不思議な話というか、ファンタジーにしても多少無理のある設定な気がしますので、リアリティを追求する人には向かないかもしれません。そこさえ大丈夫なら、とても面白い作品と感じると思います。
ワンコ系の素直さや元気さが取り柄の清水は、脊髄反射で言ったり動いたりするタイプで、何かとやらかしがち…真逆のタイプの上司・上野との対比が楽しかったです。
上野の窮地を救ったのは、意外にも「思いついたら即行動」する清水な気がするし、慎重すぎて身動きできずに固まってしまう上野みたいなタイプには、真逆な行動派が似合っていると思いました。
私は子育てものが大好きなので、理由はともあれ「お子ちゃま上野」は可愛かったし、中身は大人なので妙にクールな感じもギャップがあって楽しめました。