ネタバレ・感想ありラムスプリンガの情景のレビュー

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はぁ〜、、、
2025年5月5日
海外の傑作映画を観たような気分です。しばらく余韻に浸ってしまう。親愛なるジーンへを先に読んでいて、こちらも感動作だったのですが、そちらにちょこちょこ登場していたジーンの故郷のジーンを慕う子たちが大人になっての話。すごくすごく深くて何度読んでも飽きない作品てす。
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全く異なる生まれの2人
2025年4月3日
バーで働きながら身体も売り夢を叶えようとしている受けと、アーミッシュの攻めがたまたま出会い2人の運命の歯車が動き出すお話です。
生まれも育ちも考え方や価値観まで全く異なる2人ですが、それでも唯一無二の存在になっていく、切ないけど幸せで何度でも読み返したくなるお話です!
オススメです!
何度も読み返す
2025年1月23日
作品です。アーミッシュという原始的な生活をするということしか知らなかったですが、この作品を通じてコラムスプリンガーとは何か、村を出るか生涯を故郷で過ごすか人生を決める行事なんですね。ジーンという人がところどころで出てきます。テオ達は成功したのかな。気になります。
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アーミッシュ
ネタバレ
2024年11月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ という言葉を知らなかったので、この作品で初めて知りました。牧歌的な暮らしをしている青年がダンサー崩れの青年と出会ったことで様々な体験をしていくのはとても良かったし、これまで見えていなかったアーミッシュの閉鎖的な生活も考えさせられた。BLでこういう体験ができるとは思ってなかったので良い出会いでした。
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純粋な恋とまっすぐな愛に感動!
ネタバレ
2024年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親愛なるジーンへを読みたくて、こちらを先に読んでおいたほうが良いとのレビューを参考に購入。アーミッシュの暮らしや考え方がよく分かり確かに親愛なるジーンへがより深く理解できました。こちらのお話は夢を諦めてニューヨクから田舎に逃げてきたダンサー受けとアーミッシュの純粋な青年攻めの話。アーミッシュの暮らしは300年前とあまり変わらない自給自足と、本も聖書以外読まないなど、ビックリな事ばかりですが、争いをしない怒らない民族との事で、今の時代から考えると深いなと思います。そんなアーミッシュの攻めが純粋で可愛く、天然ワンコで、好きな想いが溢れてる感じ。そして受けの心の傷も愛で癒してます。アーミッシュを出る事は永久追放だけど、それでも攻めを連れてニューヨークで夢を叶える事を選んだ受けの決意。作者さんの後書き通り、ハッピーエンドなのだけど、ヒリヒリ感は残る…そんな感じでした。とてもとても作者さんの絵やストーリーの深さは天才だと思います。
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心から求めるものを手に入れるまで
ネタバレ
2024年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 環境が異なる2人が出会い、手を取り合う。簡単に言ったらそういう事なのですが。宗教に根ざした集団で生まれ、生きてきたテオと夢破れたオズ。特別な時間を過ごした2人が惹かれ合う。幸せが何かなんて、誰にも決められない。だから、テオは再びオズの元へやってきて気持ちを伝えたんです。勇気があります。それは、かつて出て行ったジーンの背中を追うようで。何度も読み返し続けることができる素晴らしい作品だと思いました。強くお勧めします。
「人生1度くらい…」好きなセリフです。
2024年10月19日
数ページ読んで買ってよかったと思った。できればアーミッシュについて全く予備知識無しのほうが良かったかも知れない。私は過去映画やドキュメントなどでアーミッシュについて知っていたのでテオとオズの先に待ち受けるものの想像はできました。もしかしたら人生において欲しがった分手に入る人もいるかも知れない。でも、ほとんどの人が悩み時には誰かを泣かすことになるとわかっていながら進むか、誰かに寄り添うため夢を諦めるか。彼は覚悟を決め新たな人生の行く先を選択した。80年代の音楽のところはど真ん中だったのでちょっと上がりました。2人のその後があるらしいですが、電子や単行本で読めたらありがたいです。そしてこの作品は親愛なるジーンへと続くようです。もちろん読ませていただきます。あと、演出家のベネットがいい役どころでした。
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骨組みはコントみたいな内容なはずなのに!
ネタバレ
2024年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の後書きコメントにあった運命的な出会い、禁断の恋、紆余曲折を経て結婚式に乗り込んで恋人かっさらう!コントみたいな話ってのを読むまで全くそう思えないくらい物語に引き込まれてしまいました。
あらすじだけを見たらコントみたいな展開なはずなのにそうは全く感じられなくて、愛しくて苦しくてどうしようもない気持ちが伝わってきます。
アーミッシュという文化?宗教を初めて知りましたが、文化的な背景を知らなくても充分楽しめます!
クロエの恋という呪いという言葉と、髪を見せる描写でクロエの葛藤も表現されたところにもグッときてしまいました。あの数コマで伝えたい情報が沢山伝わる感じ。
誰しもが少なからず諦めや妥協しながら過ごしている環境に呪いのように縛られている彼女の気持ちに共感してしまった。きっとそんな人が沢山いたのかな(まだいるのかな?)と想像します。
家族も人には見えない歪みや呪いみたいなものが人それぞれ受け継がれているのが人間だと思うから、アーミッシュの家族観は独特なものかも知れないけれど、アーミッシュではないオズの父親との繋がりの描写を入れることでより身近なものに感じられるし、そんなオズの気持ちを掬い上げるのが独特な家族観の中で育ったであろうテオっていうのが泣かせます。素敵な恋だな、愛だなって感じさせてくれる。ただただ好きとかえっちなだけじゃなくて人間らしさを描きながらも綺麗に物語がまとまってて素晴らしすぎる。。。
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胸を打つ作品
ネタバレ
2024年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語の冒頭にて「アーミッシュ」という言葉を見たとき、私が一番に思い出したのは10年以上前に、アメリカで起きたアーミッシュを標的とした残忍な銃乱射事件でした。驚くのは事件の悲惨さだけではなく、なんとアーミッシュは事件の犯人を「赦す」とし、罰することを望まなかったのです。私は当時、そのニュースに衝撃を受け、「え!?殺人犯を赦すなんて理解不能だ」と思いました。そして、令和の今…まさか漫画でアーミッシュに触れる日が来るなんて!少し興奮気味で、アーミッシュに関する興味本位と高評価のレビュー見て購入を決意しました。うん。買って良かった!本当に良かった。宗教、恋愛、時代背景、性的マイノリティ、全てバランスよく盛り込まれていて、作者様の教養の深さが窺えます。お気に入りのシーンは沢山ありますが、まず最初に泣けたのは、テオがアーミッシュの村にオズを招き、夜二人きりになったところでテオの懇願によりオズがダンスを披露するシーンです。踊り終えたあとオズが父親に対する思いを吐露し、涙を流す描写は本当に感動的でした。これはテオがオズの機微に初めて触れたシーンでもあったと思います。さらに、テオがオズを抱きしめ「父は怒っていないよ」と慰めます。個人的にこのセリフはキリスト教徒であるテオらしさ(説明が難しいですが、赦しの精神みたいなもの)を感じました。それからもう一つ大好きなシーン。それは物語の終盤、オズが覚悟を決めてテオを村まで迎えに行き、ついに自分の気持ちを伝えるシーンで、オズの表情が4コマに渡って描かれているのですが、あの顔をしかめたような表情が私の心にぶっ刺さりました。きっと、気持ちを伝えるにあたって、不安、勇気、喜び、色んな感情がオズの中で渦巻いたんだろうなぁ。と、私はそう思いました。最後に二人は結ばれますが、おおうでを振って喜ぶ気持ちにはなれず、どこか哀愁の漂う奥深い作品でした。テオはこれからどんな人たちと出会い、何を知って何を思うのか、オズは自分との葛藤を乗り越えてまた舞台で日の目を浴びることは出来るのか…。こんなふうに、読み終えた後も二人のことを沢山考えてしまいました。とっても素敵な漫画に出会えました。作者様ありがとう!!!親愛なるジーンもすごく良かったです。
ストーリー重視の方はオススメです。
2024年8月7日
一巻完結ながら文字数が多く読み応えもあり、満足度が高い作品です。重厚なストーリーの中にもクスっと笑える所があり、それぞれのキャラクターが魅力的で異国モノが苦手な私でも物語にすぐに引き込まれました。最後は基本的にはハピエンなのですが、頭のなかでは整理ができないような複雑な感情の涙が出て、すごく余韻が残りました。何度でも読み返したくなる作品です。
性別、宗教を超えた愛
2024年6月25日
読後の温かい気持ちと少しのもの哀しさが心地良い。時代背景もすごく刺さりました…!自らにとって大切な人、大切な場所を選択するという葛藤が丁寧に描かれていてとても胸に響きました。この作品に出会えて良かったです。
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親愛なる
ネタバレ
2024年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親愛なるジーンのスピンオフですか、
傷ついた心の持ち主に純粋な魂の持ち主が優しく寄り添っていくさまが素敵なお話でした。お互いに必要でというところ、普遍的なところが素敵
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本当に素敵でした。
ネタバレ
2024年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 星が5つじゃ足りない。スタンディングオベーション。

