広告で一瞬目が合っただけでダイソン並みの画力に吸い込まれ一気に最新話まで読んでしまいました。
舞台設定にドンピシャな力強く雅な画風。老若男女や身分、人柄の描き分け上手すぎて震え、ちゃんとした歴史的資料を元に描かれたであろう緻密で重厚感のある装飾品や建物風景に震え…いるか先生の圧倒的な技術と知識量に拍手喝采です。
時代や職業に合わない顔面や髪型、体型に萎えてしまうタイプなのでそういった違和感が1ミリもなく心から喜んでおります。
キャラ設定も良いですね!聡く凛としたヒロインの立ち回りが見ていて気分がいい。強く孤高なヒーローがヒロインにメロメロな展開たまらん。互いに誠実な気持ちで愛を育む二人推せる。シルヴェリオ様の押せ押せモードで(さすが将軍、勝負所の判断が早い)結構な急展開でくっつくが、逆に変なうじうじパートがなくて気分がいい。ベッドシーンも肉感的でしっとり情熱的な雰囲気で美しいです。シルヴェリオ様の雄々しい背中~腰のライン素敵。
小説の漫画化って結構話省かれたり変に設定加えられてなんだかなぁ~ってなりがちですが、これはこの画力で作品の魅力がグレードアップした良作だと思います。