心にストンと落ちてきて、じんわり暖かくなる様ないいお話しでした。
心だって風邪をひくし、なんだか調子の悪い日もある。
毎日そんな日が続いたら生きていくのがしんどくなるし、恐ろしいのはそれがいつ終わるか分からない事。そんな時に励まされても期待に応えられないから余計に苦しい…。
ぐるぐるぐるぐるしてしまう様がとてもリアルです。
これから先の人生の方がずっと長いのに自分で人生のピークが終わったと思ってしまうのはさぞ辛いだろうなぁ、と思いながら拝読。
物語のなかではやっぱり救われるところがみたいので、そうなって良かったです。
もう一日生きていれば明日は生きてて良かったと思えるかもしれないし、ただそっと寄り添ってくれる人が現れるかもしれない。
しんどいが過ぎる時は、生きるのをやめなかった事がもう素晴らしいと自分に求める事へのハードルを限界まで下げるのもありかな?
…とかなんとか色々考えてるけど毎日お気楽に生きている今日この頃幸せだわ。
静かな雨上がりのような読後感、一生忘れない心の名作コーナーにそっと入れておきます。