とても美しくオズの父の願いだったり、テオの様々だったりを昇華していて、うるうると涙腺潤みっぱなしでした。泣くなというほうが無理。
きっとオズは月を見ることが嫌だっただろうな、とかその辺りも考えて泣いてしまいました。

彼らのNY生活がどうなるのか、そしてオズの夢がどうなるのかは描かれていませんが、きっと2人が2人でいられる限り大丈夫な気がしました。
生きていると、選択の連続で、それが自分にとって有益だったり、相手のための利になったり、その場その場で違ったりするけれど、自分の人生のための選択は自分のためでありたいと思いました。いつどんな形でそれが訪れるかは分かりませんが、その時が来るまでに沢山の物を見て、触れて、感じて豊かな人生にしたいと思います。

この作品に出会えて、よかった。
読み応えがある
2024年5月21日
読むと遠いところに旅した気持ちになります。一冊なのに何冊も読んだような読後感。余韻がすごいです。BLとしてももちろんよいのだけれどしっかりしたストーリーで非常に満足感があります。
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自分で選んで、生きていく
2024年2月20日
今ある自分の生活に疑問を持ったことはあっただろうか。
もちろん不満や希望、生きて生活していく中での喜怒哀楽は一分一秒ごとに私の中で生まれている。
だけれども、自分の目で見て体験して自分の持ちうるもの全てを投げ打ってでもここで生きていくと決められるほどの責任はあるのか。
そこまで大それた決断をして生きていく必要がないほど、今現代は色々なことが飽和状態であると思う。
しかし、この作品に出会ったからには自分の胸に手を当てて考えてみたい。
過去は変えられなくとも、今これから私の思うままに。やりたいこと出来ること、自分で選択して生きていく責任を。
私は、君たちは、どう生きるか。
ネタバレ
2024年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローさん達の絶賛レビューを読んで、ずっと読みたいと思っていた作品でした。
レビューの高評価に激しく納得。きっと私はこの作品をこれから何度も読み返すのだろう思います。すごく美しく、切なく、悲しくとも希望の光の差すお話だったと思います。
誰も何も悪くない。それぞれの価値観を否定するつもりはないし、できない。ただあなたは、私は、「どう生きるか」「どう生きたいか」。故郷を捨てたとしても、家族と離れることとなっても、夢を諦めたとしても、それぞれに守りたいもの、手にしたいものがある。それぞれが人生の岐路で、覚悟を決めてそれを選ぶ。まさに、「きみたちはどう生きるか」という問いかけだったように思います。
オズとテオは、人生の岐路で進むべき道を選んだ。
…というところで物語は終わり、ここから先の2人未来は分かりません。
これからシリーズ作品の「親愛なるジーンへ」を読みますが、そこで少しその未来に触れることはできるのでしょうか??
オズとテオが選んだ道は、決して平坦な道ではないでしょうが、温かく、光に満ちたものでありますように。心から2人の幸せを願っています。

