ネタバレ・感想ありラムスプリンガの情景のレビュー

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読後爽快!
2021年7月29日
前から気になっていた作品でやっと読むことが出来ました。アーミッシュのテオが自由を謳歌する期間"ラムスプリンガ"でオズに出会い、外の世界と愛を知っていきます。テオとオズの2人の成長、テオが覚悟を決めていると伝えた時の顔がかっこよかった。2人の続編が読みたかったな。
映画一本分堪能できます!
ネタバレ
2021年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方も言われてるように、いい映画を見終ったような満足感に浸りました。
アーミッシュについては全く知りませんでしたが、話を読み進めながら、登場人物のセリフやシーンから無理なく理解ができたのは、作者様の力量なのだと思います。
アーミッシュのラムスプリンガを題材に、BL作品を仕上げてしまうのも脱帽です。
しかも、BLの枠に留まらず、家族や夢愛、人生そのものについて考えさせらるような作品になっています。ニールさんのように、自分の夢のために親や故郷と決別する、というのはアーミッシュでなくともあること。ただ、アーミッシュはそれがあまりに厳格である。

世間知らずで、フワフワして頼りなさそうなテオが、オズを愛して、「覚悟を決めている」と言い切る強さを見せる程、変化していくところ、またテオだけでなく、オズも共にそこに至るまでの葛藤や心の機敏が素晴らしかった。

ラスト、でもなぜか切なさが余韻としてじんわり残るのは何なんでしょうね。
この後の2人のことが気になり過ぎます。
余韻がすごい…
2021年7月26日
この作品に出会わなければラムスプリンガという知識を得ることは無かっただろうな…と素晴らしい作品に出会えたことに感謝。世界観に引き込まれすぎて読んだあと脱力しました…純真無垢なテオがどんどん男前に成長していくので、普通に惚れました。
泣けるー!
2021年7月13日
びっくりした。NYで演出家をやってたってベネットさん。舞台の名前がコーラスライン!えーっ!あのベネットさん?…あ、ニール・ベネットさんね、本当の演出家、振り付けしたのはマイケル・ベネットさんか!ミュージカル大好きなもんで、びっくりしました。アーミッシュの掟も知らなかった。古い生活をしているのは知っていたけれど…泣けました。二人の幸せって、ホントにささやか。だからこそ、二人で愛しあっていることが尊いです。
感動しました❤💦
2021年6月27日
時代、文化ともに私とはかけ離れている設定。
でも、すべてがフィクションではなくファンタジーでもSFでもない現実でもあるストーリー。

アーミッシュという少し特別な背景で葛藤、苦悩し、喜びも慈しみも受け入れ選択してゆくラムスプリンガ。
「親愛なるジーンへ」でひと泣きしてこちらを熟読しました。
前半はアーミッシュのテオ君が”外”の世界を体験して色々なものを吸収していくお話。
そのすべてを混じりけの無い素直な心が受け入れてゆきます。
ひょんなきっかけでテオ君を拾った元ダンサーのオズは身も心も荒んで自棄になっているような状態でしたが、テオ君の純粋さで癒されていきます。まるでセラピーw

後半はテオ君とオズ、2人の人生が自分で選択して動き出します。
そして、アーミッシュのクロエとダニー。彼らがアーミッシュであることも自らの選択であること。
クロエが尊くて✨髪をおろす意味、読者に含みを持たせてくれているのかな。

