試し読みで絵の美しさに即購入。
龍神様と生贄の話。
なぜ生贄というものが存在するのか、そこには愚かな人間の蛮行と身勝手さ、そして古い因習に囚われて考えることをやめてしまう人々が引き起こした行いであるということ。生贄の話だけども、考えることを諦めるなと、人としての本質的に忘れてはいけないない大切なメッセージも込められてるなと感じました。
ほんとストーリーも絵もすごく良かったのですが、後半の終わり方に違和感がありました。
上下巻にでも分けて、そのあたりをゆっくりじっくりと描かれてあれば印象は変わったんでしょうけど、無理やり子育てハピエンにしてしまった感ありました。
全体的には好きな作品なだけに残念です。