お母さんが亡くなり、迎えに来たお祖父ちゃんはヤクザで、お世話係になった若頭に恋心が芽生える高校生1年生の成巳。
若頭の五百蔵は感情を表に出さない大人で、かなりの年上で愛人も数人いるヘテロなのに、成巳のどこをどう好きになる要素があるのかわからなかった。お母さんのことを好きで重ねて見てるのとも思ったけどそうでもなかったようだし。
辰巳はメソメソして頭も良くなくて、へなへなしていて魅力がない。若頭がクールでカッコいいヤクザかといえばそうでもなく、本当に初めはめんどくさく思ってる感じがあったんですよね。
本編後半にあったショートストーリーの、エチを我慢して悶々としている若頭がギャップがあっておもしろかったので、この路線で描いてあったらよかったのになと思いました。