ネタバレ・感想あり胸にとげさすことばかりのレビュー

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うまくいえなくてごめんね、最高だったんだ
2024年9月25日
雁須磨子作品のすごさに目覚めてまだ日が浅く、今は片っ端から読破したい欲にかられています。まさにロジックの魔術師、浴びせるように繰り出してくる言葉は、説明的にはならず読者の想像力をいっそうかきたてる。その根底でじっくりとさぁこちらにおいでと誘導されている。物語の舵取りが絶妙でうまい。息もつかせぬ展開なのに行間と余白から漂う色気というか人間味にくらくらするほど。繰り返し読むほどに読み応えあり。
それが人生だよな~
2024年5月28日
親が死んだからって、自分の日常は変わらないし、悲しみに暮れるばかりではいられないし、不謹慎だと思ってもほわほわしちゃうし。ましてや、確執があったならば…。亡き人を想い、こうやって、日々答え合わせしていくんだよな~と。この2人はガコガコと噛み合わない歯車を回しながら、だんだん馴染んでいくんでしょうね。個人的に当て馬?の阿倍くんが好きです。幸せになって欲しいな~。
味わい深い…
2022年11月17日
タイトルも秀逸ですが、ストーリーも遜色ない味わい深さ。
完全無欠の恋愛でもなく、後味スッキリの人情話でもないけれど、
だからこそリアルで。
そんな現実を体感してきた中年層こそ楽しめる作品じゃないかな。
読み返す度に、あ、そういうことか、と、ようやく意図の分かるセリフも多くて。
ヘビロテ読みするほどハマる作品じゃないかもだけど、いつまでも本棚に置いておきたい秀作です。
【ストーリー】★5【切なさ】★5【キュン度】★3
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遺産は借金とイケメン
2022年10月19日
隠れゲイが原因で家出して疎遠になっていた父が亡くなり、田舎に帰ると父親はイケメンな美術教師舟と同居をしていて、、、
悲しい回想シーンも悲壮感だけでなく、くすっとさせてくれる世界観を描かれています。とっても好きな世界観でした。
若干急展開さも否めませんが、面白かった!
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よかったです‼
ネタバレ
2022年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上下刊でよかったです。ハッピーエンドなのか、どうなのかハラハラしながら読んでて、これで完結、2人は不幸にはならないで済むと感じてホッとしました。絵柄が、初頭の昭君よりドンドン可愛くなって行くのと並行して、船君が更にカッコ良くなって行くのが、2人の形を予見させてドキドキでした。絵もスッキリしてて読みやすい、表現の仕方が曖昧で、どういう事⁉ともう一回前に戻って読み返す、そのじれったさが、2人の関係のじれったさにも通じてました。
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じんわり
2022年7月3日
上巻無料で試し読み。下巻もそのまま購入です。

これは、ちょっと重めの話も出てきたりするし、歯切れが悪いと感じる方もいるかもしれません。

私はもう親の立場なので、それぞれの登場人物に感情移入して読めました。
心理描写がとても丁寧で、じわじわ熱くなりました。

えちががっついてないところも好きです。

途中切ない場面もありますが、とても良かったです。
ゆっくりじっくり読みたい漫画です。
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じわるじわる…じわる…
2022年7月2日
読めば読んだだけ理解が進むと言いますか。
一度読みでは私には全然しっくりこなくて。
そこここで、はたと立ち止まりながら舟と昭とお父さんの心の中に想いをはせながら2回読みました。

其々の心がセリフやコマから伝わってくるのですが、そもそも人の心の中は方程式があるわけではないので導き出される答えは千差万別で、己で己の心が全て理解できているわけでもないので感情も流れ流され洗い流され剥がれ落ちてやっと少しだけ見えてくるものなのかと。
2人の心と体が重なったようであり、重なれば重なるほど二人の間に薄いベールがあるようにも感じ、でもとても幸せそうでもあり。