読み終わったとき、あ~いい映画だった。と思ってしまいました。

出会えて感謝🌸
しばらく余韻に浸ります…
2021年6月26日
親愛なるジーンへからこちらを読みました!純愛でした~~~感動でした~~~登場人物が全員素敵(ゴロツキ共以外ね)でした!
読んで損は無い!レビューの皆さんの仰る通りでございました!
良い作品ありがとうございました!
何度も読み返したくなる作品です。
2021年6月20日
皆さん書かれているように映画のような作品です。物語がしっかりしていて、感動するシーンが何度もあります。二人の幸せを願わずにはいられない作品です。
美しくて切ない
2021年6月14日
絵もきれいでストーリーにも胸がぎゅっとしました。純真無垢な攻めが良かったです。
名作です
ネタバレ
2021年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ダンサーの夢を諦めNYから遠い街でバーテンをするオズと、アーミッシュの青年テオのお話。アーミッシュの青年に成人洗礼を受ける前のモラトリアムのような期間があり、それをラムスプリンガと呼ぶのを初めて知りました。そのラムスプリンガの期間に都会に出てきたテオは、オズと出会い恋に落ちる。このテオの変化がとてもいい!ラムスプリンガが終わる時オズと生きて行きたいと選ぶテオは、天使だった頃のテオよりもずっといい表情をしてると思います。だけどオズは臆病で、すぐにはテオの気持ちを受け入れられなかったその気持ちもわかります。家族を捨てさせるのも、綺麗なものを壊すも、その原因が自分なのは怖いですよね。だけど、オズの中でテオはどうしようもないくらいに大きな存在になっている。一度は別れる決心をしながらも、ブロードウェイのプロデューサーに背中を押してもらい夢に挑戦するのと同時に、テオを迎えに行くオズに拍手!!!苦しんでいた父の記憶を変えてくれて、また夢を追おうと思ったオズ、彼を変えたのはテオだし、テオがラムスプリンガで知った感情に従って、自分の気持ちに素直に生きようと故郷を捨てる決心をさせたのはやっぱりオズで。ふたりの出会いがまさに運命だったんだろうなぁ。もう一度夢を掴もうとしたことと、テオを諦めないと思ったこと、これは今までのオズからするとすごい決心で、それはテオと出会ったからで・・・。一緒にNYに向かうまでの二人の変化がとても自然にそして魅力的に描かれていて、他のレビューにもあるようにまるで上質な映画を観ているようです。ところで、テオの幼馴染?のダニーはテオが好きだったんだろうなぁ。だけどダニーは兄のこともあるし、何も捨てられなかったんだと思う。だからテオが残ることに固執したんですよね。でもそれもまた運命だと思う。どれが正しいとかなくて、結局選ぶのは自分で、後悔はしたくないと思うのは当たり前。それをクロエのように素晴らしい呪い、と思いながら生きていくんだなぁ。。。。うまくまとまらないですが、本当にスゴい作品です!昔、アメリカに住んでいたときにたまに見かけたアーミッシュの方々のこと、マーケットで食べたフライドチキンを思い出しました。
どうかオズとテオが幸せに生きて行きますように。
読んで本当によかった
ネタバレ
2021年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハピエンですが、苦味が残る最後でした(良い意味で)。知らない文化がたくさん出てきてストーリー的にも本当に面白かったです。本当に映画を見ているような、ぎっしりと重みのあるお話でした。えっちなシーンも、受けの曲線美というか、線がとても良かったです。闇を抱えて生きる受けと純粋な(物語的に生粋のというわけではありませんでしたが)攻め…良い…!!買って良かった!続編が読みたい…!!
テオの言葉
ネタバレ
2021年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素晴らしかったです。育った環境も考え方も真逆な二人が惹かれていく様が自然過ぎて優しくて何度も泣きそうになった。独特な設定ではあるけど、アーミッシュであるが故にからかわれたり、人によっては無害だと受け入れたりそういうシーンからも二人の生活している世界の背景が広がって見える。テオの言葉でどこか諦めたような切なげな顔をしてたオズが素直になれる。迷いのない言葉はテオだからこそ100%信じられる言葉。説得力があって感動してしまう。そんな二人が欲望のままに求め合うのも本当にエッロい…背徳感?キラキラした二人の未来を想って胸がギュッとなる。しばらく余韻に浸りたくなる作品。
素直に...あ~良かった!
2021年5月30日
期待して読んだのに...それ以上に良かったです!二人の愛が眩しい!その後の続編もあったら嬉しいけれど、1巻なのに上手に纏まっていて読み応え十分でした。表紙だけ一見したときはちょっと古くさい絵柄だな...と思いましたが...ごめんなさい!ストーリーに合っているし、身体のラインとかの描き方も綺麗でとっても好みでした!
予想以上
ネタバレ
2021年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごくいいとレビューを見て気になって読んだのですが…
試し読みと全く印象が違う。
本当に良質な映画を観たような読後感です。
アーミュッシュの青年テオと元ダンサーでウェイターと『別の仕事』をしてるオズ。
テオが文明と隔離されたアーミュッシュの村から出て、普通の生活を体験するラムスプリンガでの出来事。
何も知らなかった純真無垢で天使のようだったテオの成長と、傷ついて夢を諦めて生きていたオズが自分を取り戻していく様が見事でした。
以前、アーミュッシュの方々のドキュメンタリーを見たことがありますが、村での生活も閉鎖的ではあるけれど長閑でとてもいいものにも思えるんですよね。
便利ではあるけど良いことばかりではない、こちらの世界とどちらが良いのか。
オズの戸惑いや迷いも、ダニーやクロエの淋しさもよく分かります。
ああいう隔離されたコミュニティで暮らす幸せと良くも悪くも自由な外の世界の対比が見事で色々と考えさせられました。
ハラハラしたけどラストシーンがとても良かったです。
純真からの成長が眩しい
2021年5月24日
特殊な環境で暮らすアーミッシュを題材に、生きるということを描いてみせた映画っぽい作品。作者ご本人も「定番ド王道を真剣に描きたい」とのことで、良かったですねー。途中の1カットがとてつもなくエロくて夢に見そうなくらい好き。この後の2人をまた読みたいです。ちょろっと出てくるダニーの兄ジーンが、親愛なるジーンへ、になっているのもまた良し。
歴史
2021年5月20日
本当に読んでよかった作品!
先生の作品の中ではダントツです。フェチがドぎつい作品を書く先生とは思えない。
歴史も学べるし、今のアーミッシュについても考えさせられる。思わず調べてしまいました。
