ネタバレ・感想あり山向海噺【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】のレビュー

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山の向こうの遠い海から来た美しいモノ
ネタバレ
2025年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 明治〜昭和初期あたりの和ファンタジー。山村に生まれたテツは、母親を亡くしてから一人暮らしをしています。妖怪や妖の類の話を聞きたがるテツは、かつて夜中に母親に覆い被さる黒い影を見てから大蛇に犯される狂おしい夢に取り憑かれていました。ある日、村長に呼び出されたテツは山奥の洞に造られた牢に囚われたモノの世話をするように言われます。そこにいたのは金色の長い髪に青い目をした美しい男のヒトでした。村長がオニンギョサマと呼ぶそのヒトは、テツの身体の反応を察知すると言葉を発し、暇つぶしに付き合えとテツを誘ってくるのでした。高い知能で不遜な喋り方をするオニンギョサマをテツはアサヒと呼ぶことにし、自分は何も知らない•知りたくないという方針を決めます。小さな村で生きてゆくにはそうするしかないのですが、アサヒは自分は異国から来た、テツもどこででも生きてゆけると言うのでした。背景となる山村のドロドロとした因習が、からりと明るいアサヒのキャラの得体の知れなさを倍増させます。日本の古い人魚伝説から始まり、最後は西洋の人魚姫の物語にすとんと収まるファンタジーです。描き下ろしの最後に登場するアマビエ仕様も可愛らしかったです。
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新しいw
2025年1月27日
これはまた人魚姫的なのとは間違ってアサヒは逞しいww
そして他の人魚も美しければ美しいほど屈強である、とw
理に叶いすぎて納得してしまったwww
おもしろい!
2024年10月10日
妖怪とか怪奇的な話が好きなので、BLも好きだったので、すごくおもしろかったです。ちょっとサスペンス?的な要素もあって、絵も綺麗で、話も分かりやすかったです。またこういうお話を読んでみたいな、と思いました。
残酷で美しい
ネタバレ
2024年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 分冊版も読みましたが、描き下ろしありのこちらも。
こちらのほうがなお読後感がよかったです。
人魚×村の青年
周囲から蔑まれて生きる彼を、人ではないモノが救う…何もかも捨てて異種同士が生きる選択をするラストがよかったです。
描き下ろしの攻は甘々でした。
絵が綺麗なので、いろいろな設定に挑んでほしい作者さんですね。
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読みホで
2024年10月4日
読みました。以前、単話の方で読んでたんですが完結まで読めず気になってたマンガです。最後は明治になってたんですね、不思議な感じなマンガですが面白かったです。
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昔話の現実って
2023年10月11日
残酷なのは、人間なのか?それとも人ならざるものなのか?よく聞く昔話が、本当は怖い物語だったとしたら、どーしますか?きれいな絵で読みやすかったです。
受け攻めが分かり難かった
2025年1月16日
単話の方では、短髪の子が受けっぽい雰囲気が出ており内容も面白そうだったので、それならばと一巻まるごと借りてみたのですが、こっちだと(表紙が)人魚受けに見えて少々戸惑いました。受け攻めを勘違いしていたのか、はたまたリバなのか……多分攻めだろう人魚があまりに美しいので確信が持てず、ドキドキしながら読み進めました笑 結果、人魚×人間だったので個人的にホッとしました (´ω`) 全体的に暗めですが、人魚と青年のやり取りが明るかったりもするので完全に陰鬱な内容でもないです。
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美しくたくましい!
