ネタバレ・感想ありここにしかいない二人【SS付き電子限定版】のレビュー

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余白
2025年2月13日
提示されるものが少ないので、あれこれ考えながら読み進めるタイプのお話2つ。そこに好みが分かれるみたいですが、私は大好きです。
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あ、好き
2022年8月4日
静かに流れる不思議な時、あ、好きって思ったお話しでした。不思議で愛しい。2話入っています。どちらも後を引くお話しでした。
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余韻
2022年8月4日
表題作ともう一つのお話し両方良かったです。どちらもはっきりとした完結ではなく余韻、その後を想像にまかせる…という感じです。顔は清潔感があるのに身体はムチムチでギャップがあります。2作目に出てくるヒゲのおじさんもおじさん苦手なのですがなんか良かったです。好きなお話しでした。
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素敵です。
2022年8月1日
SFが好きな方々がぜひ読んで!すばらしいです。なんとなく映画を見ていた感じで、流れ方、主人公たちの会話だんだんだんだんあの唯一の真実が出ってきて、もうさいこうです!!!
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ちょっと不思議で乾いたSFファンタジー
ネタバレ
2022年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 津久井槙緒が帰宅すると見知らぬ男が家の中から現れます。自分の家の筈なのに違和感があるとその男•津久井顕成は言い、二人は家中を見て回って見覚えのない物があちこちにあることを確認します。とりあえず一緒に暮らさざるを得ず、二人はこの奇妙な状況を受け入れるのでした。お互いに干渉しないというルールの下、37歳の槙緒と29歳の顕成の同居が始まるのですが、顕成が時々夜中に泣いていることに気付いた槙緒は、ある夜泣いている顕成に思い切って声をかけます。やがてこの世界にはまだルールがあることがわかります。違う世界でずっと一人ぼっちだった同じ名字を持つ二人が「ここ」で繋がれる、静かでちょっと不思議なお話です。突然始まった生活は突然終わるかもしれない。当たり前の生活が決して当たり前でないことは、次の作品『籠』でさらに描かれます。牢獄らしき部屋で看守から何でもいいから思い出せと言われ続ける男の話は、囚われている男の記憶が全く無いことと、ひたすら白い独房の部屋とが高い視覚的効果をあげています。いずれも独特の世界観が静かな絵で淡々と描かれます。
SFだ
ネタバレ
2022年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短いけれど、見事なSFというか、昔の星新一のショートショートのような不思議な作品。家でしか同じ世界に存在しない2人の話と檻に閉じ込められて、思い出せと言われ続けるお話。背景の描き込みが少なく、静止画の連続のような画風がストーリーの不思議さにマッチして、なかなかいい作品だと思います。今はセールなのでお得に読めますよ。
不思議な面白さ
2021年12月6日
日常×SF×BLという不思議ながらも面白い作品でした。思いっきり恋愛を楽しむというより、世界観を楽しんで読む作品です。表題作の二人の幸せが続いてほしいです。
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おとなの塗り絵
2021年10月21日
加東先生、SF寄りの2作品。
かなり好きでした。
先生らしさはそのままに、更にエッジが効いている感じ。

作品の感想で話の結末が見えないとか、起承転結がないと評される事が多い気がします。
それと、背景の描き込みが少ないとの声もあります。

表紙の主人公はまるでアンドロイドの様。
一見無表情に見えますが、そうではありません。
読みながら自分なりに感じた色を付けてみたら、
次第に温度も匂いもしてくる。

そう、これはおとなの塗り絵。

簡素に思えるストーリー展開。
しかし例えば同僚と肩がぶつかるシーン。
あの後の主人公の1コマで、
彼の人物像や背景が一気に伝わる。
そういった1コマ、いや1つの視線すらこぼさず読んで欲しい。

彼と彼が創り上げた、どこでもないどこかの空間。
そこでは辻褄合わせも不要。
必要なのは恋する2人。

ストーリーはページが有限であるから、
ある程度の着地点を設けられているけれど
それは物語の通過点でもある。
この2人の行く末がどう転じるか。
この切なさに浸っても良いし、
予想だにしない幸せを思い描いてみても良い。