こちらは完結してるので安心して読めます。
若者の人生の決断
ネタバレ
2021年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーミッシュという特殊な世界からラムスプリンガという休暇?を利用して街へやって来た青年。ピュアっピュアです。初めて出会ったのがウリをやってるオズ。そんな正反対の二人が惹かれ合い、お互いを想い下した決断が二人にとって新しい未来への第一歩となりますように。希望に満ちた若者がまぶしい。そんなキラキラとした話でした。
いい話だ〜
2021年5月6日
ハッピーエンドでよかったです。テオの純粋な愛がオズに沁みていくような感じが伝わって空いてあたたかい気持ちになりました。年下ワンコ攻め…よかったな…
名作ですね。。。
2021年5月6日
すごくストーリーに引き込まれるいい作品でした。
設定もすごい。映画を観ているようでした。
苦手な組合せでなければ
迷ったら読んでみて欲しいですね。
沢山の人に読んで欲しい作品
2021年5月5日
初読み作者さんです。
絵が苦手だと思ったが、読み進める内にこの世界観に合っているので気にならなくなりました。
最初は天然キャラみたいなテオが徐々に成長し、人間的に深みを増し魅力的になっていく所が凄いです。
ラストのシーンはハッピーエンドなのに胸が締め付けられて涙が溢れました。
続編の親愛なるジーンが本当に名作で合わせて読まれる事をオススメします。
😍
2021年5月3日
しがらみから抜け出して一歩踏み出すまでのキャラクターたちの描写が細やかでとても濃厚なストーリーで胸が熱くなる…時代背景とか文化的なことがわからない無知でも読みやすくて楽しめた!
良かった
2021年5月1日
口コミが良くて気になってたけど、ツライ話だとちょっとなあと思っていて。でも勇気を出して読んだら良かった!本当映画みたいだった!話がよくまとまってるし、心理描写も良かった!前半、明るい会話が多かったせいか、それ程ツライ感じにはならなかった。今の私達にも共感することがあって。人生、夢、恋、自分の能力、別れ…。たくさん悩み、もがき苦しんでる。二人の濃い人生と恋、良かった!随分前にテレビ(正確には未公開映画を紹介する番組)でラムスプリンガのドキュメンタリーを見たけど、時代は今から二十数年前位かな。だいたいの子が男女とも酒にタバコにセック スに薬物にパーティーざんまいの生活をしてたな。一人は薬物の売人までになって命を狙われてた。でも大学に行って勉強したいって子も一人いた。あの子達は今どうしてるんだろ。村から近い地方都市で過ごすと就職先が無くて、多様な生き方も受け入れてくれなくて9割は村に戻るらしい。でもNYや大きい都市で過ごすと仕事もあるし、多様な生き方も受け入れてくれるので9割は戻らないで都市に残るそうです。
見て良かった!
2021年4月24日
面白かった!!不憫受けと穏やかなワンコ系攻めで、ワンコにどんどんほだされて行く過程もにやにやして見れる!不憫で途中上手く行くのか不安になっちゃうところもドキドキ楽しめて良かった。受けも攻めも可愛くて愛おしい。
泣きました
2021年4月23日
数年前のこのblがすごいで見つけて購入。泣きました。何度も読み返してます
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名作映画を思い出す!!
2021年4月18日
読んでる最中に「君の名前で僕を呼んで」と言う名作を何故か思い出した。内容は全然違うのに…。空気感、雰囲気、匂い…熱さ、冷たさが似ている…。実際には感じ触れる事も出来ない何かを感じ取れるって…物凄い事だと思う。万人に鑑賞して欲しい…ジャケに騙されるなぁ!絵も美しいんだ!!この作品は本当に素晴らしい!!!
映画のよう
2021年4月13日
作者も書かれているように、王道中の王道ですがそれがとても良かった。クラシック映画のようでとても情景も情緒もある素敵なストーリーでした。そしてこの後、シリーズの「親愛なるジーンへ」を読んだのですが、これがまた。。お勧めしますよ。
生き方を問われるようだった
ネタバレ
2021年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が独特ですが、表紙で足踏みしてしまっている方は騙されたと思って読んで欲しい。アーミッシュという戒律の厳しい信仰宗教(実在する)を軸にした物語で、ラムスプリンガという一生に一度だけ彼らがハメを外せる期間にスポットを当てて描かれている。人生の岐路に立たされた時のそれぞれの選択は、胸が苦しくなるほどに切ない。そして何がすごいって適当な脇役とか当て馬として生まれたようなキャラは一人もいないところ。ここからはネタバレになるのですが、ダニーとクロエの行動と心情が実は凄く練り込まれている。ダニーは兄(ジーン)がアーミッシュを抜けてしまったことがトラウマになり、自身は両親を傷つけてはならないというプレッシャーもあったと思われる。フォモフォビアに近い状態にまでなっていたが、納屋でオズ
にキスするシーンから察するにダニーは本来ゲイで、本当に愛していたのはやはりテオだったのでは、と。クロエの言動からも不安や嫉妬が見て取れる部分がある。ただ、クロエはそんな感情を小出しにしながらもダニーを支える姿が綺麗で「恋は素晴らしい呪い」という部分はガッツリ印象に残る。みんながみんな凄く優しくて切ない、胸の奥が熱くなるような話だった。
初めての作者
2021年4月6日
凄い読みごたえあって凄~く余韻の残る話で面白かったです。この続きが気になる!!
王道がいい
2021年4月5日
「親愛なるジーンへ」を読んでから、こちらも気になり読みました。やっぱりとっても良かったです。王道なお話が好きなので、最後に二人の愛を貫く展開が最高です。でもそれだけでなく、少しの寂しさや哀愁、影を感じる所がただの恋愛の話で終わらず、より深い感動を与えてくれました。心に残る作品です。
実写映画で観てみたい…
2021年4月4日
評価高くずーっと気になってました!桜田先輩とのギャップがもう!(笑)
映画ブルックリンを観た時のような、切ない気持ちになりました。アーミッシュについて存在は知りつつも深くは知らなかったのですごく勉強にもなり、興味がわきました。テオとオズがいつまでも幸せで暮らせますように…!!
余韻
ネタバレ
2021年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現存する、移民当時の生活様式を守り、近代以前と同様の自給自足の生活と戒律を守るアーミッシュの青年の攻め。
16歳から18歳の成人まで親元離れ、戒律から解放される期間のラムスプリンガ。攻めは特例で成人してからラムスプリンガの期間に町に出て、受けと出会い。
