ずっと読みたかった作品。やっと読めました。何と言うか言葉が出て来ませんね、色々辛い経験をしてきた大人の人にこそ分かるお話なんではないでしょうか。現実は上手く行かないことばかりだし、辛い時期は必ず訪れますよね。そんな心が弱っている木内と中城くん2人が出会って幸せになるお話を届けて下さってありがとうございます。社会との関わり方、心の繋がり、体温の温かさ、1人では乗り越えられない壁。それぞれ抱える辛さを2人で埋め合う事でゆっくり進んで行ける、誰もが経験した事がある様な(するかも知れない)お話でした。ジャンルはBLですがこの作品を読むと性別とか何だったんだろうと思えますよ。自分の大切な人を大事にしようと改めて思いました。