吾妻先生の作品は「桜田先輩改造計画」と「藤咲忍はかく語りき」を読んだ事がありましたが、振り幅の大きさと激しさに、鞭打ち症になりそうなくらいの衝撃を受けました。(全力の賛辞です)
素晴らしい作品をありがとうございました。
泣けます…
ネタバレ
2024年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買い!シリーズ買いです!アーミッシュのテオが出会い恋をする、NYでダンサーの夢に破れたオズとのラブストーリー。愛する家族、友人、故郷を捨てテオがオズと生きる道を選択した覚悟が痛いほど伝わってきます。みんながそれぞれに相手の幸せを願い、毎日を必死に生きている。ラブストーリーでありながらヒューマンドラマのような素晴らしい作品!大好きです!悲しみ切なさとともに未来への期待感もある読後です。
2024年初読み、初涙。
ネタバレ
2024年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ *名作、と多くの人から言われている理由が良くわかりました。
これは本当に…名作。。上手く言葉が出てきません。
オズやテオの葛藤が手にとるように伝わってくるし、ダニーやクロエの想いもまた同様で。
自分の生きる世界を自ら選ぶ、それがこんなにも大きく辛い決断(決めて・断つこと)になる環境の中で生きたことがない甘っちょろい私は、想像するしかないけれど。
愛する人と生きることを選んだ彼らには、今後おそらく山ほど降りかかってくるであろう苦難も一つ一つ共に乗り越えてうんとうんと幸せになって欲しい。
きっとそうなるであろう希望に満ちたラストシーンの美しさにまた目頭が熱くなります。
この後続編の『親愛なるジーンへ』を読むわけですが、すでに今、心の柔らかいところをぎゅっと掴まれたような心持ちがします。
はぁ読んで良かった…名作ですね。間違いなく!
すっごく面白かった
2023年12月17日
体感的には400ページくらいの物語を読んだ感じで、余韻もものすごい。最初から最後まで無駄がない展開。ノスタルジックな雰囲気もすごく良かった。2人の今後が少しでも見れたら嬉しかったな。
とても、とても、素敵なお話です
ネタバレ
2023年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーミッシュという文化がここまで丁寧に描かれているのは初めて読みました。アーミッシュのテオとニューヨークから流れてきたオズ、この二人を軸に周りの人達もみんなが自分の進むべき道を一生懸命生きている。
そこに二人の気持ちが少しずつ愛に変わっていく様子がリアルに描かれていると思います。どうか、それぞれが幸せでありますように!!!
ハッピーエンド
2023年11月26日
アーミッシュやラムスプリンガというものを初めて知ったので面白かった。時代的にも環境的にもどことなく閉塞感や寂寥感があって、テオの純朴さや明るさに救われた。ハッピーエンドで良かった。
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作風いいな。。
2023年11月12日
「親愛なるジーンへ」の流れで拝読しました。今まで読んだ他のBLと違った作品でした。人の出会いと別れ、生き方など静かに暖かく流れているなと思います。電子書籍だからたまたま出会えた作家さんでした。本当に良かったです。
勉強になる
2023年11月4日
アーミッシュのこんな習慣を知らなかったので勉強になりました
地に足のついた作品という印象が強く残っています
いやぁ映画って本当にいいものですね…
2023年10月3日
読了後私の脳内に、ん十年前の金曜ロードショーのBGMが流れ水野晴郎さんの名台詞が…親愛なるジーンへの時も思いましたが、ラムスプリンガの情景も美しい一本の映画の様でした。親愛なるジーンへが素晴らしすぎてラムスプリンガは長らくカートに入ったまま購入できずにいましたが何を躊躇っていたんだか、期待を裏切らない素晴らしい作品でした。心から購入して良かったです。
それではまた次回さよならさよならさよなら〜(淀川長治さんもいらてくれました)
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泣きました
ネタバレ
2023年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ この手の物語はあまり読んだことが無かったのですごく新鮮でした。読んでくにつれて2人の過去や気持ちが伝わり普通に泣きました。感情移入しやすい人は特に注意した方がいいです。号泣不可避です。深夜に読むとページをめくる手が止まりませんので時間帯ミスらないようにしましょう。もっと早くに出会いたかった作品です。
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映画を観たかのような満足感
ネタバレ
2023年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻で完結するのですが、構成に過不足がまったくなく、満足して読み終えられる作品です。
アーミッシュの青年のテオがモラトリアム期間として過ごすラムスプリンガー、その際にオズと出会い、恋に落ち……というわかりやすいといえばわかりやすいお話なのですが、それだけではなく信仰に関するもの、人生の選択ですからビターな面も多くあります。それがまたこの作品の良いスパイスになっていて、あとがきにも書いてらっしゃいましたがハピエンなんですがどこか切ない、寂しさもあります。
この先の2人がどういう人生を歩むかはわかりませんが、どうか幸せに、苦しい時も支え合って生きていってほしいなと思うばかりです。
シリーズの親愛なるジーンへもとっっっっても良い作品で、こちらの作品とリンクする場面も多くどちらも読めばさらに楽しめるかと思いますのでぜひ両作品読んでいただきたい!です!最高!!
素晴らしい作品です
ネタバレ
2023年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に読んでよかったです。主人公2人ともそれぞれ幸せになれる選択ができたと思う。いろいろ考えさせられた一冊です。ハッピーエンドだけれど余韻がすごい。
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ぐぅ…っっ好きっ
2023年4月11日
『親愛なるジーンへ』を読むにはこちらの作品も読んだ方がより楽しめるというレビューを読んで購読。
いやー、良かったです!外国もの設定好きな癖にブッ刺さりまくり。「アーミッシュ」「ラムスプリンガ」という知らなかった文化についても知ることができました。
純真無垢なテオが他の世界を知るにつれ、どんどん男前になっていくのが切なくもあり萌えました。
先の見えない展開でどーなるの?大丈夫?とハラハラしながら読み終えました。じーんときたし、きゅんとしたし、色々考えちゃう余韻の残る読後感…。
親愛なるジーンへの期待値が爆上がりです!いってきます!
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映画化してもいいくらい
ネタバレ
2023年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ モノクロの漫画なのに美しく爽快な村の空の色やキラキラしたNYの街の光、人のために流す涙の美しさ、髪を乱す乾いた風の中の砂埃までありありと味わえるような表現力の高さに脱帽です。いわゆる少女漫画絵なのにそこにいる人たちがリアルに立って生きているようで、汗の匂いや体温まで伝わってくるよう。
ページをめくってすぐの、バレエのレッスンをしながら静かに涙を流す幼きオズワルドを見た瞬間こちらの涙腺もダバっと溢れてしまいました。
ストーリーも最初から最後まで、アメリカの古い映画を見ているようで、心からワクワクした。
親愛なるジーンへを先に読んでレビューしていたのにこちらは書いていなかったことに気がついて、好きなところを羅列するだけの文になってしまった。この人生で出会えてよかったと思える1冊です。
内容がもう、、かなり良い
2023年2月5日
異文化だったので、わたしには少し難しいかなと思って敬遠していたのですが、この作品のBLCDの評判が気になっていたので読んで見ました。これはすごい!泣きます。絶対読むべき。素敵です。産まれた場所での生活や価値観、でも自分自身はどう行きたいのか、家族とは、優しさとは、全て入っています。何度も読み返したいです。
感慨深い
ネタバレ
2023年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 引き込まれる深い話でした。最初はレビューみて勝手にバッドエンドなのかなぁと思ってましたが、幸せってそれぞれなんだなぁと考えさせられました。自分だったらどっちの道を選ぶかすごく考えさせられました。結局答えは出ませんでしたが…『素晴らしい呪い。』うーんとっても深い。まさにその通り
幸せを考えさせられるお話。
ネタバレ
2023年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 文化の違い。
幸せとは色々な形があり、正解はなく、その時々に立つ岐路で自分の思いのままに進むのか、違う道をいくのか、、、どちらの幸せを選んでも幸せかも知れないし、後悔の嵐かもしれない。
純粋なハッピーエンドでは無いお話に、考えさせられる。
私の中で、1番きもちにより添えたのは、意外にもダニーだった。
衝撃的
2022年12月4日
とても良いです。知らない文化を知れて、色んな形の幸せがあることを考えさせられます。
ハッピーエンドともバッドエンドともとれぬ、儚い結末で読了後の余韻がとてつもない作品です。
素晴らしかったです。
2022年11月18日
"親愛なるジーンへ"を読みたくてシリーズ初めのこちらを購読。本作を読んでからの方がより"親愛なる~"の理解が深まるとのことで挑み?ましたが、素晴らしかったです。アーミッシュについても初めて知りました。何を書いてもこの素晴らしさを上手く表現できる自信がありません。人生は選択の連続で、得れば失うものもあるけれど自分が選んだ選択を信じる事、大切な人と生きていく尊さ、苦しさの様なものがテオとオズ、ダニーとクロエたちの物語から伝わってきました。ハンカチ必須です。綺麗なだけじゃない、苦しい愛の物語だと思いました。ラストは爽快で、物語の彼ら、彼女に心からのエールを送りたい!!
異国系BLの金字塔。自分自身の願いのために
2022年11月10日
80年代アメリカ。アーミッシュという宗教的な移民の村には洗礼前に、ラムスプリンガという通常許されない規律から開放される期間がある。
その青春時代に村から出たテオと、街で働くオズの、宗教や境遇を超え惹かれ合い、自身の願いを見つけるお話。