馴染みが無い文化のアーミッシュの生活や女性の髪や人形、考えが細かい所まで丁寧に、偏り無く描かれているので違う文化でも、その場所に居る人々の愛情がきちんと見えます。見え過ぎて途中、故郷のままの方が幸せなのかとも真剣に思ったほど。2人の選択を願う様に読みました。ラスト、遠ざかるバイクと故郷の道に落としたままにしたアーミッシュのストローハット。最後まで様々な余韻が残る。選んだ愛と幸せに心から祝福を。
その瞳に映る故郷の情景
ネタバレ
2021年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLアワード2021コミック部門3位「親愛なるジーン」のスピン元となるお話。内容的にはどちらから読んでも繋がりますが、私は、こちらから読んだ方が「親愛なるジーン」がより染みると思います。「ラムスプリンガ~」の方がライトな感じで流れるので、「~ジーン」を読んでからだと温度差を感じるかもしれません。で・す・が!「ラムスプリンガ~」も本当に素晴らしくて、ラムスプリンガを謳歌するコメディタッチなところも楽しめるし、瞳が訴えかけてくる本気の場面、瞳に吸い込まれるシリアスな場面には、言葉も出ません。敬虔なアーミッシュの一生を左右するラムスプリンガの岐路に立つテオの顔つきは、迷いがなく、とても美しいと思いました。故郷を捨てることになっても、二度と愛する家族や友に会えないと分かっていても、テオが涙を流さなかったのは、自分で後悔しない生き方を選んだからなのだろうなと思うと、胸が詰まります。実は、最初に表紙を見た時には、絵や雰囲気が好みじゃないかなとスルーしてしまったのですが、レビューを読んで購入を決めたことを覚えています。描かれている年代や土地にとても合っている絵で、むしろリアルさが増しました。そして、何度も書いてしまいますが、瞳が好きです。
昔懐かしい映画のようなストーリー。
2021年4月2日
ジーンを読んでからこちらを購入しました。
時系列だとジーン→ラムスプリンガですが、ジーンの方がスピンオフなんですよね!
こちらを読んで初めて知ったのですが、アーミッシュは実在する宗教集団だったのですね。
その辺りも興味深く読めました。
どこか懐かしい映画のようなストーリーです。
読み返すほどにじんわり良さが分かるお話だと思います。
評価を信じてよかった
2021年3月31日
レビュー評価がとても良かったので期待して読みました。
結果、とても素敵な作品でした。
スピンオフの方も読むのが楽しみです。
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その後も気になる
ネタバレ
2021年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハッピーエンドだけれど、少し苦味も残るような空気を醸し出せていたら。と、あとがきに作者さんが書いてありましたが、その通りのお話でした。テオの気持ち、オズの葛藤が伝わってきて、胸が苦しくなります。本当に素晴らしかった。2人のNYでのその後の生活も読んでみたいです。
昔の美しい洋画を観ているような…
2021年3月4日
文句なしに星5です。
異文化をここまで丁寧に描ける作家さんは貴重だと思います。安易なBLではない。ノスタルジーな雰囲気の絵柄もストーリーに完璧にマッチしています。
たくさんの人がこの作品を高く評価しているのに、スピンオフの「親愛なるジーンへ」は、さらに素晴らしい出来です。どちらも絶対に読んでもらいたい作品です。
映画
2021年2月15日
まさに映画、これは映画、とびっきりの青春映画。
吾妻香夜先生について行こうと心した作品です。
先に「モブ山〜」の方を見ていたのに同じ作者様と認識できず、レビューの高評価を見て購入、読了後に同じ作者様と気付いた時の衝撃ときたら、ほんとびっくりした。その後に続く「桜田先輩〜」の極めっぷりも昇天でしたが。
吾妻先生の振り幅の凄さ、突き抜けっぷりは最高です。
あまりの素晴らしさに紙でも購入。紙の方が修正が優しくて再びびっくりしました。紙も買って良かった。
普遍的な愛。シリーズトータルで☆5
2021年1月24日
個人的には次作の『親愛なるジーンへ』がスピンオフという位置付けを超えた大傑作だと思っていて、寧ろ何も予備知識なしに次作から読むことをオススメしたいくらいです。本作はシリーズ第一作ということで、物語と共にアーミッシュという特殊なキリスト教一派の説明が含まれます。親切でありがたいですが、次作はそいいう部分が全て削ぎ落とされ、いい意味で物語としての完成度が高まっているように感じます。とはいえ、本作も、時代や場所の設定、キャラクター、背景まで書き込んだ絵、エンディング、全て綺麗に折り重なった魅力的な作品です。
時代物や外国物は苦手という方でも、大丈夫と思える普遍的な物語。心の綺麗な人々による、綺麗事だけではない愛の話を読みたい全ての方にオススメです。基本はBLですが、友情、家族愛、郷土愛、大人になるという成長物語も折り重なり、物語に深みがあります。アーミッシュは賛否両論ある一派ですが、作者さんは政治的にはニュートラルに、心情的には温かく、でも啓蒙的に肩入れすることなく、フラットな一個人の視点を貫いて描いており、好感を持ちました。
すごい
2021年1月24日
まるで映画を見ているようでした…。1ページをこんなにゆっくり読んだのは初めてかもしれません。とても濃厚な時間でした
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アーミッシュの少年
2021年1月21日
一般人より戒律が厳しい民に属する主人公が成人する前にひとときの自由を謳歌する期間がラムスプリンガというらしい。アーミッシュはなんとなく知っていたけどこの作品は深く掘り下げて最後に恋を取るか故郷を取るかを迫られる。ラストシーンはじんわりと胸に来るものが。。。ああ皆んなで幸せになれないのか。幸多からんことを祈った。作者さんの力量に感動!親愛なるジーンへ、のジーン少年もチラリと登場、ヒキがあってドキドキ。
知らなかった世界
2021年1月13日
自分を取り囲む環境によって、阻まれそうだったけど、最後に愛は勝つ!2人が幸せになってくれてうれしい。
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素敵なお話です
2021年1月11日
「親愛なるジーンへ」を読んでからのこのお話しでしたが、順番関係無くそれぞれが良く出来ているので問題無く読めました。アーミッシュという俗世間からかけ離れた生活をしている人達のテオが、最初は子供っぽくかわいい存在でしたがだんだんと男らしく逞しい男の人に変わってく様子が見る事が出来ます。2人の純粋な愛に感動する事間違いなく、決して買って後悔しない作品だと思います。
多くの人に読んでほしい
2021年1月3日