こういう事なんだろうと、リアルな人間を見たようなジワジワとしみてきました。

味が、ほんとにいい味がする作品だなぁ。
すごく好きです。

※※ただいま期間限定上巻のみ読み放題です。がっ!!下巻は必読ですww※※
ある年齢以上の世代にグッとくるはず。
2021年9月23日
BL、少女、女性漫画と多岐ジャンルに渡って描かれているストーリーテラー作者さんの上下巻でじっくり描かれる酷い目にあった隠れゲイくんのお話。リストラされ恋人に逃げられ痴漢に間違われけちょんけちょんなところに、遠く離れて何年も会ってない実家の父が急死したと連絡を受ける。10年ぶりくらいに地元の田舎に帰ったら、自分の性嗜好を蔑んだお堅い教師だったはずの父は、生前自分の全く知らないところで借金をしていてイケメン男性と同居していたらしくて、、、というお話。いやーこの作品はほんとチクチクきますね。私の状況と少し重なるところもあって。いま実家の父が倒れたら、駆けつけるのは私だけのはず、なんだけど、ほんとにできるかわからないし、ないとは思いたいけど私の知らないところで何かがあって、後にザクザクと発掘されたらどうしよう。
この作品のメイン隠れゲイくん、あとに借金と男が遺るってかなりの悪クジの様な気がするけどほんとはどうだったのなぁ。知らなかった見ようともしてなかった父の姿が周りの人から語られて徐々に像を結んでいくところが上手い〜って思います。完全なハピエンではなくて、それでもふたりの日々は続いてく、っていう描き方も好きだな〜
優しい物語
2021年2月20日
上下巻、大満足でした!
終始ところどころ笑かされ、ホロっと涙を誘う場面もあり最高でした。
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チクチクモヤモヤが癖になる
2021年2月17日
「うそつきあくま」が気に入って、作者さん買いです。こちらは、まず、タイトルに惹かれました。何?何?何が刺さってるのー?って。読後、私の胸も何だかチクチクしています。
上巻は、昭と舟のイライラが伝染したかなって感じでイラッとします。登場人物たちが、勝手にわちゃわちゃしていて、ちょっと置いてけぼり感も味わいました。でも、自分は恨んでいる父(日夏先生)のことを敬愛する舟を疎ましく思う昭と、自分を救ってくれた先生(日夏先生)の息子でありながら、死に目にも帰ってこなかった昭が腹立たしい舟(なんて分かりにくい言い回し・・すみません)が、少しずつ距離を縮めていく過程が、徐々に読み手のイライラをほぐしてくれました。ストーリー全体を通して、日夏先生(父・・故人)が、良くも悪くもスパイスです。(ちなみに椿山くんは緩衝材のようだと思います)終盤における、昭の気持ちの変化は、決して戻らない時間と命のやるせなさを際立たせます。でも、とげが刺さったままでも、前に進もうと思えたこと、良かったな。
この作者さんの作品は2作目ですが、マイナスからスタートラインへの持っていき方がいいなあと。振り切って、ガッツリプラスにはならないから、読後もチクチクするものが残りますが、それが癖になります。さすが、表紙そでに「昭はもっと不幸に見舞われるかと思ったのに、そうならなくて心残り」なんて書いちゃう作者さんです。あと、言い回しが独特なので、ちょっと理解に時間を要することもある作者さんです(当方比)
痛みと向き合う 大人にオススメ
ネタバレ
2020年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 心に刺さっていたのはとげなのか杭なのか。

父の急死をきっかけに、半生を振り返って成長していく主人公が軽やかなタッチで描かれる。テーマは重い。でも軽やか。重さを、他人に分かってほしい!ってなりがちな2次元ですが雁先生の主人公はいつもきちんと自分の胸の中で解決していく。リアルさが好き。舟みたいな理想のイケメンと恋仲になれたのは棚ぼただけど、BLあるあるってよりは頑張った昭へのご褒美に思える。