ネタバレ
2024年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったです。捉えられた人魚がとてもきれいで「アサヒ」っていう名前がピッタリだなぁと。そして美しいうえにたくましさもあるのがいいなぁって思いました。村人たちに疎まれていたテツが村を捨てアサヒと共に生きていくことを選んで良かったと思いました。
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人魚
2024年10月8日
人魚×小さな村に住む孤独な青年のお話。不思議な雰囲気のあるストーリーでした。アサヒという名前がピッタリで素敵です。
良かったです。
2024年10月5日
ストーリーも主人公たちも好きです。ちょっと笑いあり、ホラーありな感じも楽しめました。もっと読みたかったです。
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民俗学好きにオススメ
ネタバレ
2023年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。田舎の村の農夫の受け。村祭りが近づくある日、牢に閉じ込められた異国人の世話を頼まれる。何故攻めは囚われているのか、祭りとどんな関係があるのか、攻めの言動や村人の意味深な発言からいろいろ推測していく受け。呑気に牢獄生活をエンジョイしている攻めの人外感が良い。人とは違う理で行動している人外との欲深い人間とが上手く噛み合ってオチがつくのも昔話っぽい。口伝で伝承される話の面白さを感じる 。体力温存型の攻めのビジュアルが可愛かった。
人魚の違い
ネタバレ
2023年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みでBLでは、なかなか斬新だなと思い購入。様々な人ならざるものに思いを馳せるテツ。山の村で一人暮らしで、慰めるのは物の怪との交ざりあい。自分は可怪しいと思いつつ。嘘か本当か真偽はわからないが、村の外での怪異話好き。人魚の不老不死話も聞いていたが。母親は不憫だった、村の男たちはクズなので日本人魚にくれてやりますよ!人魚事情も所変われば。村を出たこともない人が国も出る。おどろおどろしい話から一転、ラブファンタジーに。陰陽も面白かったです。ちょっと絵が見えづらいところもありまさしたが、概ねOKでした。
小さな村での物語
2023年10月4日
小さな村で村長に、美しいアサヒの世話を命じられたテツ。そこでのお話なのですが、小さな村特有の人間関係、閉鎖的空間、陰湿さ…人間のエゴと欲が出てくる出てくる。
そんな中でのアサヒの明るさと美しさと言ったら。テツ、ぴったりな名前をありがとう!!
残酷なのは人間なのか、人魚なのか…
そして人の性癖って色々あるんだなぁ。(しみじみ)
内容は好みでした。
2024年12月15日
表紙が微妙で惹かれずずっと読んでこなかったけど読み放題ってことで。
表情やエロシーンがあまりそそられず、2人で初めてセツクスする時も、テツは幼い頃からの願望だったのに表情や身体の反応からそこまでスゴイことをしている感じが伝わってこず。テツが自分で考えて行動することが話自体にも重要なことなんですが、モノローグが多い割に面白味もなく読むの辛かったです。
おとぎ話や、嘘でも真実にでもなる不可思議な物事がこの世にはごまんとあるってのが上手く絡んでて好きなのですが、絵とかの表現がそれに追いついてない感じで魅力が描ききれてない印象を受けました。
うーん
2024年11月16日
なんか結局あまり中身があったとは思えなくて、、、読後感が、ふーん、、、というくらいの印象しか残らず。すみません、、、
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独特
2024年11月14日
独特な雰囲気の漫画でした。美しく仄暗い、不思議な世界観の物語でした。ホラーというほど怖いわけではないですが、ところどころぞくっとするシーンがあります。
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不思議な世界
2024年6月23日
なんだかずいぶん不思議なお話でした。ずっと浮遊感のようなものを感じながら読んでいた気がします。そして最後にドーンと落とされるのを心待ちにしていたような気もします。が何となくそういう「驚き」はなかったかなぁ、、、という読後感でした。興味深い作品ではありました。
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時代感が惜しいけど内容は良かった
2024年4月25日
166ページ。
理屈っぽさが魅力の作者さん、以前読んだ妖ものも良かったので楽しみに読みました。
今作も、「人」と「人外」についての考えとか、村のあり方、主人公の母親の描写など、良かったです。
しかしながら、時代感が掴めなかったのが私には痛手で、入り込めなかったのが無念。江戸時代なの?でもみんな短髪だしもう明治になってるの?でもキャラクターの話してる内容的にはやっぱり江戸なの?って気が散ってしまった……細かい人間なので。その分マイナスです。
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作家名: 平眞ミツナガ
ジャンル: BLマンガ
雑誌: G-Lish comics