本作の素晴らしさは、既に多くの方が語っている通りです。レビュー数の多さも作品の魅力の表れかと思い書く気になりました!アーミッシュに属し世俗にまみれないテオが、人間の表面でなく本質を見抜いて引き出し、愛し、自分を変えていくだけでなく相手の大切にしているダンスまで変えていく姿に感動しました。感動して読み返す度にまた感動してしまうほど素晴らしい作品です。どうぞレビューを見て気になる要素がある方は読んでみてください!
読んでよかったです!!
2021年1月1日
新年の初読みはこの作品と決めてました。フォローしている方々が激推しされているので、まず間違いないと思っていました。ホント、よかったです!
読み終えて思ったのは、はじめは純粋な子どものようなテオの顔つきが、最後では凛々しく男らしくなったなということです。これは人生の大事な決断を果たした結果なのでしょうね。今までの平穏な生活を捨ててでも、愛する人と共に生きることを選んだことに感動しました。
アーミッシュの話だとは知っていたので、事前に基礎知識は入れて読みましたが、作品中もアーミッシュのことに触れてあったので問題ありませんでした。
引き続き「親愛なるジーンへ」を読み進めたいと思います。
殿堂入りですね!
2020年12月21日
『親愛なるジーンへ』からの本作品でしたが、もぉ本当に素晴らしいのです。読んでいない人、もったいないです!勇気って怖いと感じたときに奮い立たせないと駄目なんですよね!どうしても無くせないもの、もう巡り会わないかもしれないものに出会った時、人は迷い、怖じけづいたりします。純粋だけで生きていけるのか、要領良く生きるのが幸せなのか、揺れ動く心理が上手く描かれています。ただのBLという枠にはまらない、人間愛というものを知る作品だと思います。泣きました~。
ビターで切なく愛おしい。
ネタバレ
2020年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誰よりも皆の気持ちを理解し家族、故郷を愛するテオが、オズと生きていくという気持ちを終始迷うことなくブレずに持ち続けていたのが印象的でした。アーミッシュのコミュニティを抜けたら二度と家族のもとに戻れないという規則は非常に厳しく残酷ですが、長年脈々と受け継いできた文化、コミュニティを守り存続させていくためにはどうしても必要なことなのかもしれませんね。
でもこの作品のテーマの1つでもありますが、家族がどんな選択をしようと離れて生きることになろうと、結局望むのはお互いが幸せでいてくれることだけですもんね。挫折した自分を嘆くオズが、小さな頃父親にお前の幸せだけを願っているよと言われたことをテオに思い出させてもらったシーンが一番心に残っています。
あ、ダニーのお兄さんジーンのスピンオフのお話もとてもとても素敵です。こちらも切ないですが、納得できる良い終わり方だとよいなー。
沢山の人に読んでもらいたい作品
ネタバレ
2020年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さん。フォローしている方が少し前のレビューでこの作家さんの作品を不動の1位と絶賛されていて、機会があったら読んでみようとカートに入れていました。今回、別の作品のレビューでこの作品の名前が出たので、こちらと「親愛なるジーンへ」を即買して読みました。素晴らしかった。皆さん映画を見た様と書かれていましたが本当に。それは「アーミッシュ」という宗教の教えと「ラムスプリンガ」という、掟から完全に開放される時期、そして自分自身で故郷との繋がりを全て絶つか、一生をアーミッシュであることを選ぶか、この絶対的な背景を踏まえた上でのお話だからだと思います。いつもの「きゅん」や「萌え」と呼ばれるものではなく、ただただこのお話の世界にグイっと引きずり込まれていくような感覚です。生まれや性別、年齢や過去、そんな事は関係なく人生を共に歩める人であること。ただそれだけかな、と感じました。読んで良かった!そして親愛なるジーンがまた・・!!!(レビューは完結してから書きたい!)この作品が好きだった方は、ジーンも読むことを絶対におすすめします!!絶対にです。作中出てくる、アーミッシュである事を放棄したジーンのお話です。最高でした。もう本当に。現在余韻でやられています。このシリーズはたくさんの人に読んでいただきたい作品です。フォローしてる方のレビューがなければ読んでいなかったと思うので、素敵な作品を教えてくださった事、感謝です。先日のレビューも嬉しく読ませていただきました。ありがとうございました。
惹き込まれる作品
ネタバレ
2020年11月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 綺麗な絵と丁寧に描かれた心情や背景、そしてストーリー、全てが素晴らしいです。多くの挫折と傷を負った繊細なオズと、無垢で純粋なテオが出会い、正反対ゆえに惹かれ合う2人。夢や将来、性別や宗教、多くの不安や壁を前に揺れ動く2人の姿や、オズの優しさとテオの男らしい強さに心揺さぶられました。ハッピーエンドだけどなんとも切ないラスト。引き込まれ読み終わったあとも余韻が残る、素晴らしい作品でした。
涙が出ます
2020年11月16日
色んな考え方、セクシャリティを持つ人たちが自由に生きることが出来る世界を望む、そういう気持ちになるお話でした。
テオドールの純真さがオズワルドを救うまでの過程がとても丁寧に描かれています。
続きも読みたいです。
作者買いです
2020年10月18日
吾妻香夜の作品にハマり購入しました!絵が綺麗なのはもちろん、文学作品や映画を見ているような気持ちにさせられる素敵な作品でした。
いいね
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このシリーズはほんと別格
2020年10月11日
この「ラムスプリンガ〜」そして「親愛なるジーンへ」のシリーズは星5つじゃ足りないです。星10個くらい連打したいです。BLの枠をこえてます。設定がこんなのありえないでしょ、というのがたまにBLであるのですが、アーミッシュと80年代という舞台を上手に使っているので、読者に作り物感を与えません。レビューにもありますが、映画を観てるようです。実写化は難しいと思いますが。。。スピンオフの「親愛なる〜」にも、オズの若い頃が出てます。こちらも星10個の大傑作なので、ぜひ読んでください。作者さんに、このような作品を描いてくださってありがとうございます、と心から感謝したいです。
「ラムスプリンガの情景」
2020年10月8日
順序は逆なのですが、親愛なるジーンからこちらへ。
本作もなんて情景豊かで読み応えのある・・!
アメリカのドラマなどでアーミッシュをテーマにとりあげられることはありますが、
BLジャンルの漫画でも見られるなんて。
上質に仕上げられた美しい描写が心に沁みました。
作者さんの桜田先輩改造計画とは違う雰囲気で驚きました。

