東京四季で、2人はこの先どうなっていくか気になっていたので楽しみにしていました。
神宮寺の過去は辛いけど、天才設定だから自分を客観的に見ることができていて、辛ささえも人ごとのようだったので、不幸もの苦手ですが問題なく読めました。
恭平の性格は、合格後も変わらずなのが鬱陶しく感じてしまいましたね。
周りを引っ掻き回した警視総監の息子の心理と行動が、正直な感想としてはなにそれ?でしたね。
金持ちの親が子を支配しようとし、子もそれに甘えて自立できない感じを盛り込みたかったんでしょうけど、急に安っぽいドラマ仕立てになってしまった感でした。
その後の重体からの種明かしも捻りすぎてるというか、つまらなかったです。
こちらの作品については全く好みではありませんでした。