テオがかなり抜けた性格で、序盤は心配になりましたが、後半男見せます。

親や誰かのためじゃなく、自分はどうありたいか、幸せとは何か、考えさせられました。

テオを想う皆の気持ちが胸に迫ります。
ぜひ異国を感じながら、覚悟を決めた彼らの、永遠に忘れない情景を目にしてください。

ストーリー◎トップクラス。異国系最強。
画力○
キャラ◎
エロ○黒線やトーン。少なめです。
何度も読み返す大好きな作品
2022年11月9日
ストーリーについても素晴らしいのですが、単純にテオのThe可愛い年下へたれわんこ攻めという属性が最高。真っ直ぐでオズが大好きな安心できる攻めだからかなり障害は大きかったけど愛の力で解決したなぁと感じます。十分えっちなシーンあるのですがふたりのえっちなシーンをもっと見たかった〜
親愛なるジーンからきました
2022年10月29日
先に親愛なるジーンを読んでこちらに。
全てを捨てる決意をしたテオを後悔することないように人生を送って欲しいと願いました。王道のラブストーリーでした
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ストーリー重視!
2022年10月24日
一気に購入しましたが、ストーリが良すぎて本当に感動しました。この作品だけの物語性があるので王道に飽きた方はぜひこれを読んでみてください!
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素敵な作品
ネタバレ
2022年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハリウッド映画にありそうな素敵な話でした。
変わっていく僕を嫌いになる?かな?素敵なセリフでした。
ジーンを少し読んで悲しくなったので不安でしたが最後は心が温かくなる
素敵な作品でした。
ちょ、待って、うわ…最高
2022年10月13日
アーミッシュのテオと、ダンサーを諦めたオズの話。レビューで気になって、初作者さんでしたが買ってみました。これは、出会えて良かった名作。ちょっと挙動不審になるくらい感動してそんな自分にも戸惑ってます。これは紛れもない名作。☆は10。テオとオズの愛と人生と世界と自然と人々の物語。ううーなんだこの胸の痛み、オズとテオにすっかりあてられてしまって、誰かを大事にしたくてしかたなくなる…。。。苦しい、感動で苦しい。この作品に出会えて幸せだし、出会わせてくれたレビューを書いてくれた皆さんに感謝感謝です。
世界観が素敵
2022年10月3日
世界観がとっても素敵で、一気に作者さんのファンになりました。珍しいテーマだと思うのですが、難しすぎることはなくお話に引き込まれました。
何回読んでも泣く…
2022年9月28日
全てが大好きです。ストーリーも絵もすけべシーンも……レビューも内容も何も知らないで読んでみてください。ぜひこのストーリーの世界を堪能してください。こんな素敵なお話を読めて幸せです。作者様に感謝……
神作品
ネタバレ
2022年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく考えさせられる作品でした。もっと早くに読めば良かった…それぞれみんなの心情が痛いほど伝わってきて何度ウルッときたことか。
先生もあとがきで言ってたように、定番ド王道なんだけど全くマンネリしないのがやはりすごい。読み進めるうちに世界観に入ってしまいます。親愛なるジーンを読む前にこちらをと軽い気持ちで読みましたが余韻がすごいです。
また心に残る名作に出会ってしまった…
2022年9月18日
桜田先輩から入ったので振り幅がすごいって言うのはレビューで覚悟してましたが
本当にすごい!
自分の中ではバナナフィッシュのときと似た感覚を思い出しました。
1冊なのに長編小説を読み終わった時の読後感です…!
先生天才です!
これから親愛なるジーンへも読もうと思っていますが、期待しかありません!!!
素晴らしかった。。。
2022年9月15日
フォロー様がたのレビューが「親愛なるジーンへ」に彩られ胸熱です。。と、本棚見返してみたら、な、なんとラムスプリンガが未購入!えー!!BL買い漁っていた頃に漏れてしまっていたのか。がーんと言う事で、急いで購入。ラムスプリンガの試し読みだけで凄く印象深くて、出だししっかり覚えていました。親愛なる1巻やラムスプリンガを読むまでアーミッシュも知らなくてあまり縁のない世界ですが、共感しまくり素晴らしい作品でした。私が言うまでもなく神作品。桜田先輩から吾妻先生に入ったので、振り幅に敬服します。
シリーズ3冊で、完結です💡
2022年9月15日
今作+「親愛なるジーンへ」2冊=3冊で完結です。
「親愛なる〜」2巻目は、通常版と特装版がありますのでご購入の際は気をつけて下さい⚠
今作で、恋に落ちた方は、言うまでもなく“特装版”をおすすめです。
時系列的には、「親愛なる〜」が過去になりますが、今作から読むことでラムスプリンガとはどういうものか、背景と設定が詳しくわかります。特にこのシリーズは、今作→「親愛なる〜」→今作…と無限ループで楽しめる作品です。また、「親愛なる〜」では若い時のオズがチラチラと隠れて登場してたり、テオもチラッと隠れて登場してます。ウォーリーを探せ、みたいに見つけた時の喜びはきゅんです💗吾妻先生の遊び心、粋な計らいが素敵です。
好き
2022年7月19日
気付いたら涙がボロボロ溢れていました。この漫画自体に郷愁を感じて胸が熱くなりました。少し時間を開けて、新鮮な気持ちでまた読み直したい作品です。
変わっていく自分
2022年6月12日
知り合いだらけの小さな街に暮らすオズと、文化や社会を断絶し家族と仲間だけで独自のコミュニティを形成した村から来たテオ。全く違う環境にいたのに不思議と気が合って一緒にいる二人。アーミッシュの世界を通して自分にとって本当に必要なのは何かが見えてきます。オズやテオ、ダニーやクロエそしてジーン、それぞれの夢や幸せが良い方向にいくといいな。
深い感動
ネタバレ
2022年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーミッシュをこの作品で初めて知りました。
本当に良いアメリカ映画を観たような、深い感動が押し寄せます。色々思いが溢れますが、うまく言葉にできません。
時代背景や宗教、家族、夢と挫折、同性愛。全ての事柄、登場人物が必然に絡み合って、非常にドラマチックです。そして、運命の出会いってこういうことなんだな、と。
余談ですが、ドラマCDの小冊子のその後の彼らもすごく良くて。2人が幸せに暮らしてるんだな、と幸せな気持ちになりました。
この作品に出会えて良かった!
優しい人間が優しさ以外の感情を抱く時。
2022年5月20日
面白かったです。BLはただのテイストでどちらかといえばヒューマン系の話だと思う。優しさ以外の感情を持ってはいけない人間が本当に幸せなのか?問いかけられています。また全てを捨ててもたった一つの愛が欲しいなら、その時点で愛は残酷であるとも思いました。お話としてはテオの成長がただただ豊穣で快い作品です…。
才光る先生
2022年5月11日
題材からもう攻めてる。香夜先生の知識量にあっぱれ。人も背景も絵がとても美しいし、構成やストーリー全てが完璧です。ミュージカルオタなので途中ちらっと「コーラスライン」が出てきたところでテンション上がりました⤴スピンオフの「親愛なるジーンへ」も大好きで続きが待ち遠しい…
映画みたような感覚
2022年4月27日
80年代のアメリカ、アーミッシュのラムスプリンガーという期間に絡めた秀逸なストーリーでした。
おバカそうに見えて、実は色々分かっているのでは?って感じのテオはずるいなぁ。すごい稀有なキャラクター。
いろんな作家さんがおすすめしてた作品なだけあって、すんごい良かった。最後、気づいたら感動して涙出てました
読んでよかったと思える作品
2022年4月25日
メインの2人だけじゃなくて、どのキャラクターにも感情移入しやすくて、とてもエモーショナルな気持ちにさせられた。読んでいる間も何度か涙したけど、読了後にも悲しみとか嬉しさとか感動とか、いろんな感情でじわじわ泣けてくる作品。
素晴らしい世界観
2022年3月29日
細かな設定が作り込まれててすぐに感情移入してしまいます!親愛なるジーンへも読んでるので続編が待ち遠しいです。
箱ティッシュ必須
ネタバレ
2022年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先に親愛なるジーンの方を読んでたけど、本作の方が出版は先・時系列はジーンよりちょいあとのお話。序盤は世間知らずなワンコが懐いてて可愛いいし、ギャグ調、一途ワンコ×落ちぶれたヤリマ〇ダンサーで絆され系かぁ、と思ってたのに!!なのに中盤からのシリアス展開でヤバいヤバい、涙が滝。よくBLにありがちな薄っぺらい表現上の『愛してる』ではなく、ほんとに芯からの『愛してる』が描かれてます。ストーリー展開も、回収していく流れも本当にお上手です!!読後クロエの“人生は何かを選んで、何かを捨てて生きていく“の台詞の意味が深くジワる。間違いなく神作です。
