最高すぎて胃がおかしい。
ほんと良い意味で胃がおかしくなるほど濃いぃこいぃ。
男と男の義理と人情、欲望と嫉妬、愛と憎しみがメガ盛りです。
893の抗争と愛憎を絡めながらお話が進みますが、さすが先生でストーリー運びが面白い。出だしの毛皮を着たベティからあれよあれよと入っちゃいけない893の世界に引きずり込まれてしまいます。
そして、初めは散らばっている登場人物の背景が巻をおって行くうちに少しずつ紐解かれて行くのですけども、どの人も自分の場所に執着する理由がキツイ。
たびたび幼少期の誠が出てくるのですが、可愛いだけにその表情だけで胸が痛くなります。馬鹿だけど両手で抱きしめてあげたくなる人々の気持ちもわかるね。
先生のあとがきを読むと「ほんとそれな!」って合いの手入れたくなります。
確かに結局のところ相の闇が一等深い。
そしてこの兄弟がメインだったのかと読み終えてからハッとする。
それぞれの人生に飲むめり込んでしまいそんなこと気づかなかった。
akabeko先生の世界はどこか温かみがあって好きだ。
非道な事してる奴も虐げられている奴も、先生が描くと温かい。
この作品、ずっと読むのが怖かったんです。
ちょっと体力いる時じゃないと無理?かな~とか思って。
今回お値引き中で、気力も満タンという事でチャレンジしました。
最高でした。