ちょっと人とのやり取りに、嫌気がさす程では無くとも
何となく疲れた時に加東先生が無性に読みたくなる。
とてもリラックスできるんです。

決められた結末が無いということは、
先を無限に考える余白が残されているということ。
今日の自分は正しかったかな、あの発言で良かったかな…
そこに答えを出すよりは、心を柔らかくしておきたい。
私に必要な余白です。
おもしろい
2021年7月19日
2作品ともおもしろいです。変わった雰囲気が好きな方にはおすすめです。
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とても好きな作風でした。
2019年1月3日
この作家さんの作品は初めて読んだのですが、独特の世界観がとても好みでした。
ファンタジー寄りで、手放しのハッピーエンドではなく、静かに時間が過ぎていくような話の進み方ですね。
台詞回しや展開が小説のようで、とても情緒的でよかったです。

理由が全部明らかになって、大団円ですっきりするようなお話の方が好きという方にはお勧めできませんが、雰囲気で読むような、行間やその後を想像して楽しんだり、考察したりするような話が好きな人にはお勧めしたいです。あと、すこし不思議な話が好きな人にもお勧めです。パラレルワールドとか。

絵柄もこってりしていなくて見やすいですし、わーっと盛り上がって楽しいような作品ではありませんが、落ち着いてしんしんと進んでいくような、静かなお話を読みたい時に、読んでみてはいかがでしょうか?
不可思議ラブストーリー
ネタバレ
2023年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作ともう1作品。
どちらの作品も不可思議なストーリーが説明のないまま進んでいきます。謎解きのようで惹き込まれました。
がしかし、表題作は謎は謎のまま終わります。
それを良しとできるかによって評価は分かれるかもです。
細かいけど名字が一緒なところとか親戚云々とか、すっっっごく気になりました。

もう1作品はちゃんと着地点のあるお話でしたが、人間関係(3人だけだけど)が少し複雑で、描き下ろしまで読んで何となく理解はできました。深読みかもしれませんがなかなかに切ないストーリーでした。

