貝原先生の作品は好き嫌いが分かれるかもしれませんね。私は好きです。わかりくい描写もあるのですがすごく丁寧に繊細に描かれていて引き込まれる。独特のリズムで進む感じも心地いい。同じようなシーンでも変化をつけていて飽きさせない。子気味よくポンポンと進むお話も楽しくて好きですが貝原先生の作品はこのリズムがリアル感を出していると思います。
家庭環境の酷さ、現実の世知がなさ、壮大にいってしまうなら現代の闇も入っています。不器用で寂しくて切ない2人の少し歪なラブコメですね。ところどころこれやだなというシーンもありますがこの先に繋がる伏線かなと思って気にしないようにしてます。
ただ兄の髪型はない笑ちょっとびっくりしてしまった。北斗の拳にでそう。違和感が強くてなんだか集中できない。キャラつけすぎかな。