吉岡はカッコいい自分を自覚していて、イケメンを維持するのに手間暇かけるタイプ。
同僚の豊田は無口で無愛想な男。
豊田が吉岡を主役にしてBL小説を書いているのを偶然見つけて、吉岡から豊田にアプローチを仕掛ける。
吉岡はタチだったけど、豊田を手玉にとるべくネコになって体を重ねる。
カッコつけの吉岡が、やることなすことから回りしてカッコ悪くなってしまう描き方がとてもおもしろくて期待して読み進めたのだけど。
中盤以降にいろいろとバレはじめて、同僚が長々と説明して話すシーンで一気に冷めてしまいました。
内容がつまらない上にながながとくだらないセリフで、前半の吉岡のかわい天然ボケちっくなキャラが全く生かされず。
豊田の本心もたいしたことなく、ちょっと購入を後悔しました。