2018/4/10/全229p(第1~4話と描き下ろし60p 第5話+あとがき1p)
画力とストーリーとで読ませるBL作品
2020年9月22日
これくらいしっかりした画力とストーリーで描かれたBLでないと読もう!という気にはならなくなってしまったので…Twitterで数話読んでから購入したがとても良かった
もう一冊続き読みますか
いいね
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なんじゃこりゃあ
ネタバレ
2020年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵は好みではないのだけど
評判がいいので読んでみた、、
結果めっちゃ泣いた。

切ないBL漫画はたくさんあるけれど
ハッピーエンドなのに
ここまで胸が締め付けられる作品は
今までなかったら、、
暖かく愛しく寂しいラストが
本当に1本の名作映画を見終わった気持ちになりました
素敵な作品をありがとう(;_;)

もし私と同じように
絵が好みじゃないなぁ、、と思ってる方は
騙されたと思って読んでほしい。
ストーリーが良すぎて途中から絵まで大好きになってくる。笑
知らない世界
2020年8月31日
二度と故郷に戻れないなんて寂しすぎる風習だな。。。でも色々な人種や考え方、生活があって。世界は広いなぁ〜と改めて知りました。辛い決心をしたからこそ、ふたりはずっと幸せでいて欲しいな〜
いいね
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本当に映画のようでした
ネタバレ
2020年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「映画を見ているようだった」という多くのレビューを見て期待大で購入。その大きな期待を更に飛び超え、まさに圧巻、映画のようでした。凄かった…。圧倒的な画力、ストーリー構成力、コマ割り、表現力、台詞回し、時代設定、キャラクター設定…一つ一つからクオリティの高さというか抜けのなさというか、熟考され細部まで練り込まれた職人ワザの集大成のような物を感じました。
登場人物達が本当にそこで息づいているかのような存在感を、肌身で感じることができました。
ダニーや村のことを思うと切なくなります。この燻るような熱と切なさもこの作品の醍醐味だと思います。みんなにオススメしたい作品です。
素晴らしい
2020年8月11日
桜田先輩(SMぶっ飛びコメディー)を先に読んだので、あまりにイメージが違って驚きました。攻めはアーミッシュという宗教の村に残るか、外の世界の好きな人を選ぶか、究極の選択を迫られます。受けは挫折したダンサー。お互いが抱えた葛藤を上手に描いてます。本当にステキな映画をみている感じ。☆100個つけたい。
一編の映画を観ているような
2020年8月9日
一編の映画を観ているような作品です。
作者の描きたいことがこれでもかと伝わってくる、読んで良かったと思わせてくれる物語です。
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素晴らしかったです!!
2020年8月9日
すごく丁寧に作り込まれた作品で、感動しました!!
購入して良かったです!!
最高でした。
ネタバレ
2020年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー評価が高く、口コミも良かったので購入しました。文句なく神作品です。ストーリー構成がピカイチ。絵柄も綺麗でキャラクターもそれぞれ魅力的です。切なさ、葛藤、寂しさ色々な感情が揺さぶられます。スピンオフ作品も、ぜひぜひ読んでみてください。
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購入してよかった
2020年8月1日
一本の上質な映画を見ているような気分でした。絵柄も相まって、日本に住んでいる私たちの多くにとって、あまり馴染みのない存在のふたりが、とても身近で愛おしく思えて仕方ありませんでした。作者の方の作品を購入したのは初めてだったのですが、次作も購入したいとおもいます。
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すごく良い
2020年7月31日
すごく良い作品でした。映画のようなストーリー。感動しました!
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文学作品として評価されるべきBL
2020年7月30日
アーミッシュのことも、この時代のアメリカのこともよく知らない私が、ずっぽり嵌まってしまいました。皆さんが書かれているように、映画のようなお話です。映画化してほしい。迷っているなら絶対に読んだ方がいいです。絵も綺麗ですし、キャラクターも魅力的。何度も読み返したくなる一冊です。
とてもよかった、、、!
2020年7月30日
思わず泣いてしまいました(T_T)絵が綺麗なのはもちろん、ストーリーが本当に良かったです。いろんな人の思いと愛が溢れた作品だと思います。何度も何度も読み返しています。エロはとてもエロかったです😊親愛なるジーンも併せて読むことをオススメします!
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二時間余りの映画を見たような読了感
2020年7月26日
性格も育った環境も全く違うオズとテオが正反対だからこそ磁石のS極とN極がくっつく様に自然と惹かれていく様は読んでいて幸せでしかありませんでした。ストーリー全体としては王道でありながらBLでは稀有な舞台や時代を描ききり、見たことのないオリジナリティ溢れる作品。感情の機微はもちろん躍動感のある作画に深く物語に引き摺り込まれました。緻密な物語と美しく心を掴まれる演出に映画なら間違いなく拍手喝采、スタンディングオベーション!素敵な一言につきるお話でした。
最高
2020年7月26日
ストーリーや心理描写全て凝っていて素晴らしいの一言!
吾妻香夜先生はすごいなぁ。
ジーンから逆読み
ネタバレ
2020年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親愛なるジーンへの1巻を読んで、こちらも購入。

肉感的で好みの絵柄というのもありますが、BLをふくめて本当にいろいろなテーマが盛り込まれているのに綺麗にまとめられていて、構成力が素晴らしいとおもいます。
これから出発だ、という終わりかたもあり、このふたりの未来を祈りたくなります。
素敵なお話
ネタバレ
2020年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごくきれいで切ないストーリーでした。
かぞくのとことも、いっしょに育ってきた仲間のことも大切な存在だけれど、はじめて愛しくて仕方のない存在に出会えた葛藤がすごく繊細にかかれていて、ラストは胸がギュっとなりました。
スピンオフも絶対よみたい!
素敵なお話
2020年7月18日
親愛なるジーンへに、チラッと16歳のオズが出てきていて、こちらの話しは27歳になったオズが出てきてます!
とても素敵なお話です!
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過不足なく完璧な物語
2020年7月16日
表紙のとおり、本当に美しい映画を見たような満足感です。桜田先輩の路線も大好きですが、こちらも本当に素晴らしく、振り幅が凄すぎますね。
映像が目の前に浮かび、何度も胸が締め付けられます。過不足がない完璧な1冊でした。星5じゃ足りない。
ただのBLとしてではなく、家族や愛や青春の物語として、広く薦めたい1冊です。
テオが可愛い
2020年7月15日
運命的な恋愛を主軸として、主役二人の背景やテーマが美しく表現豊かに描かれていて、深く感情移入できました。
テーマが結構盛り沢山なのにも関わらず、エピソードや台詞が秀逸で無駄なく綺麗に良質に1冊にまとめ上げられていて、素晴らしいの一言。
登場人物たちの言葉にならない感情描写も心を打つものがあり、とても素敵な作品に出会えました。
良かったわぁ
2020年7月14日
めちゃくちゃ良かったわ!名作ですね。
BLとしてだけじゃもったいないですよね。
終わり方も良きでした泣
あー!素晴らしい!
2020年7月12日
レビュー良すぎて作家さんも好きだったので購入。映画を見るようなって、最高のストーリーでした。話が良い!
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素晴らしい!素晴らしい!
2020年7月7日
ギャグ要素満点の桜田先輩から正統派ラムスプリンガまで吾妻先生の振り幅って凄いなと思います。
この作品は正統派の方なのですが、繊細な心理描写や息遣いまで聞こえて来そうな熱量を帯びた絵など、素晴らしさを詰め込んだ大作です。電子で買った後、紙のコミックスも購入しました。それぐらい良い話でした。
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地雷なんて気にならないくらいの名作です!
ネタバレ
2020年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受のダンサー志望・オズが体を売っているのは個人的に地雷なんですが、みなさんのレビューに「映画を観たよう」とあったので、それを信じて購入しました。
映画のよう、の口コミがあるお話にまず外れはないので。
結果、読んで良かったです!

