実体験のない作家のために体験させる担当のお話はいくつかありますが、作家がヤ○ザさんだったとは~。でも元ヤクさんとは思えないノリのよさと、鉄面皮な担当さんのテンポよい掛け合いがよかったです。最後に続編連載出発~!のように、このお話も続いてほしいです。一番の萌えどころは、鉄面皮・広瀬さんが一人で頬を赤く染めるところです。眼鏡の奥で一般人と思えない鋭い眼光と無表情が、須藤さんに関わると解れる表情もよし。それと元ヤクさんの須藤さんは感情が豊かですぐ顔に出る、何気に人気者で惚れられ体質なのもいいです──須藤さんと広瀬さん、元ヤクと一般人が入れ替わっているかのように反対感情で描かれてましたので、その辺もよかったです。もっと読みたかったのにさらっと終わってしまったのが残念です。