絵もストーリーも独得の雰囲気があり、万人受けはしないかもしれませんが、不思議な魅力に溢れた作品でした。
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パラレルワールド!
ネタバレ
2022年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不思議な読み終わり…。モヤモヤするというわけではなく、だからといって、スッキリではないけど、余韻があります。とはいえ、急にBL感なのには、いささか?でした。このままブロマンス系でもよかったのでは。私は表題作が好きです。
SF×BL
2022年7月29日
面白かったー!どちらも2人きりの空間が題材とされてますが、話のエッジが効いてて、続きが気になりすぎて一気に読んでしまった〜時間が有限なこと、日々当たり前に過ぎていく日常に改めて感謝したくなるお話です。
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空間も時間も有限だから、あなたが大切
2022年7月28日
183ページ。
表題作2話と『籠』3話の、中篇2作品。
この作者さんの、静かな感じの独特な雰囲気と、不可思議な設定が合っていて、良かったです。
・表題作 スコシフシギな、一点だけで重なる二人の居場所。人との関係って多かれ少なかれこういうものかな、という感じ。自分は超インドア派なので、こんなのも良いなと思いました。電子限定描き下ろしは、こちらの話。
・『籠』せまい空間、二人だけの世界。徐々に紐解かれていく記憶、終わりにしたくない漠然とした不安、謎めいた雰囲気が良かったです。SF風味の世界設定が、二人の心情を際立たせます。「おまえが自分で思い出さなければ意味がない」この言葉の切なさよ。単行本描き下ろしは、こちらの話。
ドキドキする!
ネタバレ
2022年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ SFですね。大好きです。2つストーリーありますがどちらも恐怖というか得体の知れないものへの不安が煽ってきてドキドキします。2つ目のストーリー、もう少し先の未来まで読みたかったので星4つに下げちゃいました。すみません。
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ショートショート
2022年7月19日
これは、よきSFです。ショートショートを思い出しました。
絵の雰囲気もとてもいい。
2作目のミステリーっぷりも、とても良かったです。
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SFファンタジー
2022年4月28日
絵が好きな作家さんです。BLでSFファンタジーってそんなに多くないので目を引きました。(SFといえばあの伝説の時間遡行親子モノかな???)とはいえ作者さんの話らしくどこか硬質な感じがあり、ドラマチックさはなかったかな。雰囲気を楽しむ漫画のような気がします。
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SFっぽい
2020年2月2日
入っているお話は2つで、どちらもSFっぽいBL。両作品さいごにおまけ漫画有。サイエンスフィクションよりは少し不思議系のSFです。初めて読む作者さんでしたが面白かったです。普段読んでる作家さんよりもややがっしりタイプ(ガチムチほどではない?)の描き方だったので大丈夫かなと思いましたがエロ(やや少なめ)も悪くなかったです。どちらも切ない系で、特に2番目の話が好きでした。
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独特の世界観
2019年10月21日
設定が独特な世界でその中で静かに話が進んで行くお話で先が読めなくて面白かったです。好みがはっきりと分かれる作品だと思います。終わりもモヤっとする方もいると思いますが私は好きでした。全体的に静かにそっとでも不安が残るお話で登場人物も二人だけというのが私には新鮮でとても好きです。
切なくて悲しい話
2018年10月24日
相変わらずの世界観。
切ない話のオンパレード、二人が結ばれても何故か背後に切なさが有るので読み終わってもスッキリしない。
ハッピーエンドが好きな人にはおススメ出来ないかな…。
話の内容は丁寧なので、小説を読んでいるかの様です。
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二人だけの世界
2018年10月20日
表題作ともう1作収録されています。どちらも「二人」のお話です。
なぜ二人だけの世界なのかとか、詳しい説明はありません。読んですっきりする話ではありませんが、表題作の二人はこれからどうなるのか、もう1作の二人はどんな時間を過ごしてきたのか、想像して切なくなりました。
どちらのCPも男らしいのが容姿なのが個人的にかなり好みです。眼鏡もヒゲもいる。
雰囲気ある
2022年8月1日
パラレルワールドのお話。表題作より『籠』の方が個人的には好きです。絵も良く雰囲気あり、独自の世界観も面白い。もう少しコンパクトにまとめられていたら、星4つです。
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不思議
2022年7月27日
ふわっとした気分で読み終えました。
良い話だとは思いますが、色々追求したくなる人には合わないかも?
SF好きは楽しめるお話でした。
私は前者なので、割引購入でよかった。
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不思議。
2020年10月23日
もう前編不思議ムード…この削りに削ったミニマルな描線がなんとも癖になる感じです。お話はそこまで趣味ではなかったのですが、新作でたら買ってしまうと思います。中毒性がある!
紙媒体
2020年7月20日
作者買い。表題作+1カップル。パラレルワールドと世界崩壊。どちらも不思議ワールド。
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ふしぎ系のお話2つ
ネタバレ
2020年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ この、台詞を出来る限り排除した淡々とした空気漂う構成と、色気のある体と表情の描き方がとても好きな作家さんなんですが、普段は現代物多いのに、ちょっと珍しくSF(すこしふしぎ)なお話2作品でしたね。

表題作の、家の中だけが突然平行世界?に繋がってしまったお話は、その理由が何も語られないしいつ繋がりがとけるかもわからないままのために、主人公たちに不安感の残る作りだけども、このしんとした静謐さのある描き方で分からなくても良い気がしてくるのがすごいです。

牢屋に入れられている記憶喪失の男の話は、突っ込みどころがそれはもうたくさんあるんですけど、それはまあいっか、と言う気持ちになりました。

漫画力があるとそれで満足してしまって突っ込みどころも気にならなくなるのかな…

【評価基準】→
☆5…希少で最上の作品!何度も読んじゃう! 
☆4…最高!人にもおすすめ♪(※他の人の☆5-4位) 
☆3…面白い~一応、完読した(※他の人の☆4-3位) 
☆2…微妙~二度読み無しかな(※他の人の☆3-2位)
☆1…つまんない!~時間の無駄かな… 

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あっさり
2018年10月20日
時間だけが過ぎていく感じ。切ない系かな?
全体的に白くて内容が少ない!
ストーリー的には好きなので、もっとぎゅっと凝縮してもいいんじゃないの、という感じです。
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ここにしかいない二人
ネタバレ
2018年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の話があまり絡みがなかったので、短く感じた
2作目は自分的に好きな話ではなかった
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作家名: 加東セツコ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 徳間書店