ネタバレ・感想あり私の息子が異世界転生したっぽいのレビュー

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異世界転生モノの残された側
ネタバレ
2025年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ わたし、異世界転生モノ大好きで、よく読んでるんですよ。本編内でも書かれてましたが、主人公たいてい事故死とか突然死とかで転生してるんですよね。その残された側って、たまに触れてる作品ありますが、ほとんど語られることないですよね。異世界転生してひゃっはー!する主人公しか見てませんでした(そういう作品なんで当然ですが)。その向こう側には残された家族が居るのですよね。ついさっきまで当たり前のように居た人が突然居なくなる絶望…。帰ってくることなどないという現実。筆舌に尽くしがたいことと思います。残された側としたら、異世界ででも生きてさえいてくれたら、と思っても仕方ないかもしれません。読んでて涙が溢れました。
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何度読んでも…
2024年8月15日
号泣してしまう。
異世界転生ものに対する別視点、残された家族の物語です。
レビューだけど言葉では尽くせない…ぜひ一読してみてほしい
想いのベクトルの強さと方向が笑いと涙を
ネタバレ
2023年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 笑えて、泣けて、胸が締め付けられる。ヒロインの哀しみが伝わる、応えようとするヒーローの想いが切ない。
タイトルの【っぽい】に込められた親の想い
2023年5月11日
母は強し、でもそれは子がいるからの話なのです。子を失った母親の再生を、流行りの異世界転生をもじりながら巧みに描いてあります。その母親を隣で支えたのが脆弱なオタクというのも意外と説得力があっていい。これはゼロからプラスを目指す物語じゃなくて、マイナスからゼロを目指す物語。心に残る作品です。良かった。
泣いてしまいました
ネタバレ
2023年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙を見た時はコメディかな?って思ったんですが。
全然違いました。息子を亡くした母が現実に向き合えない話なんですね…悲しすぎる。ラノベ好きというだけで巻き込まれた元同級生は、顔を知ってる程度の関係にも関わらず彼女に対して本当に優しい。軽いノリで読み始めましたが、胸が締め付けられ、いっぱい泣いてしまいました。
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ギュッとまとまった良作と思いました
ネタバレ
2023年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「伝説のお母さん」の作者さん作と知って、期待しかありませんでした(ドラマを楽しく見ていました)。番外編も収録されていて、悲しみと希望の両方が描かれていて良かったです。読みやすくてとても感情移入して読みました。異世界ものやラノベはほとんど読んでいませんし、単語の意味もわかりませんが(チートって何だろう…?)、自分の好きを大事にしている大我、堂原、美央さんも、愛おしく思いました。
静かに生きると向き合っていく
ネタバレ
2023年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過程を書いた感じな内容です。内容は本当にリアル感がありました。大切な人を失うとこんな感じになるだろうなぁ……と……生きていくのが辛くて辛くて、でも失った事を受け入れたくなくて……そんな時にフッと思い出して、頼りにしたのは失った息子と同じように静かに本を読んでいた同級生の彼。否定をして欲しくもないし、ただ、ただ話を聞いて欲しかっただけなのかも知れませんが、彼女にとってその時間は少しずつボロボロになった心に癒しとなって、現実を受け入れていける時間になったのが本当に泣けてきました。ただ大事な人の話を話したいだけなのに、周りは時間が経つと「まだ引きずっているの?」とか「いつまでも心配してたら、亡くなった人が成仏出来ないよ?」とか結構残酷な事言われたりしますからね。大事な人は何年、何十年経っても引きずりますよ。あとがきになるにつれて、彼女の心の足枷が無くなってきてる感じに、少しホッとしました。お互いに何気なく、でもいて欲しい存在として、これからも傍にいる感じに、この先もこの静かで穏やかな時間が続いていくのを願わずにいられませんでした。
ここではないどこかへ
2023年2月6日
36歳のサラリーマン、堂原は高校時代のクラスメイト・美央からある日突然電話をもらった。喫茶店で久しぶりに再会し、彼女の話を聞いてみると、息子が異世界転生したらしい――。

表紙とタイトルからギャグマンガかと気楽に読み始めたのですが、すっごく面白くて、切なかった。
心の痛みと救済の物語。かなり胸にキリキリきました。

私は子供のころからファンタジーが好きで、ファンタジーを読みながら、ここではないどこかに行きたいとずっと願っていた。
