時代、文化ともに私とはかけ離れている設定。
でも、すべてがフィクションではなくファンタジーでもSFでもない現実でもあるストーリー。
アーミッシュという少し特別な背景で葛藤、苦悩し、喜びも慈しみも受け入れ選択してゆくラムスプリンガ。
「親愛なるジーンへ」でひと泣きしてこちらを熟読しました。
前半はアーミッシュのテオ君が”外”の世界を体験して色々なものを吸収していくお話。
そのすべてを混じりけの無い素直な心が受け入れてゆきます。
ひょんなきっかけでテオ君を拾った元ダンサーのオズは身も心も荒んで自棄になっているような状態でしたが、テオ君の純粋さで癒されていきます。まるでセラピーw
後半はテオ君とオズ、2人の人生が自分で選択して動き出します。
そして、アーミッシュのクロエとダニー。彼らがアーミッシュであることも自らの選択であること。
クロエが尊くて✨髪をおろす意味、読者に含みを持たせてくれているのかな。
読み終わったとき、あ~いい映画だった。と思ってしまいました。
出会えて感謝🌸