知らない世界
ネタバレ
2022年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーミッシュというキリスト教の生活。スマホ、家電、本さえ聖書以外は読めないなんて!びっくり。ラムスプリンガの時期を外で過ごし終わったら一生アーミッシュの中で暮らす。出ていったら二度と戻れない。最後に選んだのは・・。オズに出会ったテオがどこにいっても幸せに暮らせる様に祈りたいです。
映画を観た後のような気持ちになる
2022年3月5日
昔の時代のアメリカが舞台の素晴らしいお話でした。敬虔なキリスト教徒と田舎町のバーで働くゲイ。本当なら出会うはずの無い2人が出会い、惹かれ合う。アーミッシュのテオの純新無垢で素直な性格に心が洗われます。
229ページ
2022年2月15日
初めて読む作者様でしたが、高評価が気になり購入しました。あとがきにも書いてありましたが、王道だけど最高な王道でした。次はジーンへ。
桜田先輩の話から飛んできたら。。
2022年2月14日
先生の他作品のレビューで、こちらのシリーズを劇押しされてる方がいたので購入。大正解。『桜田先輩改造計画』とは全く違うテイストの純愛。先生の引き出しの多さに、びっくりです。読んで良かった!
先に
2022年2月14日
先にジーンを読んでいたのですが、スピンオフ?だったとは…。一巻完結でとても綺麗に纏まっており良かった。意外性というものは欠けているかもしれないが、正直この作品に対しては王道でいいと思う。すごく良かった
え…凄い…
2022年2月12日
作者さんの別作品、桜田先輩を読んだ後にこれを読んだ衝撃たるや…
ここまで世界観があって心に響くBL中々ないなぁと思いました。
一本の洋画を見た気分です。
本当に同じ作者か?と思うくらい、この作者さんの振り幅の凄さに驚きましたし、凄く良かったです…
幸せな気持ちで眠れそうです。
めちゃくちゃ良かったです!間違いなし!
2022年1月31日
育ちは全く違う2人だけど、それぞれ抱えるものがあって、、だけど想いは純粋で綺麗で、、
2人が想い合い、それぞれ悩んで葛藤して、
ストーリーがとてもしっかりしていて読み応えがありました!
絵も綺麗です!!
読んで良かった
2021年12月13日
気になっていたけど、絵柄がそんなに好みじゃ無くて躊躇っていました。でも買って大正解でした…もっと早く読めば良かった。なんだか懐かしい気分になって(昔読んだサイファとか思い出した)、じんわりと幸せな気分。こういう知らなかった文化や背景を丁寧に取り込んだ作品てほんといいなあと、作者様に感謝です。
絵もストーリーも最高
2021年12月12日
重い話だったら嫌だなと思い購入に踏み切れないでいましたがそんな事はなく!素晴らかった!!
異国のお話なのにすんなり入り込めました。いつかその後の2人をみたいです。
絶賛!
2021年12月12日
映画を観ているようで、途中何度も涙がこぼれそうになりました。オズもテオも尊くて。。凄すぎてもう言葉が出ない。「桜田先輩〜」を描いた同じ作者さんですよね。作者さんの振り幅の広さにも感嘆。この本の前に気分の悪くなる作品を読んでしまっていたのが、すっかり洗い流せました。素敵な作品でした。
ストーリーは最高でしたが…
2021年12月11日
とてもとても感動しました。これからもずっと読み返していきたい作品です。ただひとつだけ気になったのは、このお話のアーミッシュの社会では洗礼を受けなければ二度と故郷に戻れないという感じですが、自分が調べた限り実際はそんなことはないようですがどうなんでしょう?コミュニティによってはそうなんでしょうか?オリジナルの設定だとしたらその旨後書きにでも記載した方がいいような気もします、勘違いする読者も多いと思うので。
良かったです
2021年12月2日
あまり身近ではない文化の中での2人のお話がとても新鮮で素敵でした。
絵も綺麗でストーリーも面白く、読んでよかったと思えるお話でした。
なんとも言えない感動
2021年11月6日
作者さんにありがとうです。初めは難しい言葉がありましたが読み進むにつれて本当の世界なのか物語の世界なのか?どちらにしても素敵な物語でした。
まるで映画をみているよう
ネタバレ
2021年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーミッシュのテオは、ラムスプリンガというアーミッシュから離れて暮らす期間に、酒場でオズと出会う。何事もまっすぐにとらえ、天使のような汚れを知らないテオ。一方のオズはダンサーとして挫折し、酒場で働く傍らに男娼もする。テオを心配する親友ダニーが迎えに来て、オズもテオの故郷に行くことに。ストーリーもアーミッシュの生活も、差別する町の人も、どれも映画を見ているようでした。「親愛なるジーン」のジーンの弟がテオだったんですね。どちらもじんとくるお話でした。二人の未来が豊かでありますように。
ハリウッド映画でもミニシアター系でもどっちでも
2021年10月27日
独特なアーミッシュの世界と、BLと、青年たちの夢や旅立ちが一つの物語となってドラマチック!!
ハリウッド映画で映画化してほしい、あ、でも、ミニシアター系な感じもいい。
とても印象に残る一冊となりました
レビュフォロー様に感謝!
何度も読むと思う
2021年10月23日
この漫画ではじめてアーミッシュを知りました。
物語として素晴らしいと思う。
心理描写もうまくて凄く良かったです。
ハピエンかどうかは難しいところ
ネタバレ
2021年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初に言っておきますが、物語(フィクション)としてかなりの大作です。見応えあり・涙腺崩壊・恋に落ちてから愛が深まる過程のワクワク感、バスタオル片手に涙しつつ読みました。気になったのは、作者様が後書きにてハピエンと仰っているので、物語としてだけ見ればそうかもしれないのですが…私には簡単にそうは見えませんでした。アーミッシュという方々が実在する事をこの作品で初めて知り、少し調べてみました。また満足いくまで調べられてはいませんが、無宗教の私にとって神に背く行為がどれ程彼らにとって残酷な事か…想像を遥かに超える事は間違い無いでしょう。アーミッシュの教育は8年間とされているらしく、必要最低限の教養のみとされています。仕事収入も最低限で多くは求めない。また、オズが体を売るシーンで35ドルと言っていましたが、円換算すると約4000円弱(当時の円換算は不明)で、そんなに持っていないと言うテオがその時お酒を飲むだけ持っていたとするなら、10ドルあれば良い方かな?とか推測。最後のシーンでオズと共に故郷を去る時、そのままの流れで身支度せずに出て行ったあたり、本当に身1つで何も持たずに故郷を去った。きっと10ドルすらも手元には無かったのでは…。元々アーミッシュの生活として、必要以上に蓄えないのだろう…と思うと、洗礼を受けずに去る若者達は、お金も知識も持たず皆身1つで知らない世界に飛び込まなければいけない。この時代はまだ皆生きるのに必死な頃。帰る家と絶縁し、連絡手段も無い。最後のシーン、テオは泣いてはなかったが笑ってもいなかった。これが最後の青春…。後の「親愛なるジーンへ」の方でトレヴァーが再洗礼の話をしていましたが、そこで少し気持ちが救われたような…。どうか2人がこれからの様々な試練苦難を共に乗り越えられますように。
名作映画を観たような満足感
2021年10月21日
アーミッシュの純朴な青年テオ×夢破れたダンサーのオズのお話。オズはウエイターとして働きながら男娼もしていて、テオにとってはちょっぴり刺激的?な出会い方をするのですが、そこからお互いに惹かれあっていく過程が本当に丁寧に描かれています。何と言っても登場人物の心情表現が素晴らしい!ちょっとしたことで顔を赤らめたり、少し表情が曇ったり、そういう瞬間を切り取るのがとってもお上手だなと思いました。人を好きになるってまさにこういうことなんだよな〜と思いながら何度も読み返しています。BLというジャンルに収まりきらないほどの名作だと思いました。映画を観るような気持ちで楽しめる素敵な作品です。本当に買ってよかった…紙の本も買っちゃおうかなと思っています!
アーミッシュの選択に賭ける思い
ネタバレ
2021年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 非常に残念なことにアーミッシュの事をかなり前から知っていました。(最初はジョン・ブック。次にアル・ヤンコビック。パッチワークをやっていたのでアーミッシュキルト。)
その文化と戒律を知った時はまだ若かったせいもありかなりの衝撃を受けました。
今作の山場に当たるラムスプリンガの選択も、なぜほとんどの若者がアーミッシュとして生きる選択をするのか?不思議でならなかった事を覚えています。
知らずに今作を読めていたらきっと大きなショックと共に感動もかなり大きかったんだろうと思ってしまいました。