ナルニア国物語、モモ、ゲド戦記…。あの時私の中にあの世界がなかったら、きっともっとしんどい学生時代を送っていたんじゃないかなと思う。あの世界の広さと豊かさに、私はどれくらい救われてきただろう。
昔は本気でその世界に行けると思っていたけれど、純粋にフィクションとして読むようになったのはいつからだったっけ……。

143頁。サクッと読めて、ズシンときます。
2/16まで半額セール中。超おススメです。
素敵な作品に出会いました
2022年11月8日
フルver.から入りましたが、続きが気になって仕方なかったのでこちらを購入。何度読んでも最後は涙なしには読めません。ありがちですが、実写化あるだろうな。でも、変なノリからの感動押し売りもやだなー、とか勝手に考えちゃってます。この絵も話の流れもあっさりなのがいい。作品の力強さを感じます。フルver.も丁寧で見応えある。追って読んでいきたい。
異世界もの好きですが
ネタバレ
2022年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ やはり読んでいるとたまに元の世界はどうなっているんだろうと思うことがあります。
子供を持つ親としては、やりきれない気持ちや信じられない気持ちで胸が痛くなります。
本当に転生して幸せになってくれていたらどんなにいいだろうと思わずにはいられません。
同時に、自分と重ね合わせてしまうので、彼女には乗り越えて幸せになって欲しいと思いました。
余計なものがない
2022年10月17日
登場人物が堂原、美央、大我の3人でほとんど占めているからこそムダがなくスッキリとして読みやすかったです。
かといって物語の流れや2人の心について浅い表現なわけではなく、しっかり泣かされてしまいました…。
そして今は県外にいる息子に会いたくなりました。
今の幸せを噛み締める
2022年10月15日
塾へ行った我が子の帰りが予定より30分遅くなり、だんだんと不安が募り必死になって子どものスマホに電話をかけた時のことを思い出しました。ほんの少し予測より長く手元を離れただけで心配でたまらなくなるのに、ずっと会えなくなる悲痛は計り知れない。
同タイトルのフルver.無料1巻を読んで、気になって原作となるこちらを購入しました。こちらは絵柄も話の進行もシンプルだからこそ余計に突き刺さります。
子供を亡くした母親の話
ネタバレ
2022年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ フルバージョンの方も購入して読んでいますが、やはりこちらの方がシンプルでまとまっていて、余分なものもなく、絵も話と良くあっていて、好きです。
番外編など、親としての心情に感情移入しすぎて辛くなります。そりゃ気も振れておかしくもなるよと思う。
もがいている期間と、癒されていく期間と、少し癒えてきたかなという希望の見える番外編その2と。
一巻にまとまって、ストーリーも読みやすく、ブレがなく、すごくいいなと思いました。
しみるな
2022年9月1日
息子を失った母の悲しみ、
その悲しみに寄り添う高校時代のは同級生。
静かにじわじわと染み入る作品でした。
映画化できると思う。
読んで良かった作品
2022年8月14日
主人公のオタクくん良い奴だよね。彼の人柄がこの作品の要。フルverがなんでイマイチかっていうと堂原の良さを消しちゃってるからだと思う。絵もこちらのほうが表情豊かに感じる。
これは…転生ものではありません。
ネタバレ
2022年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 息子の死に直面した美央と美央と高校の同級生で異世界ものが好きな堂原の話。
タイトルで気にはなってたのですがこんなに重いテーマだったんですね。…私もその立場になったら死と向き合えない、絶対に。
美央には堂原が側にいてくれて本当によかった。橋のところで美央がずっと張り詰めていた感情を吐き出すことができたのは彼のお陰だと思うし…。
ボロボロ涙が出ていました。
2022年8月11日
タイトルで異世界ものだと避けてる方は、まず試し読みからしてみてください。この作品は異世界ものをモチーフにしていますが、残された親側の物語です。なんとも説明が難しいのですが、悲しみの中に暖かさがあり、不思議と読後感が良いです。一巻完結なのも読みやすく、異世界ものが好きな方にもぜひ読んで欲しいです。
いい人生を送ってほしい
2022年8月4日
息子さんは異世界に行ってませんが、のこされたお母さんのお話。泣きました…。元同級生の男の視点でお話がすすむのですが、それが良いです。2人の心情の変化がすごく納得のいく流れで引き込まれました。その後を描いた番外編を含め1冊できれいにまとまってます。まっとうな2人には、いい人生を送ってほしい。
読みやすかったです。
2022年6月28日
1巻完結ということで購入してみました。複雑な話ではないのでサラッと読めました。そのわりにグッと惹き込まれるような描写でとても良かったです。内容は息子が異世界転生した話ではなく、残された母親側の話でした。なかなか見られない目線で新鮮でした。面白かったです。
良い意味で
2022年6月14日
タイトルに裏切られました!