20年来ファンの大好きな先生。流石のカリスマ性です。
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素敵な作品
2020年11月23日
じわじわと心にくる物がありました。誰かを好きになるって、い~な~~~と、感じさせる作品です。本当に読んで良かった!大お勧めですね!
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難しい~
2020年11月22日
大人の話でした。白黒つくことばかりじゃないしわだかまることもあるけど、その時その時たのしければいいのかなと思ったり。作者さまの意図したことだと思うけど、個人的にはかなりモヤモヤして終わりました…。モヤモヤ~。後書きで、これからが正念場の二人って書いてあるのみてやっぱりなぁと。難しくてモヤモヤするけどそれが良かったです。受けが結構好きなキャラでした。ぐるぐる悩んでるけど自分のことを分かってるキャラは見てて頼もしいです。作中にある通りなんかヌルヌルしててクセになりました笑
父親が遺したもの…
2020年11月18日
父親の突然の死で、しばらくぶりに故郷に帰ってくるお話。そこには父親と同居していた男がいて、その男との関わり、父親の知らなかった一面がぽつぽつと描かれています。
主人公の父親は亡くなっているから、それまでの確執とか、いろいろな想いがトゲトゲしていて消化できてなかったけど、少しずつ角がとれて丸くなっていく様が丁寧に描かれています。しみじみします。
ラブの面もじんわり幸せな気分になれる秀逸な作品だと思います。
いいです
2020年5月19日
作者買いです。私はBLはあまり読まないのですが、この作家さんだけは読めます。同性への恋心やら、主人公らの背景の描写が優しくて、何度も読みたくなる作品です。
大切な作品
2020年4月10日
まさにタイトルが全てだと思います。何度も読み返しては胸が苦しくなったり暖かくなったり、、読み終えると少し寂しくて泣きそうになりますが出会えて良かった作品です。
少ない言葉
2020年1月8日
全てを言葉で表すことなく、1コマの絵や挿し絵で心情を伝えてくる綺麗な物語だな、と思いました。
立場を変えて何度もよ読み返すと色々な事に気が付けます。いい本ですね。読み飽きないです。
1回読んだだけでは勿体ない
2019年8月17日
何度も何度も読んで噛み砕きたい作品です。作品紹介や帯の文言から親子丼的な話かと思いましたが、全然違いました。何て言うか、そんな単純な事ではなくて…。雁須磨子先生の描く重過ぎず軽過ぎず、暗過ぎず明る過ぎず、悲しさと可笑しさが同時にある世界観が大好きなので、本当に良かったです。ただ、軽い気持ちでさらっと楽しく読むには向いていないかと。
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淡々と。
ネタバレ
2019年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。うそつきあくまで気になりだして、オロチでどっぷりハマって次にこちらを購入。これまた良い…!二巻くらいの長さでしっかり描いてもらえると、ほんと作品の世界に浸かることができていいですね。
髪を切ったあとの攻めが神々しいくらいかっこいいです。
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残された感情の行方は
2019年6月13日
日夏先生の急死によって疎遠にしていた彼の息子・昭と日夏先生の元教え子・舟とが出会います。二人それぞれに残された感情の行方はどんなものになるのか非常に気になる展開が待っていました。会話や態度など変化の付け方がとても面白くて、じんわり来るはずの場面でクスッと笑うことも。脇キャラの椿山くん達の絡み方も丁度良い感じ。日夏先生の本心はどんなものだったのか、昭と舟の胸に刺さった棘はどうなるのか、想像で補いながら最後まで興味深く読むことができました。描き下ろしもじんわり心に沁みます。
あ~、好きです
ネタバレ
2019年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 萌えるというより、は~…好きだわぁというじんわりした感じのお話です。ストーリーは少し絡み合って複雑な感じもしますが、それも良さだと思います。昭さんも舟くんもステキですが、何より椿山くんがいい味出してます。あと、鯖を入れちゃったとこ、思わず吹き出してしまいました。『オロチの恋』→『湯気と誘惑のバカンス』と読みましたが、この中では今作が1番好きです。
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とげ
2019年2月26日
父の死をきっかけに田舎に戻って生活を始めた昭と、父の教え子だった舟とのやりとりが面白かったです!二人が共同生活を送る様子とか学校での出来事とか。亡くしてから気づくことの切なさと、じんわり愛おしさが広がる感じが好きです。
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普通の人間てわかりにくい。
ネタバレ
2018年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公、けっこうな目に遭ってるんです。
家出の理由も確かに思春期のこどもにはあまりに酷いし、リストラも冤罪もフラれるのも火事も、そして拗らせの根源、父親の死も。
けっこうヘヴィなはずなんだけど、落ち込みきれない。悲しみに浸って酔ったりしない。ドン底の状況なのに「まさかの降って湧いたイケメンと同居(ウハ)」とか浮かれちゃう辺り、もう、『愛すべき俗人!普通バンザイ!』です。
そうそう、現実てそうなのよ。悲しんでも泣いてもお腹空くし、俗なことだって思いついちゃう。
主人公たちの会話は、吹き出しとト書き(考え)と過去のセリフが入り混じって、たしかに分かりにくいけど、
これまた現実社会でも、核心部分はゴニョゴニョしたり、茶化しちゃったり、こそあど言葉が連発したり、しますよね〜。この漫画、わかりにくい、伝わりにくい。だから、一生懸命読み取ろうとしますよね。
……まさに、人間関係も、そういうものなんだと思いました。
若い時の葛藤が救済される話
ネタバレ
2018年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 顧客の父の訃報を受けて久しぶりに故郷に帰ると、何故か父と同居してしていたイケメンがいて…という、最初はんん…わからづらいと思っていたのですが、何回か読むととっても味わい深い作品です。

