。傑作です。ぜひオススメ
先に『嘘つき』を読んで欲しい
2018年1月18日
浮気や薬横流し(どちらも嫌いな行為です)を道徳倫理で否定して評価下げるのは野暮っていうくらい、二人の駆引きと教授の過去を楽しめた前作の続きです。

教授が嘘つきな紳士となった経緯と涙、人生経験値の差と妙な巡りあわせで振り回されるジョナサンの逃げるだけからの変化を堪能しました。

完結なのかな?
嘘から過ち、次ステージの二人を読みたいです先生。
教授が可愛い
2024年6月25日
ジョナサンの事が気になって双眼鏡で覗いたり聞き耳たてる教授が可愛すぎる…!前作の「嘘つきは~」では格好良い教授、こちらでは可愛い教授が見れます。どちらが好みかって事だと思うんですが…私はどっちかというと格好良い教授にハマったので、大人の色気と余裕をもう少し見たかったっていうのと、薄毛ネタが無くなっていたので星4つです。
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「嘘つきは紳士のはじまり」の続き
2023年2月8日
大学生のジョナサンと教授のポールの話の続き。ポールのお兄さんやジョナサンの彼氏?エヴァンが出てきたりと、前作からまた展開があって面白かった。ポールの苦しみと、苦しい中どう幸せに生きるかの模索、もう考えるだけで胸が苦しい。でも幸せになってほしい心から。これ続きがあるよね?短編集かなにかに?買わないと…。
味わい深い
2020年6月30日
続巻が出ていることに気付きませんでした!
前作の「嘘つき〜」は、攻めのポールがちょっとクズい感じのまま辛いところで終わってしまっていたので、続きが気になっていたんですよね〜

不倫ものは私も苦手ジャンルであるものの、この作品はポップな作風のためか、割と前向きな気持ちで読みました。
ラストは思うところもあるけど、人生の選択を一度も間違ったことのない人間もいないでしょうから。

洋風なストーリー展開で面白かったです。228ページ、表題作のみ。
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出た
ネタバレ
2020年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続きが出るとは思わなかったです。今回は教授の家族に触れています。あることをカミングアウトして父親から勘当されたお兄さんがいたことにびっくりです。お兄さんはハピエンでしたが、教授の心中は複雑そう……。またも続きが出るのか、さっぱり判らないまま第二巻が終わりました(笑)
続編
ネタバレ
2019年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 数年間が空いての続編とのことですが作中世界ではそのまま続いて教授とジョナサンのその後が読めます。ラスト、ジョナサンが幼い頃母と父を待つ自分を思い出すシーンでハッピーな側面だけでなくアビーから父親を奪ってしまう葛藤が垣間見える演出が刺さりました。
コーヒーの苦みを楽しむ感じ
2018年1月18日
ポールはジョナサンには奔放に思われてるけれど、本当にちゃんと健気というか……で切なかったです。静かに泣いてる涙につられてしまいました。ジョナサンは他の人が関わることで、少しずつ自覚していく感じなのかな。早くくっ付いて欲しいような、もう少し駆け引きして欲しいような。
個人的に、アメリカの音楽、歌手や俳優が度々ネタになっているのが読んでいてすごく楽しいです。知ってると余計に面白いやつ。
それから前作からこの作品までで7年経っていたとは驚きでした! 絵柄に変わりなく、作品の温度感も変わりなく、安定してますね✨
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作家名: 松尾マアタ
出版社: 茜新社
雑誌: EDGE COMIX / OPERA