人には、各々の背景や事情があり、時として、近くの血縁より遠くの他人の方が、心の支えになる事もあるのですね。
家族や友人との距離感や交流のあり方について、考えさせられました。
また、主人公と副主人公が、自分の好きなもの、自分が大切にしている人、に対して、終始、真摯でブレない姿勢を貫いている辺りが、潔くもあり、カッコいいです!
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すごい
2022年6月3日
良かった。絵もすごく好きだ。何歳の人が読むかによって変わるだろうけど…。ホント気を付けてよ。事故とか…残された人は自分が思うよりもっと最悪だよ…。
同作者の魔法使いのお母さんのやつも購入したいな。ちょっと高いので割引クーポンいいのきたら書いたいな。
面白い!
2022年6月1日
他社からも出てますが
こちらの方が断然良いです!
絵も、こちらの方がうまい。
このストーリーにはこの絵が良いんです。
沢山の人に読んで欲しい。
泣く
2022年5月30日
泣きました。子供の死なんて受け入れられない受け入れたくない、親として美央の考えに至っちゃうのはある意味救いだよなって、きっとどこかで元気でいてくれるって思いたいなあって。シバタヒカリ先生作画の方もどちらも読みました。とても良かったです!
久々に泣けたよね
2022年5月28日
タイトルが面白かったので試し読みしてみたら、あらまあ面白いじゃない。ってことで読み進めたら涙が溢れてくるじゃないですか。でも決して悲しいだけでなく何か心がホッコリして読み終える事が出来ました。親しい人が突然亡くなってしまった友人知人にどう寄り添うべきか考えさせられた一冊です。
異世界好きの悩ましさ
2022年5月27日
異世界コミック読み耽ると、どこまで遡れば人生やり直せるの?後ろ向きに感じはじめてきたり、異世界の入れ代わる相手の、人格は?その前にあるべき時間はとか考えると、なんかはいはいパスにしか思えなくなる気持ちに偲びよるお話でした。
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言うなれば
2022年5月22日
これは『異世界転生したい人』への盛大なdisなんだと思う。異世界転生て夢のある世界ではあるけど、逆に夢しかない。ただの妄想。現実は何も変わってない。なんなら、時間浪費しただけ。エンタメに消費する時間は満足感と引き換えだからWin-Winではある。
ただ、そこに依存するレベルになると、ヤバい。
息子が異世界転生したと思い込む母親、というアンチテーゼにのせて、それは異世界転生ものに依存しきって社会生活おろそかになってしまうレベルの一部の人へ向けた、でっかい皮肉。
私はエンタメ大好きだけど、あくまで一時的な逃避の手段として好んでいるので、こういうウィットの利いた皮肉は大好きだな。
新しくリノベーションされた漫画も出ているようですが、私はこっちのシンプルな作画の方が真に迫っていて好き。エンタメに注力してない分、描きたい事が明確で。
思ってたことを描いてくれた
ネタバレ
2022年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界転生とか異世界召喚とかで、新しい世界に来ちゃいましたっていうのを読んできました。でもその度に、両親はどうなってるんだろうとか、友達はどう思ってるんだろうとか、考えちゃう時がありました。作品によっては、「前世に未練はない」「前世の両親は亡くなっている」などと前置きをしてくれるのもあります。それでも、両親も友達も死んでいなかったら、本当に未練はないのかなとか、両親が悲しまないとかって描かれてても聞かないと分からないよねとか、考えちゃってました。なので、それをめちゃめちゃ上手に描いてくれて、これ思ってたー!という作品を見つけれて、とても嬉しいです。これを描いてくれてありがとう!読む前から泣いちゃうのはわかってたけど、とても感動しました!