主役は絵に描いたようなアーミッシュの青年(苦肉の策を弄して20才)と、夢破れ、ウリをしているニューヨーク出身のダンサー崩れ。
この解りやすくもドラマを産む対比がエンターテイメント性を高めています。
あくまでもドラマチックに描こうと言う作者様の意気込みを感じました。

最も心に残ったのは「素晴らしい呪い」と言う言葉です。
クロエは恋を指して言っていますが、これはアーミッシュが思うアーミッシュの生活全部に対する言葉に受け取れ深く心に刺さりました。
16歳まで一切外部に触れさせず戒律を守ることしか知らない子ども達にとって、我が家.我が故郷は素晴らしき呪いの他ならないと思ったのです。
キリスト教で天国に召される資格は良い行いではなく、どれほど信仰心があるかによります。
良き人であっても信仰がなければ入れない。
ましてやアーミッシュの場合コミュニティから出る事は信仰を捨てたと同意義なのです。
なのでテオの決意は永久追放のみならずキリスト教徒として絶対に地獄に堕ちる事も含まれている訳です。
私は無宗教者なのでそれがどれほどの苦しみなのか想像はできませんが、テオの気持ちの強さが並大抵ではないのは解ります。

さて手に手を取って旅立った2人ですが時代は1980年代、そろそろ国内にアーミッシュの異質さが広く伝わり出した頃です。
テオが傷つき怒りを表しながらも都会での生活を楽しめる事を願ってしまいます。

ダニーがけがわらしいと叫んだ男色行為も最近ニュースとなった聖職者の性的虐 待の8割が10〜13歳の男の子だったのを思い出し、なんともやるせない心持ちになってしまいました。