アーミッシュの純粋な青年テオと出会うことで、オズの抱えていた傷が癒され、またオズとの出会いでテオは世界の広さと沢山の感情を知る……。
テオの成長が眩しいです。
「天使のよう」なだけだったら、テオは人としての本当の喜びは知らないままに死んでいったんじゃないかなと思います。代償として、苦しみや憎しみも知ってしまうんですが。

「僕は今なら何をしたって許されるんだ」と言い放つ場面には震えました。ラムスプリンガなら人をあやめてしまっても許される、そんなテオの激情が表されているようで。
チンピラに殴られた時、本当は彼が何を考えていたのかを知ってから読み返すと、お話により深みが出ます。
何回も何回も読み返しました。

ダニーがオズにキスをしたのは、テオがアーミッシュを、自分を捨てると言うほど好きになったものを知りたかったから? 恋というより執着に思えました。
テオがクロエに告げた言葉は、だいぶ合っている気がします。
でも、きっとそれだけじゃない。
感情って複雑ですもんね。言葉では言い表せない。

オズもテオもダニーも好きです。
誰の生き方も否定できない。今まで頑張ったね、これからは幸せに……と言ってあげたい。
彼らが本当に生きているように思えるお話でした。

オズが踊るシーン、クロエが髪をほどく場面、テオが激情をあらわにするシーン、ダニーが泣き叫ぶ姿、夕陽に向かって消えていくシーン、至るところに印象的な名場面が散りばめられています。

絵柄がちょっと古くさいかな、なんて最初に思っていた自分に言いたいです。
このお話は紛れもなく名作で、作者様は天才だと。
すごい
ネタバレ
2020年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ まるで映画を見ているような作品。
独特の戒律の中に生きてきたテオと夢破れ挫折から逃げ出してきたオズ。
大切な人をも巻き込んでしまう事に苦悩しながらも
二人にとって重大な人生の答を出せたのかなと。
ただ、ダニーは大切な人に去られる悲しみを2回も体験して辛いなぁって。
本当にすばらしい作品だと思います
2020年7月1日
攻めも受けも取り立てて好みのタイプではないのに、ストーリーもキャラの造形も何もかもがすばらしく、どっぷりと物語の世界に浸って読むことができました。受け・攻めの苦悩や挫折、葛藤を描きながら、決して重すぎることなく、コミカルな場面も織り交ぜて、二人の人生の決断を描ききった、という感じでした。中だるみせず、駆け足にならず、一巻完結でこれほど深い話を描けるということが、ただひたすらすばらしいと思います。最後のシーンがすごく好きで、おもしろい映画を観た後のような、放心状態になりました。読んでいる時に自然と泣けてしまった。
感動
2020年6月30日
とても感動しました。選択する辛さ、覚悟を考えさせられるような作品でした。
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素晴らしい
2020年6月29日
桜田先輩改造計画からの購入です。正直、桜田先輩が最高に面白かったので、シリアスは…と思っていたのですが、購入して読んだら、何故もっと早く買わなかったのか!となりました。素晴らしい…BLで感動して涙ぐんだのは初めてでした。しっかりと作り込まれた話に違和感なくBL。ありがちなBL展開ではないので、是非未読の方は読んで欲しい!
最高に
2020年6月15日
素晴らしかった。変わった厳しい掟のある移民の村で 誰からも愛されて育った優しいテオ
お客と寝ながらバーで生計をたてるオズと出会い 街のことを知り 世話を焼かれながら成長していく中で芽生える、きっとオズは誰よりも優しい人だ。そしてこれは恋だと。

愛され育った街よりもオズと生きたい。
でもオズには、テオを村から一生離して 自分達を選ばせたることができない。
これもまた愛。
2人が出す答えに しっとりと拍手しちゃいました。
 
