5巻まで読了。過去に1巻だけ読んで、何となくその先の展開を予想して興味が湧かず、先は読まなかったのですが、今回は5巻まで読んでみたら思ったのとは違う展開でした。
絵はコミカルな感じなのにお話はシリアスで割と単純ではなく込み入ってる。絵は上手いけど、あんまり好みでもないかな。キャラは主人公シャーリーが好きです。お嬢様時代は美しい天真爛漫という感じだったけど、シャーリーになってからは美しさは前ほどではないけど、すごく冷静沈着なのに愛情深く、冷めてるように見えるのに素直さや純粋さは失ってない、そしてとても賢く強い人。魅力的。
涙もろいので読んでると泣ける個所は多いのですが...だけどな...と思うこともあり、まぁ処刑されたのにありえん...みたいなモヤモヤがしばらくは残る感じ。後は主人公の心情を細かく文字で書いてあるのせいかも知れないけど、読み飛ばしてしまうくらいセリフがなんか多いなって所が度々ある。5巻辺りからサスペンス要素の王室ドロドロ劇っぽくなってくるので、個人的には少女マンガによくあるラブストーリーより読み応えがあって好きだけど、溺愛いちゃラブが好きな人ならそういうシーンがあまりないのでちょっと物足りないかも。5巻までの評価は4.4☆