夜な夜な一夜限りの男を漁る佐倉を助けたい。構って貰えない時の寂しそうな後ろ姿が実家の猫に似ているから… って、同僚でゲイって事ぐらいしか知らない相手にイキナリ一緒に住まないか?は??どーゆー事??? … な長谷川ですが、「いやです」の一言に、掴む手に集約されていますね。(本人は無自覚だろうけど) 男から引き剥がしたのも反射的にだよね。(本人は無自覚だろうけど) 一目惚れだよね。(本人は無自覚だろうけど) 何となく潜在的なゲイの雰囲気を感じるのは気のせいかな? ※個人の見解です。余りにも朴訥で表情の乏しい長谷川に読み手としては凝視して観察してしまいます? 佐倉は相手の「大切な存在」になれない自分への失望感や裏切られる恐さから身体だけの関係を求めているけれど寂しさは隠せない。その背中を長谷川はそっと見守り側に居る。居るだけ。それも心地好い。けれど 快楽が染み付いた身体はそう簡単に大人しくは出来ないし人肌の恋しさって理屈じゃなくて、触れられて求められて自分の存在意義を確認したくて温もりも感じたい。そう思うのは罪じゃないよ、佐倉… この寂しい猫には目の毒な身体の持ち主 長谷川とのプラトニックな同居生活がいつの間にか癒しのデトックスタイムとなったのか、本当に大切なものを気付かせてくれたのね。一方 自分の気持ちに気付いてからの長谷川の頑ななまでの律儀さ誠実さ言葉足らずさに、そこは力ずくで突破してよ!となりますが、性格なんでしょうね~。アンドロイドの様で何を考えているか分からなかった長谷川に初Hで血が通ったと言うか、やっと雄みと意思を感じられました。描き下ろしでの喰う様なキスや嫉妬、あんなプレイまでする様になって… やっぱり男だったのね!と、その姿にホッ。成長が楽しみです? ゆいつ作品は2作目ですが、絵が凄く綺麗になっていて驚きました。色っぽくて艶っぽくて体温を感じます。動であれ静であれ、表情によってその人物の性格や内面、何を感じて何を考えているのかも伝わって来ました。(身体も然りでP.84の佐倉の密着させた腰が切ない…) 特に口元の表現が豊かで、下唇が語る表情が魅力的です。エロシーンでなくてもエロさを感じさせる生々しい口元が良いですね。それから ワンナイ相手に快楽だけを求めるHと、長谷川との愛のあるHとの違いを擬音も描き分けて表現したのはとても良かったと思いました。あと2冊購入しているのでそちらも楽しみです?