家出た時の親子の葛藤が解消できていないのでこれからどうなるって感じでしたが、お父さんが残した友人関係や同居人の人通じて何となく気持ちの成否がされていく。
そして、主人公も恋人と地に着いた生活して話、手に入れる。
雁須磨子先生のお話、行間を読むというか必要以上の事は説明しないので分かりにくいといえばそうですが、そこが面白い話になってます。
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須磨子ワールド!
2018年5月5日
作家買いです。雁須磨子さんって、どうやってこういうストーリーを思いつくんでしょうね。冷静に考えると、ちょっとありえないようなお話なんだけど、過疎った田舎の描写とか、親戚や職場のやさしい人たちとか、細やかな描写の積み重ねで、「あー、なんか日本の何処かに、こんなこともあるかも」という気になります。

教え子には「あるがままでいい」と言ったのに、自分の息子の「あるがまま」は認められなかったお父さん。
色んな人の胸にささったとげを思いながら、また、読み直したいです。
あと、攻めの舟くんのキリッとした顔を見るのが眼福でした。
ひとことでは言い表せない
2022年9月25日
良きも悪きもひとことでは表現出来ない作品のような気がします。唯一、主人公だけが自分の意志をはっきり出していたからそこがベースですね。父親に関してはもう亡くなっているから残された人の想像でしかないし、父の同居人の彼に関しては初めて気づいた部分も多いから、ぼやっとした表現でしかない。でも人ってそんなもんだと思います。
はっきりした意思や行動なんて現実ではあり得ない。そう考えたらとても現実的で私は好きな作品だなぁと思いました。
読む時の気持ちや状況で、読後感は変わりそうなので100%の気持ちでオススメはしませんが、時間のある気持ちが落ち着いた時に読むと、すごく話が入ってくると思うので☆4でお勧めいたします。
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少しもやもや
ネタバレ
2021年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 舟が父親の恋人だったのかどうか分からないまま読んだ方が面白いと思ったので、レビューを見ずに読みました。
舟が主人公と上手く行った後で、「父親に手を出しておけばよかった」というような事を言っているのが少し嫌だなと感じてしまいました。
それ以外は面白く読めたので☆4にさせてもらいました。
心にしみいる
2021年4月25日
もう少し勇気をもって、踏み込んで言葉にすれば良かったんじゃないかと思う、親子と師弟の話。
でもその踏み込みがなかったからこそ、そのあと一歩を踏み出した同士が上手くいったわけで、終わりよければすべてよし、なのかも
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オロチの恋でファンになり
2019年8月8日
絵が好きです。オロチの恋すごく好きだったのでこちら買ってみました。白髪の中年の主人公だと思って読んでたら若いのでびっくり、思い込みってこわいてすねー。内容はよくある感じかな。攻めは魅力的でした。
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よっこらshot笑
2018年4月9日
上巻は登場人物の感情が不安定でキャラが喧々してます。そこに引っ張られやや疲弊しました(不安定になる理由がそれは沢山有りまして…)。勿論須磨子さんらしい噛み合わなさや間の可笑しさは有りますけど。上巻は椿山くんが癒し笑。
下巻では落ち着きます大丈夫。2人には日にち薬が必要だったのでしょう。前進するのって気持ちが安定してないと難しいですよね。個人的に雁作品の中では一番真剣に読むタイプの話でした。なのでタイトルの様な小さい手書き文字を見つけた時は嬉しかったです笑。
何度も読もうかな…。
2022年7月8日
面白かったんですが白黒つけたがる私にはこの作品は少しもどかしかったです。ジャケの絵を見てたらもの静かな話なのかなって思って読んだら思いの外にぎやかでしたねw。主人公は最初はあまり好きじゃなかったけどだんだん愛着がわいてきた。
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難しかったです
ネタバレ
2022年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美術教師 昭の父の元教え子 26才 久留米舟×無職 日夏昭 29才
