積読リストからだけど現在セール中。作者さんの新刊がゾンビものってフォローしてる方に聞いてゾンビ読んだことないので興味津々。まずはこの作品を積読から引っ張り出してきました。別のフォローしてる方がト○ロのようにどうして、という根本的な部分を明確にしない不思議な雰囲気を楽しめる人向けってレビューで書かれてて、なるほどその通り〜って思います。一つ前のレビューで世界観かっちりしたファンタジーが好きって書きましたが、こういった不思議系も好み。言うならば中高生時代に読みまくった長野まゆみ先生の小説に似ています。
雨の日だけ開いている骨董品屋に迷い込んだ会社員くん。店内で祖父にもらったアンティークの懐中時計を見つけて、店主にそれを譲ってもらうかわりに子どもを産んでほしいと要求されて。。。雨の日だけ、骨董品屋、懐中時計、謎めいた店主、喋るふくろう、といった、数十年前にMoeを愛読していてファンタジーにどっぷりハマってた私を夢中にさせるキーワードちりばめられてます。BL要素もしっかりあって満足。おまけの沈黙の2コマ笑いました。。続編あるのかなー。もう少しこのふたり+1羽の話読みたかったです。