オメガバースには作品毎の微妙な設定の余地があり、何となく自分の中でセオリーとなっている設定と違うと違和感を感じてしまうのですが、私の中では『番の解消は出来ない』と、『番持ちΩは番以外にはフェロモンが効かなくなり性 行為も他とは一切出来なくなる』というのは結構な重要事項なのですが、この作品は『番はがし』という設定があり、「どうかな〜」と思いつつ読んだのですが、最後まで面白く読めました。正直、拗らせた末の弟くんがもっと絡んで来るのかと思いましたが…2人が「番」という形をとれない(βだから)以上子供が出来ても弟の拗らせは終わらなそうですが…どうなのでしょう。元番αはちょっと論外な輩だったので、主人公Ωの見る目が残念ですね😔