素敵なお話しでした
2020年5月17日
正直、絵柄は好みじゃないけど、そんなの気にならないくらい良かった。実際の80年代より若干古いような印象を受けますが、自分の記憶なんてあてにならないので…。この作品は、まるで映画を観ているようでした。ストーリー重視の方には是非とも読んで頂きたい。
話題作。途中から涙がとまりませんでした。
2020年5月15日
アーミッシュ文化に関心があった分、避けてきましたが、続編も(時間軸は過去)出たので拝読。途中から涙がとまりませんでした。ラムスプリンガは今では有名になりましたが、知らないがゆえの葛藤や愛の壮大さ、昔の映画のようなどストレートな愛の物語だからこそ、悲しすぎる、愛しすぎる作品でした。カルトとも呼ばれ、闇の部分に焦点があたりがちなアーミッシュの話題ですが、このような美しい描き方に心動かされました。名作です。まさかblで読めると思わなかった。本当にすごい。作家さんの他作品との違いもすごいですが、日本の漫画文化のすごさにあらためて感動しました。冊子での購入もします。
素晴らしい!
2020年5月11日
桜田先輩のイメージだったけど、全くそんな事なく、1つの映画を見るような作品でした。
素敵な物語を読ませて頂きありがとうございました!!
読み返したくなる
2020年5月8日
定期的に何度も読み返したくなる作品です。映画のような物語で読み応えのあるのが好きな方はぜひ!
偉大なBL
2020年4月20日
吾妻先生大好きで紙でも購入していますが、同じ作家さんが描いたのか⁉︎
と、思う程の振り幅と奥深い内容と相変わらずしっかりした構成。
心理描写も違和感なく最後まで夢見心地で没頭できました。
BL作品の記憶に残る作品の一つが増えました。
(;_;)
2020年4月9日
吾妻先生の他の作品があまりにも面白く満足度が高かったのでこちらの作品も読もうと思い買ったのですが、すごく良かったです。今まであまり読んだことなかったジャンルのお話でしたが、純粋で真っ直ぐな2人に感情移入しながら読みました。最後のシーンの演出がすばらしくて
心にジーーンときました...。
すごく感動しました
ネタバレ
2020年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 某漫画の影響で、海外の歴史などには興味があり気になって購入しました。ラムスプリンガについての描写も織り交ぜてのストーリーが凄く良かったです。攻めの垢抜けていく姿もグッときました。なんというか、読みおわったあとに心が浄化されていく感じですね。これは、買って本当に良かったと思いました。
最高です…
ネタバレ
2020年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 桜田先輩改造計画がとっても面白かったので見てみよ~と軽い気持ちで読んだんですけど やられました…振り幅がすごいです先生… 本当にすごかったです…胸いっぱい過ぎてくるしくて悲しくもないのに涙が滲みました…エッチで綺麗なのはもちろんのことですが、クスッと笑えるようなところもあるのに、読後はハッピーエンドだけれど少しの寂しさと苦味が残って…涙
私はすごく好きなお話でした…素敵な作品を有難うございます…!他のお話も読んできます!
言葉にならない
2020年2月21日
心がとても浄化されるような素敵なストーリーと絵でした。
ありがとうございました。
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BLって本当、懐が深いと言うか
2020年1月31日
何と言うか、アーミッシュなんて!!更に驚きは、やっぱり吾妻先生の振り幅の広さです!何なんですか!凄いとしか言いようが無いです!!アーミッシュについてよく描けているし、二人の恋と成長も凄く丁寧に描かれてるし、本当に素晴らしくて、最後は涙しながら読みました。あとがきにあったように「ハッピーエンドだけれど、少し苦みも残るような」読後感でした。
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吾妻先生の振り幅の凄さよ
2020年1月29日
桜田先輩改造計画を読んだ後にこの作品を読みました。吾妻先生の振り幅に脱帽です! 他の方もおっしゃる通り、まるで映画をコミカライズしたのようにストーリーはまとまっており、攻がどんどん変化していく様子も読んでいて楽しかった。試し読みだけで終わるのは勿体ないですよ!是非全部読んでほしい作品です
好みじゃない設定ですが
2020年1月28日
宗教がらみの話?だし受けが売りしてたり全然好みの設定じゃなかったので購入後積んでたのですが、読んでみたらハマりました。すごくいいお話でした…高評価に納得。
ただのお子ちゃまかと思ってた攻めが受けと関わっていくうちに雄っぽくなっていくのにグッときました。
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2時間映画1本観終わった感覚
2020年1月22日
ラストのページまで読み、ふーーーっと息を吐きました。手には、架空のポップコーン…。BLって奥が深いですねっ!と、あの方の声が頭の中で響きました。あとがきに、この話の全て(ネタバレ?)が記載されてましたが、正に作者さんの思った通りの作品に仕上がってました。桜田先輩、モブ、今作と、本当に作風の幅の広さに脱帽です。
素晴らしき
2020年1月12日
語彙が喪失しなんかもう全てが素晴らしいとしか言えません。
人の心情も景色も美しすぎます。
あと絵柄がめちゃくちゃ好きです。
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続編希望します!
2020年1月10日
出来ることなら、その後の彼らも描いて欲しいです!作者さんのSMコメディ物からの購入だったので、ストーリーのギャップに良い意味で驚きました。素晴らしい物語をありがとうございました!!
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最高でした
2020年1月6日
レビューが高評価なのが良く分かりました。内容が濃いし深い。美しくて切ないです。アーミッシュのラムスプリンガの期間の世界を舞台にしたBLでその設定だけでも私の知らない世界だし独特で人生で大切な選択肢を迫られる展開に惹かれました。キャラもムチムチして良いこで最高です。絵柄も読んでいるうちに好きになりました。読んで良かった作品。素敵な物語をありがとうございました。
感動
2019年12月28日
素敵な映画を観ました。
美しい。買ってよかったです。ありがとうございます。続きも読みたいです。
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美しく優しい
2019年11月25日
出てくる人たちがみんな愛に溢れたキャラクターでした。
心情の描写も細かくて、言葉もとても優しく、ステキな作品です。
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素晴らしい…
2019年11月22日
ラムスプリンガ…初めて知った言葉・話で、へええって感じで読んでましたがラストの光景がとっても美しくて、読み終わったとき胸がいっぱいになりました。
素晴らしい
2019年11月4日
映画ですね、これは。とても一冊を読みきったという感じがしない。いい意味で凄く長く感じる
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香る80年代US、願う実写化💗
2019年10月18日
読後もしばらく圧倒感&絶句感💨に浸食されます💦
登場人物たちの優しさともろさと、そして若さに羨望と、明日への活力を授かること間違いなし♦です。迷える晩🌙はテオとオズ😄。
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作家名: 吾妻香夜
ジャンル: BLマンガ 弁護士(BL)
出版社: 心交社