読み終わって閉じた瞬間、タイトルが秀逸!!ってなりました。読後タイトル萌えです。
ラブラブもイチャイチャも無いです。
けれど大人の駆け引きが面白くて、そのやり取り上での受けくんの気持ちにキュンとしてしまって、メッチャ良かった〜!ってなってしまいました。
ある事件と謎解きが絡んでお話が進みます。
中盤に“してやられた感”があるので、ネタバレはなしで読んでいただきたいです。
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有木先生の他作品を拝読するに、えっちへの入り方とか好きになった理由とかが割と突然っぽく感じていたのですが、
なるほど、今作品のように一歩引いた大人の余裕と絡めるととても味わい深く生きてくるのだと思いました。
2人の関係性が暑苦しくない程よい熱を持っていてどこか心地よい。
なのでもっと読みたい!と思わせるのですね。
攻め様の、クールなのにヤることはヤるのね?しかもちょっとSっ気が入るよね?ってところがくぅぅぅ〜!ってなりました。
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表題作の他、有木先生初の商用短編、一作を収録。(エロなし)
修正は白抜きでした。