余計な事ばかり書いてしまいましたが、わりと禁忌に近いアーミッシュについて、こんなドラマチックにBLとして描いた作者様に心から賛辞を送りたいです。
感動する名作
2021年10月20日
心を温かくしてくれる上質な一本の映画のようでした。話の深みが違います。素晴らしかったです。心が綺麗なテオに読者まで心を清らかにさせられるし、温かみがある絵ですし、美しい風景にも感動させられました。テオの包み込むような深い愛で、オズが救われてよかったです。「親愛なるジーンへ」と共に多くの方に読んで頂きたい名作です。
勇気を出して…1年越しの再読&レビュー
ネタバレ
2021年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は既読の方なら誰もが感嘆する名作中の名作だと思うのですが、僕にとってもあまりにも思い入れがあり過ぎて、今までレビューを書けないでいました。一年越しのレビュー。フォローさんが先日あげられたレビューを拝読し、感動のあまり涙が溢れ、その涙収まらぬまま一年ぶりに再読。もう本当に、何を書いたら良いのかわからなくなる程、色々な思いや感情が込み上げてきてしまって…。
テオ、オズ、ダニー、クロエ、彼らそれぞれの信念や人生観というのがあり、守りたい価値観、文化、大切な人がいて。そのどれもが正しいわけでも間違っているわけでもなく、それぞれが信じる"何か"をただただ貫き通したいという強い思いが存在している。でもその何かを貫き通すには放棄しなければいけない"何か"も出てくるわけで。貫き通したい"何か"と、棄てなければならない"何か"、自分にとってそのどちらも心から愛する大切な何かだったら、そのジレンマにどう立ち向かえば良いんだろう。テオとオズは互いの愛の為に一生掛けて彼らの大切な何かを貫き通そうとするんだろうし、ダニーとクロエもまた、"素晴らしい呪い"とまでに表現する程の、彼らの愛を全うする事を選んだんですね。きっとそれは楽しくて美しいだけのものじゃないんだろうな。
どこかまだ後ろ髪引かれる表情で「恋って素晴らしいの」と空を見上げながらテオにそう伝えるクロエ、そして、家族であるテオとの別れを金切り声と共に悲しみ惜しむダニー。寂しさありながらも、決意を固めて颯爽とバイクで走り去るテオとオズがいる一方で、ダニーとクロエの迷いや葛藤はまだ残されたままなのかなと想像してしまうラストシーンです。喜びと苦さの共存。
この作品はレーガ○政権に変わった80年代初頭アメリカの時代背景や文化、混沌とした米差別社会をとても忠実に描いていて、吾妻先生のリサーチによる入念な詳細設定にも心底感激します。
4.5☆
2021年10月16日
題材がちょっと深いBL。アーミッシュの男の子のお話。
わたしはオールジャンル読むので、BLや他のジャンルも、好みはあっても、強い希望や拘りとかもなく、基本的にただ1つの作品として読んでいます。そんな視点ですが、これは良い作品だと思います!絵はわたしの好みではありませんが、綺麗で表情も豊かで性格がそのまま描写されてます。ラムスプリンガの情景...もうそのまんま、タイトルもすごくいい。見所はテオがアーミッシュという立場で、ラムスプリンガを経験し、その後どうするか?です。そしてテオがすごく純粋、放っておけない、可愛い!評価は4.5☆
泣いた…
2021年10月14日
大作。レビュー高評価の作品を探していてシリーズの2作目が超好評価だったのでまずは一作目から読むことに。…読んでよかった…。涙。、
読み応え抜群
2021年10月13日
特殊な世界観の表現力の高さに驚きました。二人の恋愛模様が切なくも奥深さのある作品。暫く余韻に浸っていたいくらい大満足。
心地よいほろ苦さに酔いしれる
ネタバレ
2021年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 身近ではない文化を背景に、運命の出会い、禁断の恋、葛藤と別れ。からの結婚式に乗り込みそのままバイクで夕日の彼方に消える。という感じの定番ド王道を真剣に描きたいと先生は仰っていましたが、アーミッシュ( 敬虔なキリスト教徒 )のラムスプリンガ( コニュニティに残るか故郷や家族を捨て外で生きるかを決める為、俗世を体験する期間 )という純粋でありながらも足枷をつける残酷とも思える生き方に定番王道を遥かに凌ぐお話に感じました。
恋を「 素晴らしい呪い 」というクロエの視線の先に彼女は何を見ていたのだろう。怒りでオズにキスしたダニーの心情もとても興味深いです。
彼等も規律に囚われ、何かを得るために何かを捨てる決断。
その中で素晴らしい呪いの正体に囚われず、オズと共に生きる覚悟のテオの瞳に魅入られます。
可愛くて優しかったテオが、愛を知り自分で選び自らの幸せを掴み取る強さに哀愁のようなほろ苦さを感じます。
スピンオフの親愛なるジーンとはまた違いますが、やはりアーミッシュのラムスプリンガという特殊な文化を先に知るという意味では此方から読んだ方が入りやすいかも知れません。
読み返してみて、新たな発見や解釈に気づき、やっぱり興味深く面白いと思える御本。
心に染みる
2021年10月10日
2人の出会いが別れを生む、何かを手放さなければ共に生きる事はできないという寂しさを、禁断の愛をテーマに味わい深く描いた甘くて苦い恋愛物語です。ヒューマンドラマでもありました。オズとテオは生まれも育ちも対象的で、それを踏まえてから彼らが何を失って何を得たのかを考えるとどうしようもなく愛おしい。オズと出会ってからのテオの変化も見ものです。2人とも可愛かった!周りの人々も素敵。
心に残る作品
2021年10月6日
親愛なるジンーへの作品見終わった後こちらの作品も即購入。アーミッシュって言う設定がすごく新鮮でこんなピュアな世界で住んでる人っているんだなぁと思いながらすっかりストーリーに夢中でした。何もかも萌えポイントいっぱい!最後の最後少し切なくなりましたが円満に終わりましたので大満足でした。
ハッピーエンドなのに切ない
ネタバレ
2021年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ また神作に出会えた…素敵すぎました。
あとがきにある通りハッピーエンドだけど少し苦みが残りますね。映画を観た後のような読後感です。
テオが初めてオズを抱く時の余裕がない切羽詰まった様も良かった。絶倫ワンコ攻め。
表紙次のカラー絵のテオだいぶ都会に染まってますがオズ大好きなのは一生変わらないんだろうな。
1つ疑問があって、なぜダニーは男同士なんて穢らわしいと言いつつオズにキスしたのだろう。
全細胞が震えた
ネタバレ
2021年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんとなく評価が高かったので購入してみましたが、間違いなく最高の作品でした………
ちょっと言葉にするのが難しいほどです。
難しいテーマなのにここまで感情移入が出来、感動できる作品は貴重だと思います。
テオとオズ、2人で選んだ道にたくさんの幸せがありますように。
作者様の振れ幅!!
2021年9月20日
作品の世界にグーッと引き込まれ読了後もずっと2人の今後を想像して浸っていたい、、そんなお話でした。藤咲忍は~も購入しているのですが、まだ読んでいなくて、しばらくはやめておきます(笑)
とにかくロマンチックで素敵で、面白かったです。
素敵
2021年9月18日
最初に「親愛なる。。」を購入してしまい、ちょっと登場する黒髪の男の子のことが分からず?だったのですが、オクラばせながらこちらを購入してやっと謎が解けました。控えめに言って最高のお話でした。
感動します
2021年9月15日
受けの身体がエロくて良いです。わんこ系の攻めも良き。世界観とストーリーとキャラが合っています。愛のあるエッチもステキ。幸せに暮らしている2人が見たいです。
映画を観たような。
2021年9月13日
敬虔なクリスチャンのテオが、ラムスプリンガを経て『生涯の生き方を選択した』物語でした。
テオとオズが幸せであることを願います。
はまりました
2021年9月8日
郷愁を誘う青春映画を見ているようでした。どこか懐かしさがただよう情景のタッチと台詞が印象的な作品です!
読んで良かった❗
何回読んでも大好きです!
ネタバレ
2021年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごくよかった…本当に映画を一本観たかのような充足感。
ストーリーも絵も全てが素晴らしく、何度読んでも面白いです!
アーミッシュという昔からの暮らし方を大事にしている人たち。その人たちには思春期ごろにラムスプリンガという自由になれる時間が与えられる。お酒、たばこ、音楽などを知らない若者がラムスプリンガを経て、俗世から離れて生きるか村を離れて俗世と関わって生きるかの選択を迫られる。離れたものはもう村には帰ることができず、故郷を忘れていかなければならない。
村が大好きで、でも愛を知ったアーミッシュの少年が最終的にどんなふうに生き方を選ぶかが壮大に描かれています。セッも知らなかった青年がエッチなお兄さんに誑かされるのかなぁなんて思ってみてたのですが、愛情深くてお互いになくてはならない存在になっていくのが楽しかったなぁーほんのり苦味がのこるかんじもあるけど、ハッピーエンドなんです!
みんなに見て欲しい作品です。
洋画を読んでいるような感覚でした
2021年9月2日
表紙で苦手かと思っていましたが、全然そんなことなくとても良くてもっと早く見ていたかったなと後悔しました。どこか切なさもあるラムスプリンガは、とても綺麗で唯一無二でもあるんだと思います。絵や間、言葉の掛け合いがすごく良くて引き込まれました。素敵なお話をありがとうございます。
まるで映画のような
ネタバレ
2021年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家様です。気にはなりつつ、迷った結果読んで良かったと思います。
キリスト教系の宗教集団アーミッシュに属する青年・テオと、夢破れて男娼として生活をつなぐ男・オズの物語です。ん…私的に合うのかな?と一抹の不安がありましたが、違和感なく読めました。
ラムスプリンガ=アーミッシュに属するものが、そのコミュニティに残るか、家族も友人も何もかも捨て、俗世を選ぶか岐路に立つ期間。その期間は、自由を謳歌する期間です。

