オメガバースものか、まぁ、王道っぽいし、別にいいかと思ってたんだけど、マジすみませんでした。攻めの一条くん、ほんといい家庭に育ったんだなぁって思わせる真っ直ぐな子で、思春期特有のちょっとグレてはいたけど守るべき存在を見つけて、男として成長していく姿、たまらんのです。包容力はんぱない。
一方、受けの子、雅くんはオメガということもあって、複雑な環境の中で虐げられてきたけど、一条と出逢ったことで、こんなアルファもいるんだとちょっとずつ心を開いていく様がなんとも可愛らしい。威嚇してきた野良猫が懐いてくれた並の愛おしさ。雅の弟もあの親の被害者だと思うし、どうか救済されますように。2巻まで読んだけど、きっと続編でるよね?楽しみ!