絶望と優しい他人
2021年10月26日
以前にネットの記事で読んで、なるほどなあ、の着眼に気になってました。
美央の立場に自分を置いて読んでしまったので、辛いところもありましたが、堂原の視点が救いになります。
考え過ぎるとしんどいですが、それでも読んで良かったと思ってます。
お試しを読んで
2021年10月1日
深く知れば知るほど相手を死なせたくなくなっていくものだろう。
相手が女だからとかではなく。勿論其れもあるだろうが。
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美央さん幸せになって……
ネタバレ
2021年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私も生粋のオタクで、死んだら異世界に転生して楽しく暮らすと豪語している人ですが、子供が先に亡くなってしまったら……美央さんの気持ちを想像すると、辛くて涙が出て来ました。まだ35歳、堂原とくっつく…までには至らなくても、仲良くずっと腐れ縁でいてほしい。子供を先に亡くす絶望からは、簡単に立ち直れるものではないと思います。優しくて、わかりみの深い、面白いけど辛い話でした。
すごいよかった…
2021年9月27日
タイトルまんまの本当に異世界ものなのかなー?とか
ちょっとギャグっぽい感じなんかな…と思いきやもう全然違っていて、すごく良かったです
異世界は夢だよね。行ってみたい現実逃避したいし、だからこそ人気のあるジャンル。
普通は異世界に行った人が主人公だから「残された家族が泣いてる!」とかいうシーンが入ることもあるけど、残された側は…。
子供を失う親は…言葉にならないよね…。
総じて、すごく優しいお話だった。読んでよかった。
結婚とか恋愛とかにはならなくてもいいから、どんな形でも幸せになってね、と応援したくなる2人です!
コメディではなかった
2021年9月21日
コメディと思ってたら、そうではなくて…残された親の気持ちを考えると結構ツラかった。本当に異世界があるとイイな。
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最初はネタ?かと思いきや…
2021年9月21日
試し読みする内に、ストーリーに引き込まれて思わず一気に読み進めてしまった。
ジャケ写からあまり大した内容じゃ無さそう(作者さん御免なさい(笑))だと思っていたのだが、既存の異世界転生とは異なる切り口で、多少絵柄はインディーズ感が漂ってますが、マンネリ異世界モノに飽きた人にはオススメです。
思ってたのと違う
2023年11月30日
タイトルから、異世界転生系のヤツかと思って、軽い気持ちで読んでみたら、全然違って、異世界転生テンプレプロローグの裏側で残された家族の、身を引き裂かれるような話で、読んでて辛過ぎました。
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その視点に★を
ネタバレ
2023年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界転生ものへのアンチテーゼと言う人もいますが、私は全くそうは思わなかった。むしろ愛を感じます。
子供がいる親で、転生ものコンテンツが溢れかえる現状を知っている(特にそれが好きな)人なら涙無くしては読めない作品です。
子供を失った彼女がどう救われるのか救えないのか、淡々と描かれるストーリーの影に常に一抹の緊張感があります。
絵柄はラフに描かれた一見素人臭い雰囲気ですが、美人とそうでない人物の描き分けや子供からマッチョの体格の違いも普通にサラッと描いているので、この雰囲気はこの作者さんの味なんでしょうね。私は好きでした。
こんな感じの短編(1巻完結)読みやすく読み応えも丁度良いです。
悲しみのその先に。。。
ネタバレ
2022年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絶望的な耐え難い悲しみに、何が救いになるのだろう・・・?

子供を亡くして、救いを求めたのは、息子と同じ「オタク」の同級生の堂原。
彼女の言葉を否定せず、寄り添う優しさはとても救いになり、思いを共有しながら過ごした時間は、心を癒すのに必要だったと思う。
堂原の誠実な優しさに反して、夫の残念な態度が悲しい・・・
悲しみを乗り越えた彼女が、幸せになれるといいな。

いいお話だが、もうちょっと画力は欲しい…
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作家名: かねもと
出版社: KADOKAWA
雑誌: MFC