敬虔なキリスト教系のアーミッシュであるテオは、薄汚れた俗世を知らず、ただただ純粋無垢で素直で可愛いんです。怒り方も知らない心優しき青年。外の世界を初めて知ったテオにとっては、何もかも新鮮に映ったかもしれませんね。恋もその一つ…クロエが言った『素晴らしい呪い』という言葉がまさにその通りだと思いました。恋は人を変えてしまうのです。
オズはダンサーの夢を捨てきれず、くすぶったまま父親への罪悪感に苛まれているようですが、夢は一体誰のものなのか。姑息な手段を使ってまで手に入れようとした夢の舞台。夢は自分が輝くためのものであって、父親のためではないはず。誰のために、何のために踊るのか。踊る事の喜びとか楽しみを忘れて、舞台に立つ事だけに囚われて苦しんでいるのが、とても辛いです。テオに出会って、テオの純粋な心に触れて、見えなくなっていたものが見えた気がします。
もう互いに大切な存在になってる二人に迫るラムスプリンガの最期。ダニーの胸を引き裂かれるような悲しみも辛いし、人前で髪を下ろした意味深なクロエもなんだか寂しい。人は誰しも自由を追い求めたい。ラムスプリンガの決断があまりにも哀しいものですね…敬虔であることに頑なになり過ぎているように思えてしまいます。ほんとに深いお話です。

物語の前半のテオは、ホワホワとしてピュアな可愛いさでしたが、恋を知り、外の世界を知った彼は強くたくましくなったと思います。自分の生きる道を選択する岐路に立たされたら、強くならざるを得ない。『素晴らしい呪い』は彼を変えてしまったんですねぇ。
オズももう一度夢を叶えるために、頑張って欲しい。二人でいれば道は険しくとも、突き進める気がします。
あぁ、良かった!前半ちょっとだれそうでしたが、後半の盛り上がりで挽回しました。うん、良かった!
スピンオフ『親愛なるジーンへ』も楽しみです。
愛は惜しみなく奪う
2021年8月21日
素晴らしい作品です。ラムスプリンガという一種の通過儀礼を通して、少年が大人になっていく過程が美しく描かれています。故郷や懐かしきものへの憧憬や郷愁を誘うシーンの数々にも泣かされました。
ぜひ続きが欲しいところです。
ちなみにスピンオフの「親愛なるジーンへ」もありますが、私は本作を先に読む事をお勧めします。
川から大海に出たニジマスは川には戻らない
ネタバレ
2021年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭、一人の青年が故郷と青春に別れを告げるシーンから始まります。舞台は80年代のアメリカ、酒場にいたアーミッシュの青年を客と勘違いしたオズは青年を自室に招き入れ、間違いに気付きます。その青年•テオはラムスプリンガ(300年前の暮らしを守り続けるアーミッシュが成人に当たり世間を経験する期間)を迎え、初めて町に出て初めて酒場に入ったのでした。酒場で働きながら客をとるオズは、ブロードウェイを目指していたものの夢破れて、この町に流れ着いたのでした。厳しい戒律の中で育った天真爛漫で素直なテオは真っ直ぐにオズを信じて仔犬のように懐き、一緒に酒場で働くうちに二人は惹かれ合うようになります。けれどもラムスプリンガを終える時、外界から隔絶されたアーミッシュとして生きるのか、故郷と家族を捨てて外の世界で生きるのかの二者択一を迫られるのでした。
ベトナム戦争やアポロの月面着陸など、アメリカの光と影の延長線上にあった80年代を背景に描かれる、まるで映画のような、情緒溢れる美しさと余韻に満ちた作品です。
スピンオフ『親愛なるジーンへ』では、NYでブロードウェイを目指していた若き日のオズがちらりと姿を見せてくれています。ぜひ併せてラムスプリンガシリーズの作品世界を堪能して下さい。
映画のようなストーリー
ネタバレ
2021年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 映画のようなストーリーでした。
先にスピンオフを読んだのですが、何の違和感もなく読めました。
続けて読むのがめちゃくちゃいいと思います。
ストーリーに引き込まれます。
エロとかじゃなく、ストーリー重視の方にオススメです。
大大大好きです
2021年8月13日
一冊が本当に完成されていて、どこをとっても無駄なところなんてない映画のような作品です。
少し昔っぽい画風が世界観を引き立てていてすごく良いです。メインの2人の人生、愛、生き方、とにかく深いし辛いことも多くて、でも救われる、本当に心揺さぶられました。エロもなんだかオシャレに感じてしまうくらい、大満足です。
一気に読めた
ネタバレ
2021年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻の割に内容が濃く、一本筋が通っている作品だったので、もう少しじっくり味わい噛みしめながら、ストーリーを追っていきたかったかな。ここまで凝縮してても散漫と散らかることもなく、描き上げていて秀逸。
骨太な割に絵は少しなよっとしているのが好みではなかったけど、気にせず読めた。ジーンも一緒に購入したので、ジーンが楽しみ。お兄さんのジーンの話なのかなぁ…
(後日…)フォローしている方のレビューに触発され、本腰入れて読んでみた😄どーしても架空のお話だしと思ってしまう節があるようで、やっぱ他の人の感想や考察を読むと全然読む深さが違ってくる。
このお話は、本当にいろんな人生に思いを馳せることができてしまう。レビューも込みで😢
名作です。
かなり深いテーマだ、これは…
2021年8月12日
フォローしている方々が軒並み高評価なので前から気になっていた作品。ジーンと共に購入。
これほどまでに環境問題が深刻化している状況下では、アーミッシュ等の考え方をただの一宗教と捨て置けなくなってきている。ラムスプリンガを終えた後の選択は、実は地球規模で考えても結構重い。(これを機に少し調べてみたが、良くも悪くもかなりよく考えられた仕組みだ。私好みではないけれど。)
とはいえ、個人が犠牲になるべきという話ではけっしてないので(アーミッシュを出た後も地球に配慮した選択はできる)、愛を理由に飛び出した二人にはNYで踏ん張ってもらいたい。自由はかけがえのないものなんですよ。その獲得のために人類は戦い続けてきたんだから。
読んで欲しい神作品
2021年8月8日
他サイト等でも、素晴らしいと
よく目にしていた作品名でしたが、まぁ、
いつかは読もう位の感覚でした。
先に 親愛なるジーンヘの、試し読みを読み、 先に 親愛なるジーンヘに、惹かれる
親愛なる…を読む為に、では先に本作を読んで置こうくらいの感覚で読み始めました。

本当に、皆さんが素晴らしいと言われていただけある程に、読んでよかった。読み応えもあります。
素晴らしかった。本当に、本当に、本当に読んでよかった。多分、本作後、すぐ、親愛なる、も続けて読んだという事もあるのか、
特に心に 響く作品でした。なんとなくしか知らなかったアーミッシュや、アーミッシュでの文化や歴史。そんな世界感で描かれた作品 とにかく 読んでみて欲しいと、強く思えた作品です。
洋画みたい…
2021年8月4日
この作者様の別の作品を知ってるだけにこんな振り幅があるなんて知りませんでした。一息に読み終わりましたし、スピンオフもとても読んでみたくなりました。素敵な作品ありがとうございます。
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作家名: 吾妻香夜
ジャンル: BLマンガ 弁護士(BL)
出版社: 心交社