高評価レビューのピックアップでかなりの頻度で表示されていたこの作品。表紙のどアップの女の子といつも目が合ってしまうのです…。それがあまりにも頻繁なので、じゃあちょっと試し読みでもしてみようと。
後宮の女官・茉莉花のサクセスストーリー&恋愛を描いた中華風ファンタジーといったところでしょうか。
レビューを拝見すると、「後宮女官の衣装がミニスカ、有り得ない」という意見がたくさん…。拝読すると、確かに。件の衣装の女官たちが勢揃いしたシーン、現代の飲食店のホールスタッフに見えなくもない…。
私も最初はさすがにナシかなぁと思ったんですが、こちらの作品は言ってしまえばファンタジー。あくまでも“中華風”、実際の歴史物ではないので、まぁこの物語の世界ではこれがスタンダードという設定なんだろうなと思い直しました。
きちんとした歴史物の場合は時代考証が甘いと物凄くイラッとするのですが、“この物語はファンタジー”と言われてしまえばそれ以上何も言えないです。“ファンタジー”という言葉は最強の免罪符…。
肝心のスートーリーと絵柄は可もなく不可もなく。特に飛び抜けた魅力は感じなかったので、続けての拝読はないかな…。