当方、アダルトチルドレン(以下AC)です。序盤から片方の親御さんが、そんな世界ってドラマの中だけだよね?みたいな子供の人格を否定しない系だったのに対して片方は片親育ちでその片親もいないと言う境遇を見せられ、無茶苦茶嫌な予感はしたんですが、恵まれた方がACの地雷を踏んで来て、いやー胸糞!となりました。。複雑性PTSDに介入して来ようとする無知の暴力には本当に辟易しますが、胸糞だなと感じるくらいには対人関係の齟齬というリアリティーが感じられるので、作品として優秀なのではないかなと思います……読みながらトラウマのフラッシュバックに一々気分悪くなるの嫌だなと思った上に、人格を否定されずに育った人とはやっぱり相容れないなぁと、自分を惨めに思うのもしんどいので二度読みする事は個人的にはないです。