「君はパーフェクト」の世界がすごく不思議で、でも、妙に心地よくて、他の作品も読んでみたいなーと思って、まずこちらを選びました。はぁ、読み返す度、刺さります。やっぱり独特の世界観で、脈絡がないように思える流れだけど、ちゃんと繋がってて、「穴のあいた巨人」で、まさか八雲側にお話が傾くって思っていなかったから、うわぁー!ってなりました(磯先輩の「お前の心の隙間が心配」が伏線だったのかー)。ヒロくんの自己評価と磯先輩の言葉(と言ってしまった後悔)もすごくチクチクきました。ほんとに無防備なところを突いてくる作者さんだなーと思います。八雲の愛と好きがわからなかったヒロくんの涙がじんわり染みます。と、刺さりポイントを挙げましたが、基本面白いんです。ポジティブです。で、ドヤ顔サプライズも書下ろしも最高。最高のCP。先日出た新刊を読むのがますます楽しみになりました。