父親の訃報により実家に帰った昭は父親が舟というイケメンと暮らしていたことを知ります。ゲイである昭はときめくのですが、舟は音沙汰のなかった昭を罵って...。紆余曲折を経てまとまりますが、所々よくわからないところがあって、高校のときにゲイバレして家を飛び出した昭がどうやって生活していたのか、病院から電話がかかってきたので連絡先は父親に教えていたのか、55才まで教師なら退職金も結構出て借金を返してもお金が残ったのでは等、ちょっと疑問が残りました。家を出た息子を探さないで「もう子供じゃないんだ」って言うのも高校生が失踪してそんなこと言ってられるかなと思いました。舟が意識下では昭の父親を好きだったかもという感じなので力業でBLに持っていったような感じがして釈然としません。イケメンで女性とつきあってきた舟が昭を好きになる要素があまり見つからなくて、阿部(舟に言い寄る生徒)の出現も唐突で。想像で補填しないとちょっと難しいところがありました。でも息子の知らない父親が描かれていたのはよかったです。きっと息子のことを理解したかったのだと思います。頑固もの同士ですが、長生きしていればいつか和解できたのではないでしょうか。とげとは後悔なのかな。
2018年3月 1巻、2巻 総164ページ 修正=見えない構図
じんわり系かな?
2022年2月24日
とても評価が高かったのですが、内容的には1冊でも収まった気がします。逆にそのとりとめない日常がじんわりくるのかもしれませんが。
面白い
2021年9月20日
亡くなった後に教師で保守的だと思っていた父親の自分の知らない姿などを断片的に知っていく過程がリアルだなと思いました。
いろいろ複雑な心理ながらもゲイの受が顔のいい好みの男と一つ屋根の下ラッキー!みたいな軽さもあったので鬱々とした展開すぎず読みやすかったです。
あと2人を取り巻く人間がいい人なことに救いがあるところが好きです。
うーむ
ネタバレ
2021年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の昭への愛情は上下巻通して伝わってきた。でも舟がな、、先生への気持ちは違うとハッキリ気づいたくせに、独り言がなぁ。何度も読み返してるのだけどどうしてもわからない。「とっとと〜」は誰を? 夢のあとのセリフとかみると、やっぱり実際は恋愛の好きだったてことー?未練があるかのように見えて、非常になんとも言えず、私の胸にもなんか刺さったままスッキリしませんw
少し分かりにくいかなぁ
2018年4月9日
全体的な話はわかったけど
セリフが分かりにくいなぁイライラした
上巻読むのに途中でめんどくさくなってしまった。
下巻で途端に簡素化されて終わった感じ
内容は悪くなかったです。
なんか腑に落ちない‥
ネタバレ
2022年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと積読状態にしていたら、いつのまにか1巻のみ読み放題に上がっていました。なのでこれを機に読んでみたんですが、ちょっと腑に落ちないストーリーだなと感じまして。
高校時代にゲイバレして家出をしたまま1人東京で暮らす主人公、人生上手くいかない事ばかりで沈んでいた矢先に突然父親の訃報が舞い込んで‥といった幕開け。だからこそ孤軍奮闘する主人公に同情の念が湧くかと思いきや、ちょい面倒臭い性格であまり共感出来ず。だったらお相手はと言うと、こちらもなんか掴みどころがない感じ。
そんな2人が突然下巻で急接近するんですが、2人とも亡くなった父親であり先生の面影が付き纏い純粋に思い合う関係に見えなくて。しかも極め付けが「とっとと押し倒しとけば‥」という捨て台詞。ん?どゆこと?と一気に興醒めしちゃいました。
私には「父親/先生に囚われている息子/生徒の物語」との印象が強くてBLはチグハグな感じがしました。最後までどちらにも共感出来ず、高評価ですが私には合わなかったです。
微妙
ネタバレ
2022年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 終始微妙でした。主人公の性格が難ありなのはどう考えても父親の原因が大きいのに、当の父親は教え子に自分の息子を待っていたとかほざくのはちょっと意味がわからない…
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作家名: 雁須磨子
ジャンル: BLマンガ
出版社: 大洋図書
雑誌: HertZ&CRAFT